あなたの「ありのままの自分」は本当に"それ"でいいの? | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

ブログにお越しいただきありがとうございます^^

 

ASD(自閉症スペクトラム)当事者

女係長 鹿島じゅんです。

 

私の発達障害に関する診断結果

コチラです。

 

専門家でも見分けるのは難しいと言われる、

発達障害と愛着障害。

 

自分は本当は発達障害ではなく、

愛着障害なのではないかと思い振り返った、

私の愛着障害に関する生育歴

コチラです。

 

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少し前に流行った"ありのままの自分"
 
「自分の心に素直に生きる」
 
という教え?に感化されたせいか、
"直感に従って"という言葉を免罪符にして、
スピリチュアル好きな友人から、
何度か約束をドタキャンされり、
言うことをコロコロ変えられた時に。
 
私はその人から離れる決断をしました。
 
理由は、、、
 
「私を蔑ろにされたから」
 
私は私を蔑ろにする人間が嫌いです。
 
それは子供の頃に、
散々家族の中で蔑ろにされて、
自己肯定感をほとんど持っていなかった私が、
自分の人生を好転させるために育んできた、
 
自分を大切にする気持ち
 
を、傷つける行為だから。
 

 
だから私は、
 
「自分と同じくらい相手を大切にする」
 
 
だって、その考え方は。
 
自分も相手も傷つけない考え方
 
だから。
 
もともと、私はね。
 
人の気持ちが分からないと言われる、
ASDに該当する人間だけれど。
 
子供の頃から愛着障害を抱えるくらい、
傷つく思いはいっぱいしてきたから、
人に傷つけられるのが、
どんなに辛く悲しいことか知っている。
 
だから、私にとって、
自分の心に素直に生きる、ということは。
 
決して相手を蔑ろにする行為は含まれない
 
のです。
 
そんな言動を取ってしまったら。
 
相手を傷つけてしまったことに、
自分が傷ついてしまうから。
 
ASDの私は、
もともと1人でいることを好むけれど、
人と関わることで、
自分や相手が傷つくのが嫌で、
1人でいる方が落ち着くという気持ちも、
もしかしたらあるのかもしれません。
 
 だから、
自分の気持ちを大切にするために、
人の気持ちを蔑ろにする人達に対して、
私はこんな風に思います。
 
あなたの「ありのままの自分」は、
本当に"それ"でいいの?
 
私には2歳になる孫がいるのだけど、
まだ2歳の孫でさえ、
自分のやったことで相手が傷ついた顔をしたら、
しょげてしまうし、
相手が自分のやったことで笑顔になったら、
とても嬉しそうに笑います。
 
(皆んなが笑うと嬉しいね♡)
 
もし、このブログを読んでくれているあなたが。
 
今まで自分からも他人からも、
蔑ろにされていた自分を大切にするために、
 
「ありのままの自分で生きよう」
 
と考えた時には、
もう一つ、
考えに加えて欲しいことがあります。
 
あなたが"ありのままの自分"
だと思っているあなたは、
あなたが"自分を好きだと思える"あなたですか?
 
もし、あなたが、
ありのままの自分だと思っているあなたを、
好きになれないというのなら、
 
"好きになれない"あなたのままで、
いる必要はないのです。
 
「あんな風になりたい」
 
そう思って、
理想の自分になるために努力することは、
 
決して自己否定することではありません。
 
大切なのは。
 
理想の自分になるために、
"努力している自分"を好きになること。
 
だって、
 
「今の私のままじゃイヤだ!あんな風になりたい!!」
 
と感じているあなたが、
「ありのままの自分」なのだから。
 
あなたが自分のことを好きだと思える、
「ありのままの自分」でいてくださいね^^