【そのリアクション、相手(お客様)を傷つけていませんか?】平山枝美の販売ブログ | 疑問解消で売り上げも3倍!?平山枝美の販売ブログ

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お声がけすらできなかった問題児が、なんと担当店の売り上げをみるみる改善するマネージャーに大変身!現在では販売コンサルタントとして活躍する筆者がこっそり(?)お伝えするブログ。皆さんが楽しく接客・販売の仕事ができるヒントをぎゅっと詰め込みました。

【こちらが何気なく行ったリアクションで、相手が深く傷ついていることがあります。どんなリアクションだったのでしょうか】

 

海苔の買いすぎ

 

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です。

 

家に海苔がないと思って、

毎回スーパーで買ってしまうのですが

家に海苔、ありました。

 

今、海苔が5袋くらいあります。

何かあったら、海苔を食べて生きよう。

 

はてさて。

 

海苔を買いすぎても誰も傷つきませんが

今日のテーマはこちら。

 

 

先日、とある方が何気なく話してくれたことが

ちょっと引っかかったので、今日はこのブログに書こうと思います。

 

その方がとあるレディスのアパレルショップに行きました。

 

商品を手にとっていると

販売員が近づいてきて、話しかけてきました。

 

彼女もテンションの高い人なので

販売員の方のテンションに合わせて、楽しく話していました。

 

すると

「カバンについているキーホルダー、かわいいですねー見せてください」

と、無邪気に手を伸ばしてきました。

 

彼女は一瞬躊躇したのですが

伸ばされた手を払うわけにもいかず、そのまま見せると

販売員はいくつかあるキーホルダーを手に

 

「かわいいー」

 

とはしゃいだ様子。

しかし、男性同士のキャラクターがハグをしているキーホルダーを目にした途端、

引きつった顔をして、どうしたらいいかわからない様子を見せたのです。

 

それはほんの一瞬の出来事でしたが

キーホルダーをつけていた彼女としては、何となく自分を否定されたような気持ちになり

傷ついてしまいました。

 

販売員としてみれば

思いも寄らないものがあったことで、どう反応したらいいのかわからなかったでしょうし

 

お客様側に対し、目につくような場所に

そのような反応をされるとわかっているものをつけておくな、と言いたいかもしれません。

 

しかし、この話を聞きながら

私としては

 

どんなリアクションをするか

責任を取れない状態で、お客様のものを「見せてください」と伝えるのは

ちょっと失礼かも

 

と、感じました。

 

このブログで伝えたいのは、

 

お客様の持ち物について聞いてはいけない

と言いたいわけではなく

 

この多様性の時代、お客様には、自分の想像以上の「好きなもの」がある

ことを想定しておいてほしい

 

ということです。

 

今回はたまたま同性同士のキャラクターの話でしたが

ジェンダーの話じゃなくても

全く興味がないものに対して、だいたいの人がちょっと引いた反応を見せるものです。

 

でも、感受性の強い人にとって

自分が好きなものが相手に知られてときの反応はとても怖いもの。

 

販売員の悪気が一切無くても

とても居心地が悪く、相手を信頼できなくなってしまいます。

 

実際、その話をしてくれた人は

「その販売員さんと会うとそのことを思い出してしまうし、気まずいからもう行きたくない」

と口にしていました。

 

販売員は、お客様に信頼されることで

購入へのアドバイスが成り立っていきます。

 

相手を傷つけないコミュニケーションは

最低限必要ですが、そのためにも自分の興味の範囲を広げたり

リアクションに自覚を持って相手との会話に臨みたいものですね。

 

 

「若手と一緒に成果を出したい」と思ったら。

ー自分で考えて動きたくなるチームの作り方の45のヒント

 

チーム作りについてたっぷり書いています。

 

 

 

というわけで、今日もお疲れ様でした。

それでは、また今度!

 

 

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