通りすがりの薬剤師が、好きなこと言っちゃいますが、よかですか? -2ページ目

通りすがりの薬剤師が、好きなこと言っちゃいますが、よかですか?

ある国内トップ製薬会社で営業部門、学術。教育部門を長年経験したリタイア薬剤師。そのへんの薬剤師とは一味違った独自の視点で医療を中心にした旬な話題を語ります。

おはようございます。

ちょっとまだ朝4時頃で早いのですが・・。

手術前日を迎えました。

 

前日は22時の就寝で、すでに6時間は睡眠時間は取れているので、寝覚めは非常に良いです。

 

この時間ですが、すでに病室の外では、看護師さんが何やらほかの患者さんへの対応をしている音が聞こえます。

しかし、ここの病院は、ほぼ全室個室なので、扉を閉めているとあまり気になりません。

 

いま入っている部屋は、ランクとしては下から2番目。

1日3300円という部屋です。

 

無料個室を第一希望にしていたのですが、空きがなく、この部屋に入れられてます。

 

違いは何かというと・・・

 

部屋のトイレがウォシュレット

なんか洗面台が少しおしゃれで、このエリアはガラスの引き戸でプライバシーに配慮されている

エアコンが個別で調整でき

テレビ、冷蔵庫の使用が無料

 

そんな感じですね

 

実に、快適な部屋です。

この上にも、数段階あるというのですからすごいです。

あ、そうそう、特別メニューの食事が頼めるのだった・・・

 

しかし、そんなもん、頼まなくても、私には十分すぎる食事です。

 

なんと先週の土曜日は、麺の日だそうで、ランチにちゃんぽんが出てきました。

 

さて、今日は血液検査のため、朝6時に看護師さんが採血しにきます。

 

すでにおなかはすいているのですが・・・・

 

基本的に今日はいつも通りの生活はできます。

 

スケジュール的には、朝、リハビリルームに行くことと、人工股関節になると、脱臼のリスクがあるので、その説明があります。

 

今の人工股関節の手術は、筋肉を切ったりしない方法がほとんどなので、脱臼のリスクは低くなっているそうです。

 

患者によりますが、傷跡も10センチ程度らしいですね。

 

明日は、麻酔かけられますが、全身麻酔ではなく、下半身だけの麻酔ですので、術後数時間は下半身の感覚はなくなり、動けなくなります。

 

一度経験があるのですが、地味につらいんですよね。

寝返りとかできないので・・、

 

手術に不安はありませんし、病室もストレスないので、とても気楽な気分です、

 

では、今日も一日、健やかに過ごしましょう。

 

でわでわ

 

 

 

 

 

おはようございます。

入院3日目の朝を迎えております。

 

昨日は管理栄養士や理学療法士の方が訪問されて、いろいろと情報交換をして行かれました。

 

しかし、頭が下がるのは、ここの病院の医師、朝一から病棟を回ってきて、いろいろお話をされていきます。

忙しい中、ありがたいことです。

 

さて、今日の話題は。。。

 

最近になって、腸内細菌の関連した情報が豊富で、様々な疾患との関連が言われていたりしますね。

いわゆるプロバイオティックスとかいうやつです。

 

今回は、ある医療系サイトで話題になったお話を書きますが・・

乳製品の摂取は、特に日本人女性の全死亡リスクを低減させる可能性があるという話です。

 

乳製品は、健康的な食生活の要素であるとして各国の食事ガイドラインで摂取が推奨されていますが・・・・。

 

ヨーグルト摂取と全死亡との関連を検討した複数の研究をあわせた研究では、リスクの低下が見られた一方(Public Health Nutr 2023; 26: 1196-1209)で・・。

乳製品摂取と全死亡との関連を見たメタ解析では関連は認められなかった(Eur J Epidemiol 2017; 32: 269-287)。

さらに、乳製品摂取と全死亡との関連を見た別の複数の研究解析では、用量反応関係が存在しましたが、摂取量が1日750gまでは有害な影響は観察されないが、750g~1,000g/日では死亡リスクの15%上昇を認める(Am J Clin Nutr 2017; 105: 1462-1473

 

などなど対象の背景、乳製品の種類や摂取量により結果は一貫しているものがありません。

しかし、こうした報告の多くは乳製品摂取量が日本人よりもかなり多い欧米人を対象としていました。

 

そこで。そこで慶應義塾大学衛生学公衆衛生学の宮川氏らは、日本人を対象に乳製品摂取と死亡リスクとの関連を検討すべく、国内の多施設共同大規模の観察研究J-MICC STUDYの12年間追跡データを用いて乳製品摂取と全死亡、がん死亡、循環器疾患死亡リスクとの関連を男女別に検討しています。

 

その結果、女性では乳製品の摂取量が最も少ない方々に対する全死亡は。摂取量の多いほかの方々と比べ、、統計学的に20%程度低い結果でした。

しかし、がん死亡、循環器疾患死亡との関連はありませんでした。

乳製品の種類別に見ると、牛乳でも、ヨーグルトでもの摂取と全死亡、循環器疾患死亡の低下傾向がみられたとのことです。

 

しかし、男性においては乳製品の摂取といずれの死亡リスクとも統計的には差が認められずていません・・・・・・・・

おもしろいですが、絶対的な摂取量の違いが関係している可能性が高いですね。

 

ただ、この試験、日本の他の大規模研究と比べて調査開始年齢が低く、追跡期間が短い。また調査開始時期が2000年以降であり診断や治療の進歩による疾病構造の変化が死亡リスクに関係している可能性があるため、解釈にた注意が必要です。

 

今後、追跡期間を延長しての検討が期待されます。

 

ちなみに、女性の場合、閉経後に腸内細菌の影響が強まるという報告も出てます・・。

 

しかし、実は、プロバイオティクスについては、まだ不完全な情報が多く、なんとも言えない状況。

なので、良くも悪くも、そのくらいの気持ちで、サプリ、食品の摂取をしておいたほうがよき。

 

余談ですが、乳製品って、意外にカロリー高いし、サプリは安くはない・・。

 

もうこれは個人の価値観なので、好きにするとよいと思います。

 

でわでわ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日、予定通り入院いたしました。


基本、個室の病院で、無料から差額を支払う部屋まで各種ありましたが、私が入れたのは、1日3,300の支払いがある無料の1段階上の部屋です。


部屋にシャワートイレ、テレビ冷蔵庫は無料、個別エアコンの設備があります。



やはり、個室は落ち着かけますし、ノートパソコンをいじっていても迷惑かかりません。


あ、そうそう。

WIFIも完備してます。


YouTube、Netflix も見放題。


やはり、ネット環境があるのは、素晴らしい。


もちろん、持参薬は薬剤師特権で自分で管理。


服薬した痕跡は確認させてほしいと看護師からの申し入れがあったので、包装は1錠ごとにばらして、見せた上で、廃棄です。


しかし、看護師は忙しそう。

部屋数は、個室が多いから、少ないですが、そのぶん手間がかかる部分もあるのでしょうね。


でも、個室だと、わたしみたいな人間は、引きこもってしまいそうです。


医師、薬剤師、看護師の引き継ぎもひと通り終わり、今は、ゆったり。


いつもより早く睡魔に襲われそうです。


では、これから入院記が続くと思いますが、ご容赦くださいね。


でわでわー。


あ、そうそう、かかりつけ医から、病院の担当医に、私がギター好きだと、もうバレでましたー。


でわー。

いえい。

おはようございます。

 

しばらくブログを休んでおりました。

 

一つは、私の、人工関節置換の手術の準備。

もう一つは、入院していた父親のフォロー。

 

父親は、以前の肋骨の骨折も癒えぬ間に、横紋筋融解症という筋肉の力が入らなくなる病気で、立てなくなり、脱水も伴って急性期の病院から、療養型と言われる病院に転院しておりました。

 

ところが、入院生活が2か月以上と長くなったせいか、認知機能の低下が著しく・・

 

院内で問題行動をおこすことが頻発。

具体的には・・・。

 

院内の器物をいじって音を立てる。

無許可で院内から外に出る。

無断でナースセンターに入り込み、机の引き出しをいじってみたり、薬品棚を開ける。

 

などです。

 

急性期病院のような、重い疾患の患者を扱う病院には、それなりの数の医師、看護師、物理療法士さんが配置されており、院内の管理は充実しています。

それでも父親は、動こうとして、転倒してしまうという事件が起こりました。

 

当面の疾患も落ち着き、なんとか歩けるようにはなっていましたが、転倒時に自力で立ち上がることができないため、療養型の病院に転院。

継続したリハビリをしていたのです。

 

療養型の病院は、言葉の通り、重い疾患がなんとか回復し、療養とリハビリを兼ねた病院のため、看護師さんも多くありません。

そこで、ナースセンターは、他の患者さんの対応のため、ナースセンターには不在になることもあり、その隙に、父親が問題行動をおこしたということなのです。

 

病院としては、管理が行き届かないリスクを考慮し、一度退院させることを決定しました。

 

しかし、私が迎えにいったのですが、自宅に帰りたがっていた父親が、迎えの車に乗ろうとしません・・。

言っていることも、意味不明になり、矛盾だらけ・・。

 

これは、もう自宅に帰すどころではない・・

 

病院と相談し、「保護入院」というものを決断しました。

 

保護入院というのは、精神障害があり、医療と保護のために入院の必要があると判断され、患者本人の代わりに家族等が患者本人の入院に同意する場合、精神保健指定医の診察により入院する制度です。

 

通常、老健施設などの入所や入院は、当該者の同意が必要になります。

しかし、この場合は、本人の判断能力がないと判断され、家族である私の判断のみで入院させることができる制度です。

 

扱い方によっては、危険な制度なのですが、今回のように勝手に動き回り、認知機能に障害を認める場合、大きな事故につながる可能性があるので、そういう事象から保護するということが目的になるわけなので、やむを得ない。

 

残念ながら、多くが、精神科施設への入院ということになります。

もちろん、デイサービスも併設されているので、リハビリも継続できる施設に入れることになりました。

 

保護入院というのは、実は以前も検討したことがありましたが、今回は、もう他の手段が考えられませんでした。

致し方ない・・・。

 

おそらく、入院は長くなるでしょう・・。

そのため、誰も生活しなくなる実家の管理の問題もあり、防犯カメラの設置やら忙しい毎日でした・・。

 

おかげで、私の手術入院もおちついてできる見込みとなりました。

 

とりあえずは安心です。

 

やっとここまで来たかという感じですね・・。

 

いずれ父親も、母親と同じ老人施設に入れることを願っていますが・・・。

 

 

でわでわ・・。

 

 

 

 

 

 

不安を訴える患者に対して、抗うつ薬SSRIまたはSNRI)の処方経験がなく、処方の仕方が分からないという医師はいまだに存在するとのこと。

 

一方、不安に著効する抗不安薬は常用量依存の問題があり処方しにくい。

 

さらに、薬を服用したがらない患者もいる。

これは、私が漢方薬局で仕事をしている時にも数多く経験した。

 

そんな時に実施するといいのが呼吸法。

 

これなら、家庭でもできる。

 

これは、認知行動療法と呼ばれる手法の一つ。

医療現場でも指導されている方法だ。

 

では、何故いいのか?

 

不安を感じると交感神経が優位になり、興奮した状態になり、血圧も上がり、心臓もバクバクしてくる。

 

呼吸法により、逆に副交感神経を優位にすることができ、交感神経の過剰な緊張を解くことができるわけ。

 

不安とは、生体に備わった自衛反応で、不安を感じることで心身が緊張し、危機から脱しやすくなるのだが、心身の緊張がさらに不安を増すという悪循環のループに陥る。

 

不安症とは、その不安が生活に支障を生じるほど高まった状態。

 

そこを、副交感神経を有意にすることで緊張を解き、この悪循環のループを断ち切る効果が期待できるというわけだ。

 

呼吸法で大事なことは息を吐くこと。

 

息を吐くことで血液中の酸素分圧が減り、胸腔の圧力も下がってリラックスできるようになる。

 

また、呼吸法を学ぶことで、いつ、どのような場所で不安に襲われても、抗不安薬を飲まずとも、不安に対処できるようになることも少なくないらしい。

 

呼吸法をうまく使えるようになれば、不安時に薬に頼る状態でも、薬に頼らずに生活できるようになり、実際、多くの患者が薬物治療から離脱していくといいます。

 

で、その呼吸法ですが・・。

 

呼吸に関わる筋肉をリラックスさせる必要があり、1日1回、呼吸筋のストレッチを行うようするといいとのこと。

 

呼吸筋ストレッチ体操は、国立精神・神経医療研究センターの関連サイトを参考にしてみると良いです。

 

 

 その上で、

(1)軽く息を吸い

(2)息を6秒ほどかけてゆっくり吐く

(3)3秒間息を止める

 

というサイクルの呼吸法を1回5~10分間、1日3回練習します。

以上、「ベンゾ1錠より呼吸法、不安時は「息を吐け!」」という日経メディカルの記事。

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の金吉晴 先生のお話しを引用させていただきました。

 

この不安症ですが、ほんとに多いです。

多くの薬剤を併用している方がたも数多くいらっしゃって、なんとか薬を減らしたいと、漢方薬にすがっておられる方が多かったですね。

 

実際に、私も、服薬指導にあわせて、この呼吸方法についての情報は活用させていただいていました。

 

抗不安薬で、転倒したり、骨折される方も少なくありません。

とにかく、できることは、すべてやって、なるべく薬は飲まない、減らせるようにした方が良いと思います。

 

薬剤師からの切なるご提案です。

 

でわでわ。

 

 

 

 

 

 

 

おはようございます。

 

私、ここのところ原因不明の腸炎のようで、療養しておりました。

さて、そうこうしている矢先、薬剤師への暴言事件があったとかなかったとか・・。

 

ちょっと気になりましたので、確認しました。

 

ああ、いかにも一般人の方々が考えそうなことだなぁ。

 

まずは、薬剤師の「医師あこがれ」の件ですが、確かにほんの一部ですが医学部受験くずれの方はいるかもしれませんが、大学在学中にそんな奴は、おらんかったですね・・。

 

なので、ほぼ違います。

 

私が薬剤師になったのは、ほぼたまたま・・。

私の志望は、某国立大学の工学部音響工学科でした。

 

1浪して、2年目も志望校に合格できなかったので、2浪したくなかったので、たまたま開催された今の母校の2次試験に合格しただけの話です。

 

なので、ほんと、気まぐれ、たまたまってヤツで、医療に関係しようとは、微塵も思っていなかった・・。

 

で、当時、薬学部は4年(今は6年)でしたので、何もなくすんすんと進級しました。

しかし、この4年ですが、カリキュラムはいっぱいいっぱい。

どこかの文系大学生みたいにちゃらちゃら遊んでなんかいられません。

 

私の入学した時の同期生で、まともに卒業したのは1/3程度です。なかなか厳しい4年でした。

でも、今考えると、臨床力のようなものが全く足りませんでしたから、その後6年になるのは必然でしたね。

 

なので、医師と同じ、6年かけて卒業するという意味を考えていただけると、おのずから答えは出てきます。

 

私は、たまたま成績上位で、国内の製薬会社のトップメーカーにまんまと就職しました。(といっても卒業できることが大前提)

なぜかしら、大学院進学の噂があったりしましたので、勉強好きと勘違いされていたのでしょう。

所属した教室の先生から、某食品会社への仕事の話もいただきました。

 

で、製薬会社で

、いわゆる営業を、約20年ほどやるわけですが・・。

私は、接待よりも学術中心の仕事でしたので、先輩たちと紆余曲折ありましたけどね。

 

しかし、折衝力は、この時期に養えました。

 

その後、営業より学術組織に行くことを選択し、会社人生の半分は学術の仕事をすることになります。

 

で、そこで知り得たのた、医師は大学で薬についてほとんど学んでこないということ・・。

臨床研修にでて、初めて医薬品の情報に触れる。

 

教育係の医師や、当時のメーカーの営業社員から情報入手しています。

 

何が言いたいかというと、医師と薬剤師は別物・・。

ということです。

 

たとえ、研修や病院勤務中に医薬品の情報に触れたとはいえ、新薬はぞくぞくと出てきます。

なので、情報収集には限界があるんですね。

 

しかし、医師もお仕事・・。

しならない薬は、手元の医薬品集などを参考に処方を出します。

 

なので、処方されたおくすりが、ちゃんとした処方かどうかを監査する必要があります。

それを担っているのが、薬剤師です。

 

チェック項目はたくさんあります。一部ですが・・。

適応症・・、保険で使える病名なのか否か・・。

用法用量・・間違っていないか否か、合併症からみて、多すぎやしないか、長期すぎないか。

副作用・・使用する薬剤のうち、どれが関連するかはもちろん、そもそも受診した病気が、もともと飲んでいる薬剤によるものではないか・・。

薬飲み合わせ、重複・・。これは他の病院で処方された薬も含み、おくすり手帳を参考にします。

 

これらを、待ち時間、受け取り時間の限られた時間の中でチェック。加えて、患者さんが、きちんと服薬しているかまで、確認しなければなりません。

場合によっては医師に連絡、処方変更や情報共有です。

 

最近は、訪問診療にともない、施設やご自宅に訪問して、処方薬をお届けし、服薬指導を行うなどの仕事も加わっています。

 

あとは、社会貢献。

地域の健康を担う意味で、各種イベントで健康相談などもやっています。

 

なので、本来ならば、もっと時間がほしいのが現状でしょう。

あと報酬もね。

 

今や、医療はチームでっていうのが、当たり前なんです。

医療者は、もう大変、ミスもできませんからね。

 

これを一般の方々は知らないですよね。

でも、それが普通です。

 

なので、今回の山内氏の件、あーそうだよなぁと思ってしまうんですね。

 

なので、今回の山内氏に言いたい、あるいは芸能人コメンテーターに言いたいのは、

 

知らない事には言及するな

 

です。

 

どうせ、あとで謝ることになるんですから・・。

 

どーも芸能人は、テレビに出て、偉くなったと勘違いするんでしょうかね。

そもそも、知識ないならいうな・・。

です。

 

あと、TV局にも問題あります。

なんか面白いこと言ってくれ・・。

これが炎上の原因。

 

ということで、たまたま薬剤師になった人間からの忠告です。

でわでわ・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと、難しい話になりますが、RNA干渉薬よいうものが注目されています。

 

簡単に言うと、細胞の核のRNAに働きかけて、身体に良くないタンパク質の合成を抑制するという薬です。

 

今後、稀少疾病や、癌の分野で、新しい創薬の技術として期待されています。

 

これ、比較的身近な疾患にも利用される見込みです。

 

たとえば、高血圧。

 

高血圧というのは、血管の収縮が一因として考えられ、血管を拡張する薬などが使用されていて、最も使われていると言って過言ではありません。

 

もう一点、血管の収縮をする物質が原因になることもあります。

その中で有名なのが、アンジオテンシンというものです。

 

おくすりとしては、これの産生を抑制するものと、この収縮物質が結合する部分(受容体)をブロックするおくすりが、今、使用されています。

 

つまり、収縮させる物質を少なくするおくすりです。

 

今、RNA干渉薬として考えられているものは、肝臓で産生されるこのアンジオテンシンのもととなるアンジオテンシノーゲン(前段階の物質)の合成を阻害するおくすりなので、収縮物質の産生を抑制するおくすりといえます。

 

現在、すでに臨床試験が始まっており、長時間作用型 RNA 干渉治療薬とされています。

 

臨床試験の三段階のまだ第一段階ですが、良好な結果が得られているようです。

 

ただ、これ、皮下注射なんですよ・・。💦

 

まだこれからのおくすりですが、今まで治らなかった病気に対して、画期的な成果を出す可能性があるので、楽しみです。

 

でわでわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、いいかげんにしてほしいですね。

 

クレジットカードの利用確認の偽メールです。

 

AEONカード

セゾンカード

 

いずれも私は持っていません。

なので、全く思い当たる節がないので、速攻で削除です。

しかし、ほぼ毎日きます。

しかも重複してきます。

AEONもセゾンも、文面は同じ・・。

ふざけてる。

 

あと、ETC利用照会サービス。

お客さまのアクティビティとセキュリティを確保するため、450日以内にログインがない場合、ユーザーIDを自動的にログアウトする仕組みになっているというメール

 

これ、年末からずーっと来ます。

ログアウトなら問題ないし・・。

このサイトに行ってみると、マイクロソフトのセキュリティソフトが危険なフィッシングサイトとして検出してくれました。

 

もう何を信用したらいいかわからんですね。

 

最近、Amazonを語るのも多いなぁ・・。

これって、日本のサイバーセキュリティとも関係しているのかもしれませんね。

 

最近、国会議員の秘書の中国人が問題になりましたし、LINEの流出で、また国から行政指導も入りました。

 

みなさんも、お気を付けください・・。

 

LINEの公的な手続きも危険だと思います。

まったく、改善が見られないので・・。

 

さすが、ソフトバンク系の会社。

大嫌いだわ。

 

おはようございます。

先般、父親の入院先から、家に帰りたい・・。

という行動をとるので理由を聞いたら・・・。

 

甘いものが食べたいから・・

と言っているというので・・なんか持ってきてください・・

主治医は、OK出してるから・・とのこと。

 

で、プリンとか和菓子のアソートとか、コーラとか、好きそうなものを持って行き、ついでに医療連携の方を、退院後のことについて話をしてきました・・。

 

ま、とにかく疲れました。

で、ブログはサボっておりました。

ついでに風邪気味でございます。

 

さて、先日、日本口腔ケア学会というものにリモートで参加しました。

そこで、東京大学未来ビジョン研究センター 飯島勝矢 教授の話があり、OF-5についてのお話を聞きました・・。

 

OFって何????

オーラルフレイルの略号です。

つまり、「お口の衰え」のことです。

ちなみに・・。

オーラルフレイルになると、

要介護認定が 2.4 倍 、総死亡リスク 2.1 倍になるという報告があります。

 

じゃ、OF-5は何かというと・・。

歯科医療専門職が不在でも評価可能なチェックリストのこと。

下記の口腔関連の5つの項目のうち、2つが該当すると、それはオーラルフレイルだよーーーって便利なものです。

 

残存歯数の減少、咀嚼困難感、嚥下困難感、口腔乾燥感、滑舌低下

詳しくはこちらを確認してみてください。

 

 
私は、薬剤師ですので、これがどのように問題になるのかを考えねばなりません。
 
先の学会での中で出てきた事例なのですが・・。
ある高齢者施設で、お口の衛生を保つために、お口の中を覗き込んだらしいんですね・・。
 
そうしたら、のどの奥に、おくすりの錠剤が数粒貼りついていたのだそうです。
嚥下(飲み込む)機能の低下によるものと推察できます。
これの何が問題かというと・・。
 
①薬を飲んだことになっていない・・・・・・。
②刺激のあるおくすりは粘膜で炎症、びらん、潰瘍を起こす・・。
 
①では、薬の効果が期待できませんし、②は副作用を引き起こすわけです。
 
薬剤師が必死こいて、薬の飲み方を説明し、理解いただいたとしても、その結果がこれでは報われません。
 
学会では、この現象を鑑みて、薬剤師が中心となって頑張れよ・・という話でした。
さて、どう頑張れば良いのか・・・。
 
残存歯数の減少→見ればわかります。
咀嚼困難感→食事の時、口から食べ物をこぼす、とか?
嚥下困難感→食事に時間がかかるのを確認するとか?
口腔乾燥感→のどが渇いて水分をよくとるのを確認してみる?
滑舌低下→高齢者はほどんどそうですよね・・・。
 
うーーーん、これぞ決定版というものがねぇ・・。
 
ちなみに、歯の健康度合いを見る検査機器は出てます。
これでわかるもの・・。
①歯の健康→
虫歯菌→ズバリ虫歯をおこす菌の数ですね
酸性度→歯が酸で溶けちゃうから・・、逆流性食道炎の方なんてのも注意
緩衝能→酸性になったら、中性に戻す能力
②歯茎の健康→
タンパク質→歯周病などの出血で、血液中のタンパク質がでてきます。
白血球→歯の細菌がもとで免疫がはたらき、炎症をおこすので、多くなります。
③清潔度→
アンモニア→ズバリ、口臭の原因です。
 
興味のある方は、上記のホームページから、お近くで使用しているクリニックが確認できますので、そこにい行ってみましょう。
 
というかおとで、今日はお口の話でした。
 
他には、
口が悪い
嘘をつく口
 
などなど、ありますが、そこはなかなか無理でしょうな・・。
 
 
でわでわーーー
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

おはようございます。

 

昨日は、また父親が転院するために、1日を費やしまして・・。

しかも、いままでいた病院の居心地がよかったのか、なかなか移動しようとしませんでした。

 

彼は、病院みたいなところなら行くと言っていたのですが、お金がかかるなら自宅に悖ると、意味不明なことを言って駄々をこねました。

 

どもかく、現時点で独居は不可能なので、無理くり主治医が説得してくれて、なんとか目的を達成しました。

 

さて、入院していて、周りが気を付けていればいいのですが、高齢者の口腔内の清潔を保つのは、なかなか難しいと言われています。

 

虫歯や歯周病はもちろんですが、口の中の細菌はけっこう厄介で、血液に乗って、全身のどこかしらで感染症をおこす可能性があるからです。

 

代表的なものに、抜歯などを契機におこる感染による心内膜炎という心臓の病気などがあります。

 

以前にも、少し触れたのですが、歯原病という概念があって、まだ十分なエビデンスはありませんが、歯のトラブルを原とした、炎症性の疾患があると考える研究があります。

 

たとえば・・。

 

関節リウマチ、湿疹、肺炎、などなど・・。

 

また、手術などをする機会に、こういった歯からくる二次的な感染症の可能性もあって、手術前に膿んだ歯根の治療をしておくように言われる場合もあります。

 

実際、外科学会などで、術後に歯科医が口腔内の清潔を保つことを続ければ、術後の感染を低下できるという報告もされていいます。

 

薬剤師も、このあたりは知っておかねばならない知識であり、積極的に関与しなければなりません。

 

そこで、今回2月25日、学会があるので、インターネットを通じ、福岡からZOOMにて参加することにしました。

 

今回は慶応大学であるようです。

 

後援は・・。
公益社団法人東京都歯科医師会 
公益社団法人日本薬剤師会 
公益社団法人東京都薬剤師会
一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会 
一般社団法人スマートヘルスケア協会
 
私も、久しぶりに歯科クリニックに通院を始めましたので、まさに旬。
 
しっかりと勉強させていただきます。
 
話はかわりますが・・。
以前、共立薬科大学という私学があったのですが、今は、慶応大学に組み込まれています。
 
なので、慶応大学卒というなかなかうらやましい肩書がつくんですよね。
 
どうでもいいことですが・・・。
 
わらわら・・。
 
では、でわでわーーーーー。