№5 ソフト?ハード?ウォームトーン《スタン・ゲッツ(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
        ジャズサックス「スタン・ゲッツ」のレコード紹介です。ルンルン

 

地を這うほど低く・重く、そして羽のように
「ホワッ・ボワッ~」綿飴の柔かさ、ウォームトーン

同じサックスでもS.ロリンズと全くなるが・・・

一句

   “ ソフトかな ハードでもない ウォームトーン ”
⑤『ザ・ソフト・スィング』(57.7)
《The Soft Swing/Stan Getz》
スタン・ゲッツ(ts)、ジェリー・シーガル(ds)、モウズ・アリソン(p)、アディソン・ファーマー(b)。

《Stan Getz Blog紹介》

①『Complete Roost Session Vol.1』 ②『West Coast Jazz』(55.8)
№1 ノスタルジー!甘さ控え目            №2 東に対抗!西のアドリヴ選手

③Stan And Shelly『』(57.2)       ④『Sittin' In』(57.6)
№3 音が浸み入る息づかい              №4 盛合せ一品!3テナーの殿堂


ゲッツの中低域の音は地を這うほど低く・重い。
高域は鋭くない、羽のようにい上る。

音の核・芯は強くソフトな音。
「ホワッ・ワッ~」綿飴の塊が芯を包むように鳴る。
クールではなく、ウォームトーン。

 一句

   “ ソフトかな ハードでもない ウォームトーン ”

 

速い曲は綿飴が小さくなり、音のが少々剥き出しに、

腰の強さの音で訴える。
ソフトで雅に漂い、強い音でリズムに乗る。
流れ・歌うようにフレーズが満足感を与える。

 

J.コルトレーン、S.ロリンズとは全く違う音。
同じサックスだが、故こんなに違うのか。
サックスってのは、人の声と同じか。


シンバルの「ガシャン・シャン」、スネアの「ジャラ・ジャラ」。
このドラムには参った。粗雑・乱雑な音使いはどっちらけ。

 

音譜 ウォーム・トーンがリズミカルにねる曲をお聴き下さい