こんけんどうのエッセイ

  Coffee Break 別邸 ~ essence of essay ~

2000年、40歳を機にエッセイを書き始めました。2001年からは、北日本石油㈱のHPの片隅 Coffee Break Essay のコーナーで、順次発表させてもらっています。そんなエッセイが200作を超えました。そこで、時系列に並んでいる作品の中からランダムにチョイスし、改めてここに転載することにしました。題して「Coffee Break 別邸」。時間の堆積の中に紛れ込んでしまった作品をつまみ出し、虫干しをかねて少し新しい風を入れてやろうと思います。たあなたの琴線に触れる作品が見つかれば幸いです。

なお、加筆している作品もありますが、本文の内容は基本的に初出の時点です。また、文中の数詞は、縦書き仕様のままとなっています。

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日本エッセイストクラブ ホームページより抜粋 ③ 

http://essayistclub.jp/

 

05年版ベスト・エッセイ集『片手の音』  
(文藝春秋、定価1524円+税 2005年発行)

文庫版も発売されました。(定価562円+税)
<著者>
浅田孝彦 荒山徹 泉麻人 井芹浩文 磯崎文樹 井出孫六 伊藤桂一 糸見偲 岩原俊 牛島龍介 海野泰男 江原通子 大岡玲 大河内昭爾 大舘一夫 奥本大三郎 金塚晴子 川本三郎 菅野純 木村静枝 玄侑宗久 小池真理子 小林和男 近藤健 紺野美沙子 酒井順子 堺屋太一 櫻井孝頴 佐藤愛子 篠原令 柴田武 諏訪正人 田口犬男 立川昭二 舘野泉 田中信明 田丸公美子 坪内稔典 長岡忠一 夏樹静子 納見義徳 半藤末利子 久田恵 日高敏隆 廣淵升彦 福田育弘 藤原正彦 水木揚 宮部紀子 向井万起男 村田奈々子 望月通陽 森詠 諸田玲子 柳宗民 矢吹清人 山田久俊 山藤章二 吉岡純子 吉田直哉

 

文庫版は2008年に発行されます

(「警視総監賞」)

 

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日本エッセイストクラブ ホームページより抜粋 ② 

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8年版ベスト・エッセイ集『美女という災難』
(文藝春秋、定価1762円+税 2008年発行)

<著者>
朝比奈あすか 有馬稲子 飯田章 池部良 石田トミ 石原彰二 泉麻人 磯田道史 伊藤桂一 上野朱 宇多喜代子  永六輔 大西峰子 小田島雄志 小野遥 梯久美子 鹿島茂 片尾幸子 加藤周一 加藤一二三 神尾葉子 菊池興安 清野恵美子 車谷長吉 黒川伊保子 児玉和子 小林和男 ゴルビー長田 近藤健 最相葉月 佐藤優 佐野洋子 志村史夫 下田キヌエ 高田宏 高橋治 建倉圭介 陳舜臣 塚本哲也 土屋賢二 出久根達郎 中島誠之助 馬場あき子 廣淵升彦 星野博美 松坂暲政 松沢哲郎 松山巌 安嶋彌 柳家小満ん やなせたかし 矢吹清人 横溝美津子 吉岡昭子

 文庫版は2011年に発行されます

(「介錯人の末裔」)

 

06年版ベスト・エッセイ集『カマキリの雪予想』  
(文藝春秋、定価1619円+税 2006年発行)

<著者>
青山光二 浅田孝彦 芦田淳 阿刀田高 池内紀 磯田道史 糸見偲 井上ひさし 今枝由郎  海老坂武 大竹昭子 帯津良一 勝山朗子 神埼照子 岸田秀 金田一秀穂 日下公人 隈研吾 倉田保雄 黒岩徹 河野きよみ 小関智弘 小林和男 近藤健  酒井與喜夫  佐々木譲 佐野洋 椎名誠 鈴木晶 瀬戸内寂聴 妹尾河童 田部井淳子 塚本哲也 出久根達郎 時実新子 常盤新平 鳥羽脩 中島誠之助 中村嘉葎雄 西木正明 板東晃 半藤一利 比企寿美子 平岩弓枝 広淵升彦 福田はるか 福原義春 藤沢周 藤原正彦 保苅瑞穂 丸川珠代 水木楊 南伸坊 村松友視 森まゆみ 安田宏一 矢吹清人 山口富蔵 ゆたかはじめ 渡辺淳一

文庫版は2009年に発行されます

(「昆布干しの夏」)

 

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日本エッセイストクラブ ホームページより抜粋 ①

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11年版ベスト・エッセイ集『人間はすごいな』 
(文藝春秋、定価1714円+税 2011年発行)

<著者>
会田誠 青山南 安慶名一郎 阿部菜穂子 明森まつり 犬木莉彩 氏家幹人 内田樹 永六輔 大竹昭子 大西峰子 沖井洋一 加賀乙彦 鎌田實 河合雅雄 熊澤依子 小林理樹 近藤健 榊睦子 坂下勇輔 坂野徳隆 島崎貞子・アプルバーム 島田雅彦 下田キヌエ 高橋暁美 高橋秀実 田中善治 出久根達郎 豊岡靖子 鳥越俊太郎 中井眞耶 橋之口望 橋本榮子 畠山重篤 玻名城千代子 濱本久子 平松洋子 福田孜 福田はるか 藤森照信 船曳由美 ふるみやいちろう 松浦範子 森まゆみ 山内昌之 山浦玄嗣 楊逸 吉岡昭子 吉田司 よしもとばなな 渡邊和加子 

 文庫版は2014年に発行されます

(「風船の女の子」)

 

 

 

09年版ベスト・エッセイ集『死ぬのによい日だ』 
(文藝春秋、定価1800円+税 2009年発行)

<著者>
青木奈緒 嵐山光三郎 有馬哲史 五木寛之 糸見偲 井上慶雪 大津英夫 大西峰子 丘ノ谷一夫 小佐田貞雄 加賀乙彦 笠原浩 加藤哲美 木村泰司 木村妙子 清原亜希 熊澤依子 久米明 黒田勝弘 児玉清 近藤健 酒井順子 志村史夫 ハルオ・シラネ 但木敬一 谷口真弓 俵万智 坪内稔典 出久根達郎 中島誠之助 中野京子 沼野克義 浜本淳二 原田ひ香 マーク・ピーターセン 久田恵 平井健一 平松洋子 松本悦子 真鍋笑子 丸元康生 三浦しをん 村田兆治 森真紀 森充子 安嶋彌 矢吹清人 山田太一 山藤章二 楊逸 吉井長三 吉川愛 

 文庫版は2012年に発行されます

(「増穂の小貝」)

 

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『肥後藩参百石 米良家』- 堀部弥兵衛の介錯人米良市右衛門とその族譜 -

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 エッセイの同人誌「随筆春秋」へのお誘い 

あなたのエッセイを活字にしてみませんか。随筆春秋は、書くことが好きな方が、気軽に作品を発表できる場です。くわしくは、随筆春秋のホームページで。

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【こんけんどう エッセイ媒体露出履歴2000.6.25 - 2017.10.02】②

 「介錯人の末裔」:同人誌「随筆春秋」28号(2007.9刊)に掲載。 日本エッセイスト・クラブ編集『2008年版ベスト・エッセイ集 美女という災難』(830日文藝春秋刊)に選出・収録。 2011.10.10、文春文庫より文庫発刊。 関連記事:室蘭民報(2011.11.05朝刊

「ボクがそこにいたわけ」:「文芸思潮」23号(2008.5.25刊)に収録。

「永井さんのおじさん」:アポイ岳ファンクラブ会報「アポイ マイマイ」NO.542008.7.10刊)に掲載。 

 「従兄」:同人誌「随筆春秋」30号(2008.9刊)に掲載。

「草の庭」:アポイ岳ファンクラブ会報「アポイ マイマイ」NO.562009.3.1刊)に掲載。 

「石になりたい」:アポイ岳ファンクラブ会報「アポイ マイマイ」NO.572009.7.10刊)に掲載。 

 「G」:「第5回文芸思潮エッセイ賞」奨励賞(2010.1.31表彰式)(応募総数702点)。「文芸思潮」33号(2010.1.25刊)、 「文芸思潮」臨時増刊号「エッセイ宇宙4」(2010.1.15刊)、「随筆春秋」33号(2010.3刊)に全文掲載。2012.01.21282回に分けて室蘭民報に転載。

 「母の上京」:同人誌「随筆春秋」32号(2009.9刊)に掲載。

「実家をたたむ」:アポイ岳ファンクラブ会報「アポイ マイマイ」NO.582009.12.25刊)に掲載。 同人誌「随筆春秋」46号(2016.9刊)に掲載。

 「二艘の小舟」「第6回文芸思潮エッセイ賞」奨励賞(2011.1.23表彰式)(応募総数549点)。

「落とし穴の中で」:同人誌「随筆春秋」35号(2011.3刊)に掲載。

「ぺヤング」:同人誌「随筆春秋」36号(2011.9刊)に掲載。 「室蘭文藝」46号(2013.03.31刊)に全文掲載。

「恥ずかしい診察室」:同人誌「随筆春秋」37号(2012.3刊)に掲載。

「銭湯の帰り道」:同人誌「随筆春秋」38号(2012.9刊)に掲載。

「花嫁からのメッセージ」:児童文学同人誌「まゆ」117号(2012.9刊)に掲載。

「他生の縁」:室蘭民報(2013.4.6)夕刊「四季風彩」欄に掲載。

「妻と別れて」:同人誌「随筆春秋」39号(2013.3刊)に掲載。

「五右衛門風呂とおっぱい」「随筆春秋」40号(2013.9刊)に掲載。

「停電の中で」室蘭民報(2014.1.11)夕刊「四季風彩」欄に掲載。

「ふいの涙」:同人誌「随筆春秋」41号(2014.3刊)に掲載。

「父の算盤」「室蘭文藝」47号(2014.3刊)に掲載。

「化石の時間」:室蘭民報(2014.4.5)夕刊「四季風彩」欄に掲載。

「忘れられない結婚記念日」:「随筆春秋」42号(2014.9刊)に掲載。

「雪山に果つ」:(「わが友、雪山に果つ」を加筆改題)室蘭民報(2014.10.25)夕刊「四季風彩」欄に掲載。

「雪の匂い」平成26年度札幌市民芸術祭 随筆部門優秀賞受賞(2014.11.22表彰式)。「さっぽろ市民文芸」31号(2014.10.31刊)に掲載。

 「父の死と卒業」:胆振芸術祭実行委員会「いぶり文芸」45集(2014.11.20)に掲載。

「大笑いの結末」:「随筆春秋」43号(2015.3刊)に掲載。

「床屋のおしゃべり」「室蘭文藝」48号(2015.3刊)に掲載。

「地球岬、そしてアイヌの思い」:室蘭民報(2015.5.23)夕刊「四季風彩」欄に掲載。

「K点超えの大ジャンプ」:「随筆春秋」44号(2015.9刊)に掲載。

「追体験の旅-増穂の小貝」:室蘭民報(2016.1.9)夕刊「四季風彩」欄に掲載。

「自由研究の成果」:「随筆春秋」45号(2016.3刊)に掲載。

「実家をたたむ」:「随筆春秋」46号(2016.9刊)に掲載。

「名馬シンザンの孤独」「室蘭文藝」49号(2016.3刊)に掲載。「随筆春秋」47号(2017.3刊)に掲載。

「ご先祖の墓を守る」:室蘭民報(2016.10.29)夕刊「四季風彩」欄に掲載。

「狐につままれる」室蘭民報(2017.05.13)夕刊「四季風彩」欄に掲載。

「ギャグの功名」室蘭民報(2017.09.02)夕刊「四季風彩」欄に掲載。

「斎藤信也先生の怪」「随筆春秋」48号(2017.9刊)に掲載。

 

 

<その他著作>

 『肥後藩参百石 米良家』:近藤健・佐藤誠共著 2013.6.1花乱社刊 関連記事:赤穂民報(2013.5.25)、北海道新聞(2013.5.30朝刊)、毎日新聞熊本版(2013.6.13)、北海道・様似町広報誌「広報さまに」7月号(2013.7.5発行)、岩手県九戸郡野田村広報誌「広報のだ」(2013.7号)、日高報知新聞(2013.9.5)、熊本日日新聞(2013.9.15)、朝日新聞(2016.06.10)、龍谷大学広報誌「龍谷」NO.762013.9.20)、「心のガーデニング 読書の愉しみ」No.128201356月号)、総合文化誌「KUMAMOTO」季刊第8号-「武術・土木にすぐれた才能」高野茂-NPO法人 くまもと文化振興会(2014.9

http://karansha.com/merake.html

 

 

Coffee Break Essay HP アクセス件数(カッコは、海外からのアクセス数) =過去12ヵ月=

http://www.kitanihon-oil.co.jp

201793,185608 3,89046、 7 3,761(70)、 6 3,45557、  5 3,60979、 4 3,35763、 3月 3,657(72)、 2 3,33059 1 3,414(82)、 201612 3,717(147)、 11 3,140(186)、 102,71244

 

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 エッセイの同人誌「随筆春秋」へのお誘い 

あなたのエッセイを活字にしてみませんか。随筆春秋は、書くことが好きな方が、気軽に作品を発表できる場です。くわしくは、随筆春秋のホームページで。

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【こんけんどう エッセイ媒体露出履歴2000.6.25 - 2017.10.02】①

 「祝電」「第8回随筆春秋賞」最優秀賞(2003.4.27)を受賞(応募総数384点)。同人誌「随筆春秋」19号(2003.3発行)に掲載。 

  関連記事:北海道新聞(日高版:2003.4.21夕刊)、 日高報知新聞(2003.4.18)、 札幌光星高校「同窓ニュース」(平成163月号) 、 社内報「きたにほん」新入社員特集号(2003.5発行)、 『最新 文学賞事典 1999-2003』(2004.5刊:編集・発行:日外アソシエーツ㈱、発売元:㈱紀伊國屋書店) 

 「三ダース軍曹」:同人誌「随筆春秋」20号(2003.9刊)に掲載。 「2003年度 随筆春秋年度賞」佳作(2004.5.9)に入選。  社内報「きたにほん」平成18年新春号(2006.1刊)。 「室蘭文藝」46号(2013.03.31刊)に全文掲載。

 「風船の女の子」:「第4回関西文學新人賞」第一次選考通過(二次選考選外:応募総数110点、一次選考通過34点)。 同人誌「関西文學」41号(2003.12刊)に中間発表掲載。  同人誌「随筆春秋」34号(2010.9刊)に掲載。日本エッセイスト・クラブ編集『2011年版ベスト・エッセイ集 人間はすごいな』(2011810日文藝春秋刊)に選出・収録。 2016911日 日能研主催全国公開模試 合格力育成テスト(小6)試験問題に採用。

 関連記事:室蘭民報(2011.8.20朝刊)、北海道新聞(胆振・室蘭版:2011.10..4夕刊)

 「誕生日のケーキ」:同人誌「随筆春秋」21号(2004.3刊)に掲載。 児童文学同人誌「まゆ」117号(2012.9刊)に掲載。

 「昆布干しの夏」:「第10回小諸・藤村文学賞」優秀賞(2004.8.21)を受賞(応募総905点)。  

  関連記事:『あたたかき光-小諸・藤村文学賞最優秀作品集』信濃毎日新聞社(2005.3.25刊)に作品一覧掲載。 「第1011回小諸・藤村文学賞入選作品集」小諸市・小諸市教育委員会(2005.8.21刊)

  日本エッセイスト・クラブ編集『2006年版ベスト・エッセイ集 カマキリの雪予想』(2006830日文藝春秋刊)に選出・収録。 2009.08.10、文春文庫より文庫発刊。

   関連記事:北海道新聞(日高版:2006.9.2朝刊) 産経新聞(2006.9.18書評欄) 

  日高朗読会「あ・うん」主催朗読会(2007.9.19於新冠町レコード館。関連記事:日高報知新聞2007.9.16、 日高朗読会「あ・うん」主催朗読会(2007.12.9於新ひだか町ピュアプラザ。関連記事:日高報知新聞2007.12.9

 「警視総監賞」:同人誌「随筆春秋」22号(2004.9刊)に掲載。 「2004年度 随筆春秋年度賞」特別賞(2005.5.8)に入選。 日本エッセイスト・クラブ編集『2005年版ベスト・エッセイ集 片手の音』(830日文藝春秋刊)に選出・収録。 2008.07.10、文春文庫より文庫発刊。  関連記事:北海道新聞(日高版:2005.9.15朝刊、全道版:同日夕刊、インターネットニュース・音声ニュース:同日)、ラジオニュース、 札幌光星高校「同窓ニュース」(平成183月号)、2011.12.0310173回に分けて室蘭民報に転載。

 「増穂の小貝」:「第5回関西文學新人賞」第一次選考通過(二次選考選外:応募総数100点、一次選考通過39点)。 同人誌「関西文學」51号(2004.12刊)に中間発表掲載。「第1回文芸思潮エッセイ賞」(アジア文化社)第三次選考通過(最終選考にて選外:応募総数165点)(「文芸思潮」第7号2005年秋季号の選評に記事)。 同人誌「随筆春秋」29号(2008.3刊)に掲載。 日本エッセイスト・クラブ編集『2009年版ベスト・エッセイ集 死ぬのによい日だ』(2009830日文藝春秋刊)に選出・収録。  関連記事:室蘭民報(2012.10.22朝刊

  関連記事:北海道新聞(日高版:2009.9.10朝刊) 

 「闇に包まれて」:社内報「きたにほん」平成17年新春号(2005.1刊)。 アポイ岳ファンクラブ会報「アポイ マイマイ」NO.512007.10.10刊)に掲載。

 「ふるさとの山」:アポイ岳ファンクラブ会報「アポイ マイマイ」NO.402005.2.1刊)に掲載。

 「三億円のおひたし」:同人誌「随筆春秋」23号(2005.3刊)に掲載。 「第2回文芸思潮エッセイ賞」奨励賞(2007.1.28)を受賞(応募総数212点)。「文芸思潮」13号(2006.9.25刊)に結果発表掲載。「文芸思潮臨時増刊号-エッセイ宇宙」に全文掲載。 )。 「文芸思潮」17号(2007.5.25刊)に全文掲載。 「室蘭文藝」46号(2013.03.31刊)に全文掲載。

 「妻の生還」:「第11回小諸・藤村文学賞」最終選考(応募総数717点、二次選考通過28点)にて入賞を逸する。  「第6回関西文學新人賞」第一次選考通過(二次選考選外:応募総数104点、一次選考通過44点)。 同人誌「関西文學」53号(2005.12)に中間発表掲載。 「第4回文芸思潮エッセイ賞」優秀賞(2009.1.24表彰式)(応募総数645点) 「文芸思潮」25号(2008.9.25刊)に全文掲載。  「文芸思潮」臨時増刊号「エッセイ宇宙3」(2009.1.7刊)に全文掲載。 同人誌「随筆春秋」31号(2009.3刊)に掲載。

 「牛乳瓶の音」:アポイ岳ファンクラブ会報「アポイ マイマイ」NO.422005.7.15刊)に掲載。 関連記事:日高報知新聞(2005.7.20)。 同人誌「随筆春秋」25号(2006.3刊)に掲載。  「日本文学館エッセイ大賞」200611月度月間審査員推薦賞(2006.12.11)を受賞(11月度応募総数572点)。 「第3回文芸思潮エッセイ賞」入選(2008.1.26表彰式)(応募総数433点)。  「文芸思潮」臨時増刊号「エッセイ宇宙2」(2008.1.25刊)に全文掲載。  「文芸思潮」24号(2008.7.25刊)に全文掲載。 「室蘭文藝」45号(2012.03.31刊)に全文掲載。

 「全力疾走のビリ」:同人誌「随筆春秋」24号(2005.9刊)に掲載。 胆振芸術祭実行委員会「いぶり文芸」43集(2012.11.12)に掲載。

 「幻の金塊」:アポイ岳ファンクラブ会報「アポイ マイマイ」NO.432005.10.25刊)に掲載。 同人誌「随筆春秋」27号(2007.3刊)に掲載。 「室蘭文藝」46号(2013.03.31刊)に全文掲載。

 「花嫁の逆襲」「日本文学館木村治美エッセイ大賞」200512月度月間優秀賞(2006.1.24)を受賞(12月度応募総数384点)。 同人誌「随筆春秋」26号(2006.9刊)に掲載。

 「化石の時間」:アポイ岳ファンクラブ会報「アポイ マイマイ」NO.462006.8.5刊)に掲載。 

つづく

 

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  正直に話そう。このところ、寂しくて仕方がなかった。

 なにがどう寂しいかと言われても、うまく説明できない。心の深い部分が空疎なのだ。パンツを穿かずに直接ズボンを穿いてしまったような、なんだかスカスカして落ち着かない、そんな気分といったらいいだろうか。

 私は平成二十二年四月に妻と離婚している。妻が精神疾患を発症し十二年半の間、ともに闘い、最後には妻が家を出た。妻の妄想から長期間にわたりひどい暴力を受けた時期があった。肉体的な暴力と言葉による暴力だった

 妻は十二回の入退院を繰り返し、七回の自殺未遂を行った。その大半が、処方されている向精神薬や睡眠導入剤の過量服薬だった。そんな妻が、同じように入退院を繰り返す病気仲間の男性のもとに走った。ずいぶんと時間をかけて説得したが、徒労に終わった。二十二年の結婚生活の半分以上が病気との闘いだった。それは同時に、絶望との闘いでもあった。

 離婚してその病気から解放された。いきなり現れた自由に戸惑い、面食らった。会社帰りに本屋に立ち寄ることができる。買い物をしたレシートと財布の残金を照合しなくていい。週末に一週間分の夕飯の食材をまとめ買いしていたが、それも不要になった。

 私は様々な縛りから解き放たれ、自由を手にした一人娘は大学生だったので、すでに手がかからなかった。ただ、自由を手にしたといっても、その後二年間、会社からの要請で宅建(宅地建物取引士)の受験勉強に明け暮れた。五十歳からの挑戦であった。その勉強が終わった直後から一年半ほど、自著の出版に翻弄された母方の家系調査の成果を本にした。休日のほとんどの時間を図書館で過ごした。やがて本が完成し、それらの煩雑さから解き放たれた。だが、やることがなくなったわけでもなく、その後も何かと忙しい日々を送っていた。

 離婚した直後は、もう二度と結婚などするまいと思っていた。そしてすぐに、前述した忙しさの大波に飲まれたのだ。寂しいと思う暇もなく、また、別れた妻のことを案ずる時間も持たずに過ごした。その間、東京から北海道に転居し、さらに北海道内を室蘭から札幌へと異動し、仕事環境もガラリと変わった。

 一人になって四年目くらいからだろうか、ふと寂しさを思う時間が出てきた。一人がたまらなく自由でよかったのに、寂しいと感じ始めたのだ。「幸福というものは、一緒に喜んでくれる者がいて初めて光り輝くものだ」と何かの本に書いてあった。誰の言葉かは忘れたが、深く胸に沁(し)みた

 詩人西條八十(やそ)の墓には、

「われらふたり、たのしくここに眠る、離ればなれに生まれ、めぐりあい、みじかき時を愛に生きしふたり、悲しく別れたれど、また、ここに、こころとなりて、とこしえに寄り添い眠る」

 と刻まれているという。こういう夫婦は珍しいだろう。だが、羨(うらや)ましいと思った。

 男と女の人生には、様々なことが巻き起こる。ぶつかり合いながら、それをひとつひとつ乗り越えていく。お互いに、妥協の中で諦めていくといういい方にも、どこかでこっそりと頷いている自分がいる。波打ち際を歩いていて、振り返ると足跡がはるか遠くから続いており、もうこんなに歩いたのかと驚かされることがある。夫婦の歩みとはそんな光景に似ている。

 私にはもう、そんな経験は味わえない。それが残念でならない。万が一、いい人が現れたとしても、これから築き上げていく時間はそれほど長くはない。新たな自分なりの幸せの形を探すしかない。決して他人を羨まない、そう自分に言い聞かせながら日々を過ごしてきた。

 だが一方で、自然な感情の流れとして、伴侶が欲しいという思いが芽生え始めていた。寄り添える人が欲しい、一緒に歩いてくれる人が欲しい、と。だが、以前の結婚生活のこともあり、もう二度とあんな生活は繰り返したくはない。野生動物のような警戒心が常に私の中に張り巡らされていた。

 そんなある日、札幌にいるさとみから電話があった。さとみは、気心の知れた幼稚園からの幼なじみである。

「けんちゃん、いい人いるんだけど、会ってみる気ない?」

 一人の女性を紹介された。それは突然舞い降りてきた話だった。昨年(平成二十八年)の秋のことであり、妻と別れてから六年が過ぎていた。彼女も四年前に連れ添いを亡くし、お互いの子供たちもすでに独立していた。その時、私が五十六歳で、彼女は五十四歳だった。

 それから私たちは、積極的に二人の時間を作るようになった。二人で食事をし、二人で映画を観にいった。腕を組んで街を歩き、寒いねと言ってラーメン屋の暖簾をくぐる。彼女は一貫して塩ラーメンで、私は味噌や醤油などその日の気分で食べ分けた。往復七時間も八時間もかけて、お互いのふるさとを訪ねたこともあった。彼女は日本海、私は太平洋の小さな漁村に生まれている。二人の共通点は同時代の田舎者というその一点だけだ。あとは全てが違っていた。私はそれでいいと思った。彼女もまた、そう考えていた。同世代の田舎者ゆえに共有し得る安心感があり、心地よさがあった。

 二人で時間を共有するようになって三ヵ月ほどが過ぎたころ、

「私はね、けんちゃんと会ってから変わったの。いつも楽しいし、気持ちがほんわかしている。一生懸命生きているのは変わらないけど、大変だけど、辛くないの」

 私も同じ感覚を抱いていた。私たちが出会ったのは秋で、冬に向かう季節の中にいた。だが、そのはるか先に、光の春があることを確信していた。

 彼女と出会ってから一年が過ぎた。ケンカになるようなことは一度もなかった。これからも仲良く穏やかに歩んでいきたいと思っている。

 

  平成二十九年十月

 

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<この木を見て思うこと>

 クロマツの木が道路の真ん中に立っている。歩道ではなく、車道の真ん中に。しかもその木は見上げるほどの大木で、正々堂々と立っている。この目を疑うような光景に、しばし釘付けになる。室蘭市の懐の深さ、許容量の大きさに打たれ、敬意を表したい気持ちになった。

 これが初めて「あんぽんたんの木」の写真を目にしたときの印象である。室蘭市知利別町(ちりべつちょう)4-16にあるこのクロマツは、いつのころからか「あんぽんたんの木」と呼ばれ、地域の人々から親しまれるようになった。

 

 どうしてこの木はこんなところに立っているのだろう?

 なぜ、伐採されずにすんだの?

 あんぽんたんの木という名は、どこから来ている?

 この木は、いつからここに立っているの?

 

 この木を眺めていると、様々な疑問が浮かんでくる。そして、この木が過ごしてきた「時間」を思う。

 かつて「ど根性〇〇」というフレーズがちょっとしたブームになった。アスファルトの隙間から顔を出したダイコンやスイカなどが、「ど根性」を冠されて呼ばれた。このあんぽんたんの木こそ、まさにその代表選手だ。

 眺める人によって、この木の見方がずいぶんと違ったものになるに違いない。大いなる勇気をもらう人。「お前もガンバレ!」と励まされる人。ずっと自分を見守ってくれていたと感じる人。何年かぶりに帰ってきて「お前はまだここに立っていたんだ」と懐かしい思いで幹に触れる人。様々だ。

 

<伐採計画の浮上>

 このあんぽんたんの木の伐採が報じられたのは、2017年8月24日の地元紙、室蘭民報でだった。クロマツのある場所は、新日鐵住金㈱室蘭製鉄所の所有地に囲まれた敷地内通路上である。ここは市有地なのだが、市道としては認定されていない道路だという。北海道道107号室蘭環状線(以下道道という)から少し入って緩やかな坂を上った途中に、同製鉄所のゲストハウス・知利別会館(知利別迎賓館)がある。とても閑静な場所であり、交通量がほとんどないところである。ただ、周囲の宅地開発に伴い道路の拡幅整備が予定されており、今後交通量の増加が見込まれている。そのため、市でも同通路の市道認定を検討していることから、開発事業者らが市や地域住民と協議し、道路整備を機にこの木の伐採が決まったというのだ。

 この伐採のニュースが、新聞・ラジオで報じられた。それを知った市民からの問い合わせが、室蘭市に数十件寄せられた。8月29日には伐採のためのお祓いが行われ、9月4日(月)の週に伐採される段取りが組まれていた。それが判明し「なんとか残せないものか」「できれば残してほしい」そんな思いが相次いで寄せられたのだ。

 このあんぽんたんの木から道道沿いに800メートルほどのところに桜蘭中学校(旧蘭東中学校)がある。この学校の運動部は、走り込みに際し、長年この木を折り返し地点にしてきた。この木までの一往復を「一本松」、二往復を「二本松」と呼び、木にタッチして戻ってくる。そんな若き日の苦しい想い出が多くの人の心にあり、この木はそんな人々を長年眺めてきた。この木を目指して走った日々、夕暮れまでこの木の下で語らった日。この地に生まれ、ここで育ち、暮らしてきた人々を見つめてきた木が、伐られようとしている。いても立ってもいられない思いが、人々を動かしたのである。

 そんな思いが汲まれ、8月31日、室蘭市長はあんぽんたんの木の伐採について「クロマツは樹齢が分からない。木の健全性を診断したり、道路整備上の詳細な確認といった総合的な検討をした上で(伐採を)再度判断したい」(室蘭民報 9月1日)との考えを示した。伐採の判断は「周辺整備の関係もあるので速やかに行う」という。市長の英断である。

 一抹の不安は残るものの、あんぽんたんの木は救われた。

 

<この木の樹齢とそこから見えてくるもの>

 道路ができてからこのクロマツを植えたとは考えられない。クロマツのある場所にあとから道路ができたと考えるのが常識だろう。では、この道路はいつ造成されたものなのか。知利別会館の建設に伴い道路が整備されたのか。この点が、この木の樹齢を知る重要なカギになる。

「この木は私の同級生のおじいさんが植えた」というコメントがフェイスブックにあった。クロマツを野原に植えたわけではないだろう。自宅の庭かその周辺に植えるのが普通だ。自宅ではなく、何かの施設の前だったのかもしれない。その場所が道路になったのだ。

 家の前や何かの施設の周辺が道路になるということは、新たに道路を造成したものと考えられる。つまり、とりわけ大きな施設があるわけではないこの場所を考えると、知利別会館の建設に伴い道路が造成されたと考えるのが自然だろう。

 実際にこの場所に立ってみると、知利別会館が建設され、その時に正面玄関から道道に接続する道路を造成したものだろうということが容易に想像できる。あんぽんたんの木は、道道から数メートル引っ込んだところに立っている。つまり、かつては道道に面したこの位置に建造物があり、道路の造成とともに建物は取り壊されたのだが、クロマツだけが何らかの理由で残されたのだ。知利別会館が建設されたのは昭和15年であるから、自動車のほとんどない時代である。道路の真ん中にクロマツがあっても問題にならなかったし、逆にクロマツが幹線道路から入ってくる車両などの「車止め」のような形になっていた。

 そのように仮定すると、クロマツの樹齢の推定は次のようになる。

 知利別会館が昭和15年(1940)の建設である。この木はそれ以前からあったという証言が実際にある。昭和15年は、今から77年前のこと。樹齢は、77年+αということになる。

 どうして道路を作るときにクロマツを伐採しなかったのか。当然伐採されるべきものだが、伐採を阻害する特別な要因が出来(しゅったい)したのだ。

 真っ先に思いつくのは、伐採しようとして良からぬことが起こったということだ(この話はフェイスブックやブログなどで読んだ)。それは一度ならぬ、二度、三度と(少なくとも二度以上)起こったために、伐ってはいけないという判断が下された。誰もがその判断に納得するほどの悪しき事だったのだろう。

 樹齢10年ほどの苗木なら、幹の直径が5~7センチほどだろう(このへんは専門家に確認する必要がある)。その程度のものなら手で引き抜くことも十分に可能であり、「伐採」という話にはならない。引き抜いたらそれでおしまいのはずだ。つまり、このクロマツは昭和15年の時点で、伐採しなければ除去できないほどの大きさの木だったことになる。そう考えると、現在のこの木の樹齢は、90年を優に超え、100年に近いもの、ひょっとすると100年を超えるかもしれない。

 また、道路の建設が知利別会館建設のしばらく後だったのではないかという可能性については、この道路が知利別会館の正面玄関前の通路で、幹線道路に接道するためのものであることから、それはあり得ないことだと断言できる。

 

<あんぽんたんの木の今後について>

 この地域の人々にとって大切なこのあんぽんたんの木、これからどうやって残していったらいいだろうか。すぐに思いつくことは、専用サイトがあってもいいのではないか、ということ。

 あんぽんたんの木の四季折々の表情をとらえた写真が見られるといい。昔の写真も見たい。スケッチや水彩画、油絵なども。あんぽんたんの木にまつわる思い出や、様々な思い、そんなものも読んでみたい。今回の伐採のエピソードを織り交ぜて、絵本なんかもいいじゃないか。そんなことが思い浮かぶ。

 この木を観光資源として使わない手はないだろう。こんなインパクトのある木は、日本全国探してもそうザラにあるものではない。バッジを作ってもいい。いろんなものにプリントしてもいいじゃないか。この木の松ぼっくりも何かに使えないか。私の貧弱な発想では、この程度しか思いつかない。

 ネーミング? もちろん「あんぽんたんの木」でいい。あんぽんたんな場所に生えていてそれを許容している、そんな室蘭市のおおらかさがいいじゃないか。単なるあんぽんたんの木ではない。立派なあんぽんたんである。

 

 あんぽんたんの木が、いつまでもこの地域のランドマークとして立ち続けていて欲しい、そう願ってやまない。この木は、ここで暮らす人々、ここで暮らしたことのある人々の心の財産である。つまり街の財産だ。街の風景は歳月とともに変わっても、この木は変わらずに立ち続けている。これまでがそうであったように。そして、これからもずっとそうであるように。

 だから、「やっぱ、伐るわ」なんて言わないで欲しい。

 

  平成29年9月22日  近 藤 

 

 < 写真撮影:室蘭市・石川詠心氏 >

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 酒での失敗談は数多くある。想い出深いのは、島崎さんとの酒だろう。

 私が東京で就職したばかりのころ、島崎さんは五十歳を少し過ぎた年齢だった。島崎さんは、江戸っ子気質でベランメー調、飲むほどに饒舌になる。彼はこよなく日本酒を愛していた。だから、昼食もソバしか食べない。

「ばかやろう! メシなんか食ったら、酒がマズくなるじゃねぇか」

 と返ってくる。会社帰り、ひとりで一杯引っかけて帰るのが楽しみで、そのために会社に来ているような人だった。

 島崎さんは三浦市(神奈川県)から通っていた。京浜急行の始発、三崎口駅から会社のある日本橋人形町まで乗り換えなしの一時間四十分の通勤だった。

 飲みすぎた島崎さんは、すっかり寝込んでしまい、その距離を折り返して戻って来るのだ。そんな島崎さんの姿は、何人もの社員が目撃している。飲んだ帰りに人形町駅を通る際は、みな反対方向の車窓に島崎さんを探すようになっていた。終電を失くした島崎さんは、競馬の当たり馬券でビジネスホテルに泊まったこともあった。

 あるとき、珍しく島崎さんに誘われた。島崎さん、実は大の読書家で、文学談義に花が咲いた。咲き過ぎた。大ファンの太宰治がいけなかった。島崎さんの舌に火がついた。その舌が空回りし出して、何をしゃべっているのか分からなくなってきたところで、お開きとなった。

 駅に着くや、

「オッ、ショーベン!」

 と言う。二人でトイレへ行く。トイレには我々しかいなかった。小便をしながら、なおも熱弁を振っている。だが島崎さん、なかなか小便の音がしない。おかしいなと思い、チラリと見ると、確かに両手で握っている格好をしている。だが、肝心なものが出ていなかった。どうなっているンだと思ってよく見ると、島崎さんの足許から私の方に向かって、水が流れて来るではないか。その水は島崎さんのズボンの裾から出ていた。

「島崎さん、チンポ、出てないスよ!」

「えーっ? 何だって?」

「小便が……ズボンの裾から出てます!」

「あ、ああっ……いけねぇ。おめぇ、何でそれをもっと早く言わねぇンだッ!」

 島崎さんは革靴に溜まった小便を便器に空けながら、「年取ると、ショーベンもどっから出て来るか、わかりゃしねぇな」と息巻いた。

 歩きながら、何だかグチャグチャしやがるといい残し、後手を振って平然と改札の向こうに消えていった。

 島崎さんが定年退職して数年後、島崎さんの訃報を受け取った。どうしても都合がつかず、葬儀には行けなかった。あの世でも豪快に酒を飲んでいることだろう。今でも人形町駅のトイレに入ることがあると、島崎さんの小便を思い出し、思わず頬がゆるんでしまう。

 

  平成二十九年九月、平成十六年三月初出「梅崎さんの酒」を改訂し、改題した。

 

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 東京を離れて六年になる。最近は、年に一度しか上京する機会がなくなった。長年住み慣れた街も行くたびに様相を変え、着実に私の知らない土地になりつつある。とりわけオリンピックが決まってからは、変貌のギアがトップに入り、街中、どこもかしこも工事中だ。年に一度、しかも一泊二日の滞在では、行動範囲が限定される。私の東京感覚がすっかりダメになってしまった。

 東京にいた二十八年の間、小金井市、川崎市、杉並区、練馬区と住む場所を変えながら、会社のある日本橋まで通勤していた。当然、あのカラフルな線が絡み合うメトロネットワーク(地下鉄路線図)やJR、他の私鉄との接続が頭に入っていた。その範囲は都心だけではなく、横浜などを含めた首都圏に及んだ。東京でサラリーマン生活をしていると、自然と身につくものである。その回路が六年を経て、ズタズタに寸断されつつある。

 今回、有楽町へ行こうとJR新橋駅のホームで電車を待っていたら、池袋で人身事故が発生したというアナウンスが流れた。山手線が全線で運行を見合わせているという。よくあることだ。山手線と並走している京浜東北線も、駅工事の関係から新橋駅に止まっていなかった。有楽町は次の駅である。

 実はこのとき、私は大きな勘違いをしていた。有楽町が三駅ほど先だと思っていたのだ。ここ数年品川近くのホテルを利用していたためである。だから、都営浅草線や都営大江戸線あたりに乗って、どこかで有楽町線か日比谷線などに乗り継ぐと、有楽町に行けるんだろうなと漠然と思っていた。ただ、何に乗ってどこで乗り換えるのかが判然としていなかった。

 次第にホームに人が溢れてきてマズイなと思い始めたところ、同じく並走しているJR東海道線で東京駅まで行き、そこから歩いて戻ることを思いついた。東海道線は、有楽町駅を通過してノンストップで東京駅まで行くのだ。つまり私は新橋から歩いて有楽町まで行けばいいものを、東京駅まで行ってわざわざ一駅歩いて戻るというバカげたことをやってしまった。その愚行に気付いたのは、しばらく後になってからである。かなりの重症だ。

 歩き疲れ、しかもスマホのバッテリー残量もわずかになったので、充電しながらコーヒーを飲もうとスタバ(スターバックス・コーヒー)を探した。そのとき私は銀座にいた。歩いている間、何度か目にしていたスタバなのに、いざ見回してみると見当たらない。

 スマホで検索してみたら、銀座周辺のスタバが十五軒も出てきた。目の前のビルにあるはずのスタバがないので、近くでティッシュを配っていた女性に訊いてみると、

「あ、ここのスタバ、この間、ギンザ・シックスに移転しましたよ」

 と言う。(ギンザ・シックス……)おそらく誰もが知っている施設なのだろうなと思いつつ、礼を言って女性から離れた。

 ギンザ・シックスとは、四月下旬にオープンした「GINZA SIX」のことだった。以前の私なら、「シックス」だから、銀座六丁目のことか? 六丁目なら松坂屋があったあたりだろう。松坂屋は長年工事用のフェンスとシートに覆われていたよな、とおおよその見当がついたはずだ。それが皆目わからなかった。そのことに、少なからぬショックを覚えた。

 次第に東京が遠のいていく。東京が私の街でなくなっていく。心がスカスカしてくるような寂しさを覚えた。私がふるさと北海道の様似(さまに)で暮らしたのは中学までの十五年だが、東京ではその倍近い歳月を過ごしている。気づかぬうちに私のホームグラウンドになっており、娘にとってはふるさとだ。熱心な鉄道ファンではないが、山手線のホームで電車の発車メロディーを耳にしたとき、体中の血液がそれまでの倍の速度で駆け抜けていくのを覚えた。懐かしい思いが胸に溢れ、思わず胸がキュンとなった。そんなふうに感じること自体、東京が離れている証拠だ。

 私は東京が好きだ。新橋、有楽町、神田などの猥雑さが心地いい。渋谷ハチ公前交差点からセンター街を抜け、いわゆる奥渋谷と称されるようになったあたりに至る雑踏が好きだ。四方八方から人が湧き出てきて、それぞれの方向に消えていく。そんな雑踏に紛れていると、妙に落ち着くのだ。多くの人が嫌うゴミゴミとした都会、そんな大都会の喧騒が心地よく、好きなのだ。

 私の街が知らぬ間に遠のいていく。やがて目を凝らしても見えなくなってしまうのだろう。二十三歳から五十一歳まで、人生の旺盛な時期を過ごした場所がフェードアウトしていく。得もいえぬ寂寥感が、私をすっぽりと包みこむ。

 

   平成二十九年八月 

 

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