嵐の子育て奮闘記シリーズ![]()
今回は娘が通っていた幼稚園の
素晴らしさについて
お伝えしたいと思います![]()
娘が三年間お世話になった幼稚園は
子ども達ととことん向き合い
生きていく上でとっても大切な
人としての基礎=土台
を築いてくれました![]()
ぶつかり合いから学ぶ
娘の幼稚園は三年間クラス替えがなく
担任の先生も持ち上がりでした
三年間かけてじっくり
子ども達を向き合うためです
クラス替えが無いので
お友達との関わりも濃くなり
その分ケンカや揉め事も多くなります![]()
ケンカは複数対一ではなく
危険も伴わない場合
とことんやらせてくれました
幼稚園に入るまで
ケンカはいけない事だから
すぐ止めなければ![]()
謝らせなければ![]()
と思っていた私にとって
その対応は目から鱗でした![]()
小さいうちに
子ども同士のぶつかり合いの中から
どこまでならOKでそれ以上やると
相手を怒らせたり傷つけてしまう
などの加減を学び
自分自身をコントロールする力
を身につけるのは
とても大切な事だそうです![]()
ケンカの解決法は「お話合い」
ケンカの解決法は
まず本人同士で「お話し合い」をします
難しい場合は大人が
お互いの気持ちを引き出す助けだけをします
そこで決して「謝りなさい」と言ったり
どちらが悪いと決めつける事はありません
子どもたちが納得できなければ
そのお話し合いは何時間でも続けられます
本当にとても根気のいる事だと思います
子どもたちが主体的に考える機会を
多くするためには
大人はできるだけ不要な干渉をせずに
子どもたちが自ら発見し
「気づく」まで待つことが大切
まさに「待ち」の保育です
この幼稚園では
カリキュラムが決められておらず
それを決めるのは子ども自身だったり
またその時一番必要な事に
たっぷり時間をかけてくれました
先生の立場で考えると
カリキュラムが決められていて
子どもを管理してしまった方が
断然楽だと思います
でも先生方は
毎日子どもと向き合い、時には涙し
子ども達の心を
全身全霊で育てて下さいました
本当にこんな幼稚園は
なかなか無いと思います![]()
母にまで温かい幼稚園
そしてその温かさは
子どもだけでなく母たちにも向けられます![]()
私は何度先生に泣きながら
話を聞いてもらったか分かりません![]()
不安やイライラはウタちゃんにぶつけず
全て私に吐き出して下さい![]()
そう言って先生は嫌な顔ひとつせず
何時間でもとことん向き合って下さいました
子どもが幸せでいる為には
お母さんが幸せでなければならない
と先生はいつも仰っていました
そんな温かい言葉と太陽のような笑顔に
どれだけ救われたことか…
先生は娘だけでなく母親である私にも
大切なことをたくさん教えて下さいました![]()
高校生になった今
自分のやりたいことを見つけ
ブレることなく突き進む娘を見ていると
しっかりと土台は作られたんだなぁ
と感じます![]()
ハチャメチャではありましたけどね…![]()
そして…どんな時も深い愛情で
寄り添って下さった先生方には
感謝の気持ちでいっぱいです![]()
お読みいただきありがとうございました![]()
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