アサーション・トレーニング終了 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

今日はアサーション・トレーニング最終日でした。

この2日間を振り返ってみて、
アサーション・トレーニングが、
発達障害と愛着障害を抱えている私に、
かなり役に立つのではないか、
と感じました。

なぜなら、アサーション権という基本的人権は、

「自己信頼」

を根幹としているから。

自己信頼をするためには言葉の通り、

"自分を信頼する心"="自信"

が必要になってきます。

でも、機能不全家族の中で、
マルトリートメントを受けて育った、
愛着障害を抱えた私が、
自信をつけるのはとても大変なことで。

なぜなら私は、
生まれた時から、自分の存在さえ、
父親に否定されて育ってきたから。

でもね、
このアサーション・トレーニングの講座の中で、
自信を回復するサイクルを教えてもらって。

まず、自信が欠如している人間の、
行動サイクルなんだけど。

1.自信欠如
             ↓
2.不適切な言動
              ↓
3.不安、動揺
              ↓
1.自信欠如(に戻る)

こう紹介された時に、
私は身に覚えがありすぎて、
深く頷いてしまいました。

小学校で自分の思いを上手く伝えられず、
まさに2.の不適切な言動を行い、
それまでどちらかというと目立たない、
大人しい子供だったのに、
自分が問題児と認定されてしまったことに、
とても悲しい思いをし、
3.の動揺の状態になったから。

けれど講師の先生は、
私の目の前でこのサイクルを、
こんな風に書き直してくれました。

1.自信欠如
             ↓
2.アサーション
    (自他尊重の適切な言動)
              ↓
3.不安の安らぎ
              ↓
4.自信回復

私の自信の欠如は、
父の心無い言動や先生の無視といった、
人との関わりの中で起きています。

だって、生まれたばかりの赤ちゃんが、

「私、自信が無い〜」

って思って、
生まれてくるわけが無いものね。

成長していく間に受けた、
色んな人の色んな言動や、
社会の自分への対応に基づいて、
私の自信は欠如していったのだから。

色んな人の色んな言動や、
社会の自分への対応が、
私が自信の持てるものに変化したら、
私の自信は回復していく。

そんな説明を、
講師の先生にしていただきました。

自信の回復は、
自己肯定感を上げて幸せになろうとしている私が、
ずっと取り組み続けているもの。

それが、
人との関わりの中で傷ついて、
人と関わることに臆病になってしまった、
愛着障害者であり、
発達障害者(自閉スペクトラム症)の私が、
人との関わりの中で行えるのなら、
こんなに良いことはない、
と思いました。

そんなに上手くいくのかどうかは、
今後の私の取り組み結果で、
報告させていただきますね。

講座終了時に感想を述べる時に、

「明日から日常生活でアサーションを実践していきたいと思います!!」

と講師の先生に伝えたら、

「今日明日は気持ちが上がってしまっているから、
落ち着いて出来ることから少しずつしていってね」

と、何事もやり過ぎてしまう傾向のある私に、
注意喚起のお言葉をいただいてしまったけど(^◇^;)

はい、先生のお言葉通り少しずつ。

出来る範囲でアサーションを実践していきたいと思います^^