いっしーのF1ブログ -61ページ目

ザウバーC24とウィリアムズFW27のノーズ比較




ザウバーC24とウィリアムズFW27のノーズコーンを比較。
両方ともに2005年のマシンです。
ザウバーの方がウィリアムズに比べて太めですね。
モノコック側の端部の幅はレギュレーションで定められているのでしょうから、両方ともに同じですが、
FW27は先端に向かってより細くなっています。
ザウバーはこのころのフェラーリのコピーマシンでしたから、フェラーリのノーズも太め。


側面から見ると形状の違いがよりはっきりします。
ザウバーは底面がほぼ直線状である一方、ウィリアムズは湾曲しています。
すなわち、ノーズ底面の空力に対する考え方がかなり違うのでしょうね。


底面。


モノコックとの連結部分。
かなり違います。
ザウバーは左右に2本太めのピンが設けられ、下側細めのピンが1本設けられています。
一方、ウィリアムズは4隅に太めのピンが設けられています。
また、端面については、ザウバーが比較的複雑ですが、ウィリアムズは略真四角でありよりシンプルな形状ですね。



これは、ザウバーの端面の拡大です。
アルミハニカム構造が見えています。
すなわち、アルミハニカムをカーボンで挟み込んで整形しているようです。


こちらはウィリアムズ。
ザウバーのようにアルミハニカム構造は見えません。全てカーボンで制作しているのでしょうか?
それとも、アルミハニカム構造を用いているものの、露わにならないようにケアしているのでしょうか?
何れにしても、ノーズの製造に関しても、ザウバー(フェラーリ?)とウィリアムズとでは見た目以上に違いがありそうですね。

ノーズとフロントウイングを合体


ちょっと遊んでみました。
ザウバーC24のノーズコーンとウィリアムズFW22のフロントウイングを合体。


合体といっても当然ちゃんと組み合うわけもないので、フロントウィングにノーズコーンを載せただけですが。


C24は2005年、FW22は2000年のマシン、チームも年代も違うのにそれなりに合っています。
まあ、近年、特にこの頃のマシンは違いがさほどありませんからね。


ザウバーをやったのなら、当然、FW27も。こっちの方がしっくりくるかな。


FW22の紺色は、その後のマシンカラーに比べて黒の度合いが強いんですよね。
テレビ映りが悪かったのかな。



ヘリコプター搭載護衛艦 いずも

先週末ですが、横浜の大さん橋にいずもを見に行きました。
観艦式のために停泊しており、見学も可能。
数年前にひゆうがも見学しましたが、いずもはさらに大きいですね。
船内やデッキに上がっても、そこが船の中だと思えません。
大きいので揺れも全くありませんでした。
大さん橋には、大型客船の他にも、時々自衛艦も停泊してますし、
日本丸や海王丸の練習船も停泊しており楽しいですね。
ここから、いずもの写真をひたすらアップします。




Williams FW27 nose cone


ウィリアムズ FW27 ノーズコーン
2005年トルコGP ドライバーはマーク・ウェーバー


F1のパーツは、マシンが特定できても、それがどのグランプリで使用されたのか、
使用されたのであれば決勝なのか予選なのか、ドライバーは誰なのか?
これがハッキリと分かるものは少ないです。

しかし、このノーズコーンは、上記のようにどのグランプリで誰がドライブしたものかハッキリしています。
その理由は、先端の破損が決勝中のクラッシュによるものだからです。
クラッシュ痕があると、そこから使用グランプリ等が分かります。
そして、これはシューマッハのフェラーリF2005とクラッシュしたものです。

このリンク先の
画像からもそうであることが分かります。
そう、おそらく皆さん、このノーズを国際映像で見ていた可能性があります。
そう思うと、ちょっと嬉しいパーツですね。


裏側です。
ウィングステーも失われています。


ウィングステーの接続部分です。
これからも分かるように、ノーズコーンとウィングステーは接着剤も使用して接合されていたようですね。
このようにクラッシュパーツは、日頃お目に係れない、各パーツの内部構造も分かったりします。


ノーズコーンの内側です。
#14は、何を示しているのかな?ちょうどトルコGPが第14戦ですが、それか?
3.085kgは重量?そんなに軽かったかな?今度測ってみますか。


壊れた先端部分からの眺め。
あまり面白くありませんね。

電源ジャンプケーブルの効果



ホームコースの距離が長くなったので、電源ジャンプケーブルで中間区間と電源近辺を接続。
自分で走らせたところ、中間区間の加速が良くなった気がしました。
そこで、電源ジャンプケーブルの効果を検証しました。

カレラのデジタルコースでは、オートでスロットカーを走らせることができます。
まあ、オートといっても、一定のスピードを維持させるだけですが。
オートで走らせ、電源ジャンプケーブルの有無でラップタイムに差が出れば、その効果がありということ。

その結果は以下の通り。
電源ジャンプケーブル無しの場合、10周平均が14.816秒 最速14.556秒 最遅14.995秒
電源ジャンプケーブル有りの場合、10周平均が14.190秒 最速14.062秒 最遅14.190秒

電源ジャンプケーブル有りのラップタイムが明らかに速いことが分かりました。
平均タイムは約4%速く、最速と最遅との差も電源ジャンプケーブル有りの方が小さいです。
最速と最遅との差が小さいということは、スロットカーに供給される電力がより安定しているということで、
これは良い効果ですね。