こんにちは! さくますです。
発達障害という言葉が
広く認識されるようになりました。
代表的なものに
ASD(自閉症スペクトラム障害)
ADHD(注意欠如・多動性障害)
LD(学習障害)
があります。
(HSPは発達障害ではない)
そして
私も詳しい知識はないのですが
これらが混在している場合もあるようです。
うちの息子は
私の見立てでは
ADHDのグレーゾーンではないかと思っています。
今まで多くの発達凹凸の子どもをみてきた
以前通っていたフリースクールの所長には
軽度だが
ADHD、ASD、HSPどの要素もありそうだと
言われました。
病院などでの診断は受けていません。
今の時点では必要ないと思っています。
でもおそらく診断を受けても
軽度かグレーゾーンと言われるのではないか
と思います。
軽度だからいいじゃん
と思われるかもしれません。
でも
この「軽度」に
とても苦しんでいる親子がいるのも確かです。
なぜなら
「気づかれない」
からです。
人とのコミュニケーションも問題ないし
勉強もできる
むしろ積極的に取り組んでいる。
なので
一見何も問題ないように見えます。
親は
発達障害があるなんて夢にも思っていないし
本人も全く気づいていません。
でも
やはり違うのです。
定形発達の子とは
感覚が違う。
どう違うのかは
私にははっきりとはわからないし
その子によっても違うと思います。
でも
人の目から見て
明らかなほどの違いではないので
気づかれることはなく
本人は
周りの大多数の定形発達の子どもに合わせて
知らず知らずのうちに無理をしています。
また
特性から
ゼロヒャクの完璧主義なところがあるので
頑張り過ぎてしまいがちにもなります。
学校では
勉強もできて積極的で
リーダーシップも取れるような子が
急にガクッと力尽きて
学校に行けなくなる。
こういった場合に
誰にも気づかれなかった発達障害がある場合も
多く見てきました。
グレーゾーンではなくて
はっきりと診断がつく場合は
もちろん親にとって
とても大変なことですし
さまざまな葛藤や
悩み苦しみもあると思います。
でも
その子に合った対応や
環境を整えてあげることができます。
学校にも配慮をお願いすることもできて
本人にそこまで無理を強いることも
しなくてすむのではないかと思います。
何より
周りがその子を理解しようとしたり
特性を受け入れてあげることができる。
でも
グレーゾーンはそれができない。
周りも本人もそのことに気づかず
無理を重ね
頑張り過ぎて
力尽きて
心が折れてしまう。
そのことを
親もわからずに
今まではできていたのに
怠けているのではないか
どうして
これくらいができないのか
他の子どもたちは
みんな普通にやれているのに
と子どもを
さらに追いつめてしまうこともあります。
グレーゾーンの扱いは難しいと思います。
まず周りも本人も気づくことが難しい。
でも
ひとついい方法があります。
それは
どんな子でも
その子の
そのまんまを
認めて受け入れること。
発達障害だろうと
グレーゾーンだろうと
HSPだろうと
定形発達だろうと
その子はそのままでいい。
学校に疲れたら休めばいいし
合わないなら
学校外で学んでもいい。
皆と同じでなくていい。
その子がその子らしくいられたらいい。
そうして
その子が自分を責めず否定せず
自分は自分でいいと思えていたら
子どもはみんな意欲を持っているから
きっとその子に合った学びをして
成長していけると思います。
人生でいろいろな困難に遭ったとしても
きっとなんとか
乗り越えていけると思うのです。
グレーゾーンの子どもを持つ
親のつらさは
とても良くわかるのですが
どうか
「皆と同じ」
で
子どもを追いつめないで
あげてくださいね。
みんな
その子らしい
素晴らしい
個性や才能を
持っているのだから。
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