晴れ時々ジャズ -11ページ目

晴れ時々ジャズ

日々の雑感とともに、フランスを中心に最新の欧州ジャズについて書いています。

今日は天気もいいし、ランチ目的で「舞鶴ふるるファーム」へ行ってまいりました。
「舞鶴ふるるファーム」のホームページはこちらでござる。

http://www.fururufarm.com/



「農村レストランふるる」では、オオミズナギドリの繁殖地である冠島の浮かぶ海を眺めながら、地元産の安心・安全な食材を利用した約60種類の自然食メニューをビュッフェ形式で楽しむことが出来ます。この他にも、お菓子工房、マーケット、いちごハウス(水耕栽培)、野菜畑、ふれあい牧場、コテージなどの農村を楽しむ施設があり、滞在型農園、日帰り農園が可能。また、フルーツ大福、石窯パン焼き、石窯焼きクッキーの体験教室もありますよ。


今日は晴天だし連休ということもあり、たくさんの人で賑わっていました。
ランチを済ませて外に出ると、日差しが強くて暑い暑い!おっ、ポニーが3頭もいるではないか。3頭ともチビッ子たちに囲まれて大人気。




クッキー(白&茶)は、体格に似合わずシャイなのだ。


晴れ時々ジャズ




ポッキー(こげ茶)は、くりくりお目々がチャームポイント。


晴れ時々ジャズ


ポッキーの後方にチラッと見えるのは、冠島が浮かぶ青い海。


晴れ時々ジャズ




トッポ(黒)は、一番おとなしくて優しいコなのだとか。餌やり、ブラッシング、乗馬体験が出来ます。


アーティチョーク:「ブログに掲載する写真、撮ってもいい?」
青年:「はい、どうぞ。どこのブログっすか?」
アーティチョーク:「へっへっへ、内緒。でも、ここの宣伝しとくね」
青年:「ありがとうございます!」



撮影の前におめかししなくちゃと、手櫛でトッポのたてがみをセットしてやる青年。


晴れ時々ジャズ


青空と爽やかな青年と可愛いポニーって絵になるよなあ!どっちのたてがみも少々乱れてるけどね(笑)


晴れ時々ジャズ





昨日、ドングリが2個届きました。


1) ■David Linx / Rock My Boat (Naive NJ 621311)
2) ■Baptiste Trotignon / For a While (Naive NJ 621611)


1) は、未聴。ANDRE CECCARELLI他、興味深い面々が参加。


2) 今日、DVDの方を観ました。なかなか良かったですー。で、観てて気が付いたのですが、EMILE PARISIEN QUARTETのベース奏者IVAN GELUGNEが、ORCHESTRE DU CNR DE TOULOUSEのメンバーに混じって澄ました顔でコントラバス弾いてるじゃあーりませんか!?彼のプロフィール見てみたら、TOULOUSEの生まれでCNR DE TOULOUSE出身とありました。それでOBとして参加してたのかしらん。
で今、CDの方をながら聴きしておりまして、1曲目からなんかどっかで聴いたことあるようなと思ってたら、これ、今までの寄せ集めですな。聴くまで全然知りませんでした(苦笑)



*どうでもいいオマケ(その1)


アーティチョークの髪はストレートなのですが、何故か朝起きてブラシで梳いても梳かなくてもほとんど変わらんのですよね。メイクは忘れたことありませんが、髪梳くの忘れてお出かけしてしまったことが、実は何度もあります(笑)
ついでに書きますと、夫が言うには、私の顔はメイクしてもせんでも変わり無いんですて。目が悪いのかな?さらに書きますと、私が美容院に行って頭キレキレしてもらってきても、夫は全然気ぃつかんのですよねー。あ、いかん、マイダーリンに対するグチみたいになってきた。
ここで、何を書きたかったかというとね。今日、ふと思いついて10年ぶりぐらいに髪の分け目を変えてみたら、


ええ感じになったのよー♪


明日起きたら元通りかもしれんけどね。



*どうでもいいオマケ(その2)


猫カフェの猫は、寝てるばっかりでちっとも遊んでくれへんかった。


晴れ時々ジャズ


その猫カフェを出てからの親子の会話はこうだった。


息子その2:「猫カフェって、キャバクラに似てない?」

アーティチョーク:「何で?」

息子その2:「あるていど貢がんことには遊んでくれへんのや」

アーティチョーク:「なるほどね!そういえば、餌もってるお客さんのとこに猫いっぱい集まってたなあ」

アーティチョーク:「て、学生の分際で、キャバクラに詳しいのは何でなん?」

息子その2:「テレビドラマの見過ぎかなあ」

アーティチョーク:「キャバ嬢に貢いで破滅する阿呆な男どものストーリーがいかに多いかっちゅうことやね~(ため息)」



ほな、おやすみなさーい。




うひゃー!
今日、おフランスから届いた『JAZZ magazine/Jazzman』10月号によりますと、


新生TROCのアルバムは、10月17日リリースだそうですっ!


Fnac↓にも出てますな。

http://musique.fnac.com/a3713782/Troc-Troc-2011-Digipack-CD-album


そやかて、YouTubeに動画をアップしてた人が「あ、やっぱ、リリースは来年の春になりますわ」て書いてたみたいやったから(汗)てっきり来年なのかと。すんません。


■TROC / TROC 2011 (Universal Music Classics & Jazz France)


ヘッヘッヘ...わらしは、すでに某H○Vに注文済み。




*夫が2週間の海外出張のため暇な私が書くどうでもいいオマケ


今日のオヤツは、手作りの生チョコだった。


晴れ時々ジャズ

少し見栄えが悪いが、味はよろしい。


晴れ時々ジャズ


今頃になってしもたけど、発表会のことも書いとこー。


こないだの日曜日、地元の市民会館でY先生とT先生の門下生による合同発表会がありました。
発表会に出るようY先生に告げられた時、私はまだ習い始めて間もない頃だったためお断りしまして(Y先生ごめんなさい)、それならばと依頼された影アナをお引き受けしました。生徒として発表会のお手伝いをするのは当然ですものね。前に合唱をしていた関係で、進行表の作成や会館との打ち合わせから当日の裏方までの一通りを担当した経験があり、こういうことには慣れていますが、ピアノの発表会というものは初めてだったんです。発表される生徒さんが気持ち良く演奏出来るよう協力しなくてはという思いで、私なりに精一杯影アナを努めさせていただきました。


その時の気分によっては欠席もありえる...とY先生が心配されていたトップバッターの最年少の男の子は、お母様との連弾で3曲、微笑ましくも一所懸命な演奏をしてくれてほっと一安心。連弾は他に、女の子3人による一台六手があり、あとは全員がソロで、幼稚園の年中(4歳)から大人までの幅広い年齢の生徒さんが演奏されました。


生徒さんの衣装も、最年少男児は半ズボンのスーツ。小学生女児は可愛らしいヒラヒラのドレスあり、淡いピンクのワンピースのウエストにダークブラウンの幅広リボンを結んだシックな装いあり、現代的な模様の可愛らしくてきらびやかなチマチョゴリあり。女子高校生はシンプルなベージュのワンピース。男子高校生はシンプルなカジュアル。友人Kさんは濃いエメラルドグリーンのキラキラ感が奇麗で袖口の広がったデザインの熟女なチュニックスタイル...と、いろいろあって楽しめました。


この日、友人Kさんが演奏したのは、シベリウスの「ロマンス」OP.24-9。発表会の選曲のためCDを10枚買って聴いたりなどして悩みに悩んだ末にこの曲を選んだのだとか。本人は出来が良くなかったと言ってましたが、始まりの叙情的でしっとりとした雰囲気、激しく情熱的に盛り上がる中間部等、過不足なく表現出来ていて良かったんじゃないでしょうか。フルタイムの仕事と家庭を手抜きすることなく両立させながら、何箇月もかけて練習してこの発表会に臨み、立派に演奏して発表した彼女に拍手拍手です!(実際は、影アナとして次のアナウンスを控えていた関係で、出演者の健闘を讃える暇がなかったわけですけども)。
それってどんな曲?と思われたかたは、Kさん本人の演奏ではないけれど「これがKさんに最も近い演奏なんとちゃうかな~」と私が勝手に思っているこちらのYouTubeをご覧あれ。

http://www.youtube.com/watch?v=g0I26Ia1lD8&NR=1


この日は特別に講師による演奏もあり、Y先生が特にお気に入りだというラフマニノフのレパートリーから「音の絵」OP.39-8とOP.33-7の2曲を弾いてくださいました。

クラシックには詳しくない私ですが、ラフマニノフって難しそー!特にOP.39-8の重厚で複雑な和声などは一筋縄では行かないという感じがします。友人Kさんが看破したとおり、ラフマニノフの曲は私好みですな。ちなみに私の場合、クラシックはチャイコフスキー以降の年代の作曲家でないと身体が受け付けないです(笑)

「音の絵」OP.39-8もYouTubeにありました。

http://www.youtube.com/watch?v=HXdBFuwvzzI


Y先生は、この曲を優雅で華麗に演奏されていてとっても素敵でした!でもでも、私としては、衣装が地味過ぎた気がするんですけど...?演奏とは違って、衣装は控えめなY先生は、あくまでも乙女ですわ。


さて、ピアノ発表会というものを経験して気が付いたことを少し書いてみます。


その1:当たり前ですが、たくさんの生徒さんの演奏によるいろんな曲を聴くことが出来るということ。
弾けそうな曲があれば今後の参考にしようと目論んでおった私ですが、なんだかこの日に限って(?)簡単な曲と上級者向けの非常に難しい曲しかないという両極端で(笑)私が弾きたいと思う曲には出会えませんでした。


その2:舞台袖の先生はとっても忙しいということ。
発表の順番を待つ幼い生徒さんに優しく語りかけて緊張をほぐしてあげたり、発表の済んだ生徒さんには肩を抱いたり手を握ったりしていっぱい褒めてあげたり、そうしながらも進行に気を配り、年齢によって生徒さんの体格も違うので椅子や足台の高さ調整をしたり、連弾もあるので椅子を出したり引っ込めたりの作業等々の確認をしたりとか、先生もいろいろと大変なんですね。Y先生が華やかなドレスでなかったのも納得です。着替える暇も無いし。


その3:プログラムに忠実に淡々と進行するのみであるということ。
例えば、発表の合間に...「この顔が誰か分かる人、手ぇ挙げて!はい、そこの豹柄スーツのお母さん」「ショパンでぇーす」てな音楽クイズのコーナーがあって正解者には100均で買ってきた賞品を渡すとか、先生への質問コーナーがあって「Y先生にお尋ねします。好みの男性のタイプは?」ていう質問に「え?(ギクッ)あ、いえ、あのー、はい、K-POPの○○○○でぇーす!」と答えたりとかの余興があれば面白いと思うのだが、普通、そういうことはしないらしい。


その4:出演者(またはその親)は、曲選び以外に衣装選びにも悩みそうだということ。
Kさんなんか、肝心の曲を決める前に「衣装、何着よ~?」て悩んでなかったっけ?(笑)会場や曲の雰囲気に合わせて、しかし、あんまりキンキラしたのもなあ~、二度と着られんようなモン買うのも不経済やし、...とか、いろいろ悩むんでしょうね。


その5:発表会を開催するには費用がかかりそうだということ。
会館使用料、楽屋使用料、ピアノ使用料、ピアノ調律代、季節によっては冷暖房費(これがけっこうかかるんである!)、プログラム印刷、記念撮影の写真代、生徒さんへのお土産(ケーキらしきものが配られていた)、影アナへの謝礼(いやもうビックリ!!!???生徒としてお手伝いは当然と思っていたし、プロでもないのに...す、すんません。恐縮です)。その他、私の知らない諸々の費用。


その6:てことは、私、次の発表会には出なアカンということ。
アーティチョーク:「あの~、Yせんせ、勝手ながら私、出る勇気ありませんので、今度の発表会も欠席させていただいてよろしいでしょうか?」
Y先生:「しかたありませんねえ。では、当日の影アナをお願いします」
...と、これでは絶対マズイのである。


てことは、明日からもっともっとピアノの練習を頑張りなさいよということですな。


以上、終わりっ!



こんなこと書くの、私しかおらんと思う(笑)


1972年に結成され、1枚だけ(?)アルバムを出していたフランスのフュージョン/ジャズロックバンドTROCが、2010年8月末にパリのStudio de Meudonにて新メンバーによるレコーディングを行ったもよう。Eric LegniniとゲストのDavid El-Malek以外はオリジナルメンバーです。


Andre Ceccarelli (ds)
Eric Legnini (p)
Jannick Top (el-b)
Alex Ligertwood (vo)
Claude Engel (el-g)


guest
David El-Malek (sax)


既にライヴも敢行中のようです。ちょい不良オヤジな新メンバーの面々はコチラでご確認を。

http://www.claude-engel.com/troceng.html


プレイバックを聴くチェカ爺も大喜び。

http://www.youtube.com/watch?v=8sAUvPrhkwU&feature=related


コチラ↓もどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=qmjbdtJi_w4&feature=related


新生TROCのアルバムは2012年の春に出る予定だそうす。しかし、40年ぶりの新譜っていうのも凄いなあ。ベテランミュージシャン達の「ほんなら、いっちょ、やったろかい!まだまだ若いモンには負けへんでー」的な活躍は嬉しいですね。
新譜が出たらもちろん買う。そやからわざわざコレ書いたのよ。

秋も深まり、オーディオで音楽聴くのにぴったりの季節がやってきました。本作を聴いたのは、台風が来る前のお月さんが奇麗な夜のことでした。「さ、久しぶりに今夜は未開封盤でも聴くか♪」と思ったんですよ。で、再生ボタン押したとたんに気が付いて「しもたあー!」と思いました。何故かというと...。


庭の虫が賑やか過ぎる!(笑)


なんか、今年は特に虫が多いような...。うっとこは田舎ですんで、住宅街といえどもエンマコオロギとかミツカドコオロギとかカンタンとかカネタタキとかマツムシとか、そらもうウジャウジャといろんな虫たちの協演が凄いんですよね。カネタタキなんかはもう昼間っから庭のあちこちで鳴いてます。

そこで、今夜は新譜聴くのやめよかーとリモコンに手を伸ばしたんですが、「いや待てよ、野外ライヴみたいでええ感じかも」(笑)と、聴き始めました。そしたら、期待以上にむちゃくちゃ良かったんよー!
と、アホな前置きはここまで。


本作は、若手ベーシスト(仏)と重鎮ピアニスト(英)のデュオ。STEPHANE KERECKIの8曲、SCOTT LAFAROの1曲、デュオによるインプロが3曲の全12曲。2010年9月にSTUDIO SEQUENZAにて録音。音質は良いです。


前々からSTEPHANE KERECKIのことは只者じゃないと感じていたけれど、本作を聴いて確信しました。作曲の才能と演奏能力の高さは言うに及ばず、高度なインタープレイ、音楽的センス...。彼ほどのミュージシャンなら、もっともっと評価されるべきでは?

JOHN TAYLORは、私にとってはContoSで知ったピアニストであり、またContoSのJOHN TAYLORが一番好きなんですが、本作のJOHN TAYLORもまたContoSに負けず劣らずの素晴らしさ。ますます大好きになりました。


本作は、分かりやすく親しみやすいメロディが少なめだし抽象表現もあったりするので好みが分かれそうですが、生き生きとして、美しくて、力強くて、スリリングで、冒険心に溢れていて、そして知的ともいえるデュオに感動を覚え、最後までのめり込むように聴き入ってしまいました。デュオを行う2人のミュージシャンにとって、これほどの演奏は至福の時だったに違いありません。


これ聴くのは一人きりの夜がいい。そやけど、次に聴くときは虫が一匹もおらんようになってからにしよっと(笑)

本作は、今年聴いた新譜のベスト5入り。ヒャッホー!



■STEPHANE KERECKI & JOHN TAYLOR / PATIENCE (Zig-Zag Territoires ZZT 110402)
STEPHANE KERECKI (b)
JOHN TAYLOR (p)


入手先:HMV(通販)

中年を過ぎた私が、ピアノを再開して痛感したこと。それは、記憶力の低下でした(苦笑)

例えばコード。今はまだ三和音を習っている段階ですが、それでも最初はなかなか覚えられませんでした。コードネームを見た瞬間パッと弾けるようでないと意味が無いので、とにかく覚えないといけません。コードは曲を弾くことで自然に覚えますが、その曲を弾かなくなれば忘れてしまう。
そこで思い出しました。ずっと前にフランス語の勉強のために買ってあった2冊の単語帳がまっさらのまんまでしまってあるのを。せっかくあるんやし、これ使ってみよ。ということで作ってみました。


晴れ時々ジャズ


テキストから拡大コピーしておいたコードネームをカードの表側に、五線譜上の音符をカードの裏側に貼り付けます。こうしてこれまでに習った全てのコードを習った順に綴じておくことにしました。


この単語帳をどのように活用するかというと、まず表側のコードネームを見て「ビーセブン!」などと声に出してから「ジャーン♪」と弾き、裏側をめくって正しいかどうかを確認する。このとき、弾くと同時に押さえた鍵盤を目に焼き付けることもする。つまり、自分が言ったコードネームとピアノで弾いた和音の響きを耳で覚え、コードネームと押さえた鍵盤と五線譜上の音符という3つの映像をセットにして目で覚えようというもので、いろんなことをほぼ同時にしようと思うとまあ忙しいこと忙しいこと!(笑)
それでも、この方法で毎日続けてたら、そのうちにコードネームを見ると同時に弾けるようになりました。
と、ここまでは良かったんです。
しかーし!
しまいには順番まで覚えてしまい、カードをめくらんうちに手が反応して次々にコードを弾いてしまう(笑)聴くと見るがシンクロしないといけないので、これはマズイ。カードをめくるスピードが追いつかなくなってきた?いや、違うな。

そもそも右手を使ってカードを左方向にめくるという動作に無理があるやんか。ということに、これ書いててやっと気がついた(笑)ということは、えーと、カードの反対側に穴を開けて綴じ直すと右手でめくりやすくなると。


まあ、覚えたいという一心でとにかく一所懸命やってたのでこんな簡単なことさえ気ぃつかんかった...ということにしとこ。カードは先ほど綴じ直しました。一瞬、カードの順番をバラバラにするのはどうかと思いましたが、考えがあるのでそのままにしときます。覚えてしまった順番はどうしようもないので、ちゃんとカードめくってコードネーム見てから弾くようにします。


コードと同じく習った音階も忘れたらアカンので、調名をカードの表に、主音と調号をカードの裏に書いて綴じてあります。表側の調名を見て(短音階の場合は自然的、和声的、旋律的の3つとも)ユニゾンで正しく弾ければ良し。音階はコードほど多くないので全部覚えられるでしょ(たぶん)。


このようにして、コードと音階の復習でウォーミングアップしてから曲の練習に入るということを毎日続けています。覚えるべきコードはたくさんあるでしょうし、まだ全ての調を習っていない段階なので、当分はこの方法で地道に行きます。そのうち体系的に学ぶ必要が出てきて単語帳だけでは間に合わんと思ったら、新たな方法を考えることにしましょう。




*どうでもいいオマケ


ピアノの横でいつもお座りしてるジャーマンシェパードのキラリ。これまではオーディオのスピーカーの横が定位置だったけれど、こっちに移動してもらいました。彼女をここに座らせたのは、もちろんピアノの横が似合うから。


晴れ時々ジャズ


女の子だけど、とっても凛々しいキラリ。


それでね、練習しててすぐに気が付いた。キラリの頭ってハンカチ置いとくのに便利なのよ(笑)しかし、ピアノを演奏するとこんなに汗が出るとは知らなんだわ。


晴れ時々ジャズ


キラリさん、温泉行きですか?

全て未聴。


1) ■Stefano Bollani / Big Band! (Verve 0602527720821)
2) ■Marc Ducret / Tower Vol.1 (Ayler Records AYLCD-118)
3) ■Marc Berthoumieux / Jazz No Jazz Vol.1 (Sous la ville SLV 002)
4) ■Marc Berthoumieux / Jazz No Jazz Vol.2 (Sous la ville SLV 003)


1) ボラちゃんの新作は、NDR BIGBANDとの共演。
2) 三部作の第一弾ということのようです。
3) 4) は、共演者が豪華なんでござる。




*夫が一週間の海外出張のため暇な私が書くどうでもいいオマケ


我が家は、地デジ化を機にテレビとはキッパリと縁を切りました。今となっては「洗脳」の道具に成り下がったテレビ番組を見る必要がどこにありますか。「一億総白痴化」なんていう言葉も、きっと現代の若者は知らないんでしょうね。

テレビは、モニターとしてのみ利用。書斎のアナログテレビでは、もっぱら夫が本屋さんで「男はつらいよ-寅さんDVDマガジン」をせっせと買ってきては観(笑)、オーディオに接続してある地デジ対応テレビ(もともとアンテナ端子には接続してない)では、もっぱら私がジャズのDVD等を楽しんでいます。

そういえば、テレビ観てて政治家のアホさ加減やバカな番組に対し舌鋒鋭く(?)噛み付いてると、必ず夫が「怒れ、○○!(←私の名前)」って煽ってくれたよな~(笑)

新しいカテゴリ『ねこふんじゃった』の2回目です。『ねこふんじゃった』では、自分なりに気付いたことやら、疑問やら、練習方法のことやら、調律のことやら、発表会のことやら、他人にとってはどうでもいいことやら、ふと思いついたことやら、とにかくピアノにまつわる何でもかんでもを備忘録のつもりで書きます。


一生の趣味として人生の楽しみとして再開したピアノではありますが、ただ楽しむためだけに漫然と続けるのではなく、習ったことを忘れないために少なくとも毎日の復習と練習を欠かさないことにしています。その理由はただ一つ、自分の掲げた目標を達成するため。その目標とは、自分がとても気に入っててそのうち是非とも弾いてみたいと思っている(フラット3つ、中間部でフラット6つになる)曲がちゃんと弾けるようになること。せめて1年半か2年くらいで弾けるようになりたいと思ってますが、さてさてどうなりますことやら。え?その曲の題名が気になるって?ふっふっふ、今はまだナ・イ・ショ。全音ピアノピースから楽譜が出ているクラシックです。


ピアノを購入すると、本体用のカバーと鍵盤用のカバーとお手入れ用のクロスとワックスがオマケ(?)についてきました。こういう物は必ず付いてくるものなんでしょうか?搬入が済んでカバーのかかったピアノを見た瞬間、

「美しくないっ!!」

と叫んですぐに外しましたけど(笑)だいたい私はカバーというものが好きではない。鍵盤用のカバーも気に入らん。そもそもピアノ本体や鍵盤にカバーをかける意味が分からん。世間には椅子のカバーやペダルのカバーも存在するらしい。んんー、ますます意味が分からんっ!
結局、本体用のカバーと鍵盤用のカバーはお蔵入り(誰か欲しい人?)。


カバーを外して、少し離れた場所からもう一度ピアノを眺めてみる。うむ、予想はしていたがこれほどとは。何で今までこの部屋にピアノが無かったんかしらと思うくらいめっちゃええ感じでこの部屋にしっくりと馴染んでますな。ついさっき来たとこなのに、ずっと前からここにいたような顔してるし。



さて、前置きが長くなりましたが、こっからが本題でござる。
鍵盤の端から端までを使った音階練習をしていて気付いたことが二つありました。


一つ目は、最低音のラから数えて69番目の音(ファ)から最高音である88番目の音(ド)までの高音域は、鍵盤から指を離しても音がすぐには止まらないこと。


何でかな?と思い、蓋を開けて中を覗いてみると分かりました。鍵盤から指を離すと同時に弦の振動を止める働きをする部品が、ファから先にはありません。これではすぐに音が止まらないのも当然です。


気付いたことの二つ目は、最低音のラから数えて31番目の音(レのシャープ)と、32番目の音(ミ)と、33番目の音(ファ)の3音だけが明らかに他の音とは違っていて、打鍵するのとほぼ同時に「ジュイーン」という感じの音が混じること。耳を澄ませて注意して聴かなければ分からないほどの微かな音ではありますが、これは明らかに無いほうが良い余計な音で少々耳触りです。
やはりどうしても気になるアーティチョークは、すぐに蓋を開けて中を覗いてみた。



晴れ時々ジャズ


ははーん、この3音だけは、弦を押さえるフェルトの形状がW字型になってますな。打鍵しながら確かめたところ、この微かで余計な音は、フェルトが弦から離れるときに発しています。そやけど、三本の弦を押さえる他のフェルトは平たいのに、何でこの3音のフェルトだけW字型なん???


この二つの疑問に対しては、後日、調律師のTさんが以下のように答えてくれました。


まず、鍵盤から指を離すと同時に弦の振動を止める働きをする装置はダンパーという名称であること。そして、高音部の弦は細く短いので振動が止まりやすく音の減衰が早いため、高音部にはダンパーを採用する必要がないのであろうとのこと(確かそういう内容の説明だったと思う)。


それから、弦3本を採用する中高音域の中で最低音に位置するレのシャープとミとファの3音に関しては、他の中高音に比べると弦の太さと長さの関係で振動が最も止まりにくいという理由でフェルトの形状がフラット型ではなくW字型になっているのであろう(確かそういう内容の説明だったと思う)ということでした。W字型のフェルトは弦との接触面が大きいため摩擦が大きく、それだけ余計な音を発しやすいのかもしれませんね。


さて、Tさんによると、木と金属で出来ているピアノはもともと気温や湿度に影響されやすく、たくさん弾いても全く弾かなくても調律をしたその日から徐々に狂い始めていると考えてくださいということでした。また、新しいピアノほど弦の伸びが激しいので、2回目の調律は初回から半年後にあたる年末か年明けになりますが、それまでに何かあればいつでも連絡をくださいとのことでした。


急激な温度変化と多湿を避けるように気を配りながら、エアコンを上手に利用してピアノに優しい環境作りをしていたつもりですが、初回の調律から2週間経った時点で既に音が狂い始めてきたのが分かりました。おそらく3本(低音は2本)の弦のピッチが合わなくなることでうねりが生じて音が真っ直ぐに伸びないんでしょうね。

初回の調律からちょうど2箇月が経った今では、単音を弾くと音のうねりがますます激しくなってきていることがはっきりと分かるのでとても耳触りですし、曲を演奏すると音全体が濁るせいか耳にうるさく感じられて少々不快です。この部屋は、床がフローリングで壁が無垢材のため音がよく響くのでなおさらなのかもしれません。


ということで、2回目の調律は早めにすることを検討しています。このままもう少し様子を見てどうにも我慢が出来ないようなら、初回から三箇月後にあたる10月初旬にお願いしようかな。


「あみぐるみ」をご存じでしょうか?ぬいぐるみは断った布を縫い合わせて中に綿を詰めて作ってあり、あみぐるみは毛糸やレース糸でパーツを編んで中に綿を詰めたものを綴じ合わせて作ってあります(たぶん)。


イギリスのコメディー映画『Mr. ビーン』が持っていたのがクマのあみぐるみですね。私が「あみぐるみ」なるものをはっきりと意識し始めたのも、Mr. ビーンが持っていたのを見てからのことだと記憶してます。映画『Mr. ビーン』を観てから10年以上が過ぎた今になって、何故かその「あみぐるみ」が気になって気になってしかたがない。雑貨屋さんめぐりをしてあみぐるみを探しまくりましたが、デザインや色が気に入らなかったりでなかなか気に入ったものには出会えません。器用な人なら自分で作るんでしょうが、私は針と糸が大の苦手で、たまにボタン付けなんぞをするはめに陥るとイライラが起こるほどなんです。


そやけど、アーティチョークはどーしてもあみぐるみが欲しいっ!


そこで、とうとうネットで買ってしまいました。8月21日付の記事「ウン十ウン年振りにピアノを習う」の画像で、ピアノの上に置いてあるのがそうです。最初はピアノの上には何も置かないと固く決めていたのですが、何気なく置いてみたらけっこう似合ってるんですね~。練習中に目が合ってついニッコリてなことがたまにあっていい感じ(集中力が足らんっ!)。


こちらはおチビちゃん。弾いてる最中に3回連続で床に転げ落ちました(笑)左側は低音で振動が大きいからかな~と思い、右側に移してみると落ちなくなりました。


晴れ時々ジャズ


キュートで優しい表情と淡いブルーが気に入ってます。あ~、癒されるなあ。

大きいのと一緒に並べてみました。


晴れ時々ジャズ


こちらは携帯ストラップ。こんなに小さいのに凄く丹念な作りで感心します。擦り切れるとあかんから普段は外してて、よそ行きの時だけ携帯に付けてお出かけするの。


晴れ時々ジャズ


この3つは、こちらの「手作り雑貨 どんぐり村」というショップで購入しました。
あみぐるみの他にも可愛い手作り作品がいろいろ。
http://dongurimura.ocnk.net/


うむ、今日は久しぶりに女の子らしいことが書けた。