№2 樽(タル)の音はドラムに勝る《タル・ファーロウ(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

♪♪♪ ジャズギター「タル・ファーロウ」のレコード紹介です ♪♪♪

 

「ズドッ・ドッ」ゴッツイ音が駆けづる

「ゴンゴン」弦の音 VS 「ドカ・ドカ」ドラム

太い・迫力の音 樽(タル)の音はドラムに

一句

   “ ゴンゴンと ドラムに勝る (タル)の音 ”

②『インタープリテイションズ』(55)
《The Interpretations Of Tal FarLow》
タル・ファーロウ(g) 、クロード・ウィリアムソン(p)、レッド・ミッチェル(b)、

スタン・リーヴィー(ds)。
《YouTubeリンク:The Interpretations Of Tal Farlow》

《Tal FarLow Blog紹介》

①『The Tal Farlow Album』(54,55) №1「激変!!ギター人生培う極太音


このレコードは①『The Tal Farlow Album』とメンバ・録音年が同じ。
音質は①のLA録音と同じく太い。

他には居ない「ズドッ・ドッ」ゴッツイ音が駆けづり回る。
今後のタルのギタースタイルが形成された音。

珍しくドラムの
バースが聴ける。
この頃のギターアルバムでは4バースが中々聴けない。
とにかく、淡々とギターを聴くという演奏が多い。

激しく叩きまくるドラムソロの後でも、ブッ太い樽(タル)の音はドラムに
る。
「ゴン
ン」響く弦の音と「ドカ・カ」ドラムの掛け合い。

タルならではの迫力ギターの成せる技。

  一句

     “ ゴンゴンと ドラムに勝る (タル)の音 ”


これは国内盤、音の輪郭がやけ・ボケている。

ギターもベースもピアノもゴチャマと聴こえる。
「ボカッ・
コッ」ギターの力強いアタック音が再現されてない。

こんな音ではタルの迫力が半減する。

ギターはオリジナル盤で聴け 特に、タルのギターは。