上得意の中森さん(仮名)。
「扇風機の掃除をしていただきたい」との相談が。
中森さん「スミマセンねぇ~。」
まちのでんきや「いえいえ、2台ですか?」
中森さん「時々、古い扇風機から火が出たってニュースで言っとるやろ、心配で。」
まちのでんきや「そうですね、30年ぐらい経った扇風機が多いですけど、ある程度の年数が経過したら、メンテナンスより、買い替えをした方が…。」
中森さん「ほやね、安らと売っとるもんね。」
まちのでんきや「これ、A社の品ですけど、ナチュラル(旧仮名)って書いてあるでしょ。確かA社にブランド名が変わったのが、2008年頃ですから、少なくとも9年は経っているということです。こっちのは、形からして、20年以上は経っているのではないですか?」
表向きは掃除に応じましたが、できればほどほどにして…と、買い替えを促しました。
電器店がタッチするからといって、安全のお墨付きを与えられるものではありません。
ブログ担当のお得意様で、扇風機からの出火が原因でご自宅が全焼した方がいます。
過去に扇風機をお買い上げいただいているので、「もしや?!」…(当店からお買い上げいただいた扇風機ではありませんでしたが)。
↑古い扇風機から発火(NITEの動画を編集)。
NITEのホームページには、危険を伝える動画がたくさんあります。
テレビメディアでも、NITEの動画はよく利用されています。
↑注意喚起のPDFファイルも多数。
ブログ担当、まちのでんきやとして、お得意様に安全を啓蒙しようと、NITEさんに電話しました。
すると、担当者さん、ぜひ、参考資料は印刷して、配布してくださいと。
↑安全チェックポイント
焦げ臭いニオイがしたら…もう買い替えですね(汗)。
PDFによれば、事故事例はいずれも30~40年が経過し、コンデンサが絶縁不良を起こし、発火に至ったというもの。
経年によるトラブルでいえば、ドライヤーについても、まちのでんきやブログで紹介したことがありました。
↑ヘヤドライヤーからの出火(NITEより)
身の回り 安全点検 ドライヤー(2016.12.12 まちのでんきやブログより)
↑ついついやってしまいがちですが、こんな保存状態はよくないとのこと。
巻くなら使うな!使うなら巻くな!
↑こんなことにも!
また、コードの断線でいえば、こんなケースも。
↑温水洗浄便座の開閉により、長年の間に電源コードが屈曲するケース。
あり得る話です。
ぜひ、異常に気付いたら、メーカーまたは販売店に相談してください。
こまめに掃除するお宅でも、電気的な安全はつい見落としがち。
そう、こまめにお掃除といえば、NITEさんでは、最新情報による注意喚起として、コンロや電子レンジの使用法について、こんな注意喚起を。
ガスこんろや電子レンジの汚れを放置すると火災の原因になります ~調理器具はこまめに掃除し、周りに燃えやすいものがないか確認しましょう~(NITEのサイト、PDFより)。
ガスコンロのグリル内に汚れが付着しており、加熱、発火に至るケースも。
NITEさんのPDFによれば、火災事例がたくさん羅列されており、死亡事故も多数発生しています。
電子レンジも汚れが付着、加熱発火するケースが多発。
つい放置しがちのケースは多いもの。
ガスコンロのグリル、電子レンジとも、万一発火した場合は、慌ててグリルや扉をオープンするのはNGと指導しています。
ドアをオープンすると、空気の流入により、炎のパワーが増し、火傷や、ガラス破損などによるケガに至ることも。
さらに、NITEさんでは、リコール対象品の電化製品についても、案内があります。
もし、ご自宅の電化製品で、リコール対象品が見つかった場合は、メーカーまたは販売店に相談しましょう。
気を付けているようでも、危険は身の回りに転がっているんだなぁ~。
できれば、一家に一人、まちのでんきやさんをキープしよう!
手前味噌でスミマセン(汗)。
まちのでんきやさんなら、自店からお買い上げいただいた家電品にもしリコール対象品が出たら、速やかに連絡の上、対応します。
それがまちのでんきやです。
まちのでんきやブログでは、NITEさんのサイトを参考に、家電ライフの安全を啓蒙します。
まちのでんきやはトータル家電ライフをサポートします。
まちのでんきやアゲイン!
『まちのでんきやエレジー』! (『まちのでんきや』テーマ曲・YouTubeにて)
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