チャート1位になった曲だけを集めたビートルズのベスト盤、「ビートルズ1」という作品がありますが、それが2015年11月16日、映像とあわせて再リニューアル発売されました。

 



CDは有り余るほど所持しているわたしですが、実はなぜか、映像にはあまり興味が無く、映像モノはほとんど持っていません。
VHSビデオの時代はそれこそ、ウッドストックから、レットイットビーまで、数多く所持していたのですけれど、DVD、ブルーレイ時代になった、ここ十年くらいは、なんでもYoutubeでササッと済ましていました、みたいな

そんな、何でもネットで軽く見れる時代に、わざわざ映像作品なんか買わないよね。
・・・と思ったのですが、やはりそこはビートルズ!
リマスターされて綺麗な映像になりました!なんて言われれば、どうしても気になってしまいます!

ということで、こないだ家族でブルーレイ録画ディスクを買ったこともあり、一つくらいは持っていてもいいか!と、試しに今回、DVDだけを購入してみることにしました。
本当は、23曲の画像が入っている、「デラックス版」が欲しかったのですが、値段が6千幾らと高いです!!
とても小遣い食費込み2万円の身では厳しいので、安い通常版・・・のほうを購入しました。

とは言っても、80年代のVHSビデオ時代、「レッド・ツェッペリン・狂熱のライブ」は1万5000円くらいしました。
ビートルズ1DVD通常盤は、高いなぁ~と思いながらも、それでも3000円くらい。
いい時代になったものです!

とまあ、早速見てみた印象ですが、白黒映像はそれほどまでに思いませんでしたけれど、やはり、カラー作品は、顔の傷までわかるくらい、かなりの綺麗さになっている感じで驚きました。
中でも、わたしが今回一番気に入った、ペーパーバックライターのPVなんて、最近撮影したみたい。
まるでオアシスや、ヴァーヴなど、90年代のUK・POPバンドを見ている錯覚に陥りそうなくらいでした。
この映像をみていると、やはりああいった、イギリス特有のロックバンドのルーツは、やはり間違いなくビートルズにあると、そう納得できる。

ペーパーバック・ライター↓





ちなみに、このような、今のPVに通じるっぽいのあり、白黒のライヴ画像あり、そして最近合成されたのであろう、アニメPVありと、いろいろ趣向をこなしていますが・・・。
正直、最近リミックスされたアニメPVは、わたしは微妙でした。
No1作品にこだわったアルバムだから、当時のPVが無い作品は、こうするしかなかったんだろうけれど、だったら、「ビートルズ1」として出すのではなく、きちんとPVの存在する作品をまとめて、「ビートルズ・ベストPV集」で出してほしかったな・・・。

あと、他に映像を見ていて思ったことは、後期のヒット曲って、やはり、ほぼポール・マッカートニが独占なんですね。
まあそんなこと、とっくにわかっていたけれども、改めて、この1のDVDを見て印象を強くしました。
まだ生きている大御所ポールに気を遣っているのか?
そう思えるほど、後半はポールの歌・オンパレード。
でもこの作品のコンセプトは、あくまで英米No1になった曲なので、別にボールに配慮したわけではなく、それだけ後期ビートルズは、ポール・マッカートニー主導だったということなんでしょうね。