ウィリアムズの売却先
ウィリアムズの売却先が決定したようですね。
売却先はアメリカの投資会社であるドリルトン・キャピタルとのこと。
ただ、売却されても「ウィリアムズ」のチーム名と「FW」のシャーシ名は残すらしいです。
投資会社がチームを購入するので、このような判断となったのでしょう。
何せ、「ウィリアムズ」というチームを購入し、投資し、利益が出るタイミングでチームを再び売却するのでしょうから。
「ウィリアムズ」と「FW」という知名度とブランドを生かし続けなければ、投資効率も悪いでしょう。
果たして、この投資がうまくいくか否かは、ひとえに、新しいウィリアムズチームの活躍次第ですが、
とりあえず、「ウィリアムズ」と「FW」の名がF1界にのこることは非常にうれしいですね。
チームが売却されることなど考えもしなかったころのウィリアムズFW27のノーズコーン。
後ろには、投資会社であるジニが所有したロータスR31のサイドポンツーン。
セルジオ・ペレス
ベッテルがフェラーリをクビになって、ベッテルの来期の動向が注目されています。
そして、来年から「アストンマーチン」となるレーシングポイントへの移籍が噂されています。
レーシングポイントとしては、4度のワールドチャンピオンを迎え入れることはマーケティングの面からも魅力的のようです。
そうすると、レーシングポイントから追い出される立場にあるのは、ストロールではなく、ペレスであることは一目瞭然。
ペレスの離脱も噂されています。
ペレスはザウバーで可夢偉とチームメイトとなり、2012年には3回の表彰台を獲得ののちに翌年、マクラーレンに移籍。
しかしながら、マクラーレン低迷の責任を取らされる形でマクラーレンを追い出され、フォースインディアに移籍。
このフォースインディアでは、計5回の表彰台を獲得。
この回数は、2014年以降のメルセデス最強時代にあり、メルセデス、フェラーリ、レッドブル以外のドライバーでは、素晴らしい結果です。
このペレスがベッテルの替わりにレーシングポイントを追い出されることになれば、うーん、ちょっとやるせない気持ちですね。
個人的には、ペレスは、今一度トップチームで走ってもらいたいドライバーです。
ペレスが使用していたかもしれないバイザー
ところで、ペレスのチームメイトであるストロールは、チームオーナーでもあるパパという色眼鏡も伴い何かと評価が低いようにも思いますが、果たしてそうでしょうか?
ストロールは、2017年のデビューイヤーに表彰台を獲得しています。
2019年は決勝の最高位は4位です。これはペレスの最高位が6位であることも鑑みると、素晴らしい結果です。
ストロールは、まだまだ粗削りのところもあり、チームメイトのペレスと比べると見劣りする点も多いですが、必ずしも悪いドライバーではなく、過小評価されていると思います。
何れにしても、ベッテルは来年どこのチームに居るのでしょうか?
来年は休養という選択肢もあるでしょう。
しかし、まだF1からの引退は早いと誰しもが思うところ。
レッドブルで最後のチャンピオンを獲って以降、リカルドに負け、フェラーリでも思うような結果が出ず、ずっと苦しんでいるベッテルにはこのまま終わらずに一矢報いて欲しいと思う今日この頃。














