こんにちは！ さくますです。
子どもの機嫌が悪くなるのがイヤな人は多いと思います。
子どもが落ち込んだり、荒れたりするのが不安で
つい、先回りして
子どもが不快を感じるのを回避しようとしたり
声をかけてなだめたり、気持ちを上向かせようとしたり。
なにをかくそう
私も、めちゃめちゃそうだったんでね。
気持ちはすごくわかるんですよ。
息子が小さい頃から
先回りして、癇癪を起こすのを回避してきました。
今は、息子は寮生活なので
普段はそういうことはないですけど
もし一緒に暮らしていたら
たぶん今でも
息子がすごく落ち込んでいたりしたら
やっぱりザワザワはするんじゃないかな。
でもね
そこでこちらが
なだめたりとか、気持ちを上向かせようとしたり
逆に、そんなことぐらいで！なんて怒ったりとかね
そうやって
子どものマイナス感情に干渉していたら
子どもは、いつまでも
自分の感情コントロールをする力がつかないんですよね。
無自覚だけど
自分の気持ちを
誰かにどうにかしてもらうクセが抜けない。
それって
一番困るのは本人ですよね。
ちょっとしたことで傷ついたり
心が折れてしまったり
人とうまく関係が作れなかったり
人と関わるのが怖くなったり
自分のマイナス感情を受けとめきれなくて
過剰に苦しくなったり
落ち込みからなかなか抜け出せなかったり。
子どもに
マイナス感情を自分で受けとめる経験をさせてあげるのは
とても大切なこと。
だって、ずっといつでもそばにいて
受けとめたり、フォローしてあげられるわけじゃない。
目の前の子どもの機嫌をとるのは
自分が不安やザワザワする気持ちから逃げたいだけ。
子どものためにはなりません。
私もすごく後悔しています。
息子の機嫌をとってしまって
息子が、自分で自分の機嫌をとる力をつけてあげられなかったこと。
そのせいもあり
今も息子は人間関係でよく壁にぶつかっているようだし
いろんなことに耐性がありません。
折れやすいから、自信も持ちにくいしね。
でも、これからだから。
今からでも大丈夫だからね。
たくさんの経験をしながら
自分のマイナス感情とのつきあい方を
学んでいくだろうと思っています。
つい、子どもの機嫌を気にしてしまう人は
ご自身が子どもの頃に
お母さんの顔色を見てきたり
家庭の雰囲気を気にしてきたり
という人が多いと思います。
（無自覚で）
それは
無意識下のメンタルブロックに繋がっていますので
不安や怖さは相当なものだと思います。
でもね
子どもは今
自分のマイナス感情とのつきあい方を学んでいるんだ
と思って
成長している途中なんだ
自立への道を進んでいるんだ
と思って
子どもの感情は
子どもに任せていきましょう。
一生子どもと一緒にいてあげられるのは
子ども自身しか、いないのですから。
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