これって「スクエア」っぽい、と思った話など。
先日、会社のとある会議(兼研修)に参加しました。
普段はあまりかかわることのない同じ職種の方が一同に集まる機会です。
会議の後は懇親会があり、事前に参加するかどうかの意向確認がありまして。
わたしは「参加」で申し込んでいました。
お酒自体は苦手ですし、知り合いもあまりいないほうなので、参加しないという選択もありなのですが、一方でせっかくの機会だし仕事の面で参考になる話が聞けるかも、という気持ちもありました。
会議が終了し、すぐ近くのお店に移動したところ、会場はビュッフェ形式でセッティングされていました。
「ああ、これ苦手なやつ」
とすぐに帰りたくなりました。
座席が決まっている場合は、なんだかんだと近くの方とお話できるのですが、フリーだとぽつんとなりがちというか、自然にその場に溶け込むコミュニケーション能力は持ち合わせていないのです。
案の定、周囲の人とあたりさわりのない自己紹介的なあいさつはするものの、自分が浮いてる感覚が否めません。
よく知らない人たが談笑する中、何となく話を合わせて混じってみてうすら笑いを浮かべてみるものの、自分の中ではアウェイ感が半端ない。
周囲はそんなことまったく気にしてないのはわかるんですが。
また、たまに知っている顔があり、「久しぶりー」なんて少し話したりするものの、それっきりというかんじで、終了までの2時間長いかもなぁと思いつつ、とりあえずお腹を満たそうと食に走っていました。
結論からいえば、しばらくするとその場に溶け込むことができ、いろんな話も聞けたりで、参加してまぁよかったかなとなりました。
会社の経費でおいしいものを食べられましたし。
私の「月」は12ハウスにありますが、10ハウスにありMCとコンジャンクションしている「木星」とタイトなスクエアとなっています。
月には6ハウスの金星がオポジションとなりTスクエアとなっていますが、今回は特に「月と木星」部分についてです。
月的には、12ハウスということで人目にあまりさらされないような環境が安心しますし、アウェイな場に出ていくことは正直ストレスです。
月のサインは「蟹」ということで、気心のしれた人がいない場というのも緊張を感じやすい。
ですが、10ハウス、そしてMCにコンジャンクションする木星は、気軽に参加してみたらとはっぱをかけてきます。
木星のサインは牡羊なので、ノープランで突っ込んでくような無謀さ(いい意味で勇敢さ)もあるかもしれません。
普段お話ができない方たちと話せるせっかくの機会だし、と「木星」に引っ張られて気軽に参加で回答したものの、やっぱりやめときゃとかったと12ハウスの月モードになったり、なんだかんだと初対面のいろんな方とお話しできたのは10ハウスの木星モードだなと思ったり。
途中トイレで一人になると、一気に月モードに切り替わるというか、やっぱりどこかほっとしましたし、本来であればやっぱり苦手なシチュエーションなんだと思います。
これが月が2ハウスで木星が10ハウスであれば、6ハウスの金星も手伝って、自分の中で特に意識することもなくこのシチュエーションに馴染めるのではないかと想像したり。
最後まで参加せず、途中で帰っても全く問題ないような状況だったのですが、結局は終了までその場にいました。
そして最寄りの駅まで一人、音楽を聴きながら道を歩るきながら「ああ疲れたな」と思いつつ、謎の達成感もありました。
公の場にはあんまり顔を出したくないけれど、なぜか出ていこうとする。
このあたり、そのまんま12ハウスの月と10ハウスの木星だなと思いますし、ちょっと無理をしてでもこうやって表に出ていくことは仕事で役に立っているのかもしれません。
「木星」は月と金星のオポジションを含むTスクエアの頂点になるほか、太陽と火星のトラインを含む小三角の頂点にもなっています。
そして10ハウス&MCと、ドドンと目立つ場所に鎮座してる。
ホロスコープ的には、「木星」はそれほど努力をしなくてもなんだかんだと恵まれる部分と解釈することもできますが、自分のチャート的にもこの木星を意識しつつ、オンオフを切り替えて12ハウスの月的に引きこもれる時間や場所を確保することが大事なように考えます。
「スクエア」の感覚ってこんなかんじ、と何となくでも伝わったでしょうか。
もちろん、スクエアとなる天体によるのかもしれませんが、「月」が絡んでいる場合は比較的実感しやすいのではないかと思います。