先日、自粛期間も開けたので、家族でコストコへ行ってきました。
やはり、私はお肉のコーナーに目が行くようで(笑)、色々とお買い物をしていると塊肉のタンに目が止まりました。
通常、スーパーなどではカット済みのタンが販売されてますが、かたまりで売られているのはなかなか見かけませんj。
これは買いだと言う事で、早速家に持ち帰ってきました。
こちらのタンを使って今日はビーフシチューの作り方をお伝えさせていただきます。
下記の動画を見ていただければ、詳しい作り方がわかるようになっておりますので、ぜひ動画をご覧いただければ幸いです↓
この動画が役に立ったな~、面白かったなあ、こいつ面白いやつやなー、と思っていただけた方がいれば、ぜひチャンネル登録の方よろしくお願いいたします!
ということで、今日の動画は詳しく解説をしております。
職人さんや色んな方々のご協力を得ながら私自身もかなり苦労して作成したレシピです。
ぜひ保存版としてご愛用いただければ幸いです。
では早速、ご紹介していきます。
まず今回作るタンシチューは2日かけて仕上げていきます。
1日目夜
まずタンを袋から取り出しキッチンペーパーで拭きます。
そして、タン中から先にかけての部分を包丁でカットします。
タンの下の方、いわゆる顎の方は、焼肉屋さんで言う「タン切り落とし」や「アゴたん」と呼ばれています。こちらもカットしていきます。
今回はこのたん中~タン先と顎の部分のお肉を使ってビーフシチューを作っていきます。
そしてボールにお水を入れ、酢を回しがけ酢水を作ります。
お肉を酢水につけ、ラップして一晩寝かせます。
2日目朝
酢水につけたタンは、臭いの元になるものや、色素が抜けて白っぽくなります。
キッチンペーパーで水分をよく拭き取ります。
フライパンで単に焼き目をつけ、身を固めます。
同時に野菜の端材を沸騰した鍋に入れて煮込みます。
ここで使う野菜は、もう使わない野菜とか余った野菜でオッケーです。
そして焼き上げたお肉もスープの中へ入れて一緒に野菜と煮込みます。
これでタンに野菜の甘みを入れていくので、1時間~2時間煮込みます。
最初は中火にしておいて、ぐつぐつ煮立ってきたら弱火にします。
ここでポイントなんですが、昨晩酢水につけてあったので、お肉からアクが出にくくなってます。
1時間煮込むとこんな感じになります
火を止めて冷ましてから冷蔵庫に入れます。冷蔵庫で冷やすとさらに味がしみこみます。
二日目 夕方
寝かしておいたスープを取り出します。冷蔵庫から取り出したばかりのスープはこんな感じです。
キッチンペーパーをひいたザルに煮込んだスープをあけますと、こんなクリアなスープが出来上がります。
鍋からお肉を取り出します。
ここからは、以下の材料を使ってビーフシチューを作っていきます。
濾したスープ・・・350g
赤ワイン・・・100ml
デミグラスソース・・・1缶(290 G)
有塩バター・・・15g
玉ねぎ・・・1個
人参・・・1個
煮込んだタン
まずは野菜とお肉をカットします。
玉ねぎは半月切り、人参は乱切り、お肉は一口大にカットします。
手早く調理するために、まずはレンジである程度野菜を温めます。
レンジで野菜を温めている間、サラダ脂かバターでお肉を炒め、水分を飛ばします。
赤ワイン回しがけ、香り付けをしていきます。
鍋にスープを入れ、先ほどレンジにかけていた野菜を入れて煮込みます。ぐつぐつと煮立ってきたら弱火にします。
先ほどの炒めたお肉も入れます。
蓋をして30分~40分待ちます。
そしてデミグラスソースを入れます。
そしてバターも入れます。
料理は味見が大事!
基本としてはレシピ通りに作ってみるのも大事ですが、実際に自分に合う味なのかどうかを確かめるのも大事です。
もしこの時点で味見をして、お肉の匂いが気になる場合はローリエなどを入れて臭い消しにするのもいいです。
ここでまた15分ほど弱火でコトコト煮込んで待ちます。
ここで氷水を用意し、鍋をその中へ入れます。
急速に熱を取ることによるメリットは、お肉や野菜にルーが浸透しやすくなるという点です。
また冷ます時間が短いので、菌が繁殖しにくく、安全性にも優れているのです。
お肉の熱が取れたら冷蔵庫にしまい、あとは食べる直前に温めるだけ。
ご飯を盛ってタンシチュー飯にするもよしそのままも良しです。
野菜の甘みと、肉の旨みを存分に発揮したビーフシチューですので、こちらぜひ一度お試しくださいませ!
補足
この動画ではタン先やあごの部分を使用しておりますが、すね肉などの歯ごたえのあるお肉で代用しても大丈夫です。
またタン元などの柔らかい部分で煮込むとさらにとろけるような食感のビーフシチューが出来上がります。
ぜひお試しくださいませ。
ということで、本日もご覧いただきましてありがとうございました!