50代のハノイロックスを見て感動した!
わたしが、ビートルズや60年代ロックに、もしかして並ぶかもしれないほど影響を受けたバンド!それは、アラフィフの元バンドマンや元バンドキッズには有名であろう、80年代北欧フィンランド発、ポップなグラマラスR&Rバンド、ハノイ・ロックスだ!そのハノイのファーストの、紙ジャケ仕様がブックオフにあったので、昨日思わず即買いしてしまいました。そういえばハノイのファースト、レコードやテープでは所持していたけれど、こうしてCDで持ったのは初めてかもしれない。そんなファーストを久々に聴いてみて、彼らのアルバムので中は、やはりこのファーストアルバム、「Bangkok Shocks, Saigon Shakes,」 が最高だと痛感しました!!見た目はヘアー・メタルかグラムロックみたいな感じだが、音はメタル色皆無のビートパンクっぽい、それでいて日本人好みのPOPな、メロディーのハッキリした曲が多い!!ロックうんぬん詳しいことはわからないという、特にロック好きではない方でも、このバンドは十分エキサイトして聴けるだろう!しかし、今聴いても、古くさ・・・昭和だなあ~、という感じがあまりしないのは、やはり西洋人がやっている、洋楽だからか?それとも、わたしが、洋楽コンプレックスがまだまだある世代なだけで、今の若い人が聴いたら十分、古臭いロックになるのだろうか?そう言えば、このハノイ・ロックス、主要メンバーのマイケル・モンロー(Vo)と、アンディー・マッコイ(G)、この二人以外は新メンバーで、2000年代に再結成して地味に活動していました。わたしは、当時仕事三昧だった上、ややロック離れしていたこともあり、あまり関心がなかった時期で、まあ、彼らもいいオジサンなのに、相変らずギラギラとグラムしていて、化粧のノリも悪いだろう!いい歳してそういうの、痛々しいし、オレはあんまり感心しないぜ!!大体、再結成というものにはロクなのがないからなぁ~!そんな勝手なことを思っていました。しかし、この前たまたま、その再結成ハノイの解散ライブ、「バリード・アライヴ」というのを見てみて、わたしのそんな偏見はブッ飛びました!いや、マイケル・モンロー、50代とは思えないこのキレ!!昔よりかっこいいんじゃないの?!!この再結成に参加していた、スウェーデン人のギター、ベースプレイヤーも素晴らしいと感じました!ベースが太くうねっていると、ロックンロールってやはりかっこいいですね。それに、青臭くてチープな昔より、深みや説得力も増していて、これは率直にスゴイ!!と思いました。まあ、後期高齢者ではさすがに厳しいだろうけれど、基本いくつになっても情熱さえあれば、これだけ人の心を動かすロックは出来るんだ!!と目を開かされた思いです。いやハノイ、やっぱり最高だ!そして、こういうのを見ると、わたしも懲りもせず、オレもまだまだその気になれば、かっこいいロックは出来るかも!!なんて、無駄な期待を抱いてしまったりして・・・(でも最近、メタボ腹気味だから、ダメかもなぁ・・・。)