和牛って素晴らしい・・・。
とろけるように柔らかくてお口の中でとろけるお肉。。あ~思い出しただけで。。。
とくに、和牛に含まれる「和牛香」が。。
え?和牛香?
和牛香のすばらしさを動画でもお伝えさせていただきました↓
動画では、和牛リブロースをフライパンで焼いたものとお鍋で和牛香が発生する80℃の温度で2分間煮たものどっちがおいしいかを検証いたしました!
衝撃の結末が待っていました↓
役に立ったな~、面白かったな~、面白い奴やな~と思っていただけたら、ぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします!
和牛香とは ?
和牛には、輸入牛にはない特有の甘い香りがあります。
この香りを和牛香(わぎゅうこう)といいます。
この香りのもとはラクトンと呼ばれる成分が起因してます。エリック・クラプトンみたいです(笑)
このラクトンなんですが、脂身と赤身がより多く接しているほど、その成分を含みます。例えば、きめ細やかにサシの入ったA5ランクの霜降り肉などはラクトンをたくさん含んでいるということになります。
外国産のお肉は霜降り肉が少ないので、ラクトンをあまり含んでいません。なので調理しても、和牛香が出ないのです。
さらに80℃のお湯でお肉を加熱させると、ラクトンがたくさん形成され、和牛香が強く感じられるというわけです。
80℃のお湯で、加熱・・・ となると、この調理法が、もっとも和牛の旨味を引き立てる調理法なのでは・・・。
お肉の最適な調理法
和牛にはいろいろな調理方がありますが、特にしゃぶしゃぶをするとこの和牛香を強く引き出すことができます。
和牛香が一番強く出るのがお湯の温度が約80℃の温度帯です。 まだ沸騰していないくらいの温度です。
沸騰してしまうと、和牛香は5分の1に減少してしまいます。また、ラクトンが別の物質に変わったりしてしまいます。
目安としては、薄切りのしゃぶしゃぶ肉をお湯にくぐらせて15秒~20秒くらいです。
それより早くお肉に火が通れば、お湯の温度が80℃より高いということになりますし、火が通らなければ、80℃より低いということがわかります。
しかし、しゃぶしゃぶを80℃の温度でお肉をお湯にくぐらせていると、お肉の赤い色素によってお湯が赤くなることがあります。
この場合は、一度火を強めてグラグラ沸騰させれば、赤い肉汁が白いアクになるので、このアクをお玉ですくえば、きれいなお湯に戻ります。
もちろんしゃぶしゃぶだけではなく、すき焼きも十分和牛香が楽しめます。
たまりませんね~~
おいしさの決め手は何?
美味しい料理を食べると幸せな気分になりますよね。
では 一体そのおいしさの正体とは、何なのでしょうか?
簡単にわかる方法があります。
試しに、このように鼻をつまんで食事をしてみてください。
鼻をつまんで食べると味がわからないですよね。
でも、つまんでいる指を離せば味がわかるようになりますよね?
ではなぜ、指を話した瞬間味がわかるようになるのでしょうか?
味は香り
というわけで、私たちが感じる味やおいしさというのは、【香り】が大きな部分を占めているのです。
和牛にあって、外国産牛肉にないもの。それは「香り」です。
和牛独特の甘くて芳醇な香り。
例えば、和牛の中でも松阪牛などはココナッツや樹木の香りがすると言われています。
この香りがおいしく感じるのです。
和牛香が注目される日
世界に誇れる匠の技、和牛には様々な調理法があります。
しゃぶしゃぶだけではなく、すき焼きやステーキや焼肉もそれぞれの良さがあり、おいしく楽しめます。
しかし外国には牛鍋のような、しゃぶしゃぶやすき焼きの文化はありません。
和牛ならではの調理法が昔から好まれているのも、和牛香の引き出し方を昔の方もよく知っていたからかもしれません。
それに比べると焼肉はまだまだ歴史が浅いです。
和牛が最適な調理法で、さらに健康にいいとなると益々世界から注目される日も近いかもしれません!
ということで、本日もご覧いただきましてありがとうございます。