ホロスコープを眺めていると「優しさ」と一言でいっても、いろんなパターンがあるように感じます。


例えばエレメント別にみた時。


「火」なら、その勇気と前向きさで間接的に他の人の希望になるような優しさ。


「地」なら、具合が悪い時にお世話してくれたり、生活に困っている時に金銭的な支えになってくれるなど現実的な優しさ。


「風」なら、自由を奪わずその人の意思や考えを尊重して見守ってくれるような優しさ。


「水」なら、気持ちに同化することで一緒になって喜んだり悲しんだりするような優しさ。


他にもホロスコープの配置やアスペクトによっていろんなパターンの優しさがありそうですが、太陽、月、金星あたりが「海王星」とアスペクトをとっていると、自己犠牲的な優しさとして表れることが多いように思います。


漫画「ブッダ」で、お腹が空いている人のために、うさぎが自ら火の中に飛び込み自分を食べてもらおうとするようなシーンがあったと思うのですが、まさに海王星的。


あと童話の「星の金貨」なんかも海王星的な優しさを感じます。


そんな「海王星」


なんとなく身内のホロスコープを眺めていたところ、わたしの両親、そして夫の両親ともに「海王星」がわりと目立っていることに気づきました。


その中で今回取り上げるのは、


私の母の「月」と「海王星」のコンジャンクション。


義理の母の「太陽」と「海王星」のコンジャンクション。


同じく海王星のコンジャンクションでも、プライベートや感情を表す「月」と自己実現や社会的な部分を表す「太陽」による違いがわかりやすく出ていておもしろかったので。

ちなみに2人とも出生時間は不明です。

ということで母の月の度数は確定できませんが、12時で出したチャートでは海王星とオーブ1度未満のコンジャンクションとなるため、どの時間に生まれていたとしても、最大オーブ6度ということでかなりゆるめですが一応コンジャンクションとしてよんでいます。


まずは「太陽海王星コンジャンクション」の義理の母。


夫と結婚することになり、ご両親と初顔合わせをした際、今でも覚えているのが義理の父の次の言葉。


「この人(義理の母)はボランティアが趣味みたいなものだから」


実際、ボランティア(もしくは気持ち程度の活動費ありの公的な役割)に日々奔走するようなお義母さんで、民生委員の仕事や乳幼児検診のサポートなどで忙しくしているような方でした。


専業主婦として子供3人を育て、さらに義母と同居し介護も担いながらのボランティア活動。


比べるものではないけれど、わたしなら無理だなぁと思いますが、太陽海王星の義理の母にとっては、海王星的な優しさを発揮することそのものが

自己実現なんだと思います。


太陽的な生き方ができること=自分を誇らしく思えるということでもありますが、お義母さんにとってはボランティア活動はそのための手段だったというか。


ちなみに義母の亡くなったお父様も、多くの戦災孤児に対してなんらかのサポートをした功績を公的に讃えられた方だったと聞いているので、ホロスコープの遺伝もありそうな気もしますし、それこそそんな父親を見て育ったから同じようにするのかもしれません。


一方、「月海王星コンジャンクション」の母の場合。


例えば父や娘2人が犬や猫を拾ってくると、なんだかんだと文句を言いながらも一番熱心にお世話をしたり、かわいがっていたように思います。


母の場合は魚サインに「月」以外の全ての個人天体が集結しているので、その影響も大いにあるかとは思いますが、義理の母のように自ら積極的に優しさを発揮するというよりも、「来るもの拒まず」的なところがあります。


以前もどこかに書きましたが、宗教の勧誘が来ればなんだかんだと話を聞いたり、明らかにセールスの電話でも長々と話していたりと。


子供ながらに「なんでそんな無駄なことをするんだろう」とイラつくこともありましたが、今思えばそのまま月海王星コンジャンクションっぽいですね。


「月」は生活や習慣も表しますが、娘2人が大きくなってから現在に至るまで、母の起床時間は午前10時、就寝は日を跨いでからと、専業主婦としてはやや規格外なかんじがするのも、月海王星からきているのかしれません。


ただ、太陽と天王星のタイトなスクエアもちの母でもあるので、一般的な主婦像や母親像に囚われないという意味では、このアスペクトの影響も大いにありそうです。


ちなみに太陽海王星の義母は、今でも家族の誰よりも早起き、そして一番最後に眠るような生活です。


また「海王星」といえば、お酒にも関係のありそうな天体ですが、母も義母も飲みません。


そして「依存」として表れることもある海王星ですが、子育てという意味では2人とも過保護なタイプの母親のようにも思いますし、母親自身が子離れが難しいような側面も感じます。

(実際、夫のお姉さんと妹さんはこれまで家を出て自立することが一度もなかったり)



「海王星」だけで語ることはできないのはもちろんわかっていますが、わりと対照的な部分のある2人かもしれません。


ただ根本的に「強さ」よりも「優しさ」が前に出て、人とのつながりを大事にするタイプのように感じますし、そのあたりはわたしや妹、そして夫にも引き継がれているように感じます。

(夫のお姉さんと妹さんについてはそこまでよく知らないので判断できず)


ちなみに実母、そして、義母、わたし、妹と算命学で見た時に、全員「日干が木の五行」という共通点もあるせいか、どこか似たもの同士のところがあるのかもしれません。


話がそれましたが、「太陽」と「月」それぞれの天体について理解するという上でも、同じ天体がコンジャンクションした時にどういう違いがあるのかを見ていくことは有効だなと思いました。