【選んだ理由】
フジテレビの騒動とからめてテレビのあり方が気になっていたところ、書店でたまたま目に入って。


【内容】
 現在、起こっているマスメディア崩壊は徹底的に構造的な問題である。それは以下の2点による。
1.マスメディアの「マス」が消滅し始めていること
→ みんなが共通して触れているメディアはなくなりつつあり、より細分化したメディアに重点が移りつつある。
2.メディアのプラットフォーム化が進んでいること
→ メディアのコンテンツ(記事、テレビ番組)、コンテナ(コンテンツを運ぶ容器:テレビ、ヤフーニュース、Youtube)、コンベヤ(配信手段:電波、ネットなど)

 これまではコンテンツ、コンテナ、コンベアは垂直統合されていたが、ネットの登場でコンテナ、コンベア部が分離されつつある。これにより、メディアのパワーはコンテナを握る企業にシフトしている。メディア産業はゼロサムゲームであるため、既存マスメディアの収益が苦しくなってきている。また、近年はミドルメディアが台頭している。ミドルメディアとは、数十万人の特定層に向けたメディアである。ミドルメディアは対象が特定されているため、広告のターゲッティングがやりやすい。よって既存マスメディアの広告費は減少傾向。しかも、ターゲットがマスでなくなるために、影響力も低下。既存マスメディアはコンテンツのみを提供するか自力でコンテナを構築する必要があるが、何れにせよ収益の減少は避けられない。


【感想】
 書かれたのがちょうど2年前。そんなタイムラグがあるせいか、それほど目新しい内容だとは感じられなかった。日経電子版のスタート前だ。
 テレビの存在感は低下しており、テレビを見ることはカッコ悪いという風潮もあると感じられる。新聞も同様で、購読率は下がり続けているのではないか。著者は新聞の未来に懐疑的であるが、一般人が情報を収集して重みをつけるのは不可能で、誰か(つまり既存マスメディア)が情報を整理する必要がある。ネットによるニュース閲覧は個人の嗜好に偏ってしまい、多様な情報がインプットされない。これでは良くない。テレビのニュースも同様。まあ、くだらないテレビ番組はいらない。テレビ局は優秀な方が多いはず。その方たちが一生懸命日本人をバカにしていくコンテンツを作っているのは愚かしい。


★★★☆☆

* * *

テレビ、観なくなったなあ。観るとしてもNHKばっかりだ。


2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)/佐々木 俊尚

¥788
Amazon.co.jp

【選んだ理由】
レンブラント展に行く前に、知識を仕入れておくため。


【内容】
 レンブラントの主だった作品を時系列で解説。作風の変遷やその絵を描いたことにレンブラントが何をしていたのかも絡めて記載。また、時代背景についても若干の言及がされている。


【感想】
 レンブラント、世界史に疎い自分でも理解することができた。レンブラントの特徴である「光」の使い方の変遷が興味深い。レンブラントの入門書には良いのではないだろうか。他にもシリーズがあるようなので、機会があれば読んでみようと思う。美術館では解説をじっくり読む時間がないため、予備知識を仕入れておくにはもってこい。

 個人的にはルクレツィアが最高に良い。悲しさと意思の強さを感じる絵。


* * *

肝心のレンブラント展はちっこい版画が中心でちと残念だった。


★★★★☆

もっと知りたいレンブラント―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)/幸福 輝

¥1,890
Amazon.co.jp

【選んだ理由】
言語学が専門の友人のすすめで


【内容】
人間が世界を認識する際、ことばが唯一の手段である。それゆえ、ことばの構造や仕組みが異なれば、認識される対象も当然ある程度変化する。日本語のと西欧のことば、特に人称語の構造を比較することで、世界認識の差を探っていく。日本語では自己を相手によって規定する、すなわち相手がないと自己が規定できない。一方で西欧語では、自己は会話での話し手であり、相手に依存しない。これは日本が自己を対象に没入させ、自他の区別を超越する文化であるのに対し、西欧が観察者と対象を区別する文化であることに起因しているとの主張。


【感想】
自分が漠然と疑問を感じていたことに、豊富な事例を持って解答してくれる快作。日本人が議論や主張が苦手なのは文化的なものだったのか。ただし、この本が書かれたころよりはるかにグローバル化が進んでいることから、文化を言い訳にしている暇はない。言語体系を超越していく姿勢が必要だ。氏は文化の表面だけ比べて欧米に追随することへ苦言を呈しているが、現代の日本でもその辺りは変わっていない。まだ欧米追従が終っていない気がする。欧米的なものの見方が唯一絶対ではなくなっていくのだろう。

人を人たらしめているのはことばであるが、ことばによって分断されているとも言え、その分多様性が発揮されているのであろう。ことばの成り立ちには風土気候や宗教が関係しているというが、根本は気候風土だろう。おもしれー。


* * *


当たり前だと思っていることを考察していくのは大事だなー。

★★★★★

ことばと文化 (岩波新書)/鈴木 孝夫

¥756
Amazon.co.jp

【選んだ理由】
タイトルが気になって。自分の業界との絡みで非常に気になった。


【内容】
 NRIで取り組んだノンペーパー推進活動の紹介。ノンペーパー活動とは、紙を減らす(ペーパーレス、レスペーパー)とは異なり、「使い勝手のよい紙というメディアやオフィス空間に依存せず、価値ある情報を生産し、共有、蓄積するには、職場の人間関係を含めた会社の知的触発環境をどのように構築するのか」という活動。すなわち紙を減らすことのみならず、ワークスタイルそのものを変革し、業務効率のみならず知的生産性を向上させる活動。このノンペーパー活動をNRIが如何に進めていったかを記述している。


【感想】
 ワークスタイルを変えずに紙を減らす(ペーパーレス・レスペーパー)ではなく、紙に頼らないことでワークスタイルを変え、生産性を上げるという手法は新鮮に感じた。単に紙を減らすことだけでは、コスト削減が全面に出てしまいどうしても後ろ向きな発想になってしまうのだが、ワークスタイルを変え、生産性を上げるとなると変革が全面に押し出される。このような思い切った方法をとらないと、生産性を劇的に上げることは難しいのではないだろうか。本に書かれている通り、生産性が上がるということは、社員に考える時間が増えるいうこと。また、情報共有が進めばそこから新たな価値が生まれるかもしれない。これまでとは異なる時代になりつつある現在、このようなことは非常に重要だと思う。特に多様な価値観や専門性を有する人材をまとめ上げて新たな価値を創造することは日本企業にとっては益々重要になっていくのではないか。本書ではノンペーパー推進の方法がメインであり、ノンペーパー化によって知的生産性がどのように変わったのかは触れられていない。このあたりをしっかり記載してくれれば、説得力を増したと思う。

 私が考える会社のミッションは、情報伝達を円滑にし、組織での生産性を上げること。新たな価値創造のお手伝いをすることだと考えている。これらの実現のためにも、まずは自社が率先して本書に書かれているようなワークスタイルの変革を実践し、進めていくべきではないだろうか。もちろん、紙の優位性を活かしたまま、IT機器との組み合わせを通じて。ノンペーパー化のために4つの施策が示されているが、自部署では情報共有しかできてないなあ。会議の数を見直すこと、目的の共有化などはやるべきでは…。


* * *

 あんまり読みやすい文章ではなかったなー。なんでだろう。


★★★☆☆

野村総合研究所はこうして紙を無くした! (アスキー新書)/野村総合研究所ノンペーパー推進委員会

¥780
Amazon.co.jp

【選んだ理由】
「グローバル製造業の未来」か「技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか」のamazonリコメンドにやられたため。


【内容】
 サムスンのマーケティング業務に携わってきた著者が、マーケティングを重視し躍進したサムスンの事例から、マーケティング下手な日本がどうするべきかを述べている。日本メーカーは、もっとマーケティングを重視し、効率化するべきだと説く。効率化のためには、国別のマーケティング戦略ではなく、グローバルなマーケティング戦略を策定し、各国のクラスター(階層)を把握した上で国別でセールスを展開するのがよい。
 日本の製品は高品質・多機能であるが、高価格で買えない。世界で約7億人しか購入できないが、このクラスターに売っていくべきだという。


【感想】
 グローバルなマーケティング戦略策定と展開および商品ブランドの弊害、日韓メーカーのカタログ戦略の違いなどは勉強になった。確かに日本企業の広告といえばマス広告が主であり、効果の程は疑わしいと感じる。商品ブランドや広告にも選択と集中が必要だろう。

 著者の主張に違和感を感じた部分がある。それは日本企業の強みとその戦略だ。著者は日本メーカーの強みは高品質であることであるが、高価である。そのために世界のお金持ち7億人に売っていくべきだと主張している。確かに工作機械や建機、製造設備、インフラなどはお金持ち(というかお金のあるところ)に売るべきだと思う。しかしテレビなどはそこそこの品質のものをそこそこの値段で売るという戦略もあるだろう。日本メーカーが高級品しか作れないというのはいささか乱暴な気がする。全体的にメーカーの戦略として語られていることはピンとこなかった。マーケティングも戦略の一部であり、正しいマーケティング戦略策定には、上位の戦略策定が重要だと感じた。


* * *


 全体的に得るものが少なかった…。ところどころに著者の写真が出てきたのもなんだかなーという感じ。この出版社はこんな本も出していて、帯には鳩さん(前首相)のコメントが。鳩さん何してんの…。
知られたくなかった2012創造説/地球防衛軍

¥1,680
Amazon.co.jp

★★☆☆☆



市場づくりを忘れてきた日本へ。/飯塚 幹雄

¥1,575
Amazon.co.jp



【選んだ理由】
 同名のNHKスペシャルを見て、内容に興味を持ったから。やはりこういう内容はテレビより本の方がいいと思い、購入。


【内容】
 男女の違いについて科学の視点から迫った本。
 第1章 男と女は何が違う?なぜ違う?
では、男女の違いの源を脳の働きや神経細胞の数の違いから解析を行なっている。
 第2章 惹かれ合う2人
では、恋のメカニズム、歴史についての解析を行なっている。
 第3章 すれ違う2人
では、男女のすれ違いの原因について解析している。
 第4章 男が消える?そして人類も消える?
では、Y染色体の劣化から導かれる将来像について中長期的な目線、超長期的な視点から解説を行っている。


【感想】
 これまで漠然と感じていた男女の差異は脳の違いによるものであり、それは進化の過程で発生したものであるとのこと。また、恋愛というシステムは進化の過程で必要に迫られて発生したらしい。この部分は読み応えがあった。このような本能的なものに現代人は(も?)悩み、励み、熱中している。人類が生き続ける限りは恋愛は存在しそれに伴う喜怒哀楽も不変だろうなぁ。

 著者も述べているように、第1章~第3章は雑談でウンチクとしては使えそうだ。これらを使ったところで恋愛が上手くいくわけではなさそうだが、参考情報として知っておくと良いだろう。男女がお互いのことがわからないと嘆くより、違いを受け入れそれを補う努力を続けることが必要なのではないだろうか。

 一般の読者向けに書かれているために、少し説明があいまいになっている部分があった。書いている本人も専門家ではないだろうが、もう少し専門的な解説があってもよかった。特にY染色体が使用されるメカニズムについてはいささか解説不足だと感じた。第4章だけ独立させて専門家が書いたら面白そうだ。

 類似の本として、ブルーバックスの「男が知りたい女の「気持ち」 」「男が知りたい女のからだ」がある模様。ブルーバックスだけあってこちらの方が科学的な気がする。読んでみようかな。

 タイトルが「男と女」ではなく、「女と男」なのはなぜだろう。参考までに日本語と英語でググってみたが、「男と女」の方が多い。


* * *


男が面食いなのは仕方がないのね…。


女と男 ~最新科学が解き明かす「性」の謎~ (角川文庫)/NHKスペシャル取材班

¥660
Amazon.co.jp

読書において、最も大切なことは読書後(中)の解釈ではないだろうか。


著者の主張は何だったのか、それについてどう思うか、これまで読んだ本との類似点・相違点はどこか。
それらをまとめておくことが大切ではないだろうか。


さらに得た知識は個別の事例では捉えずに抽象化して保管しておきたい。


解釈と知識の抽象化および保管のために、書評(自分の場合は感想文だが)を書くことが役立つと思ふ。
【選んだ理由】
 論理的になろうと論理学の本を物色していて発見。論理学の入門編としていいのではと思い、amazonでポチッた。通常版と図解版があるが、内容はほぼ同一。図解版の方がまとまっているため、こちらをおすすめする。


【内容】
 日常生活を送る上でよく遭遇する「論理的でないが、いいくるめられる」事例を紹介し、それらがなぜ論理的ではないのか、どう切り返せば良いのかを解説。また、論理的に話すテクニックについても紹介されている。


【感想】
 論理的に話すテクニックが散りばめられているが、これらをそのまま使用するだけではいけない。それらがなぜ論理的なのか、または紹介例がなぜ論理的ではないのかを理解する必要がある。いろいろテクニックがあるが、議論が苦手な人間(自分も)は議論の場で正常な思考ができなくなることがある。その意味で平常心を保つ訓練も必要だ。というかこっちの方が重要か。
 
 また、著者は人間は自尊心を保ちたいこと、自分の主張が正しいと認められたいことなど人間の本質に対する配慮も必要だと述べている。これは確かにその通りで、論理と感情のバランスが重要であると感じた。「議論の目的は「よりよい結論に達する」ことであり、決して「自分の自尊心を満足させるため」ではないという主張に激しく同意。


* * *


 なんとなくテクニックに走りすぎの嫌いがあるように感じられた。野矢茂樹さんの本でもっと理解しよう。


★★★☆☆


「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか―弁護士が教える論理的な話し方の技術/谷原 誠

¥1,470
Amazon.co.jp

図解 「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか 弁護士が教える論理的な話し方実践編/谷原 誠

¥1,365
Amazon.co.jp

【選んだ理由】
 本屋で立ち読みし、自分の業界のことが書かれていたから。購入は10年6月であるため、約1年塩漬けだったけれど…。


【内容】
 成熟した市場では、これまで競争相手と考えられなかった相手と戦う局面が増える。つまり、これまでの競争相手とは異なるルールで同じ市場を奪い合うことになる。この場合、ビジネスモデルとビジネスモデルとの戦いとなる。その結果、今までの競争ルールが通用しなくなる。
 
 異業種競争はここ5~10年で頻発しているが、その背景として日本経済の成熟化に伴う新規事業進出の増加およびIT技術進化による消費者購買行動の変化がある。異業種競争は市場の必然であり、避けて通ることはできない。
 
 異業種競争は、「事業連鎖」で読み解くことができる。事業連鎖とは、消費者に使用されるまでのバリューチェーンの連なりである(P.61参照)。事業連鎖を考えることにより、自社に限らず広い視点で業界を見直すことにより、業界の内部で何が起きているか、業界外部からどのような動きがあるかを見落しにくくなる。また、業界を消費者目線で見直し、「消費者が何にお金を払っているのか」を常に確かめることができる。事業連鎖により異業種競争における競争の構造を読み解き、新たなビジネスのルールを確立するための手法を提示している。


【感想】
 意外とすんなり読み終えてしまった。「ストーリーとしての競争戦略」を読んだ後だからかもしれない。内容の面白さ、得たものの大きさという点では「ストーリーとしての競争戦略」には及ばない。
しかしながら、著者の提案している「事業連鎖」は広い視点で自社の位置づけを見直すことができ、異業種の動向についてもある程度は予測することができるため、有効であると感じた。この事業連鎖に「動画」の考えを組み合わせればさらに強力になるのではないだろうか。また、事業連鎖は競争において自分たちがどの部分を攻められているのかを確認するツールとしても使えそうだ。

 異業種競争では、これまでとルールの異なる戦いを強いられることがあるという点は、「ストーリーとしての競争戦略」にもあった内容だ。既存企業の失うものが大きく、なかなかルールを変更できないだろう。事業連鎖を描くことにより異業種競争が起こるか否かをある程度は予測できるかもしれないが、不確定要素が多すぎる。大企業では難しいが、顧客と提供価値をはっきりとさせておき、その提供手段としての戦略を柔軟に変更する必要があるだろう。


* * *
具体的なケースとしてガリバーやアスクルが出てきていたが、これらは戦略業界では定番なのだろうか。一度、自社の事業連鎖を描いてみよう。


★★★☆☆(ストーリーとしての競争戦略を読む前なら★★★★☆)

異業種競争戦略/内田 和成

¥1,785
Amazon.co.jp

【選んだ理由】
 「戦略」というものに興味があり、その入門書としてよさそうだったから。


【内容】
 競争戦略の理論、そしてストーリーとしての競争戦略の解説、および優れた戦略ストーリーの紹介がなされている。 著者によると、「ストーリーとしての競争戦略」とは、個別の要素について、意思決定しアクションをとるだけでなく、そうした要素の間にどのような因果関係や相互作用があるのかを重視する戦略である。すなわち戦略中にちりばめられた個々の要素がどのように影響し、どのような結果を生み出すかを説明することである。優れた戦略ストーリーは、部分で見ると一見不合理であるが、全体で見ると筋が通っている戦略である。その不合理に見える部分が実はミソであり、環境という外部要因に左右されない強力な武器となる。競合は不合理な部分に目が行くため、模倣されにくい。


【感想】 
 私のような戦略論初心者であってもスイスイ読み進むことができる。また、「考える技術、書く技術」を読んだ後のせいか文章も読みやすい。いわゆる戦略本としては初めてであったが、入門書として適切だったと思う。戦略がどうあるべきで、どうあるべきではないかについて細かく解説されており、初心者にもわかりやすい(著者によって戦略のあるべき姿は違うと思うが)。また、戦略策定時の「骨法」解説も丁寧でよい。戦略論は、企業以外の公共部門や学術部門、どう生きるかといった人生論に至るところにまで応用可能であると思う。その意味で会社員以外も読むべき本。
 
 戦略家に必要な能力としては、未来を見通す力および個々の企業での成功例を多く知っていることだと思っていたが、両者ともどもストーリーとしての戦略策定にはほとんど意味がないようだ。未来を見通すことは不可能だし(未来がどうなるか考えることは重要だと思う)、環境の変化はどの企業にも等しく降り注ぐため、誰も気付いていない環境変化にいち早く気づいて誰よりも早く実行することは困難であり、外的環境が魅力的であるほど競争が激しくなる。また、個々の企業の事例はあくまでベストプラクティスであり、その部分だけを応用しても効果は限られるとのこと。

 戦略家となるために必要なこととしては、戦略づくりが面白いと思えることらしい。また、必要な習慣としては、人間の本質を追いかけること、常にwhyで突き詰めて考えること、個々の事例の背後に潜む論理を抽象化してストックし、必要な時に具体化することとのことである。このあたりは実践していく。

 近読んだ本の中でも特に面白い。500ページとボリュームがあるが、すぐに読み終えてしまった。これを機に、いろいろな戦略本を読んでいこう。次は異業種競争戦略かな。
 

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business .../楠木 建

¥2,940
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