仕事中に郵便局に行ってきた。
中国VISA申請の書類などをAgentに送るため・・というのは表向き。
友人にUパックを&連休の片付けで大量発掘した古い年賀状と相続の時に使った為替の残りを交換してもらうほぼプライベートな外出。
はがきをバサっとカウンターに置いたら『自分で数えてね!』っと。
確かにそうだなw
手数料は99枚までが5円、それ以上が1枚10円に跳ね上がるとの事。
一束を数えたら85枚、とりあえずこれを切手化(未だ100枚以上ある)。
局内を見まわしたら、副業が多い。
金目の味噌漬けのパンフを見ていると、局員さんから『美味しいですよ、静岡は産地ですから!』
考えてみると『産地は静岡』ではなく『静岡は産地』と言っていた。
セールストークも手慣れた感じだ。
帰りに金目の通販の申込書をしっかり渡された。
売る気満々の局員さん。
郵便料金も値上げせざるを得ない経営環境というのがひしひしと感じた。
会社に帰って(仕事もせずに)パンフレットの裏面を読むと【原産地:ニュージーランド】。
抱き合わせで入っている干物は【静岡産】
思わず笑ってしまった。
深海魚であるキンメダイ、日本では静岡県の伊豆半島産が有名。
日本一深い駿河湾があるからだ。
キンメ=静岡産とのイメージがあったが、キンメを名乗るのは3種とキンメダマシ属7種の計10属。
伊豆では本物3種とも採れる。
高級品から並べると、
地金目鯛(ジキンメ)
島キンメ(シマキンメ)
沖キンメ(オキキンメ)
ジキンメは1回食べたことが、死ぬまでにもう一度食べてみたいw
私が美味しいとスーパーで買って食しているのは、美味しさ2ランクダウンのオキキンメ。
話は戻って郵便局の金目鯛はキンメダマシ。
総じてキンメダマシは旨くないらしいのだが、その中では美味しいゴウシュウキンメを使っているみたい。
同じ仲間なので中身は騙された訳ではないが、名前に『ダマシ』が入っているw
また局員さんには産地で騙されそうになったが、彼は『静岡はキンメの有名な産地』と間違った事は言っていない。
作っている会社が静岡県伊豆市〇〇港〇〇水産、これは紛らわしい。
警察の【方】から来ました。的なw
いずれにせよニュージーランド産ではお使い物としては使えそうにもないな。