2015年12月5日号の家電ニュース(業界紙)にこんな記事が。
(2015.12.5 家電ニュース 3面 『記者の”眼”』より)
「全国青年部研修会」では、一つの共通取り組み課題が浮かび上がった。
石川商組の青年部が取り組んでいる「まちのでんきやさん」のブランド化である。
それは、昨年11月、東京で開催された全国青年部研修において、グループディスカッション、グループ発表を経て、代表者が口々にその言葉を発したことから。
2015年11月25日 全国青年部研修 グループディスカッションを経て、代表者が発表を。
青年部の活動において、課題と解決策というテーマで。
まちのでんきやブランド化
どのグループも、『まちのでんきやブランド化』
石川発といえば、いえるかもしれませんが…
そんなことより、共通理念を掲げ、全国同志が心を一つにすることが肝心です。
全国の青年部も地域店復権に挑戦
『まちのでんきや』ブランド化、それは、いみじくも家電ニュースのS記者さんが、端的に綴られています。
かつては「街のデンキヤさん」が、地域住民の普及と城家電品の購入選択やアフターケアで、不可欠の存在だった。
ここへきて掲げた「まちのでんきや」と対比させるため、記者さんは、あえて「街のデンキヤさん」と差別化してくださったのでしょうか(笑)。
昨今の家電需要は、買い替えが中心です。
発展途上の日本において、普及が当面の目標であり、天敵不在の世の中では、「街のデンキヤ」は栄華を極めていました。
考えようによっては、その頃の富は、向こう数十年先までの実入りを先食いしていたということはないだろうか。
テレビが一つ売れると、一カ月遊んで暮らせたという逸話も。
その後、量販店が出現したり、ネット通販が現れたりして、足元がぐらついてきたにもかかわらず、無策でいたということはないだろうか。
時が流れ、量販店やネット販売ウェートが高まるにつれ、一部の顧客満足にまい進する店を除き、存在感が極端に薄れてから久しい。
おっしゃる通りです。
一頃は、それでも『まちのでんきやか量販店か』の葛藤がありました。
葛藤の末、大半のユーザーは、量販店に流れ、そのうちそれがあたりまえとなり、やがて『まちのでんきや』という概念すらなくなりました。
今では『量販店かインターネット通販か』という選択肢はあるものの、まちのでんきやは蚊帳の外です。
最近では、一部のメーカーも「街のデンキヤさん」訴求をしてくれてはいるが…。
『街のデンキヤ』が選択肢から外れ、一部のメーカーさんからも見離され(?)…(記事の裏を返せばそういうこと)。
しかし、各種の調査を見ても、消費者の地域店離れは大きいと言わざるを得ない。
ここが肝心なんです。
それでも、まちのでんきやさんは、たとえば、夏、エアコンシーズンは、日々の仕事は忙しく、多忙の毎日に追われてはいます。
ところがふと、シーズンを終え、我に返ったとき、「あれ?なんだ?この静かさは…」。
目の前の忙しさに忙殺されている間に、お得意様は一人二人と去って行ったのです。
そのことを認識する必要があるのではないでしょうか。
価格や品揃えでの量販店等との大きなハンディはともかく、「日常的な面倒見」、故障や買い替えなど「困りごと」の相談、「安心・安全」などでも、地域店を意識するより、量販店やメーカーを意識する客も多い。
あらためてこの一文は深刻です。
「安心・安全」でも、地域店は必ずしもすぐに脳裏に浮かぶ存在ではないということ。
「困った…」とき、購入店である量販店や、メーカーがまず糸口になるということ。
この分野で蚊帳の外に置かれてしまっては、「街のデンキヤ」はおしまいです。
商組実施の安全点検訪問活動や、スマートライフコンシェルジュ挑戦は、ここにつながるものだが…。
この記事が真実なら、『まちのでんきや』ブランド化は、壮大なテーマということになります。
恐れ多くも、全国電商連のコア事業である安全点検訪問やSLCの最終ゴールが『まちのでんきや』ブランド化だとすれば…。
石川商組のように、ネットを活用しての情報発信や、ユニホームなどの目に見える形でのアピールは、若い発想を活かした取り組みと商組活動のコラボが進展すれば、様々な相乗効果も生み出しそうだ。
ネットを活かした情報発信て、当ブログのことですか?
光栄です(笑)。
そうです、『まちのでんきや』ポロシャツなどのユニフォームは、『まちのでんきや』ブランド化のための一アイテムです。
どうせ、衣類は着るに決まっているではありませんか。
店名やメーカーブランドをプリントしたユニフォームやジャンバーはありますが、それがあるなら、我らまちのでんきや!をPRしたユニフォームがあってもいいではないか!
そんな発想から、石川青年部会は、発足してすぐに『まちのでんきや』ジャンバー、ポロシャツ、ブルゾンなどを製作しました。
共通のロゴをまとったポロシャツを見につけ、町を歩く…ただ、それだけ。
自らが歩く広告塔になって、まちのでんきやここにあり!をPRする。
労せず『まちのでんきや』の宣伝になるではありませんか。
そうか、『まちのでんきや』という手があるか…。
解決策は案外、まちのでんき屋さんかもしれない。
こんなノボリも製作しました。
店頭やフェアで掲げることで、道行く人は、ハッとすることでしょう。
ユニフォームやノボリ、初めは、石川青年部会の共通ユニフォームと思われていたようですが、断じて違います!
これらは、全国の『まちのでんきや』同志が、同じロゴやノボリを掲げることで、全国どこへ行っても、「あれ?あのシャツ、ノボリ、地元でも見たよ?」と道行く人たちに気付きを促したい、ぜひ!全国のまちのでんきやさんが皆着用してもらいたい!との思いから製作しました。
商組活動の手助け舞台に止まらず、青年部固有の発想、活動と、商組活動の新たな連携は「まちのでんきやさん」復権につながる道の開拓ということにもつながりそうだ。
この際、青年部かどうかということに関係なく、『まちのでんきや』同志、新しい発想と活動で『まちのでんきや』アゲイン!につなげたい!まさにそんな思いです。
地域店顧客の大半を占める高齢者を含んだシニア層の店離れを防ぎながら、幅広い地域店ファン作りの一翼を担ってもらいたいもの。
記事掲載、ありがとうございます。
で、結局のところ、『まちのでんきや』ブランド化…。
目指すは、AKBです。
目指すは、温泉です。
一人一人は、その辺にいるような存在であっても、AKBといえば、あのAKBではありませんか!
AKBと聞くだけで心躍る存在。
温泉は、風呂に入って、食事をして寝るだけの所ですが、風呂、メシ、寝るなら、マイホームと同じではありませんか。
でも、「風呂、メシ、寝る、で、なんでそんなに高いんだ!」とは誰もいいません。
温泉は温泉…。
上げ膳据え膳の贅を尽くした料理
非日常の楽しいひととき…
これらすべてがトータルパックで『ザ・温泉』です。
お金を出してでも行きたい、日本人なら誰の心にも宿る温泉思考。
『まちのでんきや』ブランド化は一言で言うなら、それと同じです。
「あ、『まちのでんきや』ね、だったら高くても、そんなもんだね。」
若い世代が自らは買わなくても、年老いた離れた親の家電ライフだけは、『まちのでんきや』に任せておけば安心…。
それが究極の目標です。
全国の『まちのでんきや』の皆さん、心を一つにし、『まちのでんきや』ブランド化!実現させましょう!
『まちのでんきや』は家電とインフラ、安全安心をセットで届けます。
『まちのでんきや』はトータル家電ライフをサポートします。
『まちのでんきや』アゲイン!!
『まちのでんきやエレジー』!
(『まちのでんきや』テーマ曲・YouTubeにて)
ランキングに参加しています。