酒と涙のジャズハウス実現物語

酒と涙のジャズハウス実現物語

大学時代、ジャズピアノに挫折。社会人になって、再度チャレンジし、

恥をかきつつ実践を積むこと2年。なんとかあやしげなアドリブができるように。

次なる目的は、私のような超初心者が気軽に演奏できる敷居の低い

セッションカフェを作ること。そんな夢の記録です。

Amebaでブログを始めよう!

 

SNSで知りましたが、なんとあの漫画を原作とした映画の効果で、テナーサックスを始める人が全国で100万人いるという話です。

どこで調査したのかわかりませんが、実際、サックスだけでなく、ピアノなど他の楽器でも、映画効果でジャズを始めたいという人が増えているように感じます。

先月はカップルがリスナーとしてセッションに来られました。なんと、ジャズはじめるために前日にキーボードを買ったとか。
また、サックスやギターをやりたいという人など、うちみたいな小さな店でもちょこちょこ遭遇するので、

”ジャズを始めたい層”がかなりな数存在する”のはなんとなく実感しています。

大人になって慣れない管楽器を始めた自分の経験からいうと、楽器そのものとジャズを同時に始める人は楽器演奏の面からも
大変だとは思います。

が、小さい時から吹奏楽部などで楽器演奏を経験している人なら、後は”譜面から離れて演奏する”ために必要な知識と練習をすれば、
セッションに参加するというところまではそう難しい道のりではないと思うのです(当社比)

後は性格との闘いですね。(これについては後日)

新しい人が入ってきて、演奏者が増えると楽しい反面、私たち先輩としては、うかうかしていられないといったところでしょうか。これからも上達に向けて、日々、切磋琢磨していきたいところです。

という訳で、今週末は22日に練習会セッション(ビギナー向け)です。先の話と矛盾しているかもしれませんが、ピアノ枠などが多くてフロントが少なく、ドラムがまだいません。只今、フロント、ドラム絶賛募集中です!


また、100万人のテナーサックスの予備軍の方も、ぜひお待ちしております
(残席僅かですのでお早めに!)
 

心を入れ替えて、久々にブログ再開の決意表明をしたばかりですが、

 

更新できていなくてすみません。

 

実は、トラブっています。

 

というのも、ブログを書いてからしばらくして、店のトイレの前の天井から水漏れが。。

 

大家さんにもお願いして、確認してもらったのですが、原因がわからず。

 

 

思い返すこと、2年前。

 

ある日、夜のセッションの終盤、トイレの前の床が濡れていることに気づき、

 

上を見ると、天井のライトの淵から、水が垂れている。。

 

と、みるみる内に、そこから滝のような水が流れ落ちてきた事件がありました。

 

ただ、その日の後はぱったりと水はやんだのです。

 

 

大家さんが業者さんを呼んで天井裏を確認してもらいましたが、

 

原因がわからずそのままになっていた水漏れ。

 

 

そして、その翌年も、同じ時期に水漏れは現れ、1日くらいたつとぱったり

 

やむのです。

 

 

今年もや奴が来た!!! と思ったのですがどうせすぐ止まるだろうと

 

思ったのが間違いで、今回は手ごわく、水漏れは日増しにその勢力を増し、

 

ついには、天井の壁もこの通り、

 

大家さんの方の業者さんは日程がいつになるかわからない

 

とのことなので、

 

もう、これは彼らを呼び寄せるしかない!!

 

そう、あの

 

モヒカンキングと仲間たち

(↑写真は店オープン当時の写真。今はフツーの髪型になってる。)

 

本当に頼れる人たちなんですよ。

 

リーダーのやまちゃんは頭がいいので、仕事が早いし、実に的確。

 

大家さんの業者さんが原因がわからないといった、

 

水漏れの出どころを瞬く間に突き止めていく。

 

ただ、水漏れは一か所ではない可能性もあるので、今後、上の階の

 

床をはがして水漏れをくまなく確認して、工事にかかるという。。

 

なので、7月中旬に予定していたジャズ喫茶の予定が少し伸びることに

 

なるのですが、まだそれは次の投稿でお知らせします。

 

空調は突然止まるは、水は漏れるはで、トラブルは突然に、

 

しかもまとめてやってくるので、気が抜けません。

 

ただ、心強い助っ人のお陰で、なんとか不安が解消できそうです。

 

来られるお客さまには、しばらく工事でご不便をおかけするかもしれませんが、

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

すっかりご無沙汰してしまいました。

 

私? なんとか生きてますよ~。

 

 

更新が全然ないんで、もう、とっくに店はつぶれてしまったのではと思っていた方も多いはず。

 

なんと、最後の投稿は2016年。

 

私もびっくりです。

 

 

なんと、そこから7年。

 

本当に、いろいろなことがありました~。

 

 

でも気が付けば2009年のオープンから数えると、もう14年も経っていますね。

 

なんと月日の早いこと。

 

 

また、行方をくらましていた間のこととか、ボチボチと書いていきますので、

 

皆さん、これからも、どうかお付き合いくださいね!!!!!

 

 

 

前回、4月に来日したオドさんですが、再び来日することになりました。


急なんですが(°Д°;≡°Д°;)。


こどもジャズ演奏体験ワークショップ開催します!!



前回のオドさんのワークショップの模様はこちら でも紹介していますので

ぜひ、見てくださいね。


そして日時はもう目の前ですが7月26日(火)に開催されます。





ですので、ジャズって少し興味あるとか、ジャズっぽく演奏してみる体験ワークショップはいかがですか。


今回は、お子さんとご一緒に保護者の方もご参加できますよ。


まったく楽器をやったことのないお子さんだとか、小さなおこさんは、少人数で、グループを組みおなじようなレベルの子が集まって演奏しますので、安心です。



曲はジャズのスタンダードや、ジャズではないけれど有名な曲をいろいろ選んで演奏してみますよ。


自由に絵をかくように、音で表現するという経験はとても楽しいだけでなく、周りの音を聞きながら一緒に演奏するという体験はお子さんにとっても、脳にも心にもとてもいい効果が期待できます。





ところで前回驚きだったのは、まったくピアノの弾けない状態だったのが、終わりには自由に演奏していて、本当にジャズをやったことないのと思わず聞いてしまったくらい。

ほんとうに彼のこの3時間はマジックです。




前回はちょっとしか写していませんでしたが、オドさんは、写真のとおり、とってもおだやかで優しいおじさんです。そしてジャズを心から愛してやまない厚い思いがある人なんです。



一見、のほほんとしている印象ですが、ノルウェーでこども向けのジャズの教室をやっているのですが、そこの子供たちはヨーロッパで数々のコンテストに参加し、注目を集めています。



北海道でも今回、世界各国から子供たちが集まってジャズを演奏するというイベントがありますが、それにも参加されるようです。






前回の様子の写真も。(4月12日夜の部)





今回はお土産もついています。

===============================

オド・アンドレ先生(from ノルウェー)のこどもジャズ演奏体験ワークショップ

~こどもは天才♪たのしくジャズる音遊び~  

===============================

7月26日(火)14:00〜17:00(昼の開催)


参加費:◎小学生:800円◎中学生1000円◎高校生:1300円 ◎大学生~大人(同伴者):1500円

見学の方は:◎幼稚園~小学生500円◎中学・高校・大学・800円◎大人(同伴者)1000円

内容:ブルース、有名なジャズの曲、ポピュラーソングを使ってジャズ風に演奏します。

楽器/ピアノ・ドラム・ベース・キーボードは店にあります。管楽器・ピアニカなどの演奏したい楽器をお持ちの方は各自ご持参ください。

詳細・お申し込みはこちらをご覧くださいね。⇒詳細&予約



いや~、世の中いろいろな人がいるなと感じさせられた出来事がありました。


ずっと前の話になりますが。



そうそう、その前に、うちの店はセッション初心者アンサンブルワークショップもやっています。



これからジャズをやりたいっていう人に、セッションのルールだとか、やり方だとか


実際に演奏してセッションを理解していただくための体験型講座といいますか。

ジャズセッションの始めの一歩。



ここには、他の音楽教室に長年通っているけれど、やっぱジャズのセッションに出たいんだ~という人


から、


クラシックやってきたけど、ジャズもそそられるし、やりたーいという人、


死ぬまでにジャズをやれるようになりたい。(;°皿°)という人



吹奏楽部で譜面ばかり演奏しているのもつまんないから自由にアドリブ(即興演奏)がしたい という人。。。。。



などなど、


実にさまざまな人たちがさまざまな思いでジャズをやりたいと交差していく場なのです。



ま、さまざまな人がくるのは承知しているのですが、


とっても忘れられない参加者がいました。



サックスの方だったんですが、どうも吹き方がおぼつかない。。。



サックスはどれくらいやっているんですかといったら、昨日サックスが手に入ってここで初めて

ですっという答え。



え、ここで?さすがに、困ったな~

という思いもあったのですが、


とにかく、演奏したいという思いでいっぱい。



この行動力、この思い、私嫌いじゃないよ~!!


という訳で、参加され、本人も譜面は読める人なので、何かそれらしく吹いてはおりました。




が、何かが違う。



何だろう、この違和感は。 



ま、演奏からくるものだけでなく、どこか間違い探しのようなもやもやとした違和感。


しかし、どこにそれがあるのかわかりませんでした。



そして Σ(=°ω°=;ノ)ノ



気がついたのです。


サックスのストラップをしていない!!( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚


「サックスストラ...」の画像検索結果上やじるしこの首から下げている黒いものがストラップ。



実はサックスのことを知らない人も多いと思いますのでここで説明。


サックスは本体にフックがついていてそれに首輪のようなもの(ストラップという)をぶら下げて両手で


支えるのですが(最近は肩で支えるタイプもあります)




その方、サックスのストラップをしないで、手のみで!!サックスを支えていました。


どーりで手の動きがぎこちない。(///∇//)


サックスを吹きたい一心で、ストラップを買いそびれて、それをするのさえ知らず。


うん、その気持ちよくわかる (;^_^A




そういえば、昔、家にバイクが初めて来たとき、


嬉しさのあまり、わたしゃ~、夜中一人で走りにいったけど、


真冬のめちゃさぶい日だった。。。


家に買って、ふと見たら、手が真っ青。なんと、


グローブをし忘れていたんですね!!!



でも、寒さも感じなかった。


昔の私だ!!(≧▽≦)




ああ、彼は今ひたすら練習していることでしょう。


成長した彼との再会が愉しみです。



ま、レアなケースをお伝えしましたが、私もジャズをやりたい!!。。。そんな方は

まずはセッション初心者アンサンブルワークショップ 、こちらをどうぞ。





【過去の創業時のエピソードの話はこちらをどうぞ】
●なぜ、セッションハウスを作ることに?

●【第1話】出会い、そして一目惚れ。
●【第2話】神だのみ~祈りは天に届いたか??
●【第3話】手放しで喜んでいいのか!?

●【第4話】第一の挫折~ああ、夢ははかなく散った!?
●【第5話】失意の中で、第二の出会い。
●【番外編】#1 挫折しそうな時の言葉

●【第6話】悪夢…ふたたび。

●【第7話】やるせない思い・・、店を作れるのか。

●いよいよ、開店準備に向けて始動します。

●眠れない・・・
●モヒカンキングとの打ち合わせ

●酒と豚バラの日々

●プレミアムビールで気づいたこと。
●お店ができました!

本日、昼は、こどもジャズワークショップをはじめて開催しました。



ノルウェーでこどものためのジャズスクールを主催し、北海道でもこどもたちのワークショップを開催してきたオド・アンドレさんが来日

国立ノルウェー音大も注目されているというオド・メソッドを目の当たりにした日でした。


今日はその初日(来週の火曜日夜にも同じ内容で開催します)。








こどもは、小学生から、中学、高校、大学と、社会人でもあまり演奏できないという方も一応参加可能となっております。



オドさんが教えていたトランペットの女の子や、こちらで活躍しているドラム、ギター、ビブラフォンといった

楽器の人たちもサポートに入ってくれ、オドさんのワークショップが始まりました。


今回参加された中で印象深かったのは、ドラムの高校生の男の子と、ピアノの女性。


実は二人にはある共通点がありました。


ドラムの男の子は、ロックドラムをやっていて、今日はジャズ初参加。未体験とのこと。


そして、女性はというと、コードの押さえ方もまだよくわからない、そしてアドリブもあんまりしたことがないという、やはり初心者でした。はじめ、リスナーでといってたのですが、子供にもわかるように教えているので、大丈夫と背中を押して参加してもらいました。



そう、二人ともジャズはほとんど経験なし。



そして、さらに、二人の共通項というのは・・・某大手音楽教室で、ピアノをやっていたということ。きちんとしたカリキュラムにそって学んでいくという音楽教室なのですが。。(*´Д`)=з



男の子のお母さんによると、ドラムの子は、そのピアノの教室がつらくて、ワンワン泣いてもうピアノをやめさせてほしいといってやめたそう。ピアノをやめてからは独学でドラムの道へ。


そして女性も同じ音楽教室で、ジャズピアノを習ったけれど、できないコンプレックスから離脱。でもどうしてもやりたいと、うちの店に来た方でした。日程が合わず、おススメのワークショップに

来られないので、こういうワークショップがあるけれど見学しにくる?と聞いたら、おもしろそうときてくれました。


今までの音楽教室の教え方に拒絶反応があった二人ですが、オドさんのメソッドで演奏に参加すると、終わりごろには、もうりっぱに演奏してました。わずか数時間。


しかも譜面をあまり見ていません。


そうなんです。難しいと思われているジャズですが、オドさんの手にかかれば、レッスンの終わり頃には、のびのびといろんな曲を演奏していたのです(=⌒▽⌒=)。


参加した大学生のベーシストが、そのピアノの女性に、本当に演奏できなかったのですか?」と驚きを隠せず、聞いたくらい。


そしてドラムの男の子も、いっぱしのジャズドラマーの音になっていて、


最後には「楽しかった~!」と

水泳の北島康介みたいに叫んでおりました。






ピアノができなかった女性にも感想をきいてみたら、

「できるとは思わなかったけど、とてもわかりやすかったし、とても楽しかった~、本当に来てよかった!!」


このわかりやすかったとか楽しかったという言葉は、オドさんににならった中学生や高校生のいろいろな子からもきいてました。目の前にしてなるほどねという説得力。





皆さん、ジャズって難しいものだと思われるかもしれませんが、こどもの対応力ってすごいんです。


例えば、3ヶ月くらいで、この子、別人?と思うくらい上達していたり。



でも、今回は子供だけでなく、大人にもこのオド・マジックが発揮されたのが、私の中では

感動ものでした。



次回は、4月12日(火曜)夜にあります。ご興味のある方は、大人の人も参加できますので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。






詳細はオド・アンドレジャズワークショップ です。



【過去の創業時のエピソードの話はこちらをどうぞ】
●なぜ、セッションハウスを作ることに?
 

●【第1話】出会い、そして一目惚れ。
●【第2話】神だのみ~祈りは天に届いたか??
●【第3話】手放しで喜んでいいのか!?  

●【第4話】第一の挫折~ああ、夢ははかなく散った!?
●【第5話】失意の中で、第二の出会い。
●【番外編】#1 挫折しそうな時の言葉  

●【第6話】悪夢…ふたたび。  

●【第7話】やるせない思い・・、店を作れるのか。  

●いよいよ、開店準備に向けて始動します。  

●眠れない・・・
●モヒカンキングとの打ち合わせ  

●酒と豚バラの日々  

●プレミアムビールで気づいたこと。
●お店ができました!

セッションってなんですか?????????



と言われて、はたっと悩みます。(そー、そーだよね、一般に知られているとはいえませんもんね)



確かに音楽(JAZZなど)やらない人からみたら、なんやそれという感じだと思います。



でも、なんかいい表現はないかと思いながら、いまだにいい説明ができません。めんどくさくなって、



「楽器をもちよって、みんなでせーので演奏して、アドリブ(即興演奏)もしちゃう音楽ゲームのようなもの」


と無責任に答えております。(ゴメンナサイ)



この表現は、音楽を真剣にやっているプロの方からみたら、お怒りを感じるだろうけど。


まったくその世界を知らない人には、イメージしてもらえそうだということで、こんな感じで通りがかりの人

には説明してます。



それにしても、やはり知らない人だらけです。


先日も、リスナーの方がたまたまライブかと思って来られて、セッションで演奏しているのを聴いて、


「皆さん、プロの方ですか!???」って仰天してました。



この数年、何度同じようなシーンに遭遇したことでしょう。



いきなり、コードしかない譜面を見て、演奏してしまう。


これは本当に知らない人から見たら、魔法のようで、何が起こっているかわかんないようです。



ま、私たち演奏する側からしたら、演奏するとプロとアマチュアの演奏レベルはすぐわかりますが、楽器を演奏するだけでも驚かれてしまうんですね。



そういえば、今はだれから聞いたのか忘れましたが、今はセッションブームだとか??


あくまで、その方面の人の間ですが。。。。


最近は、あの大手音楽教室の○マ○まで、毎月セッションをやるくらいにセッション人口が増えているようです。



演奏人口が増えてきて、セッションという言葉を一般の人が知ってくれるということも、なんとなく、嬉しい気持ちがします。


できれば、これからはもっと演奏できる人のクオリティがあがっていって欲しいし、演奏の手本になる素晴らしい日本のプロのジャズミュージシャンのライブをもっともっと聴いて欲しいと思うのです。


海外から評価の高い日本のジャズをもっと、日本の中でもっと認識してもらえればな。。。


なんて妄想を抱いております。


先日、北野武さんの「夢を叶える」ことについて」に書かれたものを読みました。



その一部が心に響いたので、以下、ちょっとこちらに引用。


=========


夢なんてかなえなくても、この世に生まれて、

生きて、死んでいくだけで、人生は大成功だ。

俺は心の底からそう思っている。


どんなに高いワインより、喉が渇いたときの一杯の冷たい水の方が旨い。

お袋が握ってくれたオニギリより旨いものはない。

贅沢と幸福は別物だ。

慎ましく生きても、人生の大切な喜びはすべて味わえる。

人生はそういう風にできている。


そんなことは、誰でも知っている。

だけど、そんな大切なことも教えないで、夢を追いかけろという。

頑張って勉強して、スポーツやって、起業したり、

有名人になったりしなければ、幸せになれないと脅す。

そうしないと経済成長が止まって、大変なことになってしまうからだ。


(一部抜粋)


全文はこちら

=========


いつごろか、夢を追いかけることが主流になってきたけれど、夢がないというが恥ずかしいという風潮

があるようだけど。


でも、その夢を追いかけることを煽ることが必要な社会、

経済活動を活発化させて、消費を促すという世の思惑がそこにあるからということなのは難か

わかる気がします。


夢というニンジンをぶら下げて、好きなものが買える経済力を手にすることを成功と煽る世の中。



誰もが夢を描かないと人間的にどーなのと思われるくらい、強迫観念をもつ時代。


でも実際、夢を手に入れても、それを心から湧き上がってくるココロがYESと言わない

限り、人は幸せを感じられないのだ。もやもやした不安や、未来の怖れを抱えていくもの。


それよりも、人の心に静かに湧き上がってくる幸せの方が大切なことではないのじゃないか。


彼の言葉は、じんと心に響いていました。



今、ミニマリストな生き方をするというのが、出てきているのも、夢という幻想に疲れ始めたからなのかな。


と思うこの頃です。


気がついたら、もう店を作って6年もの時が経ってました。

開業ブログ以降、もう6年近く(一時的にアップした時期もありましたが)更新してなくて、申し訳ありません。


あの店はどうなっちゃったの?

と思われてる方も多いのではないでしょうか。



お陰さまでなんとか6年なんとかやってこれました本当に感謝です。




でも、いろいろなことがありました。


プログを再開したいという気持ちがありながら、なかなか更新することができませんでした。


ひとつは忙しさから。一つはいろいろな迷いから。


改めてなんですが


「店を作りました」がゴールでなく、そこからがスタートなんだということを改めて思います。


「シンデレラ」、「白雪姫」は王子様との出会いと結婚で物語は、終わっていますが、実は

そのあとにいろいろな物語があるはずです。


そのあとは、幸せだったかもしれないし、不幸になったかもしれないし。でも、不幸を経験して

幸せになったんかもしれないし、幸せだったけれど、やはり不幸になって新たな人生を始めた

かもしれない。。。。


人々の関心がそこでおわっても、彼女らの人生は続いているだろうことに改めて思いを巡らします。




この店を作ったことで幸せも悩みも、喜びも悲しみも、実にいろいろな経験をさせていただきました。

というより、いただいています。後から思うと、あれがあったから成長したんだな、今の自分がいるんだな

ということも。やってよかったとつくづく思っています。



このブログは、とくに私たちのような店に限らず、思いを実現させたいという人の少しばかりの参考に

なればとても嬉しく思います。



そんなこんなで、今、お店がどのようになっているのか、そしてどういうことをやって、どういうことを

目指しているのかなどなど、6年たった今の心境や、店のその後をこれからをブログで綴っていきたいと思います。


どうぞよろしくお願いします。