昨日、今日は休みでしたが、暑すぎて動く気にならなくて、昨日新しいパソコンを買ってきました。
前のパソコンは、貰い物のノートパソコンで、確か2007年くらいの製品であり、立ち上げて、ネットにつながるまで20分くらいかかる代物でした。
それが、今や5秒!!
感動だ~
ちなみに、自分でお金出してパソコン買ったのは、2000年に最初のパソコンを買って以来です!
ところで、最近わたしの休み前の楽しみは、仕事帰り、途中にあるブックオフに寄ること!
そこであれこれ、気ままに眺めてゆくのが楽しいんですよね。
昨夜も早速寄って、文庫100円コーナーなどを徘徊。
すると、おや?
非常に懐かしい本を発見しました!
それは、わたしがまだ、書店店長だった、最後の頃に出版された、元書店店長が書いたという、「傷だらけの店長」という本です。
当時は書籍で出て、自分の店で買った記憶がありますが、いつのまにか文庫化されていたんですね。
あの頃、店長仲間の間で、そこそこ、ホント、そこそこ、「どこのチェーンの店長が書いたんだろうね?」程度に話題になった記憶がある。
しかし、当時読んでみて、自分の現状のあまりの理不尽さ、空虚さを、これでもかと突き付けられた気がして、辛かったんです。
もうこれ以上は読めない!!
あんまり、わたしはそういうことはないし、大体そうなりそうな本なんか買わないんですが、この本は、途中でそんな心境になり、読むのをやめて、どこかにしまい込んだと思う。
その後、見た記憶がないので、嫁あたりがブックオフに売っぱらったかなにかではないだろうか。
あの仕事とはもう、全く関係がなくなった今、もしかしたら客観的に、他人事として楽しく読めるのではないか?
ふとそう感じて、まあ100円だし、再び買ってみました。
しかし・・・
帰ってから改めて読んでみて、当時なんで、あんなに読んでいて辛かったのかが、よ~くわかりました。
というのも、この作者は自分か?と突っ込みたくなるぐらい、この本を読んでいただければ、当時のわたしの思いがほぼ凝縮されていると言ってよいからです。
まあ、それでも、当時よりはまだ抵抗なく、それなりに読めました。
しかし、・・・読み終えてホント、現在の自分の境遇につくづく感謝しましたよ。
この作者の元書店店長は、わたしとは違って、自主的に業界から去り・・・、なんですが、就職活動が上手く行かないのを匂わせて終わっているけれど、果たして現在は幸せにやっているのだろうか?
他人事ながら、そこが少し気になるところではあります。
あと、わたしのような、落第店長と、この作者の大きな違いは、「それでも本が大好き!」という点だなと思う。
わたしは、冒頭でも軽く書いた通り、書店を去ってから、新刊販売書店なんて数回しか行っていません。
この本の中にも、辞めた店長で、「思い出したくないから本屋にはいかない・・・」と言う人が出てきますが、わたしの場合は、行くとかつての理不尽な状況を思い出し、辛くなるからという感情はあまりなく、ただ単に、あまり面白くないし、大した必要性も感じないから、あえてわざわざは行かない!という感じでしょうか。
新刊本は、何か特別、ホント特別な、気になるものがあった場合に限り、Amazon.comで買っていますね。
しかしブックオフには、毎週のように行きますし、ホント楽しいです。
先ほども言った通り、価格に適正感や、お得感があると感じることもありますし、それに中古本なのであたりまえですが、なにより棚がありがちな、ランクによる棚になってなく、意外性があるというのが、一番面白いところですね。
昔は、新刊書店に入っても、どこもこんなワクワク感があったよな・・・
今は、古本チェーンでしかそれを感じられなくなった。
ランキングによる指導、今を感じる話題中心の棚作り・・・、経験があるだけに、業界の弊害ばかりを感じる。
そういえば、中堅取次が破綻したり、大型書店が閉店したり、アマゾンが取次を通さない方向に・・・、など、関係なくなった今でも、出版のニュースは、(マイナスの)話題に事欠かないなと思う。
まだまだ、あっと驚く話題が、今後も出るのかな?
出版、書店業界を、突然追放された恨みは大きいので、いろんな意味で期待しています(笑)
というのも、この作者は自分か?と突っ込みたくなるぐらい、この本を読んでいただければ、当時のわたしの思いがほぼ凝縮されていると言ってよいからです。
本屋の日常は過酷な戦いの連続だ。繰り返される万引き、達成不可能なノルマ、限界を越えた作業量、
何より給料が安く、満足に休みも取れない。
まあ、それでも、当時よりはまだ抵抗なく、それなりに読めました。
しかし、・・・読み終えてホント、現在の自分の境遇につくづく感謝しましたよ。
この作者の元書店店長は、わたしとは違って、自主的に業界から去り・・・、なんですが、就職活動が上手く行かないのを匂わせて終わっているけれど、果たして現在は幸せにやっているのだろうか?
他人事ながら、そこが少し気になるところではあります。
あと、わたしのような、落第店長と、この作者の大きな違いは、「それでも本が大好き!」という点だなと思う。
わたしは、冒頭でも軽く書いた通り、書店を去ってから、新刊販売書店なんて数回しか行っていません。
この本の中にも、辞めた店長で、「思い出したくないから本屋にはいかない・・・」と言う人が出てきますが、わたしの場合は、行くとかつての理不尽な状況を思い出し、辛くなるからという感情はあまりなく、ただ単に、あまり面白くないし、大した必要性も感じないから、あえてわざわざは行かない!という感じでしょうか。
新刊本は、何か特別、ホント特別な、気になるものがあった場合に限り、Amazon.comで買っていますね。
しかしブックオフには、毎週のように行きますし、ホント楽しいです。
先ほども言った通り、価格に適正感や、お得感があると感じることもありますし、それに中古本なのであたりまえですが、なにより棚がありがちな、ランクによる棚になってなく、意外性があるというのが、一番面白いところですね。
昔は、新刊書店に入っても、どこもこんなワクワク感があったよな・・・
今は、古本チェーンでしかそれを感じられなくなった。
ランキングによる指導、今を感じる話題中心の棚作り・・・、経験があるだけに、業界の弊害ばかりを感じる。
そういえば、中堅取次が破綻したり、大型書店が閉店したり、アマゾンが取次を通さない方向に・・・、など、関係なくなった今でも、出版のニュースは、(マイナスの)話題に事欠かないなと思う。
まだまだ、あっと驚く話題が、今後も出るのかな?
出版、書店業界を、突然追放された恨みは大きいので、いろんな意味で期待しています(笑)