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晴れ時々ジャズ

日々の雑感とともに、フランスを中心に最新の欧州ジャズについて書いています。

とっくに届いてたのと最近届いたドングリをいっしょくたに書いてしまお。

廃盤のため2個が強制的にキャンセルされたのち、ようやく届いた3個です。1) 以外は未聴。


1) NGUYEN LE / SONGS OF FREEDOM (ACT Music + Vision 9506-2)

2) THE CORE / THE CORE & MORE Vol. 1 : THE ART OF NO RETURN (Moserobie Music Production MMPCD 065)

3) THE CORE / VISION (Jazzaway Records JARCD006)


1) これは面白かったです!変幻自在なアレンジと重層的なリズムと強烈な変拍子とが、予測のウラをかく形で聴き手に快感を与え続けてくれる。入念に作り込まれた音の洪水にどっぷりと浸ってしまいました。NGUYEN LEの才能に脱帽です。



こちらは最近届いた4個。全て未聴。


4) ■STEPHANE KERECKI & JOHN TAYLOR / PATIENCE (Zig-Zag Territoires ZZT 110402)

5) ■LESZEK MOZDZER / KOMEDA (ACT Music + Vision 9516-2)

6) ■GERARDO DI GIUSTO / IMAGINARIO (Manana Music / Naive MM425013)

7) ■DI GIUSTO Y CAMERATA AMBIGUA / LA CAMBIADA (Manana Music / Naive MM425002)


4) オンラインに登場するやいなやトオーッ!と飛びついて注文したのに待てど暮らせど入荷せずヤキモキさせられたけど、やっと手に入ってやれやれ。このデュオは要注目でっせー。

5) 皆さん仰るように、この人はほんまに天才ですね!私にとっては、ポーランドジャズで絶対に外せない大のお気に入りがこのお方。彼のコメダ集がリリースされたらいいのに!とずーっと思ってたので、これは凄く嬉しい。

6) は、ピアノソロ。7) は、ストリングカルテットとベースを従えた作品。GERARDO DI GIUSTOのことはじぇんじぇん知らなかったのですが凄ーく気になるので手に入れてみた。1961年、アルゼンチンはコルドバの出身で、クラシック、現代音楽、ジャズ、ラテン...と、ジャンルにかかわらず何でも弾けまっせ型ピアニストであり、いろいろと多才な面も持ち合わせているようです。

プロフィールはこちらのページに詳しく載ってる。

http://www16.plala.or.jp/gaia-cuatro/gaia-profile-ger.html


GERARDO DI GIUSTOのホームページはこちら。フランス語とスペイン語でしか読めないけど、いろいろと試聴可能。

http://www.gerardodigiusto.com/



*本日のオマケ


京都府立植物園の一角におとぎの国みたいな場所がありました。


晴れ時々ジャズ


きのこのお家の正体は、絵本がいっぱいつまった書庫でした。
晴れ時々ジャズ




3月からピアノを習っています。自分でもびっくりです。小1の時以来ですから、ウン十ウン年のブランクを経たピアノ再開です。



実は、ピアノという鍵盤楽器を習う前、幼稚園でオルガンを習っていました。自分が習いたくて習ったんじゃありません。今でもはっきりと覚えていますが、ある朝、母が「今日は幼稚園が終わったら家に帰らず、教室で待ってなさい」と言うので、「何で?」ときくと「何でも」と、何故か答えてくれない。まあ、親っていうものは、子どもに「何で?」と尋ねられて都合の悪い時やいちいち説明するのが面倒な時には「何でも」と答えることがよくあるんでございます。この「何でも」っていうのは非常に便利な言葉で、私もちょくちょく使います(笑)


話を元に戻します。で、母のいいつけどおり教室で待っていると、私の他にも訳が分からず待ってる子が何人もいて、そうするうちにオルガン教室の先生がニコニコと現れ、なんや知らんうちにいつのまにか習わされていたという感じでした。オルガンの先生は優しくて笑顔が素敵でいつもヒラヒラした奇麗なワンピースを着ていたので、「私も大人になったらヒラヒラのワンピースを着る!」と心に誓ってましたね。余談ですが、ずっと大人になってからその先生に再会したんです。「すぐに分かったわ。○○○ちゃんやね!」と、声をかけられた私は「あの~、失礼ですが???」。まさか、こんな小柄な中年太りのおばちゃんが、あのすらりとした美人のオルガン教室の先生だったとは!それは、「ウン十ウン年後の生徒の顔を見分けられる先生って凄い」と感心すると同時に、子ども心に憧れたヒラヒラワンピースの思い出が見事に打ち砕かれた瞬間でもありました(笑)


さて、オルガン教室はそれなりに楽しかったと記憶していますが、小学校に上がってから習い始めたピアノが良くなかった。先生が厳しくて怖いのなんのって。先生にも生徒にも笑顔なんてあったもんじゃありません。私は先生の顔さえも覚えてません。とにかく、音楽の楽しさのカケラも感じられないレッスンが厭で厭でたまらなかったことしか覚えてません。しかし、幸いにも一年ほどして我が家が遠くへ引っ越したため、嫌いな先生とピアノにおさらば出来ました。



そんな私が、何でウン十ウン年後の今になって嫌いだったピアノを再開しようと思ったのか。


実はずっと以前から、何か新しいことを始めたい、一生続けられる趣味として人生の楽しみとして自分が心から好きだと思えるものは何だろうか、と考え続けていました。10年以上続けた合唱団を昨年末で二つとも辞めたせいもあって、今年になってからその思いはさらに強まりました。今でも一番の趣味は音楽鑑賞ですが、新たに持つ趣味としてはこのような受動的な趣味ではなく能動的(生産的?)なのが良いなと。乗馬、楽器、絵画、陶芸、スポーツ...と候補はいろいろあったんです。そやけども、生産的な趣味を極めた結果、家中に下手な絵画や陶芸作品があふれかえるのはイヤ。その点、楽器っちゅうのは生産した物(演奏)が消えて無くなって残らんところがよろしい。たとえ下手でも、楽器が演奏出来たらきっと楽しい。それに、おそらく楽器を演奏するには勉強が必要で覚えることも多く、したがってかなり頭を使うことになるので老化した脳みそを鍛えなおすにはいい機会かもしれん。

ということで、楽器を習いたいという方向に固まりつつあったけれど、ドラムはスタジオでも無い限り自宅練習は無理だし、パーカッションは田舎なので教室が無いし(悲)、管楽器は演奏してる最中に声を出して笑えないし...(て、そんな理由ありか)、ギターは弦を押さえるのと弾くのをシンクロさすのが難しそうやし、...などと、ぐだぐだと考えるばかりで最初の一歩がなかなか踏み出せないでいたところ、そんな私の思いを後押しするきっかけを作ってくれたのが、友人Kさんと某音大出のピアノ講師Yちゃんでした。



数年前から、KさんとYちゃんによるピアノ連弾の専属譜めくり係として指名され、譜めくりをしながら2人の連弾を聴いてるだけで十分に楽しかった私。そんなある日、Yちゃんが『ねこふんじゃった』を様々にアレンジした曲を集めた楽譜本を見せてくれたことがあり、「ねこふんじゃったなら私にも弾ける」とYちゃんのグランドピアノで弾いてみた。そしたら、「なかなかしっかりしたタッチですね」(Yちゃん)とか「え?姐さん、ピアノ弾けるんなら習えばいいのに」(Kさんは何故かいつも私を姐さんと呼ぶ)などとおだてられ、ついその気になってしまった。というより、ようやく決心がついたというほうが正しい。音楽的知識が高くて素敵な演奏をする乙女で優しいYちゃんが先生なら、きっと楽しくレッスンを続けられる。そう思った私は、その場でYちゃんにレッスンを申し込んでいました。

今まではYちゃんと呼んでたけど、これからは○○先生とお呼びしなくては。でも、女子会とかその他レッスン以外の時は、今までどおりYちゃんと呼んでもええやんね?



子どもの頃にあれほど嫌いだったピアノが、今ではなんと楽しく面白いことか。こんなに楽しいんだったらもっと早く習うんだった。自分が弾きたいと思う曲もすぐに見つかってアマゾン河で購入しました。こういうことは素早いんです、私。が、しかーし!楽譜が届いてから判明したのですが、この曲、フラットが4つもついているじゃあーりませんか!しかも途中で転調してフラットが6つになってるし。これって何調?ああ~、こんな曲がちゃんと弾けるようになるのはいつのことやら。今の私ではまだまだ無理ですー。



あ、そうそう、肝心のピアノですが、自分なりにいろいろと考えた末、

カワイのアップライト。

国内工場生産品であること。

色は黒。

グランド型譜面台を採用していること。

消音装置付不可。

猫足不可。

という条件に基づいて自分で選びました。購入にあたってYちゃん先生割引が適用され無事に我が家にやって来たピアノは、なかなかの男前で音もいいので気に入ってます!初心者の私には勿体無いぐらいですが、このピアノに相応しい演奏が出来るように頑張って練習して早く上達したいです。




さて、うっとこの家の前の2軒のお宅に、それぞれ幼稚園年長と小学一年生の女の子がいてピアノを習っています。目下のライバル(私が勝手に決めた)である彼女たちの家から聞こえてくるピアノの音を聴く限り、今は私の方が勝ってると思う。そやけど、そのうちあっと言う間に追い越されてしまうんやろなあ...




*どうでもいいオマケ(18禁)



アーティチョーク:「さあ、今から練習よ。用意はいいかしら?」(東京山の手に住む有閑マダム風)

男前ピアノ:「奥様、どうか御手柔らかに願います」

アーティチョーク:「あら、緊張してるの?可愛らしい坊やだこと。悪いようにはしないから安心して」

男前ピアノ:「あ、はい」

アーティチョーク:「でも、私はまだ初心者だから、間違えたり下手だったりするけれど許してね」

男前ピアノ:「いえいえ、僕の方こそまだ出来たての初心者ですから、調子が悪かったらすみません」

アーティチョーク:「それもそうだわね。私、一所懸命練習して上達するわ。そして、アナタを私好みのピアノにするの」

男前ピアノ:「お、奥様...?」








晴れ時々ジャズ








フランスを拠点に活動し、DEE DEE BRIDGEWATERPARIS JAZZ BIG BAND等のアルバムにも参加しているアルゼンチン出身のドラム&パーカッション奏者MININO GARAY(1965年生まれ)の4作目となるリーダー作がリリースされました。

アルバムタイトルのGABRIELとは、彼のファーストネームなのだそうで、MININOは愛称ということになるようです。

この新作では、ご覧のように豪華フランス人ジャズミュージシャンとアルゼンチンのミュージシャン2名を起用し、これまでで最もジャズ寄りの作風となっていそう。これは絶対に聴いとかなあかん!でもでも、どこで買えばええの?



MININO GARAY / GABRIEL (Nabligam Production / Naive)

Jerome Regard (b)

Jean Pierre Como (p)

Pierre Bertrand (as, ss)

Pierre de Bethmann (p)

Fernando Huergo (b)

Javier Girotto (ss)

guest

David Linx (vo)

Sylvain Beuf (ts)



こちらで全曲試聴可能。

http://www.mininogaray.com/



パリの老舗ジャズクラブNEW MORNINGで新作リリースに伴うライヴも行った模様。

こちらでその動画もご覧いただけます。

http://www.live-boutique.com/site/-Minino-Garay-Gabriel-.html


*本日のオマケ

晴れ時々ジャズ






半年以上ブログ更新をほったらかしている間に、世の中は激変してしまいました。どうしようもなく気分が沈む一方で私生活では多忙を極め、そうこうしているうちに私個人にとっては3月に良いことが、4月に悪いことが起こりました。良いことについては、次の機会にでも書こうと思います。それがいつのことになるか分からんけど。

毎年、梅雨から夏に向かう季節になると気候の変動に体が付いて行かないのか、倦怠感に襲われて力が出ずヘナヘナしているのが常なのに、今年の私にはそれが全く無くてむちゃくちゃ元気。う~む、何故だ?


さて、例によってドングリだけでも書いとこ。今年になってから届いた分です。まだ味見してないのは15個かな。



1) MICHEL PORTAL / BAILADOR (Universal Music France 2753766)

2) JOHN SCOFIELD / NEW MORNING THE PARIS CONCERT (Inakustik INAK 6478-1 DVD)

3) NICOLAS FOLMER / Off the beaten tracks Vol.1 (Cristal Records CR 163)

4) MANU CODJIA TRIO / COVERS (Bee Jazz BEE 032)

5) JEAN MARIE MACHADO & DAVE LIEBMAN / ETERNAL MOMENTS (Bee Jazz BEE 044)

6) MSG / TASTY! (Plus Loin Music PL4537)

7) OLIVIER KER OURIO / MAGIC TREE (Plus Loin Music PL4531)

8) THE IMPOSSIBLE DREAM QUARTET / LIVE

9) CIRCUM GRAND ORCHESTRA / LE RAVISSEMENT (Circum-Disc CIDI902)

10) ANDREA DULBECCO / CANZONI (Abeat Records AB JZ 075)

11) FLORIAN ROSS / SUITE FOR SOPRANO SAX AND STRING ORCHESTRA (Naxos Jazz 86037-2)

12) BOJAN Z TETRABAND / HUMUS (Emarcy Records 00600753204986)

13) PRINT / [a.ka] Dreams (Yolk Records YOLK.J2015)

14) ORCHESTRE NATIONAL DE JAZZ / DEEP FEELINGS (Fremeaux & Associes FA 448)

15) ANNE PACEO / TRIPHASE (Laborie Records LJ05)

16) OREGON / IN STRIDE (CAM Jazz CAMJ 7830-2)

17) ISSAM KRIMI / POST JAZZ (Melisse Music MEL666005)

18) LAIA GENC LIAISON TONIQUE 5 / POLYFANGASTRONOSIA (Jazz House Musik JHM 181)

19) THE CORE / BLUE SKY (Jazzaway Records JARCD023)

20) TIM BERNE'S SCIENCE FRICTION / THE SUBLIME AND (Thirsty Ear Recordings THI 57139.2)

21) BIG SATAN / SOULS SAVED HEAR (Thirsty Ear Recordings THI 57151.2)

22) SIMON NABATOV / ROUNDUP (Leo Records CD LR 586)

23) CARSTEN DAHL EXPERIENCE / HUMILITAS (Storyville 101 4263)

24) ERIC LEGNINI TRIO / BALLADS (Videoarts Music VACM-1412)

25) PHIILIP CATHERINE, BERT JORIS, BRUSSELS JAZZ ORCHESTRA / MEETING COLOURS

26) STEFANO BOLLANI, GEWANDHAUSORCHESTER, RICCARDO CHAILLY / GERSHWIN (Decca Records / Universal Music UCCD 1287)

27) MAURIZIO GIAMMARCO, PHIL MARKOWITZ / 7 PLUS 8 (Night Bird Music NBM 1003 2)

28) STEPHAN OLIVA, BRUNO CHEVILLON, PAUL MOTIAN / INTERIEUR NUIT (Night Bird Music NBM 1007 2)

29) SEBASTIEN TEXIER QUINTET / CHIMERES (Night Bird Music NBM 1012 2)

30) MARCIN WASILEWSKI TRIO / FAITHFUL (ECM Records ECM 2208 2759105)

31) HENRI TEXIER NORD-SUD QUINTET / CANTO NEGRO (Label Bleu LBLC 6712-LAB0339)

32) JOHN SURMAN / FLASHPOINT : NDR JAZZ WORKSHOP - APRIL '69 (Cuneiform Records RUNE 315/316)

33) ARI HOENIG / LINES OF OPPRESSION (Naive NJ 621111)

34) TIGRAN HAMASYAN / A FABLE (Verve 276 068 6)

35) PRYSM / SECOND RHYTHM (Blue Note Records / EMI Music France 493565 2)

36) ALBAN DARCHE / TRUMPET KINGDOM (BMC Records BMC CD 136)

37) MEDERIC COLLIGNON / PORGY AND BESS (Minium / Discograph 6130222)

38) MEDERIC COLLIGNON / SHANGRI-TUNKASHI-LA (Plus Loin Music PL4522)

39) JONAS KULLHAMMAR / THE HALF NAKED TRUTH 1998-2008 (Moserobie Music Production MMPCD BOX02)

40) NILS WOGRAM ROOT 70 / LISTEN TO YOUR WOMAN

41) JEAN-MICHEL PILC / ESSENTIAL (Motema Music MTM-61)

42) DIEGO BARBER / THE CHOICE (Sunnyside Records SSC 1272)

43) PRYSM / FIVE - LIVE AT OPERA DE LYON (Plus Loin Music PL4540)

44) MARC BERTHOUMIEUX / IN OTHER WORDS (Sous la ville SLV004)

45) THE ED THIGPEN TRIO / LIVE AT TIVOLI COPENHAGEN YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC (Stunt Records STUCD 10092)

46) DADO MORONI / LIVE IN BEVERELY HILLS (Resonance Records RCD-1012)

47) JEAN MY TRUONG / MEMOIRE DU FUTUR (Label AMES AM3012)

48) MATTHIEU DONARIER TRIO / LIVE FORMS (Yolk Records YOLK.J2047)

49) ALBAN DARCHE TRIO + 1 / BRUT OU DEMI-SEC ? (Yolk Records YOLK.J2046)


7) 8) 10) 44) は、ANDRE CECCARELLI参加。

30) これは良かったです。おそらく多くのジャズファンのハートを掴んでいるでしょう。

47) 49) は二重注文なのじゃが、かまわぬ。

26) 京都のCD屋さんで偶然発見した。こんなのが出てたなんてちっとも知らんかったわ! 





*本日のオマケ




近寄ると怪我するぜ!


晴れ時々ジャズ





これは、息子その2が思わず萌えてしまったという京都府立植物園の温室の一角。


晴れ時々ジャズ




















とっくに届いてたのやら最近届いたのやらをまとめていっぺんに書いとこ。これで全部かなあ。いいかげんな私のことだから書き忘れてるのがありそう。

5) 18) 24) は未聴。



1) TRONDHEIM JAZZ ORCHESTRA & EIRIK HEGDAL with special guest JOSHUA REDMAN / TRIADS AND MORE (MNJ Records MNJCD010)

2) KELLYLEE EVANS / NINA (Plus Loin Music PL4528)

3) HIGH FIVE / SPLIT KICK (Blue Note / EMI Music Japan TOCJ 66543)

4) CARINE BONNEFOY / TRIBAL (EtceteraNow KTD 6004)

5) CARINE BONNEFOY / SOMETHING TO CHANGE (Influence XQBV-1014)

6) GERALDINE LAURENT / AROUND GIGI (Dreyfus Records FDM 46050 369562)

7) ALDO ROMANO / COMPLETE COMMUNION TO DON CHERRY (Dreyfus Records FDM 46050369662)

8) RUDRESH MAHANTHAPPA & BUNKY GREEN / APEX (Pi Recordings PI35)

9) SEBASTIEN TEXIER TRIO / DON'T FORGET YOU ARE AN ANIMAL (Cristal Records CR 153)

10) BERTRAND RENAUDIN / UNITED FLOWERS (Laborie Records LJ 02)

11) MARC DUCRET / DETAIL (Winter & Winter 910 003-2)

12) MARC DUCRET / NEWS FROM THE FRONT (Winter & Winter 919 046-2)

13) MICHEL PORTAL / TURBULENCE (Le Chant Du Monde)

14) LARS DANIELSSON / TARANTELLA (ACT Music + Vision 9477-2)

15) ALEX TASSEL / HEADS OR TAILS (Naïve NJ620711)

16) TRONDHEIM JAZZ ORCHESTRA & VIGLEIK STORAAS / TRIBUTE (MNJ Records MNJCD 002)

17) PHRONESIS / ALIVE (Edition Records EDN1021)

18) PHRONESIS / GREEN DELAY (Loop Records LOOP1008)

19) ARI HOENIG / LIVE AT SMALLS (smallsLive Records SL0013)

20) ARI HOENIG / TIME TRAVELS (self-produced)

21) YARON HERMAN TRIO / FOLLOW THE WHITE RABBIT (ACT Music + Vision 9499-2)

22) SIMON NABATOV TRIO / THREE STORIES, ONE END (ACT Music + Vision 9401-2

23) FLORIAN ROSS / MECHANISM (Pirouet Records PIT3049)

24) THE CORE / PARTY (Moserobie Music Production MMPCD 073)

25) LAURENT ROCHELLE / SOUS LA SURFACE DES MOTS (Linoleun LIN 006)

26) LAURENT ROCHELLE / CONVERSATIONS A VOIX BASSE (Linoleun LIN 0201)

27) HAPPY HOUSE / INOXYDABLE (Circum-Disc CIDI801

28) ALBAN DARCHE TRIO / TRICKSTER (Yolk Records YOLK.J 2027)



2) 13) は、ANDRE CECCARELLI参加作。



17) 18) は、じぇんじぇん知らない人ですが、顔にピンと来て(笑)



9) 前々から気になっていたSEBASTIEN TEXIERのリーダー作を入手。父親はあのHENRI TEXIERだそうですが、決して親の七光りなんかじゃありませんぜ!それにしても、ゴリラのジャケとは珍しい。何を隠そう、私は、ゴリラという動物が凄ーく好き!(笑)ゴリラは、かのアメリカ映画「キング・コング」のせいで粗野で凶暴な獣という誤ったレッテルを貼られてしまいましたが、実際は違います。野生のゴリラは高度に発達した知能を持ち、たいへん温厚で平和主義の生き物なのですよ。



10) は、個人的に現在最も注目しているEMILE PARISIENが参加しているアルバム。迷わず「トォーッ!」と飛びつきました(猫か?)。


録音年月日不明、2005年リリース、全曲がリーダーのオリジナル。BERTRAND RENAUDINは全然知らないドラマーで聴くのは今回が初めてですが、残念ながら私好みの演奏ではありませんでした。ドラムが饒舌過ぎて音圧も高めなので、素晴らしい演奏のサックスやギターのアドリブソロが十分に生かされていないのですね。あ~、勿体無い。それでも、私にとっては、大大大好きなEMILE PARISIENの演奏を聴くことが出来る貴重な一枚です。



22) TOM RAINEY (ds)参加作。



25) は、前々から気になっていたバスクラ、ソプラノサックス、ピアノ、その他諸々を操るマルチプレイヤーでありレーベルのオーナーでもあるLAURENT ROCHELLEの多重録音ワンマンバンドによるミニマル的&実験的インプロ。集中せずボーッとしながら聴いているつもりでも、ついついその独創的な不思議サウンドにのめり込んでしまう。ジャズ度は低くハッキリ言って変な音世界なのですが、演奏の腕も表現力も確か。



26) のほうは、曲によって共演者のヴァイオリン、ドラム、エレクトリックギター等が入ります。

ちょっと聴いてみようかなと仰る暇で物好きなアナタは、こちらと、

http://www.cdbaby.com/cd/laurentrochelle2
こちらで全曲試聴可。

http://www.cdbaby.com/cd/laurentrochelle


フランスの弱小でマイナーなレーベルLinoleunのホームページでもいろいろと試聴可。

http://www.linoleum-records.com/


27) もフランスの弱小マイナーレーベル。私は、日本国内に出回っているピアノトリオよりもこちらのピアノ抜きカルテットのほうに興味しんしん。全曲OLIVIER BENOIT (g)のオリジナルで、ロック寄りなのが私好み。OLIVIER BENOIT関連作は、同レーベルにラージアンサンブル作品があるので聴いてみたい。



28) Yolkというレーベルの中でも、MATTHIEU DONARIERとともに前々からむちゃくちゃ気になる存在だったALBAN DARCHE (sax)をようやく入手。まだこれしか聴いていないけれど、彼は作曲のセンスも演奏もかなりのハイレベル。一発で気に入りました!





*新年早々どうでもいいオマケ



皆さんは「脳天ファイラー」(たぶん死語?)という言葉をご存じでしょうか?


ある年配の人が、たわいのない会話の中で自分を指してこう言ったのを聞いて依頼、気になって気になってしょうがない。ちょうど冬休みで帰省中していた息子その2をつかまえて問うてみても「知らん。何それ?」という返事。ただ、意味はなんとなく分かります。たぶん、アホとかバカというような意味でしょう。が、語源が不明だし怪しさ満々です。

脳天ファイヤー(fire)でもなければ、脳天フェイリャー(failure)でもない。確信はないけれど、「ファイラー」は、おそらく「ファイル」とは無関係であると思われます。

まるでプロレス技の一種みたいな強烈なインパクトを持つ「脳天ファイラー」という言葉の響きには、一刻を争うような只ならぬ迫力があり、脳がこれ以上ないほどにイカレている状態(既に手遅れ?)を暗示するというアホ・バカにおける最上級の表現となっているにもかかわらず、なんとなくユーモラスな感じを伴っていて面白い。


「脳天ファイラー」とは、局地的な方言だったのか、それとも全国的に流布していたのか。いつの時代に流行ったのか。「ファイラー」とは何か???



で、検索してみましたら、あるわあるわ「脳天ファイラー」が(笑)やはり古い言葉であるらしく、一部の年配者(?)によって今でも使われることがあるらしい。そして、「脳天ファイラー」の「ファイラー」とは、「壊了」(意味:壊れている 発音:ファイラ)という中国語からきているらしい!!


へええ~、知らんかったわー!中国語が関係していたとは、驚きです。

それにしても、この言葉、ずっと前に家族の誰かが言っているのを聞いた記憶があるような...


今度は、年末年始休暇で帰省してきた息子その1をつかまえ、質問攻めにして記憶を掘り返してもらいました。そしたら、「そういえば、僕が小さい頃におじいちゃんが使ってたような気がする」と言うではありませんか。


やはりそうだったか!まるでスポンジが水を吸うように知識をぐんぐん蓄える幼児期の子どもは、新しい言葉に非常に敏感でその意味を素早く理解し、覚えた言葉はすぐに日常会話で使用します。幼い頃の息子その1が使うのを聞いてなんとなく私の記憶に残っていたに違いありません。当時の私は「どうせアニメかなんかに出てくる言葉やろ」ぐらいに思っていたので、今ではすっかり忘れていたと。ここで一応納得です。



ふっふっふ...「脳天ファイラー」か。こうしてみると実にいい言葉だ。さっそく今度使ってみよっと(笑)
























明けましておめでとうございます!

いつもここへいらしてアーティチョークのブログを読んでくださっている皆様、ありがとうございます。


超多忙のため、4箇月余りにわたってブログを更新せず放置しておりましたが、現代欧州ジャズに対する嗅覚(犬か?)、触角(昆虫か?)、触手(イソギンチャクか?)、センサー(ナマズか?)、レーダー(コウモリか?)、ソナー(潜水艦か?)を鍛えたり磨いたりして常に感度良好にしております。


気が向いたら、というよりも、どうしても書きたい(私でなくて誰が書く)と思う素晴らしいジャズの新譜に出会えたら、そして、これだけは書いとかなアカンと思うことがあるときには、更新することもあると思いますので、今後とも御見捨てなく何卒よろしくお願い申し上げます。


年賀状は写真に撮るの忘れたし、ポチ袋はお年玉入れて渡してしもたから、今年のカレンダーと手帳だけ載せとこー。手帳はリフィルを差し替えただけやから去年と一緒ね。


晴れ時々ジャズ


歌物に熱心じゃないので危うく見過ごすとこでしたが、全然知らないカナダ出身のジャマイカ系シンガー・ソングライターKELLYLEE EVANSの新譜(パリ録音)がPlus Loinレーベルより8月26日リリース予定。これに、なんとANDRE CECCARELLIが参加しておるのじゃよ♪そのうえベースはFRANCOIS MOUTINですよん。ギター入りでピアノ抜きの編成だし。これは是非とも聴いとかなあかんね!と、鼻息荒くなってる私です。MARVIN SEWELLって誰?そんな人知らんわ。と思っていたら、CASSANDRA WILSONのアルバムにも参加してたシカゴ出身のギタリストでしたわ。

タイトルからするとNINA SIMONEトリビュート作か?彼女、歌唱力はありそうです。

 

KELLYLEE EVANS / NINA (Plus Loin)

KELLYLEE EVANS (vo)

MARVIN SEWELL (g)

FRANCOIS MOUTIN (b)

ANDRE CECCARELLI (ds)

http://musique.fnac.com/a2903252/Kellylee-Evans-Nina-CD-album?Fr=3&To=0&Nu=1&from=3&Mn=-1&Ra=-28

 

KELLYLEE EVANSHPはコチラ。

http://www.kellyleeevans.com/
 

MySpaceはこちら。

http://www.myspace.com/kellyleeevans

 

 

 

*どうでもいいオマケ(アーティチョークのぼやき その1)

いやー、毎日暑いですなあ。摂氏35度以上と熱帯夜、しかもそれが連日!こんなの、人間がまともに生活出来る気温じゃありませんよ。

ところで、夏は電気製品が故障しやすいんでしょうか?DVDプレイヤーのディスクトレイが、出たとたんにシュッ!と引っ込んでしまうのでディスクを乗せられないという(笑)なんとも困った症状が出たので、それを修理(基板の交換で無償だった)してもらってやれやれと思っていたら、今度はテレビが故障しました。DVD鑑賞の途中で突然映像だけが出なくなってテレビの電源が落ちるの。「いいぞ、いいぞ!」とエキサイトしながら観てる最中に映像がプッツリ途切れたりしたら興醒めどころじゃありませんぜ。まだ4年しか経ってないし、テレビ番組は観ずDVD鑑賞専用なので毎日は使っていないし、それに、DVDプレイヤーもテレビもビクター製品なので相性はいいはずなんですけど。これも基板の交換で今回は少々高くつきましたが、修理完了後はちゃんと直ってほっとしました。

しかしね、私は思うわけですよ。オーディオ製品に関しては、電源を入れる順番をちゃんと守り、それぞれの機器の使いこなしに気を配って決して無茶な扱いはしていないはずなのに、なんでこんなに早く故障してしまうのか?と。洗濯機や掃除機や冷蔵庫や電子レンジや炊飯器なんかは、使いこなしなんて気にしたこともなくそれこそ毎日毎日使い倒してるのにほとんど故障しないからなおさら不思議。白物家電とオーディオ製品とでは複雑さも基板の数も違うので当たり前だよと言われればそうなのかもしれませんが。

 

*どうでもいいオマケ(アーティチョークのぼやき その2) 

お気づきのかたも多いと思いますが、最近のこのブログ、記事をアップすると横文字が音節の区切りじゃない部分で改行される。これ、どうにかならんのかーっ?!


ARTE LIVE WEB JAZZ & BLUESで何の気なしにNEW LARGE ENSEMBLE - CARINE BONNEFOY AU PARIS JAZZ FESTIVALを観てたら、STEPHANE GUILLAUMEFREDERIC FAVARELといった気になる面々が出てるじゃあーりませんか。そしてそして、STEPHANE GUILLAUMEの手前でアルトサックスを膝に乗せて神妙な顔してるのはTHOMAS SAVY?うむ、あの濃いーおヒゲの剃りあとは間違いない(笑)5管、ストリングカルテット、ヴォーカルアンサンブルも加わる大編成で、気になる面々のソロもたっぷり楽しめまっせ。

CARINE BONNEFOYの名前を知ってはいたものの、私にとって彼女はこれまで謎の人でした。CARINE BONNEFOYNEW LARGE ENSEMBLEと共演したTRIBALという新譜が出たのはぼんやりと認知しておったのですが、そういえば個人的に気になる面々が参加してるんですよねー。ただ、THOMAS SAVYだけはアルバムレコーディングのメンバーではないです。

 

今なら、ARTE LIVE WEBJAZZ & BLUESで、6月20日に行われたPARIS JAZZ FESTIVALにおけるライヴ(約96分)の模様をご覧いただけます。

   

NEW LARGE ENSEMBLE - CARINE BONNEFOY AU PARIS JAZZ FESTIVALをご覧になるにはコチラから。

http://liveweb.arte.tv/fr/video/New_Large_Ensemble_-_Carine_Bonnefoy_au_Paris_Jazz_Festival/

 

NEW LARGE ENSEMBLE - CARINE BONNEFOY AU PARIS JAZZ FESTIVAL

CARINE BONNEFOY ((comp, arr, direction, p, Rhodes, perc)

FREDERIC FAVAREL (el-g)

STEPHANE GUILLAUME (ss, as, fl)

THOMAS SAVY (cl, as, bcl)

CLAUDE EGEA (tp, flh)

ANDRE CHARLIER (ds, perc)

 

↑名前の分からない人たちは、このさい省略。

 

CARINE BONNEFOYのホームページはこちら。

http://www.carinebonnefoy.com/

とっくに届いていたドングリは、フランス産5個とスウェーデン産1個。1) 3) 4) だけ聴きました。

 


1) ADRIEN MOIGNARD / ALL THE WAY (FDM 46050 369572)

2) LAGRENE - LUC / SUMMERTIME (FDM 46050 369322)

3) DIEGO IMBERT QUARTET / A L'OMBRE DU SAULE PLEUREUR (Such Production SUCH 20090002)

4) SYLVAIN BEUF SEXTET / JOY (Such Production SUCH 20090003)

5) JEAN PIERRE COMO / REPERTOIRE (Futur Acoustic Production)

6) ZANUSSI FIVE / GHOST DANCE (Moserobie Music Production MMP CD 071)
 



1) 突然ですが、マヌーシュ・スウィングはお好き?私はさほどでもないですが、じぇんじぇん知らない若手ギタリストになんとなくピンとくるものがあって、ADRIEN MOIGNARD(1985年4月生まれ。読みはアドリアン・モワニャールでいいのか?)の初リーダー作(かな?)を聴いてみました。そしたら、あーた、楽しいのなんのって、心ウキウキ、目はハート、お顔ニンマリ。梅雨のジメジメさえも吹き飛ばす痛快なギターワークが素晴らしいじゃあーりませんか。彼のギターは独学だそうですが、テクニックも歌心もハイレベル。めくるめくような速弾きによって鮮やかに浮かび上がる華麗なフレーズの数々が凄いの。伝統的スタイルに留まらない現代感覚と豊かな音楽性、センス抜群な選曲とオリジナル曲、洗練されたアレンジ、と、どこをとっても文句なしの出来!というわけで、本作は今やすっかり私の愛聴盤。
 


気になるアナタは、ADRIEN MOIGNARDYouTubeへどうぞ。

http://www.myspace.com/adrienmoignard
 


ZAITI ACOUSTIC QUARTET名義のアルバムでもリードギターを弾いてるようです。

http://ensemblezaiti.com/
 


SELMER #607とは、オリジナルのセルマー・マカフェリ(シリアルナンバー607)というヴィンテージギターをかわりばんこで弾きまくるという企画で結成された次世代マヌーシュ・プレイヤー集団らしい。ADRIEN MOIGNARDは、ここでも演奏してるんですね。

http://www.selmer607.com/
 



3) は、気になるベーシストの初リーダー作ということで注目。ピアノ抜きの編成で、興味深い面々が参加してるのも嬉しい。こいつぁーちょっとした収穫でした。個人的にはALEX TASSEL(tp, flh)の演奏が聴けるという意味でも本作は貴重。DIEGO IMBERTは上記の4) 5) にも参加してて、いろんなとこで大活躍なのよん。
 



4) 聴いてからライヴ盤と判明。クレジットには書いてないですが、SYLVAIN BEUFはテナーサックスのほかにソプラノサックスも演奏してます。編成は3管入りセクステットで、個人的にはDENIS LELOUP(tb)が参加してるのが嬉しい。管は辣腕揃いだしリズム隊も文句なしで、タイトルに違わず楽しい雰囲気。謎のピアニストJean Yves Jungは、バッキングも上手くがっちりしたサポートでなかなか聴かせてくれます。明るく軽快な4ビート、楽しくノリノリなファンク調、しっとり美しいバラード、ちょっぴりアーシーだったり、気だるげなブルースだったり、ブーガルー調だったりと聴き手を飽きさせず、概ね分かりやすくスカッとした印象の1枚でした。

ココ↓で試聴できます。

http://www.seven-productions.com/fr/sylvainbeuf/
 



*どうでもいいオマケ(土中保存もええかげんにしときなさいよ!の巻)


実は、まだ封も切らずに土中保存しているドングリがまだ30個以上あります。さっさと聴いてしまえばよいものを、もう何年もほったらかしにされてる可哀そうなヤツがいたりします。これではいかんと、1個だけ選んで土中1年物(かな?)をほじくり出してみた。とはいえ、ながら聴きだけど。
 


LARS JANSSON TRIO / HOPE (Imogena Records IGCD 078)

LARS JANSSON (p)

LARS DANIELSSON (b)

ANDERS KJELLBERG (ds)
 


どちらかというと、緊張感溢れる刺激的な演奏が好みで、上っ面だけ美しい演奏にはすぐに飽きてしまう私ですが、本作は違う。ジャケットから連想する平和なイメージ(中ジャケでは人間の口からスペシウム光線出てるけどね)どおりの丁寧で品性ある演奏は、聴いててすごーく気持がちいいです。1曲目を除き全てLARS JANSSONのオリジナル。適度なリラックス感と音楽を聴く喜びの両方を聴き手にたっぷりと与えてくれる。アーティストの音楽に対する真摯な思いや真心が伝わるような、そして、そういう演奏を聴くことで幸せを分けてもらったような、そんな気持ちにさせてくれる貴重な一枚。

そういえば、土ん中に同じトリオがもう1個あったっけ!?と、今日ほじくり出して聴いてみた。これもながら聴きだけど。
 


LARS JANSSON TRIO / WITNESSING (Imogena Records IGCD 100)


うーむ、そうか~。なんじゃこれ?的などうにも訳わからんジャケのせいで絶対損してますわ、コレ。

この2枚は、作品に対峙して真剣に聴くもよし、ながら聴きにもよし。

土中からほじくり出したドングリがとても上等だったりすると、思いがけない人からテキなプレゼントを貰ったようで素直に嬉しいアーティチョークだった(単純なだけ)。




















フランスのジャズ専門ラジオ局TSF(1999年設立)をご存知でしょうか。

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流しっぱなしにするならストリーミングでよいのですが、好みの音源を選んで聴きたい場合はpodcastです。TSFJAZZのホームページでグリーン色で表示されたPODCASTの文字をクリックすれば、8つのpodcastが全て表示されます。

アーティチョークのお気に入りはJAZZLIVE。ここで聴けるのは、あのパリの老舗NEW MORNING、有名なDUC DES LOMBARDSSUNSIDEといったジャズクラブやいろんなジャズフェスで行われるライヴ音源です。TSFJAZZにおいて、特にJAZZLIVEは、フレンチジャズシーンの今を知るにはうってつけのpodcastと言えるでしょう。現在進行形のフレンチジャズのミュージシャンもバンバン登場しますので、たまにチェックしていれば、お目当てのアーティストが演奏するライヴ音源もきっと見つかりますよ。



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TSFJAZZ以外にアーティチョークのお気に入りがもう一つあります。それは、iTunesのラジオでJazzの146のストリーム放送の中から見つけたSonic Universe from SomaFMSonic Universeは、NuJazz + avant-garde EuroJazz専門ということで、けっこう刺激的で面白いのだ。ちょうど今は、ALLAN HOLDSWORTHDEVIL TAKE THE HINDMOSTって曲やら、ATOMICDO ITって曲を流してます。ウヒョー、かっちょええ!



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