嵐の子育て奮闘記シリーズ
先日、娘が通っていた幼稚園の
素晴らしさについて書きました
正直なところ…
幼稚園選びの段階では勉強不足で
いろいろなことが分かっておらず
直感で決めた部分も大きかった私
娘が成長した今
改めて幼稚園選びに大切だと思う
3つのことについて書きたいと思います
もちろん幼稚園選びや子育てにおいて
何を大切にするかは
人それぞれだと思いますので
あくまでも私個人の思いです…
1.自主性を大切に育ててくれる
日本の義務教育ではまだまだ
上からの指示に従うことが求められ
管理されることが多いのが現状
小学校に入れば
否が応でもそういう環境に
適応していかなければなりません
なので…せめて幼児期のうちは
『やらなければならないこと』ではなく
『やりたいこと』を自ら探しやり遂げる
そんな経験をたくさん
して欲しいなぁと思います
小学校での図工の時間
好きなように描いてみましょう
と言われると…
鉛筆が止まってしまう子どもが
本当に多いと聞きました
幼少期から指示されたことに
キッチリ従う教育を受けていると
自ら考え創り出す力が
不足してしまうそうです
そんな時輝くのが
娘の幼稚園を卒業した子どもたち
周りを気にする様子もなく
目を輝かせて夢中になって
自分の好きな絵を描き続けます
手先が不器用な娘も…
図工の時間はいつも
イキイキ楽しそうにしていました
2.関わり合いを大切にしてくれる
友達と関わり、ぶつかり合いながら
思いっきり遊べる期間というのは
思っているより短いのかもしれません
その大切な経験をしながら
土台作りをする幼児期に
早期教育と言って勉強や習い事を
あまりにも優先し過ぎてしまうと…
人との関わり合いを学ぶ機会を逃し
それを取り戻すことは
とても難しくなってしまいます
幼稚園時代はたくさん友達と
関わってぶつかり合って
生きていく上で必要不可欠な
コミュニケーション力を
育んで欲しいなぁと思います
3.お勉強より心を育ててくれる
娘の幼稚園では
読み書きや英語など
小学校の先取りをすることは
一切ありませんでした
ただ毎日本当にたくさんの
絵本を読んでくれました
まさに美しいことばのシャワー
読み書きももちろん大切だと思います
娘のように初めてのことに
パニックになってしまう子どもの場合
小学校で慌てないように
早めに準備しておくことも必要です
でも…
たくさんのことを吸収して
グングン成長する幼児期は
心にたっぷりの栄養を与えて
いつか大きく花開くための
種まきをしてあげる時期なのかな~
と思います
『育てたように子は育つ』
心に響く相田みつをさんのことばと
児童精神科医の佐々木正美先生が語る
この本には
思春期に生きづらさを感じて苦しむ
佐々木先生の患者さんの臨床例が
多く書かれています
ひとつひとつのエピソードや
先生の言葉が本当に心に響き
自分の子育てについて考えさせられます
悩んでいることを全く新しい視点で
見るきっかけになるかもしれません
子育てをする全ての人に
是非手に取って欲しい一冊です
お読みいただきありがとうございました
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