今日は、朝一番に黒猫ちゃんを動物病院へ連れて行くと決めていた。
フリースを敷いてベッドにしているプラカゴに黒猫ちゃんをそっと入れて、段ボールで蓋をして養生テープで止める。ニャオニャオいうカゴをぶら下げながら歩いて15分程で動物病院へ到着すると、待合室中にニャオニャオが響き渡る。受付を済ませ、里親探しをしたい旨伝えて待合室の奥まった場所で診察を待つ。しかしなかなかニャオニャオが止まらない。
しばらくすると、飼い猫の避妊手術のため来院したという女性に声をかけられた。女性は、カゴの中に被毛が黒で里親募集の子猫がいることを知ると、うちの子どもが黒い子猫を飼いたいと言うので探していたと言った。女性は子どもに見せたいのでスマホで写真を撮らせてくれと頼み、この黒猫ちゃんのウィルス検査の結果が陰性であればぜひ里親になりたいと申し出てくれた。
なるべく早く子猫の健康状態を知りたいと思ったので午前のピアノのレッスンを休んで動物病院へ来たのだが、来院を午後にしていたらここでこの女性には会えなかっただろう。早くも里親が決まりそうである。ただし、検査の結果が陰性であれば里親さんにもらわれていき、陽性であればうちで世話することになる。黒猫ちゃんにとってはまずは結果が陰性で、猫に嫉妬する人間がいない猫好きの家庭に望まれてもらわれていくのが一番の幸せであろう。
女性と互いの電話番号や住所を交換して別れ、呼ばれたので診察室に入る。
最初に獣医師の I 先生に聞かれたので、黒猫ちゃんを保護した時の様子を詳しく伝える。
いよいよ診察となり、黒猫ちゃんをカゴから出して診察台に乗せる。
I 先生、なんだか嬉しそうに「ちっちゃいなー」と言う。
体重測定をすると403グラムだった。
私「生まれてどのくらいですか?」
I 先生「一か月くらいですね。推定8月29日生まれ。男の子ですよ」
私「まだ赤ちゃんなんですね」
I 先生「何を食べさせていますか?」
私「子猫用のカリカリをお湯でふやかして冷ましてから与えています。分量と回数はフードの箱に書いてあるのを参考にして」
I 先生「歯は生えていますか?」
私「はい、シャーッ!と言ったときに見えました」
I 先生「様子を見て食べられるようなら、ふやかさずに与えても大丈夫です」
体全体を触診し、眼や耳や口の中を調べ、熱を測り、被毛を櫛でといて顕微鏡で調べる。聴診器で心臓の音を聴く。
結果、怪我や奇形もなく、黒猫ちゃんの健康状態は良好。被毛にノミやダニの卵などは見つからなかったが、フロントラインという駆除剤をスプレーしてもらう。
I 先生「何か質問がありますか?」
私「猫に食べさせてはいけないものはありますか?」
I 先生「葱、玉葱、ニンニク、ゆり根などです。観葉植物は置いていますか?」
私「はい、ダイニングキッチンに」
I 先生「観葉植物にも毒がありますので、食べてしまわないように気をつけてあげてください。猫用フード以外は与えないほうがいいですよ」
私「はい、わかりました」
I 先生「今はまだ小さいし少し痩せていますので、一か月後に採血してウィルス検査をしましょう。寄生虫の駆除もその時に」
黒猫ちゃんの健康状態に問題がなくてほっとした。
動物病院を出てニャオニャオが止まらないカゴをぶら下げて歩いているとたくさんの人とすれ違い、そのたびにニヤリとされたり、ウフフと笑われたり、離れた場所から首を伸ばしてキョロキョロ探す女性がいたりと、いろんな反応があって面白かった。
帰宅するとちょうど黒猫ちゃんのご飯の時間だ。食後は、トイレ、毛づくろい。しかし毛づくろいで3本足になったとたんよろけてこけそうになるのが可笑しい。その後、黒猫ちゃんの安眠を妨げないようドアをしっかり閉めてそっとしておく。

午後3時頃、妹が黒猫ちゃんに会い来た。
子猫専用部屋の床で二人して三角座り(体育座り?)でおしゃべりしていると、黒猫ちゃんが私の後ろにぴったりとくっついてきた。「お姉ちゃんと仲良くなりたいんとちゃう?」と妹。そのうち子猫が私の脚の三角の下にやってきた。手でそっと頭を撫でると頭をぐっと持ち上げたので、耳の後ろも撫でてやる。黒猫ちゃんと触れ合った時間は短かったのだが、私のことを安心できる人間と思ってくれたのだろうか?
夕方、子猫を保護した。三日ほど前から外で鳴いていたので気になっていた。
いずれもご近所さんのSさん、Aちゃん、Mちゃん、Kさん、Bさんと私の6人がかりで、Bさん宅の自動車のタイヤの上に隠れている子猫をカツブシとスマホから流れる猫の鳴き声でおびき寄せ、カツブシを夢中で食べている子猫に機転を利かせてBさんが後ろからそっと捕虫網を被せてくれたので、網に入れたままうちへ連れ帰ったのだった。
カゴに閉じ込められて不安そうにニャオニャオ鳴いている子猫を家に残し、近くのホームセンターへ猫砂とフードを買いに走る。
クローゼットと収納棚のある納戸に一畳半ほどの床部分があるので、そこを黒猫ちゃんの生活スペースとする。扉を全て閉めておけばクローゼットや収納棚へは入れず廊下へも出られない。黒猫ちゃんの安全確保は最優先事項である。
ということで、まずは、掃除機など全て出して空っぽになった床全体に新聞紙を敷きつめる。
縦横30×45センチ、深さ10センチくらいの発泡スチロールの箱に一日分の新聞紙を敷いてから猫砂をたっぷりめに入れてトイレとし、窓際の片隅に設置。
これで子猫専用部屋の出来上がり。
さっそくふやかしたカリカリと水を与えると、ガツガツと一気にたいらげ、水もたっぷり飲んだ。その後すぐにトイレで用を足し、前足で入念に砂をかけて後始末。トイレの後はちゃんとベッドのフリースの上で毛づくろい。
「あらまー、あんたはほんまに賢い子猫ちゃんやねー」といっぱいほめてあげながらトイレ掃除をする私だが、子猫の返事は「シャー!」である。
子猫は私が動くたびに「シャー!」という。まだ人馴れしてないことだし、可愛いから許してあげることにする。
トイレ掃除をしたらフードの容器は下げ、水の入った容器はそのままにしておく。
真っ黒な被毛。長い尻尾。金色の目。よく見るとなかなか可愛らしい顔つきをしている。黒猫ちゃんと呼ぶことにする。
「今日は疲れたねー。ゆっくりお休み...」と納戸のドアを閉め電気を消す。しばらくニャオニャオ鳴いていたがそのうち静かになった。
その日の夫婦の会話はこうだった。
私「ねえ、猫飼っていい?」
夫「だめ」
私「なんで?」
夫「家が毛だらけになる」
私「ほな、家が毛だらけにならんかったら、猫飼ってもいい?」
夫「だめ」
私「なんであかんの?」
夫「なんでも」
ここで私は声を大にして言いたい。私はきれい好きだが、夫はそうでもない。整理整頓も私のほうがずっと上手だ。私の衛生観念と夫の衛生観念の大差を思うとき、夫が猫の毛ごときを気にするとは思えない。これはたんなる言い訳に過ぎない。
それでは、夫の本音はどこにあるのか。猫を飼うことで、私の夫への愛情が半分に減ってしまうと考えているのだろう。つまり夫は猫に嫉妬しているのだ。
以前にこれと全く同じことがあったので、こちらをご覧いただきたい。
https://ameblo.jp/irregular-time/entry-10017174374.html?frm=theme
しかし、このところ明らかに夫の機嫌が良くない。猫を飼うことで夫婦仲が悪くなってもいけないので、里親を探してみて貰い手がなければうちで飼うということにしておいた。
Antoine Herveが、ジャズの巨人たちの生きざまを語りつつユーモアを交えながら楽曲を分析・解説し演奏するコンサートを収録したDVD(リージョンALL PAL方式)。しばらく品切れ状態だったが、今年に入って全作購入可能になっていたのでコンプリートしてみた。
(5)にはCDとブックレット、(1) (3)にはCDがついていて、(3) (4) (5)には英語字幕がない。
Antoine Herveのウェブサイトはこちら。
(1) ■ La Lecon de Jazz : ANTONIO CARLOS JOBIM ET LA BOSSA NOVA (RV Productions RVD111)
(2) ■ La Lecon de Jazz : KEITH JARRETT, PIANISTE SANS FRONTIERES (RV Productions RVD122)
(3) ■ La Lecon de Jazz : DAVE BRUBECK, LES RYTHMES DU DIABLE ! (RV Productions RVD131)
(4) ■ La Lecon de Jazz : BILL EVANS, TURN OUT THE STARS (RV Productions RVD132)
(5) ■ La Lecon de Jazz : THELONIOUS MONK, LE GRIOT DU BE-BOP (RV Productions RVD141)
*本日のオマケ
ベルギーのバンドAka MoonのドラマーStephane Gallandは5本の指に入るほどのお気に入り。最近はフランスのバンドKartetのメンバーでもある。Aka MoonもKartetも大好きだが、そういえばこの2つのバンドには音楽的な共通点が少なくない。
そんなStephane Gallandが若手と組んだStephane Galland & (the mystery of) Kemのライブ。あとでゆっくり鑑賞すんのに貼っとこー。
■ YouTube : Stephane Galland & (the mystery of) Kem, Live @ Flagey 2018 (1:39:20)
https://www.youtube.com/watch?v=sVd1_m9iWik
Stephane Gallandのホームページはこちら。アクセスするたびに違った著名人の名言が表示される。
http://stephanegalland.website/
しからば、御免!
とっくに届いてたどんぐりをいっぺんに書いとこ。
(9)(10)(12)は未聴。
(1) ■ Kristjan Randalu / Absence (ECM 2586)
(2) ■ Orchestre National De Jazz / Concert anniversaire 30 ans (ONJ Records 464444)
(3) ■ Ozma / Welcome Home (Cristal Records CR 253)
(4) ■ Laurent Rochelle Okidoki Quartet / Si Tu Regardes (Linoleum Records LIN 4028-16)
(5) ■ Alfio Origlio / Absyrations (Studio 26 001)
(6) ■ Marc Ducret / L'ombra Di Verdi (Screwgun Records screwu 70010)
(7) ■ Nguyen Le / Bakida (ACT Music + Vision 9275-2)
(8) ■ Nguyen Le / Streams (ACT Music + Vision 9876-2)
(9) ■ Emile Parisien / Double Screening (ACT Music + Vision 9879-2)
(10) ■ Stephane Galland & (the mystery of) Kem (Outnote OTN 627)
(11) ■ Andy Emler Megaoctet / A Moment For... (Label La buissonne RJAL397032)
(12) ■ Marc Ducret / Lady M (Illusions ILL313010)
(2) は、CD&DVDの2枚組ブックレットつき。ONJ歴代の音楽監督を迎え、Olivier Benoit率いるONJによって演奏された30周年記念コンサートを収録。初代音楽監督Francois JeanneauからOlivier Benoitまでが順に登壇し、インタビューを受けてから1曲演奏したり指揮したりするという趣向。歌物にはElise CaronとYael Naimがゲストで出演。2期目の音楽監督を務めたAntoine Herveは、なんと裸足で登壇!唯一ONJの音楽監督を2度務めたClaude Barthelemyだけは出番が2度あり、とっても楽しそうにギターやウードを弾いてる。
これは面白い企画ですな。記録としても貴重だと思う。
*本日のオマケ(好事家向け)
YouTube : Caravaggio - Tempus Fugit(53:35)
https://www.youtube.com/watch?v=9PTYJ3kcZIc
エフェクターやサンプラーを多用してシンセサイザーも弾いてるとなるとCDを聴くだけでは分からず想像するしかなかった部分も、動画だと誰がどの音を出しているのかがわかってよろしい。
例えば、Bruno Chevillonが11:48あたりで譜面台から銀色のモジャモジャした物を手に取り、それを使ってエレベを演奏するのだが、あれはもしかしてナイロンたわし?(笑)
今年になってふと思いついた。エリック・サティを弾いてみようと。なんでもっと早く思いつかなかったのか。
趣味の写真で大阪へ都市夜景とか雑居ビルの螺旋階段とかを撮影しに行った日、梅田のササヤ書店へ寄った。手始めにグノシエンヌ(第1番から第6番まである)という曲を弾きたかったので、輸入物などいろいろある中から楽譜を一冊だけ選んで買った。読譜の苦手な私が選ぶ楽譜の条件は、とにかくオタマジャクシが見易いこと。これに尽きる(笑)
楽譜を見て初めて知ったが、サティ作品には理解に苦しむ指示があったり小節線の無い曲が多かったり。でも、細かいことは気にしなくていいと思う。
音数が少なくて繰り返しが多くゆったりとしたテンポ。中級の入り口付近を入ったり出たりウロウロしている私にはこれくらいがちょうどよい。
独特の美しさを持つ音の連なりと和声感がとても現代的だし、ミステリアスでちょっぴりダークな雰囲気が私の好みにぴったり。とりあえずグノシエンヌ第1番には花丸をもらえた。
ちなみに、買ったのは全音の楽譜だが、グノシエンヌ第1番のP48の2段目と3段目に明らかな印刷ミスがある。ピアノを再開してからまだ8年しか経ってないけど、楽譜の印刷ミスってけっこうあるような気がする。
1曲弾けたのに気をよくして楽譜をパラパラ見てたら、ヴェクサシオンという曲が...。これは、いったい、なんじゃらほい?(としか言いようがない)
同一モチーフ840回繰り返しって、サバイバルかっ!しかも臨時記号だらけの変な音の連続。
楽譜に添えられた作曲者のノートには、こう書かれている。
このモチーフを連続して840回くり返し演奏するためには、あらかじめ、心の準備を整えることが大切であろう。深い沈黙と、真剣な不動性の姿勢によって。
いやはや、まったく、サティさんて人は、おちゃめなんだか真剣なんだか。これ弾くなら、心の準備どころか死ぬ覚悟がいるかもしれませんぜ。
と、ここまで書いてふと思った。
そういえばジョン・ケージの4分33秒というふざけた作品があったな。ケージが、サティのヴェクサシオンに対する返答の意味で、4分33秒を書いたのではないかと想像してみると面白い。ヴェクサシオンという究極のサバイバル作品に対し、4分33秒という究極の省エネ作品で返したケージさん。もちろんサティへの敬意をこめて。
なわけないか...。
*本日のオマケ(プラハ音楽院卒業演奏会のアンコール)
■ YouTube / 'Tom & Jerry Encore' live at Prague Conservatory
https://www.youtube.com/watch?v=19piJKYvBFU&feature=youtu.be
Marc Ducretのサイトに、新譜が4月26日に出るとあった。ソプラノとカウンターテナーを含むちょっと変わった編成で、Samuel Blaser (tb)、Joachim Florent (b)、Sylvain Darrifourcq (ds) といった凄腕たちの参加が嬉しい。
アルバムタイトルのLady Mとはマクベス夫人のことらしいが、それにしても、ジャケが怖すぎるー!!
■ Marc Ducret / Lady M (Illusions Music)
https://www.marcducret.com/discography
*本日のオマケ
YouTube:みやこんじょ弁ラジオ体操第1 (03:26)
https://www.youtube.com/watch?v=wpa_gGmEUPU
春蘭満の今日は、一日家にいて断舎離と大掃除してました。明日もいい天気みたいやから仕上げのお掃除、頑張ろっと!
届いたドングリのうち (5) (6) (7) 以外は未聴。
(1) ■ V.A. / Hendrix In The Spirit Of Jazz (ACT Music + Vision 9859-2)
(2) ■ Orchestre National De Jazz / Europa Oslo (ONJ Records 454444)
(3) ■ Aka Moon / Constellations Box (Outhere Music OUT 661)
(4) ■ Aka Moon / Now (Outhere Music OUT 662)
(5) ■ Thierry Eliez / Improse (Doodah Production DRS 240723)
(6) ■ Kristjan Randalu / Confidance (Fine Tone Music FTM 8011)
(7) ■ Sixun / Fete Ses 20 Ans (Futur Acoustics F202)
(8) ■ Peter Bruun's All Too Human / Vernacular Avant-garde (Ayler Records AYLCD-155)
(9) ■ Louis Sclavis, Dominique Pifarely / Acoustic Quartet (ECM 1526)
(1) うわーっ、失敗した。これ、コンピレーションアルバムやん。土中保存。
(6) 2003年録音のピアノソロ作品。こいつぁー聴き応えたっぷりでしたわ。Kristjan Randaluを知ったきっかけは、5年ほど前に奥の手を使って手に入れた5枚組DVDの「Jazz Live ! - Un panorama de la planete jazz en 10 documentaires 」(Archie Ball / Oleo Films ARCH 1201)でした。青空の下に置かれて調律の狂ったピアノを弾いているのですが、5枚のDVDのうちこの演奏が最も深く印象に残り、以来ずっと気になってたんですよね。
同じ動画がYouTubeにありました。
YouTube : Kristjan Randalu - "Silmast silma" (6:13)
https://www.youtube.com/watch?v=fDv99KrRRbw
それから、彼のホームページに、ECMから4月6日に新譜が出るって書いてありました!
(7) 2005年にパリのLa Cigaleで行われた熱っついライブを収めたDVD(PAL方式)。YouTubeにもあるんですけど、ちいちゃい画面でちまちま観るのがイヤだったので。これは面白かった。
(8) (9) Marc Ducret参加。
*どうでもいい独り言
昨年、22年間水槽で飼ってた金魚が天寿を全うしました。金魚がこんなに長生きするとは思ってなかったです。息子その2が幼稚園の年中のときに地蔵盆の金魚すくいですくったのが翌日あっけなく死んでしまい、その日に近所のホームセンターで買い求めた3匹のうちの1匹でした。ホームセンターでは息子その2が見るからに弱々しい金魚ばっかりすくおうとするので、「お母さんが元気そうなの選んだげる!」と言って網を奪い取り、元気そうな3匹を選んで買って帰ったんですね。
金魚ってヤツはとっても人懐くて可愛らしい生き物でね。水槽に近寄ると激しく餌くれダンス。水に指入れるとチュパチュパ吸って遊んでくれたり。キラキラした水中を泳ぐ美しい金魚たちを見飽きるということはなかったです。
金魚の成長とともに水槽をだんだんと大きいのに替えて最後に60センチ水槽になると、バケツ3杯分(約50リットル)の水替えはけっこう骨が折れました。ちっちゃくてヒラヒラした3匹が成長して20センチくらいになると泳ぐ姿も堂々たるもので、バシャバシャ水しぶきあげながらの餌くれアピールは迫力満点でした...。
最近になって、また金魚飼ってもいいなーと思い始めてるんですけど、その金魚がまた20年生きるとして、20年後の私にバケツ3杯分の水替えする体力が残ってるやろか?
うーん...。
とっくのとうに届いてたドングリと私的ジャズ情報をいっしょくたに書いてしまお。
(1) ■ Emile Parisien Quartet / Sfumato (ACT Music + Vision 9837-2)
(2) ■ Sylvain Rifflet / Mechanics (Jazz Village 570089)
(3) ■ Orchestre National De Jazz / Europa Rome (ONJ Records 444444)
(4) ■ Regis Huby 4tet / Equal Crossing (Abalone Productions AB027)
(5) ■ Marc Ducret & Journal Intime / Paysage, avec bruits (Abalone Productions AB025)
(6) ■ Marc Ducret / Un Certain Malaise (Screwgun Records SCREWU 70005)
(7) ■ Andy Emler / Running Backwards(Label La buissonne RJAL397028)
(8) ■ Caravaggio / Turn up (Label La buissonne RJAL397027)
(9) ■ Aka Moon / In Real Time (Carbon 7 Records C7-052)
(10) ■ Aka Moon / Amazir (Cypres Records CYP 0601)
(11) ■ Aka Moon / Unison (Cypres Records CYP 0607)
(12) ■ Aka Moon / The Scarlatti Book (Outhere Music OUT 658)
(2) パーカッション奏者Benjamine Flamentの参加が購入の動機。
(8) 記事に書きました。
(9) 前々から気になってたベルギーのトリオAka Moon (as, el-b, ds)。活動歴が長いので作品数も多く廃盤もあったりで、どれから聴こかいなとしばらく迷ってて、11作目(2000年リリース)をようやく中古で入手。聴いてみたらアヴァンギャルドなジャズロックで、めっちゃ私好み。3人とも超一流の凄腕。上手いとは思ってたけどStephane Gallandてこんな凄いドラマーやったんか!とびっくり。本作は、コンテンポラリーダンス界をリードするベルギーのダンスカンパニーROSASの公演のために作られたそうで「ええっ、これで踊ったん?!」(複合拍子だらけ、即興もあるし)と、またまたびっくり。というわけで1発で気に入って、気になる過去作品も入手。
で、廃盤はしゃーないよなーと悩んでたら、つい最近20枚組BOXセットが出た!しかも、20枚目のディスクは未発表のレコーディングとある。未発表音源の中身は明らかでないが、買って聴けば分かるよということなのか?いや、買うけどね。買いますとも!
■ Aka Moon / Constellations Box (Outhere Music OUT 661)
https://www.outhere-music.com/en/albums/aka-moon-constellations-box-out-661
それから!
結成25年となるAka Moonは、来年1月に新譜をリリースする。この新譜は、20枚組BOXセットの未発表音源盤とは関係ないと思うが、同じでも許したげる。
■ Aka Moon / Now (Outhere Music OUT 662)
https://outhere-music.com/fr/albums/now-out-662
*本日のどうでもいいオマケ
夜、自宅で、独り陰気なジャズばっかり聴いてると、音楽ってのは楽しいもんだというのを忘れそうになることが、たまーにあったり。コンサートに行けばよいのだが、なにしろ田舎住まいなので、「あっ、ちょっとコレ行ってみたいなー」と思うようなコンサートもやってない。CD聴いてると演奏が凄すぎて思わず笑ってしまうということはあるけれど、楽しい音楽を聴いてウキウキと楽しい気分になるというのとは違う。
というわけで、このままではいかん!と思ってたら、今年の夏、Pascal Comelade(パスカル・コムラード 仏1955~)の演奏に触れる機会があった。KYOTO GRAPHIE 2017関連のイヴェント@二条城で、トイピアノとキーボード弾いてた。
何者?と、家帰ってからYouTube観てみたら、いやもう可笑しくてゲラゲラ笑ってしまった。これを電車ん中で再生すんのはやめといたほうがええよ。ちなみに、ピアノ弾いてんのがPascal Comeladeさん。
■ YouTube : Pascal Comelade - Russian Roulette (4:30)
https://www.youtube.com/watch?v=3WFMWR_HAfk
トイミュージックっていうジャンルがあるのは知ってたけど、ちゃんと聴いたことなかったなー。おもちゃの楽器を本気モードで演奏するスライドギターの人、真剣です。
こっちも面白い。
■ YouTube : Pascal Comelade - I Can't Control Myself
https://www.youtube.com/watch?v=7wwX5KAc_iA
と、まあ、他にもいろいろあって楽しめます。
アルバム買うほどではないにしても、たまにはこういうのもよろし。
いったいいつになったら出るん?と、やきもきしてたのだが、ついに出た!
だいだい大好きなThierry Eliezの新譜。
■ Thierry Eliez / Improse (Doodah Production)
Thierry Eliezがソロアルバムを出すのは初めてではなかろうか。しかも全編ピアノで、全曲オリジナル(たぶん)。よくぞ出してくれたっ!
イタリアならStefano Bollani。ポーランドならLeszek Mozdzer。フランスならThierry Eliezなんやでー!と、私が勝手に決めたのだが、「Thierry Eliezだとぉ?そんなヤツ、知らんわい」という声も...。んーとね、かんたんに言うと「Herbie HancockとかChick Coreaが好きなんだが、実はKeith Emersonも好きなんだよね」というアナタなら、いっぺん聴いてみてほしいな。凄腕と豊かな音楽性を兼ね備えた稀有な才能に驚くこと間違いなし。
御用とお急ぎでなければ、是非こちらをご覧あれ。
今年1月27日にフランスの有名なジャズクラブ Le Tritonで行われたコンサート。
■ Thierry Eliez Piano Solo (1:28:53)
http://www.letriton.com/tritonline/concerts/thierry-eliez-piano-solo-425
YouTubeにもいろいろとありまっせ。
https://www.youtube.com/channel/UCXhBxp2O8aUqJ7fcbpdEaog
しからば、御免!
本作は、ジャズ畑2人と現代音楽畑2人からなるCaravaggioの3作目。
この4人の演奏技術と表現力は、エフェクターやサンプラーの使いこなしも含め凄過ぎて唸ってしまうほど。非常に手の込んだ作品と思われますが、録音も優秀なので音が生きていると感じます。それにそれに、Caravaggioは、だんだんと私好みに進化してると感じるーっ!(嬉)
思いつくままの印象は、ハードロック、ヘヴィメタル、プログレ、実験音楽、ダークアンビエント、ノイズ、インダストリアル、ミュージックコンクレートかな。全編ダークでただならぬ緊張感に支配されており、それはそれは刺激的。ジャズ感は希薄です。
激しく踊れる強烈なビートだったり、近寄るな危険!だったり、世界滅亡レベルの不安を煽っていたり、尋常でない破壊力(※)に笑うしかなかったり、前人未到の洞窟探検みたいにミステリアスだったり...と曲調が様々に変化/融合する幻想的なサウンドに想像力がいたく刺激され、場面ごとに得られるトリップ感も鮮やかで、聴いているうちにどんどんとのめり込んでしまう。
私の場合は聴いてて不快にはなりませんが、不穏な曲調が多いので、やはり病人や小さい子に聴かせてはいけましぇん。
(※)それは、まるで大噴火する富士山を背景に土煙を上げながらゴジラとキングギドラとラドンが三つ巴の死闘を繰り広げ暴れまくってるみたいな(褒めてるつもり)
御用とお急ぎでないかたは、こちらでも全曲試聴が可能です。
http://www.labuissonne.com/Site/fr/album_label.php?num_album=558
■ Caravaggio / Turn up (Label La buissonne RJL397027)
Bruno Chevillon (electric bass, double bass, electronic effects, tambourin, voice)
Eric Echampard (Tama Starclassic drums, Paiste traditional cymbals, voice)
Benjamin de la Fuente (violin, tenor guitar, electronic effects, acoustic slide guitar, voice)
Samuel Sighicelli (Hammond organ, sampler, analog synthesizer (Korg, Dave Smith, Moog), Fender Rhodes, piano, voice)
