原題:Été 85(2020年)
評価:★★★☆☆
【STORY】さ
16歳のアレックス(フェリックス・ルフェーヴル)はヨットに乗り単独で沖に出るものの、嵐に遭遇して転覆してしまう。18歳のダヴィド(バンジャマン・ヴォワザン)が彼を助けたことから二人は距離を縮めていき、次第に恋愛感情が芽生える。アレックスは初めて恋を知り、二人は互いに深い絆で結ばれるが、ダヴィドの不慮の事故によって恋は突然終わりを告げる。‘シネマトゥデイ)
【CAST】
フェリックス・ルフェーヴル
バンジャマン・ヴォワザン
フィリッピーヌ・ヴェルジュ
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
メルヴィル・プポー
イザベル・ナンティ
etc,,,
エイダン・チェンバーズの小説「おれの墓で踊れ」を原作に描くラブストーリー。
1985年の夏を舞台に、二人の少年の恋模様が映し出される。
『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』などのフランソワ・オゾンが監督と脚本を手掛け、オーディションで選ばれたフェリックス・ルフェーヴルとバンジャマン・ヴォワザンが主人公を演じ、『歓びのトスカーナ』などのヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、『背徳と貴婦人』などのメルヴィル・プポーらが共演する。
パッケージに惹かれて観てみたんですが、フランス映画と知らずに見始めたので喋り出した瞬間、え、何語??ってなった(笑)しかもなんか雰囲気が『君の名前で僕を呼んで』みたいだなぁ〜って。
肌の白さとかピチピチでハリのある肌だなぁなんて観ながら思ったりしましたが、そんな直接的な描写はないのでそこは安心。
純愛とはちょっと違うなーと思ったのが、ダヴィドがいきなり「君といるのに飽きた、いろんな人と楽しみたい。君も同類だと思った。重すぎる、束縛されたくない」と言い出すところ。身勝手すぎる!!それが原因で喧嘩してそのあとすぐに亡くなるのは残念というか可哀想ではありましたが。
アレックスが埋葬される前にダヴィドに会いたいって言って女装するんだけど、普通に女の子に見えた。笑
ラストのロッド・スチュワートの名曲「sailing」に合わせてダンスしてるところは良かった!誓いを守ったけどお墓を冒涜する行為ということで逮捕されて裁判まで。社会奉仕くらいで済んで良かったけども。刹那的な淡いものを感じられる映画でした。