いきなりその曲のテンポで弾いてしまう。
そうすると自分ではちゃんと弾いたつもりでも、実は音やリズムがあいまいだったりします。
「急がば回れ」という言葉がありますが、まずはゆっくり弾いてみるのがお勧めです。
ゆっくり練習すると何が良いか?
第一のメリットは、正確に弾けることです。
難しそうなフレーズでも、ゆっくりであれば弾けることが多いのではないでしょうか。テンポはおそくて大丈夫ですので、他人に聞いてもらえる状態を目指しましょう。
メリットその二は、覚えやすいです。
ゆっくり弾くと一つひとつの動作を意識できます。動きもわかりやすくなるため、何となくパッと弾くよりも格段に覚えやすくなります。
音楽の大家もゆっくり練習することの大切さを強調しています。
たとえばヴァイオリンのパールマンは、「とにかくゆっくり弾くように」と口ぐせのように言っています。ピアノのミケランジェリは、元の曲がわからないほどゆっくり練習していたそうです。
正しく弾けて覚えやすいゆっくり練習。集中して行えば、少ない時間でも効果がありますよ♪