ARROWS A11 リアウイング翼端板の改訂
日付の件が明確になったので。MA63さん、ありがとうございました。
いやあー、ちょっと気になっていたことがはっきりしてよかったです。
F1のパーツ集めは、そのパーツがどこで使用されたのか?
とかを探ることも、ちょっとした楽しみです。
ARROWS A11 リアウイング翼端板
ARROWS A11 リアウイング翼端板(右側)
購入したときの情報では、1989年のマシンA11、カーナンバー9、ドライバーがディレック・ワーウィックとのことでした。
しかし、1990年のA11Bも同じようなデザインで、カーナンバー9を付けてミレーレ・アルボレートがドライブしていました。
ということで、実はこのパーツがA11なのかA11Bなのかはっきりと解りません。
翼端板の周縁部が薄くなっています。
また、後下部は、より中心部まで薄くなっている領域が広がっています。
あまり見ない形状ではないでしょうか。
さらに、下部には、フィンとでも言うのでしょうか?前後方に一つずつ付いていますね。
前方の方が後方よりも長いですね。どのような効果があるのでしょうか。
裏面です。ロアウイングの取り付け領域が凹状となっている以外、平面です。
下部に管理用シールが貼られています。
管理用シールです。だいぶ劣化していますが、切り欠かれている数字等は読めます。
ウィリアムズのバージボード(http://ameblo.jp/isimt/day-20110601.html
)の管理用シールも、ペン等で書かれているのではなく、切り欠かれていました。
切り欠きにより記録するのが一般的なのでしょうか。
左上は“A11”と読めます。マシンの型式でしょうか?ならば、このパーツはA11?
左下の8/89は89年8月だと思われます。89年8月に製造?それとも8月のレースに使用?
これらの記録からも、ARROWS A11のパーツであることがわかります。
他の数字の意味は解りません。
左下の8/89は日付?8月8日、9日?しかし、1989、1990年にはこの日にレースは無かったようです。テストの日?
もし、他の数字の意味が解る人がいたら教えてください。
それと、1996年のFA17(http://ameblo.jp/isimt/day-20111003.html )や2002年のA23(http://ameblo.jp/isimt/day-20110803.html )の翼端板には管理用シールが貼られていないんですよね。
チームのオーナーが変わると仕事のやり方が変わるのか?それとも、他に管理する方法があるのか?
単に管理をやめたのか?ちょっと面白いですね。
ちなみに、このパーツは、記念すべき私がはじめて買ったF1のパーツです。
F1鈴鹿国歌斉唱
今年の鈴鹿の国歌斉唱は、福島の学生さんが歌うそうですね。
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20111003-OYT8T00888.htm
粋な計らい?
今までの鈴鹿の国歌斉唱は、その時々の話題になった歌手とかに歌わせていて、あまり好きではありませんでした。
まあ、フジテレビですからね。
モナコGPに意味も無く芸能人をモナコまで呼んだりしてましたからね。
今でも覚えている国歌斉唱は、globeのkeikoの国歌斉唱です。
いやー、ひどかった・・・。下手すぎてびっくりしました。
その頃、globeはちょっと好きだったんでなおさらです。
決勝前の土曜日の夕方にも鈴鹿では、keikoの練習をスピーカーで流していました。
あまりの下手さに、「本人じゃないよね」なんて一緒に来た友人と話をした記憶があります。
決勝本番の国歌斉唱を聞いて、前日のスピーカーで流れた国家は本人であったことが判明。
鈴鹿に来ていた観客10万人以上が一気に冷めたような気がしました。
やっぱり、国歌はちゃんとした人が歌わないと・・・。特に世界に放送されるイベントなんですから。
ARROWS FA17 リアウイング翼端板
ARROWS FA17 リアウイング 翼端板
1996年のマシンです。
このパーツは、使用痕もなく、「TWR」以外のスポンサーのステッカーが貼られていません。
おそらく、使用されることの無かったスペアパーツと思われます。
TWRはアロウズを買収したトム・ウォーキンショー・レーシングのロゴですので、
スポンサーが変わってもこのロゴは変わらないため、予め貼ったのでしょうか?
リアウイングの前方が延ばされ、エンジンカウル後方にまで至っています。
いまでは、見られない形状ですね。
表面にはこの後方の凹凸以外は平面とされています。
フラップを取り付ける穴の数から、フラップの角度の調整範囲が大体分かりますね。
裏面です。黒く、塗装されていない部分にウイングステーが接続されている
ロアウイングが取り付けられます。
表面に比べて、凹凸が多いです。周辺領域が内部領域に比べて薄くなっています。
ARROWS A23
ARROWS A23
HEINTZ HARALD FRENTZEN
2002年、アロウズ最後のマシン。アロウズはこの年のドイツGPを最後にF1から撤退。
この頃にしては高いノーズとツインキールが特徴的なマシン。
F1からシーズン途中で撤退したといえども、フレンツェンが6位を2回獲得したことからも、
戦闘力の高いマシンでした。
チームメイトのエンリケ・ベルノルディは最高位11位。
コンストラクターズは11位
エンジンは前年のアジアテックからコスワースに変更。
このマシンは、その後ミナルディに買い取られテストに用いられる。
さらにその後スーパーアグリSA05に改修され、2006年に実戦に用いられる。
このように、3チームを渡り歩いたマシンとなりました。
