原題：Miracles from Heaven（2016年）
評価：★★★☆☆
小さな町で生活しているアナ（カイリー・ロジャーズ）は、幼少期より重度の消化器疾患の持病があり、家と病院を往復する生活を送っていた。娘を愛する母親クリスティ（ジェニファー・ガーナー）は遠くの大病院での診察を希望し、何とか入院することができたものの、結局治療方法は見つからなかった。その後クリスティは、アナを連れて家に戻るものの……。（シネマトゥデイ）
【CAST】
ジェニファー・ガーナー
カイリー・ロジャーズ
マーティン・ヘンダーソン
ジョン・キャロル・リンチ
エウヘニオ・デルベス
クイーン・ラティファ
etc,,,
『チリ33人 希望の軌跡』などのパトリシア・リゲンが監督を務め、『ダラス・バイヤーズクラブ』などのジェニファー・ガーナーらが出演したヒューマンドラマ。
病の少女に起きた不思議な出来事をつづった原作を基に、愛する娘のために尽力する母親と家族が体験する奇跡に迫る。
まな娘を、『パパが遺した物語』などのカイリー・ロジャーズが熱演。共演に、『フライボーイズ』などのマーティン・ヘンダーソンや『シカゴ』などのクイーン・ラティファが名を連ねている。
宗教的な話がちらほら出てくる映画ですが、教会に通って日々神に祈っているのに家族が病気になって苦しんでいたらなんで？ってなるだろうね。
でも同じように信仰してて苦しんでる人がいたらその人のために祈れば良いのに何か罪を犯したからよってそんなこと言う？！同じ教会に通ってるからって考えが合うわけじゃないって旦那さんが言っててその通りだなって。
病室で子供同士話をしたときに宗教的な話はやめてくれと相手側から言われる場面もあり、信じて救われたら安心できるのは良いことだけど変な期待ってなると確かに親としてはやめてほしいと思うし、信仰って難しいよなーと。
そもそも腸閉塞って言葉は聞いたことがあってもどんな病気か知らなくて、機能障害なんですね。消化されないからなのかお腹もぽっこりしちゃうもんなんですね…。しかも何も前触れもなく発症するんですね…。
親なら子供のためにどうにかしてあげたいと思うのはわかる、わかるけど自分だけがつらいわけじゃなくて同じように治療の順番をまだかまだかって待ってる人がいるわけだから予約なしに突撃するのはやっぱり違う。結果早めの診断を受けられて入院も治療開始できたわけだけど。
木の中の空洞に落ちちゃった事故のところはまさかの病気じゃなくて事故死するの？！って焦ったけど、臨死体験からの完治！！オチはファンタジーだったか…。
自然寛解という言葉があって、言葉で説明できない奇跡って起こりうるからね。最後病室が一緒だった子の父が出てきて余計に結局信じるものは救われるみたいな宗教色が強い感じになってるのはどうなんだろ…とは思ったけど、実話ベースだからね。とにかく治って良かったし、奇跡は優しさって言ってるの良かったし、奇跡ってあるんでしょう。
