自分が望んでいるお客様だけを引き寄せるコツを教えます!! 顧客開拓請負人 大阪の弁理士 福永正也のブログ
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コミュニティって・・・

コロナのせいというか、おかげというか、実際に人に会うことの大切さがビジネスで再認識されてきた感があります。それに伴い、様々なコミュニティが立ち上がっているようです。ただ・・・

 

コミュニティの立ち上げ時には、やはり主体となって動く方(仮にリーダーと呼びます)の魅力にメンバーが引き付けられて集まってきます。もちろん、様々な種類の魅力があるでしょうけど、ここで問題が生じます。

一定以上メンバーを増やそうとすると、リーダーの負荷が当然のことながら増えてきます。そこで、様々なメンバーに代役をやらせようと画策するのですが・・・・それが上手くいかない例が続出しています。

 

理由は単純です。属人的要素による集まりですから、そこからそれ自体が消えれば当然のことながら人は離れていきます。良くメーカ出身の経営者の方が言うのが「人にやらせてなんぼ」という言い方。でも、それはモノがあるからで、コミュニティのようにモノ自体がないサービス業(業と言っていいかな?ww)だと人そのものが変われば無理なんですよ。

 

例を挙げるなら、リーダーが主催するイベントには人が集まるけど、メンバー主催だと集まらないとか。コミュニティだと、特に「面白そう」。「役立ちそう」だからという理由で集まるので、何のブランド力もない方が主催したって、集まらないのは自明の理ではあるんですよね。

 

だから、方策って2つしかない。1つは、一定以上人を増やさないこと。そういうコミュニティは自然とメンバーの質も上がり、メンバー主催のイベントでも人が集まりやすくなる傾向にあります。

 

もう1つは、イベント数をやたら増やさない。これならリーダーの負担も増えないので安定して人を集めることができます。

ただ、いずれも「コミュニティで稼ぐ」という目的にはそぐわない。そう考えると、コミュニティで稼ごうとすること自体が邪道と言えなくもないのかと・・・www

私が「紹介」を警戒する理由

私の周りの士業の先生方、二言目には

 

「紹介だけで仕事が回るようになりたい」

 

とおっしゃいます。要は、営業したくないということなんでしょうけど、紹介だけって怖くないんでしょうか?

 

私も昨年、某士業の先生からの紹介で引き受けた案件があったのですが、「これで進めましょう」となってから突然なしのつぶて。連絡したら、その担当者が退職とのこと。引き継がれた方を、と言っても、そんな話があったことすら聞いていないと。

 

後日、本人から連絡があったものの、「時期尚早ということで・・・」というので、「退職してる方が言う言葉じゃないでしょ」と一喝!

 

その会社、紹介された方の父親も顧問で入っており、文句は言ってみたものの、こちらもなしのつぶて。親子ですね・・・苦笑

 

要は、人に紹介するなら、その人ときちんとした人間関係を築いたうえで、いい加減な人間を紹介するな、ということなんです。紹介だけに頼って経営していたら、こんなのばっかが集まって来るかと思うとぞっとします。

 

士業の先生だからと甘い顔をしてしまったのが間違いだったので、これからは以前にもまして厳しく精査しなきゃww その労力考えたら、営業する方が楽だと感じてしまうのは私だけ?ww

日本企業でのIT部門と知財部門とは立場が似ている?

「日本企業におけるDX推進組織の構造的課題 ― 比較制度分析からみた組織構造転換の必要性 ―https://dlisv03.media.osaka-cu.ac.jp/contents/osakacu/kiyo/24363146-2-1-69.pdf

 

日本企業のDX課題の論文らしい。

ある方が内容を簡潔にまとめているのだが、日本企業の知的財産の課題とあまりに整合している。

 

・日本の企業はトップがITわかってないからダメだ
  →日本の企業はトップが知的財産をわかっていないからダメだ

・情シスも使い物になってない

  →知財部も使い物になっていない
  (ここは誤解なきように言えば、経営者意識を持っていないという点で一致している)
・米国は経営者とデジタル部門がズブズブで優秀。トップダウンで意思決定してる

  →米国は経営者と知財部がズブズブで優秀。トップダウンで意思決定してる

  (ズブズブと表現した意味が解らないが、真の経営者はいないし、知財部に経営資源を割くこともしていない)
・外に投げるな、外部から本気でIT専門家を登用して生まれ変われ

  →外に投げるな、外部から本気で知財専門家を登用して生まれ変われ
・ITベンダーとの向き合い方もちゃんと考えろ

  →特許事務所との向き合い方もちゃんと考えろ

 

私が最初働いた事務所なんて、

 「どうしたいかは客が考えることで、こちらからは何も言う必要はないんだ!」

と怒られましたっけ・・・経営戦略によって対応変わると感じたんだけどなあ(苦笑

そういう意味では、既にどこかの事務所とお取引されている中小企業(大企業は除外!www)であっても、顧問的立場で経営者と知財部との橋渡しをしてくれる事務所って皆無じゃないかなあ・・・そんなサービス、提供できる弁理士である私、一度使ってみませんか?(あ、既存事務所とは今まで通りお付き合いください!)

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