仕事に対して真摯に取り組む分、同じレベルを周囲にも求めることで、なんだか本人も周りも大変そうになっている人をみると、結構な率で「太陽と土星のスクエア」をお持ちの場合が多いように思います。


自分ががんばっている分、同じようにそれを他の人にも求めがちというか、できない人に対して手厳しい言葉や態度になりがちというか。


このくらい「普通」できるだろうに。

(なのになぜやらない)


という思いが強すぎて、結果的に不平不満が多くなりがちな方がわたしの仕事関係の知人にいます。


わたし自身はその方の仕事ぶりを尊敬していますし、自分にはできないことをやってのける方なので、「いっぱいいっぱいになっているなぁ」という時は、ガス抜きという意味でもその方の不平不満をただ聞くこともあります。


ただ聞いててげんなりしないのは、文句だけでは終わらず、「どうしたらみんながもっと良くなるのか」という視点にたつことができる方だから。


わたしもおそらくその傾向は強いのですが、自分だけでなく、自分の周囲の人も含め(仕事でいうならチームとして)成長したいという思いが感じられるからこそ、その方の話を繰り返し聞くことができるのだと思います。


この方。

仮にAさんとしますが、土星とタイトにスクエアになる「太陽」には、「天王星」もコンジャンクションしています。


太陽天王星が蠍の初期度数、土星が獅子の初期度数にある方で、少し前まで水瓶初期度数のトランジットの冥王星がここにからみ、不動宮のTスクエアを形成していました。


太陽天王星のコンジャンクションをみても、企業に迎合した生き方よりは、自分の人生を自ら切り開いていくことの方が向いてそうな方ですし、たとえそれが会社の方針だったとしても、「おかしい」と思うことには苦言を呈するようなところのある方です。


ただ、この太陽天王星に土星がスクエアになっているせいか、色々言いながらも会社の運営方針を遵守する方です。

ただその裏に、個人としての「納得できない」という顔が見え隠れしてもしていました。


トランジット冥王星により太陽天王星を頂点とするTスクエアが形成された時期。


「Aさん、もしかして仕事辞めるかな」と思わせるような流れがありました。


星の配置を知っていたからこそ、上記のように感じたとも言えますが、現実としてそんな話をちらほら周りから聞いていたんです。


なんですが。


t冥王星が完全に抜けた今。

Aさんは退職せず、さらにいえばこの春から、これまでよりも責任のあるポジションについています。


Aさん自身の言葉を借りると。


「責任のない立場からガヤガヤ言い続けるのはどうかと思ったから、腹を括って(責任のあるポジションについて)引き受けた」


とのことでした。


これ聞いて。

ああ、まさに太陽土星スクエアをうまく使っているなと思いましたし、トランジット冥王星の影響があったからこそ、腹を括ることができたのかもしれません。


そもそも、これまでの仕事ぶりを評価されているからこそ、昇進の話がくるわけで。

時間をかけて信頼を得ていく様は、太陽に土星が絡む人っぽいです。


不動宮のTスクエアであることを考えると、退職を選択せず今の場所でポジションが上がるというのもそれっぽい。

というかこの方にとってよかったように個人的には思います。


不動宮が効いている人は、やっぱり「続ける」ことで運が開けてくる。


今回の話に限っていえば。

太陽天王星と土星のスクエアに対してt冥王星が絡むことで「オポジション」が形成されたことにより動きが出てきましたが、やっぱりオポジションというのは「物事を動かす力」になり得るなと感じます。


変化したいけれど、躊躇してしまう。


躊躇すること自体の理由はひとつではないと思いますし、ネイタルチャートの配置やその時の星まわりの影響も考えられますが、何にしても「オポジション」が形成される時は、何かを変えるのに適した時といえるかもしれません。


これは占星術に限ったことではないのですが、どうにもならない状況になるからこそ、それまで手にしてきた「安定」を捨てる覚悟ができるというか、そこにしがみつくことで得られるメリットよりも、まだ見ぬ世界に期待するようになるんじゃないかと。


ソフトアスペクトが目立つチャートよりもハードアスペクト過多のチャートの持ち主の方が人生波瀾万丈になりやすいといわれていますが、目の前に壁が立ちはだかった時、ストレスを溜めながら生きるのか、それとも壁を乗り越えようとするのかによってその後の生き方が大きく変わってくるように思います。

書いていて「進撃の巨人」を思い出しました。


太陽と土星のスクエアについて書こうと思ったんですが、結果的にオポジションの話になっちゃいました。