アサーション・トレーニング1日目 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

今日は、アサーション・トレーニングの1日目でした。

朝の6時30分には家を出発したため、
余裕を持って、
会場にたどり着くことが出来ました。

今日は、

「アサーションとは何か?」

をメインに学びました。

アサーションとは、

「自己主張が出来ること」

と、受け取られがちなのですが、
私が今日学んだアサーションは、

「自分の言いたいことが分かっている」
                              +
「言いたいことを伝えるスキルがある」

ということでした。

これが、人間関係を大事にするために、
必要だという言葉に、
とても納得して聞いていました。

機能不全家族で育ってきた私は、
自分を否定されて育ってきて、
自分の言いたいことを、
聞いてもらうことが出来なかったために、
自分の言いたいことを伝えるスキルを、
成長過程で学ぶことが出来ませんでした。

そのために私は、
自分の言いたいことを相手に上手く伝えられず、
イライラして暴れるといった行動を起こし、
小学校では問題児として認定されたこともありました。

そして、そんな自己肯定感を育めない成育環境だったが故に、

「自分のことをまず考えるが、相手を充分考慮する」

というアサーティブな心と態度を、
身につけることが出来ませんでした。

「アサーション=自他尊重は基本的人権である」

と言われた時に、
私は幼少期に自分を尊重してもらうことが出来なかったため、
と思い悲しくなりました。

けれど、今の自分がどれくらい

「基本的アサーション権を使えているか」
(自分の権利を大事にすることが出来ているか)

という10の質問の中で、
5つに◯をつけることが出来た時に、

「私は自分で、自分の人権を守ることを覚えたのだ」

と思うと、とても誇らしい気持ちになりました。

小さな学びの1つ1つを実践してきて、
自己肯定感を積み上げたことで、
ようやく芽生えた、

「自分の権利を守っていい」

という思い。

これからもっと、
自分に認めてあげていきたいな^^

そのためにも、
明日のアサーション・トレーニングも頑張ろうと思いますo(^-^)o