小さなことでも「積み重ねること」で得られるものって大きいなぁと、改めて思います。
自分の中でのブームである、「健康」と「お金」
健康に関していえば日々の積み重ねが身体に影響を与えるのは当然ですが、体重や贅肉に関していえば、悲しいことに増やそうと思わなくても、ほんのちょっとの楽しみ(=甘いものなど嗜好品)でも毎日続けると、否応なしに増えていく。
お金に関してもそうです。
共働きではあるものの、決して高所得とはいえない夫とわたし。
ですが、娘1人ということも加え、金銭感覚としては良くも悪くも2人とも庶民的なので、そこまで意識しなくても自動的にお金が貯まっています。
通帳の残高から、それはこれまでも分かっていたことですが、家計簿の整理を通してそれがより顕著となったというか。
時間をかけること。
そして続けること。
占星術でいえば「土星」を味方にすることで、元は小さくてもまとまった資金を手にすることは誰にでもできるんじゃないかと思います。
ただ「誰にでもできる」と思うのは自分ができているからそう感じるだけで、人によってはそれが難しいとなるのもわかります。
わたしの身体に定着した贅肉や年々増えていく体重も、「日々口にするものを少しだけ控えて、さらに定期的に運動すれば痩せるのなんて簡単でしょ」と考える人がおそらくいるように。
積み重ねるには時間を味方にするといい。
資産運用を勉強する中で何度も目にした言葉ですが、占星術で言うとやっぱり「土星」ぽいなと思います。
「こどもNISA」がはじまると話題になっていますが、それこそこの制度をうまく活用して長期的に資産運用することで、その子の未来の可能性は違ってくるように感じます。
資金が足りないことで、やりたいことを断念するのはもったいない。
「入り口」となる情報はある程度与えられるけど、その先を自分で調べて行動につなげていくことが、風の時代の流れに乗るためには大事なことなんじゃないかと思っています。
新NISAにしてもiDeCoにしても、調べてみたもののなんだか手続きがめんどくさそうと二の足を踏んでいる人は案外多いなという印象があります。
娘には中学生になってから毎月一定のお小遣いを渡しています。
こどもNISAがはじまったら、これまで郵貯に預けていた様々なお祝い金やお年玉の残りにプラスして、毎月のお小遣いから一部、些細な額でもいいので積立させる予定です。
そして積み立てた額に対して、一定の割合の報奨金をプラスしてこどもNISAに入れようかと。
娘にとっては、お小遣いの一部を半強制に自由にできなくなるというのはまさに土星的ともいえそうです。
彼女のアセンダントにのっかる金星には、タイトに土星がオポジションになっていてそのまんま。
金星の年齢域に差し掛かっているタイミングでもありますし。
ただ、ここでお金の使い方を覚え、計画的に貯めることで、いずれまとまった金額になることを学べるのではないかと考えています。
個人天体では水のエレメントの太陽と月をもち、火のエレメントも強い彼女にとって、「お金」はそこまで大事なものではないかもしれません。
ただお金に限ったことではないのですが、小さなものでも時間をかけて積み上げることで、どれだけ大きなものになるのかということを、娘に伝えたいという思いはあります。
彼女自身の金星牡羊と土星天秤オポジションに対して、わたしの水星山羊と土星蟹がこれまたタイトにかかわり、シナストリーでは活動宮のグランドクロスが形成されます。
とことんやりがちで、そこはもちろんぶつかり合うことも多くなりそうですが、切磋琢磨しながらもなんらかの結果に結びつきそうな関係のようにも思いますし、お互い無視したくても無視できないんじゃないかと。
娘とわたし、ホロスコープを見れば見るほど、穏やかな関係性ではありません。
だからこそ、そこを補うという意味でも、月が同じく「蟹」なんじゃないかと思ったり。
話がそれましたが、日々の積み重ねは良くも悪くも後々の自分に返ってきます。
土星はルールを表しますが、何かを積み重ねようと思ったら、一時的な感情を無視してとにかくそのルールに従うのが手っ取り早いです。
学生の頃、500円玉貯金をしていました。
500円玉が財布にあったら、チャリンと入れるルールです。
最初はルールに従って「あれば入れる」というかんじでやっていましたが、貯金箱がだんだん重みを増してくると、その実績がうれしくなり、もっともっととなるというか、あえて500円玉が財布に入ってくるようなお金の払い方をするようになりました。
やがて缶がいっぱいになり、新しいものに交換しつつ、その習慣は10年くらい続いたように思いますが、トータルで50万くらい貯まったように記憶しています。
逆に物事を溜め込むとどんどん大変になっていきます。
買い物したらその日のうちに紙の家計簿につけるのがマイルールでしたが、なんだかんだと数日まとめてつけるようになってしまったのがここ数年。
今の生活スタイルにこれまでのやり方が合わなくなってきたということです。
そのまま積み重ねるのか、それとも手放すのかはもちろんどちらでもいいと思うのですが、土星によって作られたルールを変えていくというのは「天王星」的かもしれません。
現在、わたしのネイタルチャートの水星山羊、土星蟹のオポジションを、トランジットの牡牛の天王星が調停しています。
「やり方を変える」というのは、たぶん苦手なほうなのですが、t天王星が新しいやり方を後押ししてくれるようなタイミングのように思います。
度々書きますが、特にタイトなアスペクトをもつ天体に関するトランジットやプログレスの天体の影響力は大きいです。
家計簿をデジタル化する時間を確保するために、このブログでの占星術鑑定も一旦停止していますが、これは結構自分の中で大きいことです。
ゆっくりでもいいのでコンスタンスに鑑定は続けたかったので。
そういう意味でも、自分のルール(=土星)に対するトランジット天王星といえるのかもしれません。
数ヶ月後に迎える太陽回帰図では6ハウス強調。
健康面にプラスして、日々のお金の管理方法の見直しという点も含んでいそうです。