【私がエリアマネージャーだったとき、やっておけばよかったなあ、と思ったことを振り返ります】
降りてきた
こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です
パソコンの前に座っていたら
目の前に、蜘蛛が糸を伝って滑り降りてきました。
びっくりしました。
そして、器用だなあ、と思いました。
はてさて。
今日のテーマはこちら。
冒頭で、こんな事を言うのもなんですが
エリアマネージャーの方に向けたセミナー、まだ枠がありますので
来てくれたらいいことありますよ!
という雑多な呼びかけをいたします。
さて、このカリキュラムを考えているときに
自分はエリアマネージャーだったとき、何に困っていたかなあ、と振り返っていました。
すると、まあ、山のように黒歴史が蘇ってきまして
せっかくなので、このブログで披露して浄化(?)を図っていこうというわけです。
みなさま、お付き合いください。
店長と、やってることが違わない
エリアマネージャーって、何をする仕事か教わらないまま
なんとなく、なってしまいますよね。
私もそうで、エリアマネージャーになったばかりのときは
店に行って、陳列直して、それから接客ばかりしていました。
おそらく
「丸山(当時の名字)が行ったからには、売上上げて帰ってこないとな!」と言われた呪縛に長い事囚われていたのだと思います。
でも、エリマネが帰ったあとに数字が下がっていては、行った意味がないのです。
むしろ、いきなりは上がらなかったとしても、
スキルを徐々に自分のものにして、段々と数字が上がっていく、そんな姿を目指すのが理想的。
そのために、
今なら、何をすればいいのか、わかるのになあと歯がゆくなります。
居場所がない
スーパーバイザー(言い方は違うけど、実質はエリアマネージャー)として転職したばかりのとき、知り合いもいないので、孤独でした。
でも、店に行けばいろいろ言わなきゃならないこともある。
で、あんまり距離の縮まっていないスタッフにアドバイスすると
すごく引きつった顔をされて、ますます遠ざけられる。
今思えば、最初に人間関係をちゃんと作ればよかったのに、って思います。
でも、それってやり方があるんですよね。
そういうことも含めて、昔の私に伝えてあげたい。
「売上」しか目標がない
とにかく売上をあげること
こんなふうに理解してしまっていたので
スタッフには「売上」とばかり、口酸っぱく言ってしまったんですよね。
でも、売上の前に考えるべきことは
「お客様が自店に期待していることはなにか」
「スタッフが働きたい店とはなんだ」
で、そこから目標を設定する必要があったのです。
そして、売上しか目標がない店は、やがて衰退していくことも、わかっていませんでした。
思えば、もっとお客様と関係を構築するノウハウをちゃんと伝えてあげればスタッフも辞めなかったし、長く通ってくれるお客様がもっと増えたのに、と悔やむばかりです。
店はなんのためにあるのか
その目的はどうやって達成するよう手伝ったらいいのか
それをちゃんと理解して
接客で足りないところを補ってあげたり
接客で必要な情報を集めてきて、使い方を伝えてあげたり
できることがたくさんあった
と、感じます。
そもそも、自分は圧倒的な「接客の本質」についての考えが欠けていたのだな、と恥ずかしくなります。
今なら、いろいろ伝えられることもあるなあ、と考えるのです。
気合がみなぎりすぎ
みんなに「元気でいこう!」というのは、別に悪いことでもなんでもないのですが
今日を気合で乗り切ろうぜ!
と、元気ぶっていたのは、なんだかちょっと今思えば自分のキャラに合ってなくて恥ずかしいですね。
今では
「気合いってどうしたら入るんだろうね」
っていうことをちゃんと言葉にして、手順にして伝えられるんですけど。
大した手順も確立されていないまま
リポDを飲んで
気合があればなんでもできる!
と思っていたあの頃を、壺に入れて、地中の奥深くに埋めたいです。
その割には、スタッフと深い話をするのが苦手で
内側にこもって一人で悩んでいたのを思い出します。
退社が決まった店長から
「エリアマネージャーと、もっと話がしたかった」と悲しい声で言われたのは
一生忘れないでしょう。
顧客戦略への理解が浅い
今では「顧客づくりとは~」と偉そうに話している身分ですが
当時は「一所懸命に接客すれば顧客ができる」とか
「ニーズ把握が大事だから、とにかく質問するように」とか
なんでそれをやる必要があるのか、説明できていなかったんですよね。
なんで説明できていないかというと
私自身の、顧客づくりに対する考え方が薄っぺらかったからです。
お客様が買ってくれたものをなんで控えておかなければならないのか
お客様の顔と名前を何故覚えておかなければならないのか
(そして、それがなぜ、対して効果を生まないと気づきながらも、やり続けてしまったのか)
それを、自分で考えず言葉にしていなかった。
これは、すごく後悔していて、あのときもっと勉強していたら、よかったなあ、と強く思うのです。
まとめ
ブログを書きながら
いや、これはもっと、出てくるな、黒歴史……
と思っていましたが、
これ以上書いても恥ずかしいので、これで終わりにします。
でも、失敗と後悔があったからこそ
今の仕事ができているし、過去の自分に伝えたいことがたくさんあります。
そして、担当店のスタッフにも申し訳ないことをした、とたまに思い出しては気持ちが沈むこともあるのです。
こうして人は自分の塗り替えながら
生きていくのかもしれません。
というわけで、エリアマネージャーやらかしたこと5選でした。
11月21日のセミナー、お待ちしています!
(普段、あんまり個人セミナーしないので、緊張しています)
ちなみに、店長さんでも役立つ内容なので、シフトが調整できるかたは是非!
内容はこんなかんじ
というわけで、
今日もお疲れ様でした。
また今度。
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