№5 結婚休業中製作!だる~いBGMジャズ《タル・ファーロウ(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。

        ジャズギター「タル・ファーロウ」のレコード紹介です。 ♪~♪

 

ハロルド・アーレン作曲の物アルバム

「ボソ・ボソッ~」太く・丸い音、「ル~イ」感じ

結婚・休業中作成の単なるBGMジャズ?!

一句

   “ だるいジャズ 業返上 力作は ”

⑤『ミュージック・オブ・ハロルド・アーレン』(59)
《Music Of Harold Arlen/Tal FarLow》
タル・ファーロウ(g) 、フランク・ウェス(ts,fl)、ディック・ハイマン(p)、

ウェンデル・マーシャル(b)、オシー・ジョンソン(ds) 他。
《YouTubeリンク:Music Of Harold Arlen/Tal Farlow》

《Tal FarLow Blog紹介》

①『The Tal Farlow Album』(54,55) ②『The Interpretations』(55)

№1「激変!!ギター人生培う極太音      №2「樽(タル)の音はドラムに勝る

③『The Swinging Guitar』(56)        ④『Fuerst Set』(56)
№3「
タル&コスタ!双子・二人三脚」              №4「相撲協会運動会?ギター&ピアノ


タルは58年に結婚し引退、このレコード⑤は退中の録音。
約10年間活動を停止し、69年に「Return Of Tal Farlow」を発表。

(レコード⑥で次回紹介)

ハロルド・アーレン作曲の歌物を収録したアルバム。
テーマが歌物だから、殆どの曲が
しくゆったりと流れていく。

太く・丸味をおびたギターの音が「
ソ・ボソッ~」と。
「リラックス」と思えば体裁はイイが、「
ル~イ」感じともいえる。
ゆったりリズムの中に速弾きフレーズを混ぜ、飽きさせない努力もあるが・・。

  一句

     “ だるいジャズ 業返上 力作は ”


少しエッジの立ったテナーが入ると「ッ」と音場が引き締まる。
テナーでジャズの香りは強くなるが、ギターだけでは香りが薄い。

単なるBGMジャズか?!これが、ヴァーヴ・レーベルの特徴。