№7 ゲッツ腹(ばら)!箸休めを《スタン・ゲッツ(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
        ジャズサックス「スタン・ゲッツ」のレコード紹介です。ルンルン

 

ハイテンポでステリックなゲッツは嫌い

ザラ付いた触感のウォームトーンがイイ

柔かなヴァイブ&ギター、休めに「ホッ」と

一句

 “ ゲッツ(ばら) ヴァイブとギターで 箸休め ”
⑦『ウィズ・カルジェイダー』(58)
《With Cal Tjader/Stan Getz》
スタン・ゲッツ(ts)、カル・ジェイダー(vib)、ヴィンス・グァラルディ(p)、スコット・ラファロ(b)、

エディー・デュラン(g)、ビリー・ヒギンズ(ds)。

《Stan Getz Blog紹介》

③Stan And Shelly『』(57.2)      ④『Sittin' In』(57.6)
№3 音が浸み入る息づかい              №4 盛合せ一品!3テナーの殿堂

⑤『The Soft Swing』(57.7)      ⑥『At The Operahouse』(57.10)
№5 ソフト?ハード?ウォームトーン         №6 連続爆破速射砲!いざライヴ

 

1曲目「Ginza Samba」。

座でサンバカーニバルでもやったか。


ハイテンポでステリックに吹きまくる。

これじゃ~、そこらのテナー屋と変わりゃ~せん。
音を包んだ綿飴を吹き飛ばし、ぶりぶり捲し立てる。

 

ハイテンポなゲッツは好きになれない。
勝手だがゲッツは「ウォーム・トーン」と決めてる。

 

綿飴がオブラートしたくよかな音が好き。
知的白人奏でる逆上しないフレーズ、

間違ってもヒステリックな金切り音は止して欲しい。

ミディアムな速さでは、巧くスィングする。
少々ラ付いた中域、少しヒステリックな高域の音。
こんなアドリヴでウォームトーンを聴かす。
そんなゲッツのアドリヴに応えるァイブ&ギターの音色。

箸休めに「ッ」とする良いプレイを聴かしている。

 一句

   “ ゲッツ(ばら) ヴァイブとギターで 箸休め ”

 

音譜 ゲッツのテナーとターの響きをお楽しみ下さい 

音譜 「銀座サンバ」、いテンポのゲッツは珍しいです。お楽しみ下さい 

《Stan Getz Blog紹介》

①『Complete Roost Session Vol.1』 ②『West Coast Jazz』(55.8)
№1 ノスタルジー!甘さ控え目            №2 東に対抗!西のアドリヴ選手