今朝 5時15分 赤いお日さま
2020年4月14日 の投稿から一部載せました
空襲により祖母(藤平の妻)は亡くなりました。祖父(母の父)は、終生心に焼き付くような愛で私たち孫全員を見守り続けてくれました。終戦後の艱難辛苦に耐え忍んだ私たちは祖父の愛情に如何ほど助けられたことでしょうか…
🌸🌸🌸 昨日の桜 🌸🌸🌸
(はなちょうず)
花手水
神社や寺の参拝前に、手や口を清める「手水鉢(ちょうずばち)」に花を浮かべた「花手水」。季節に合った花を浮かべ参拝者の心に寄り添います。
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ライドシェア
個人が自家用車を使って有償で客を運ぶ「日本版ライドシェア」が神奈川県内の京浜地区(横浜、川崎市など)で始まった。全国では東京23区や京都府に次ぐ導入。タクシー不足解消の切り札として。
京浜地区では毎週金、土、日曜の午前0~5時台と午後4~7時台、タクシー会社と雇用契約を結んだ個人が自家用車を走らせる。
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「腸内細菌バンク」開始
順天堂大などの研究者が設立したバイオ新興企業「メタジェンセラピューティクス」が、健康な人の便に含まれる腸内細菌を保管する日本初の「腸内細菌バンク」の運用を開始。腸内細菌を大腸の病気やアレルギー、がんなどの患者に移植する新しい治療法の開発に役立てられる。人の腸内には、約1000種類の細菌が生息している。細菌の構成バランスが乱れると、様々な病気の発症に影響する。
バンクでは、18~65歳の協力者を専用サイトで募集。条件に合った人には、東京都文京区の同大施設で血液や便の検査などを受けてもらい、検査を通過すると提供者として登録されて便を提供できる。
健康な人から提供してもらった便に含まれる細菌の溶液を作り、病気の人の大腸に移植して症状を改善させる治療法「腸内細菌叢(そう)移植」。
(以上3点 2024・4・13 讀賣新聞から)
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新捕鯨母船 鯨食文化の期待
世界で唯一、母船式捕鯨(捕鯨方式には2種類あるが、母船式捕鯨は母船と小型船(キャッチャーボート)が船団を組み、数か月間沖合で操業する。母船は小型船が捕獲した鯨を積んで解体し、鯨肉を冷凍する役割を持つ。日帰りで漁に出る「基地式捕鯨」は沿岸で比較的小型の鯨を捕獲する)
を行う捕鯨会社「共同船舶」(東京)の新母船「関鯨丸」が3月に完成した。5月には母港の下関港(山口県下関市)を出航し、東京湾を経て、東北・北海道沖で操業する。
今後も鯨肉を安定的に供給できると歓迎する声が上がる一方、操業海域や捕獲できる鯨の種類は限られたままで、需要喚起も道半ば。
「新しい船を造らなければ母船式捕鯨は途絶えてしまう。日本近海は水温が高く、基地式捕鯨では遠くで捕まえた鯨は引っ張ってくる間に腐る。大きな鯨を捕って加工、冷凍し、消費者に届けるのは母船式捕鯨にしかできない」
周囲を海に囲まれた日本では、富山県氷見市や長崎県平戸市などで、縄文時代の遺跡から鯨類の骨が見つかるなど古くから鯨食で命をつないできた歴史がある。
一方、燃料用の鯨油確保を目的に捕鯨が発展した欧米では、次第に採算性が悪化し反捕鯨に転換。国際捕鯨委員会(IWC)は1982年に商業捕鯨の一時中止を採択し、日本は適切な資源管理に向けた科学的根拠を集めるため87年から調査捕鯨を開始した。しかし、溝は埋まらず、日本は2019年にIWCを脱退し、排他的経済水域(EEZ)内で商業捕鯨を再開した。
ノルウェーなどは商業捕鯨を続けており、米国やロシアでは先住民が食用などのため捕鯨を行っている。
「鯨は食物連鎖の頂点にいて、大量のサンマやイカなどの魚介類を食べる。人類が鯨を食べることは、海の生態系のバランスを取ることにもつながる」
「母船式捕鯨を続けられる点で関鯨丸の完成は意義深い。政府は反捕鯨国の感情的な議論に流されず、科学的根拠に基づいて鯨種や捕獲枠を見直し、捕鯨業界と協力して鯨肉の美味しさや栄養価などを国民に発信する必要がある」
(2024・4・13 讀賣新聞 解説欄から抜粋転記)
お粗末ベランダにも春がやってきましたよ