いっしーのF1ブログ -11ページ目

MSC & MSC

上がベネトンB195のリアウイング翼端板。

カーナンバー1が付いているようにミハエル・シューマッハのマシンのものです。

下はハースVF-21のリアウイング翼端板。

スペアですが、ミハエルの息子であるミック・シューマッハが初年度乗ったマシンです。

我が家でシューマッハ親子のパーツを一緒に飾ることができました。

 

B195が1995年のマシン。VF-21が2021年のマシン。

26年の開きがあると、レギュレーションの影響が大きいとはいえ、リアウイング翼端板も形状がかなり変わりますね。

Renault RS01の"J"

一見して、何か分からないとおもいますが、ルノーRS01(1978,1979)のドライバーネーム”Jabouille”の”J”です。

先日、千葉にあるハンガーエイトさんにお邪魔した時に、カウルから剥離していたのでオーナーである藤井さんから頂きました。

マニアック過ぎる一品かもしれませんが、非常に貴重なものだと思っています。

現在では、ドライバーネームやスポンサーロゴはステッカーですが、この当時は"手塗り"であることが分かります。時代を感じさせます。

 

このカウルのこの部分↓です。

 

 

カウルそのものは40年以上前のものでもあり、所々剥離が見られますが、これも歴史を感じさせます。

 

このカウルは素晴らしいです。

なにせ、F1で初めてのターボ車であるルノーRS01のカウルですから。

このようなF1の歴史を語るうえで避けて通れないマシンのカウルが日本にあることにも驚きです。

 

さらに、このカウルは、ルノーから発行されている書籍↓における藤井さんの紹介ページにも写真があるように、出所が明確です。

F1のパーツは多々流通していますが、出所が客観的に分かるものは多くありません。

というわけで、この一欠けも出所が明確です。

 

 

ハンガーエイトさんにはこのようなものも。

当日は藤井さんからも色々お話を伺えて、とても楽しい時間でした。

ランチもとてもおいしかったです。

また、伺おうと思っています。

 

 

スロットカーの集電ブラシ

 

 

スロットカーの集電ブラシはとても重要な要素です。

あたりまえですが、集電ブラシが機能しないとスロットカーは走りません。

しかしながら、我が家のマシン、特にslot.itのマシンについて、どうも集電ブラシの問題が度々発生していました。

レールと集電ブラシの接触が良くなく、マシンが思うように走らないのです。

そこで、レールとの接触面積を広くするように、集電ブラシを長めにするといったことをしていました。

しかし、長くすることは良くなかったことが判明!!

我が家のコースでは、↓の長さが適切な集電ブラシの長さでした。

この長さでスムーズに走ります!!

 

 

 

 

ixoのMcLaren F1 GTR Long TailとPALMAのMclaren F1

前回に引き続き、McLaren F1。

今回は、ixoのMcLaren F1 GTR Long TailとPARMAのMcLaren F1 GTR。

PALMAはブランド名であり、実際にはモデルカーはixoなので、同じメーカーですね。

 

共にMcLaren F1 GTRですが、Long TailはGTRに比べて車長も長く、ほとんど違うマシンのようです。

 

モデルカーの出来としては、個人的には前回紹介したミニチャンプスよりもixoの方が好きですね。

 Long Tailにはアンテナが付いているのですが、ミニチャンプスは樹脂製である一方、ixoは金属製とのように、細部が違います。

フロント部分もミニチャンプスの方がぼてっとした印象であり、ixoの方がスリムな印象ですね。

 

1/43 Mclaren F1 GTR Minichampsとhpi-racingの比較

マクラーレンF1はミニチャンプス、ixo、hpi-racingといっ複数のメーカーからモデルカーとして販売されています。

どれも価格とクオリティ、バリエーションの数等、良し悪しがあるかと思います。

今回は手元にミニチャンプスとhpi-racingの2種類があるので、比較してみたいと思います。

比較するモデルは、1997年Le mans 24Hに出場した44号車です。

上の写真では、右がhpi、左がミニチャンプスです。

この2種類には違いがあることがすぐに分かります。

 

まず、色です。

ミニチャンプスはhpiに比べて蛍光色の強いオレンジ色になっています。

ミニチャンプスとhpiとでどちらが色を正確に再現しているかは分かりません。

ネットや雑誌で確認できる色も実車とは微妙に違いますからね。

色は、目の前に実車がないと再現度を確認できません。

 

また、ミニチャンプスはフロントウィンドウの上下にグレーの着色がありますが、hpiにはありません。

当時の写真を見ると、実車にはフロントウィンドウの上下にグレーの着色があるようですが、角度によっては目立たないような気もします。

このため、グレーの着色の有無は、メーカー毎の表現の違いでしょうか。

 

全体的には、hpiの方がミニチャンプスに比べて、細部が表現されているように思えます。

特にリア部分の表現力に違いが出ています。

また、アンテナもhpiは金属製ですが、ミニチャンプスは樹脂となっています。

 

さらに、フロントの造形はかなり違います。

ミニチャンプスの方がhpiに比べてぼてっとした印象があります。

また、フロント下部のせり出しは、hpiの方が大きく実車に近いように思えます。

そして、フロント両側部のカナードについては、hpiは存在するものの、ミニチャンプスにはありません。

実車ではこのカナードが存在するため、ミニチャンプスでは完全にオミットしたことになります。

 

リア部分は、右がhpi、左がミニチャンプスですが、若干ミニチャンプスの方が高さがあるように思えます。

そして、やはり、hpiの方が細かい箇所まで再現されているようです。

 

以上のように、同じマシンでもhpiとミニチャンプスでは細部がかなり異なります。

個人的な印象では、hpiの方が再現度が高いでしょうか。

しかしながら、この再現度の高さはモデルカーの価格にも反映されるので、総合的にはどちらが良い悪いは言えないように思えます。