№4 相撲協会運動会?ギター&ピアノ《タル・ファーロウ(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。

        ジャズギター「タル・ファーロウ」のレコード紹介です。 ♪~♪

 

「ドコドコ・ボコボコ」撲協会の運動会??

ピアノが太く粒立ち「ゴ・ドゴ・・」と・・・
ギターのシングルトーン「
コ・ボコ・・・」と・・・

一句

   “ 関取や 駆ける音 演奏に ”
④『ファースト・セット』(56)
《Fuerst Set/Tal FarLow》
タル・ファーロウ(g) 、エディー・コスタ(p)、ヴィニー・バーク(b)、ジーン・ウィリアムス(vo)。
《YouTubeリンク:Fuerst Set/Tal Farlow》

《Tal FarLow Blog紹介》

①『The Tal Farlow Album』(54,55) ②『The Interpretations』(55)

№1「激変!!ギター人生培う極太音」      №2「樽(タル)の音はドラムに勝る

『The Swinging Guitar』(56)
№3「
タル&コスタ!双子・二人三脚

 

「ドコドコ・コボコ」相撲取りの運動会。
200㎏の人間・物体が地響きを轟かせながら、走り去っていく。
何と
まじい、こんな演奏はチョット無い。
タルとコスタのギター&ピアノの音。

  一句

     “ 関取や 駆ける音 演奏に ”


このレコードも③に続きドラムレス・ギタートリオでメンバ・録音年も同じ。
③に調子づいて半年後に同じメンバで録音したか。
このレコードでもタルとコスタの
性は抜群。
コスタのピアノの単音が太く・粒立ちが良く「
ロゴロ」と鳴る。
タルのシングルトーンの音質と瓜二つで、ノリが倍増し凄味がある。

A#1では、コスタがピアノの低音部を強く単音連発で叩く。
「ゴンゴン」となり響く
靭な音が迫ってくる。
ピアノとギターの
ニゾンは双子の会話に似ている。

B面に意味不明のヴォーカル、そして長い・長いベースソロ。

低音部のピアノがンドン鳴り、ベースがドスドス。
ここでも相撲取りの
動会。

単調になりがちなジャズギターも、工夫が成され面白い。