№11 普通っぽい?野性味・牙抜かれ《ジョニー・グリフィン(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
       ジャズサックス「ジョニー・グリフィン」のレコード紹介です。ルンルン

 

デンマーク定住10年間、録音僅か

US時代の野性味・個性、抜かれ

「普通っぽい」演奏、人気落か

一句

 “ ジャズマンの 抜かれし デンマーク ”
 

⑪『ブルース・フォー・ハーヴェイ』(73.7) L:Steeple Chase盤   R:Inner City盤
《Blues For Harvey/Johnny Griffin》
ジョニー・グリフィン(ts)、ケニー・ドリュー(p)、マッズ・ヴィンディング(b)、エド・シグペン(ds)。

《Johnny Griffin Blog紹介》

⑦『Griff & Lock』(60.11)       ⑧『The Tenor Scene』(61.1)
№7 倍返し!グリフ&ロック             №8 「鶏・絞殺現場」実況録音

⑨『Tough Tenor Favorites』(62.2) ⑩『You Leave Me ~』(67.3)

№9 馬面?歯を剥く・絶叫バトル          №10 生ぬるい!人生&ジャズ


⑩『You Leave Me~』に続き、同じ「モンマルトル」でのライヴ演奏。
⑩から6年経ち、この時グリフィンは45歳。

老けるにはまだ、早いが・・。


63年渡欧定住後、当「モンマルトル」での録音は3枚目。
渡欧10年間EU各地でライヴ演奏するが、録音がない。

US時代の個性は牙を抜かれ、「通っぽく」なったからか

 一句

    “ ジャズマンの を抜かれし デンマーク ”


US時代の個性が蘇ったA#1「The Party Upstairs」が面白い。
1人2役でフレーズを掛け合う。
ょうきんなフレーズやら、脅しの凄味を食らわしたり。


ロックジョーとのバトル⑧『Tnenor Scene』を思い出す。

「ギザ・ギザ」ノイズ混じりで、発の悲鳴音は圧巻。
エキサイト・テナーが戻ると嬉しくてしょうがない。

B#2「Blues For Harvey」、多様なフリーキー音が面白い。
以前無かったフレーズが楽しめる。

だが、ブチ切れのフレーズは力不足。
中域と高域の音で会話をするような展開が楽しめる。

 

音譜 US時代の性味が少しは戻った演奏をお楽しみ下さい

《Johnny Griffin Blog紹介》

③『The Congregation』(57.10)   ④『Johnny Griffin Sextet』(58.2)
№3 N.Y.上京1年!慣れが敵           №4 ぴ~ひょろ!酔っ払い音?

⑤『Way Out』(58.2)          ⑥『The Little Giant』(59.9)
№5 ジェット・コースター?空を舞う                   №6 ド・でかい音!肺活量勝負