バーテックスとは、社会から求められるものを示します。
ということで、そんなバーテックスと、特に同じ「社会性」を示す太陽がハードアスペクトの場合はどうなるか、という話。
オポジションの場合はアンチバーテックスと重なるということになりますが、どちらにせよ「我が強い」ということになるでしょうか。
私はスクエアなので、かなり我が強いです。そしてそういわれて育ってきました。
母はかなりこれを気にしていたようです。
そんな母本人は月とバーテックスがコンジャンクションしているので、まぁそういうところではやはり、感情面での乱高下があり、自分と似ているところもあって気になっていたのかもしれません。
母の場合は月なので、公の場でそれが出ることはあまりありません。いわゆる内弁慶に近いと思います。
急に道で声をかけられると「ひぇっ」となるタイプです。
しかし私は太陽とスクエアなので、まぁもちろん太陽と冥王星のコンジャンクションが手伝っていることもあるかとは思いますが、「こうした方がいいよ」とあくまでも善意で言われているにも関わらず、それに従おうとしないんですよね。
もちろん、それを「芯の強さ」と取ってくれる人には良くしてもらえるのですが、なんと言うか一般ウケが悪いというか。
プライドの高さと言ってもいいかもしれないし、斜に構えていたり、人の言うことを素直に信じないという部分もあります。
もちろんスクエアなので、だんだん年齢とともにマシにはなってきました。
しかし昨年、本当に人間ができた人とばかり接していたのでほとほと自分が嫌になり、というかなんとなく「これじゃいかんよな」という気持ちになり、そうした人たちを観察していたのですが、基本的に悪口を言わない、相手の立場を理解する、近づきすぎない、徒党を組まないｗ、というところが共通しているように感じます。
悪口を言わないことと批判をしないことは別物だと思います。
悪口はその人の全部を否定していますが、批判はその人の主義主張の部分に対して建設的な意見を言うことだと理解しています。私も批判されることはあると思っていますが、別にそれはいいと思うんですよね。それは、私の主義主張に対する「それ違うと思いまっせ」というだけの話なので。
まずこれを切り離して考えないといけない。難しい…
近づきすぎない、というのも非常に大事だなと思います。
近づきすぎるから相手に対してそれこそ批判的になってしまうのかもしれないし、そもそもそれってスクエアの示す「事故」の確率が上がってしまうことなんですよね。
孤独でいるべきだとは思いませんが、お互いに見えない部分をそっとしておく、というのも大事だなと思います。
特に私は蠍座が強いのでこの辺りが非常に苦手というか下手です。
しかも天王星がノーアスときているので人との距離感がバグっている説があります。
嫌われてもいいから自分の主張を通したい！という確固たる信念がある人には、太陽とバーテックスのスクエアは有利に働くこともありますが、やはり集団で生活するのが前提の人間のシステムでは、どうしてもやりづらい部分が出てくると痛感します。
この辺り、年齢を重ねている人は誰とでもうまくやってトラブルなく過ごしているのだろうと思いますし、バーテックスと太陽のアスペクトの良いところ＝社会からの需要にうまく答えることができているのだろうなと思います。
そうした人たちをお手本にしながら、スクエアを丸く収めていきたいところです。
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