№4 ぴ~ひょろ!酔っ払い音?《ジョニー・グリフィン(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
       ジャズサックス「ジョニー・グリフィン」のレコード紹介です。ルンルン

 

「今から始めるぞぉ~」ラムソロで一発

「ひ~ろ~・ぴ~」調子っ外れ・っ払い音

こんな癖・「こ節」を見つける、ついしく
一句

 “ でかい音 ぴ~ひょろ混じる 茶目っ気も ”
④『ジョニー・グリフィン・セクステット』(58.2)
《Johnny Griffin Sextet》
ジョニー・グリフィン(ts)、ドナルド・バード(tp)、ペッパー・アダムス(bs)、ケニー・ドリュー(p)、

ウィルバー・ウェア(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。

《Johnny Griffin Blog紹介》
①『Johnny Griffin』(56)         ②『Introducing』(56.4)

№1 ビッグトーン!小さな巨人登場          №2 怒鳴る・脅す!御のぼりさん

③『The Congregation』(57.10)
№3 N.Y.上京1年!慣れが敵

ドラムソロで始る1曲目「Stix' Trix」。
ドラムソロで始る曲は「い」が売り。

「今から始めるぞぉ~」と掛け声一発かます、そんな感じ。


フィリージョーの左手はスネアドラムをやたらと叩く。
急速で転がるリズムに拍車を駆け、どんどんピンする。

リトル・ジャイアントと呼ばれるジョニー・グリフィン。

太くて、ド・かい音に気を取られてしまう。

 

「ヒ~ロ~・ピ~ロ~」ロングトーンで下降する面白い音。

不安定な調子っ外れのっ払い癖のような音。

この癖ある「こ節」を見つけると嬉しくなる。
大胆で細心な音色とフレーズ、こんな巨人も目っ気で魅せる。

 一句

   “ でかい音 ぴ~ひょろ混じる 茶目っ気も ”

 

音譜 「ヒ~ロ~・~ロ~」ロングトーンで下降するグリフィンの面白い音をお楽しみに