モモのブログ

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『聖エセルドレダ女学院の殺人』ジュリー・ベリー、神林美和訳(創元推理文庫)

 

 

十代の少女7人が在籍する女子寄宿学校、聖エセルドレダ女学院。

 

ある日の夕食中、校長先生とその弟が突然息絶えてしまう。

それぞれの事情から家族の元へ帰されたくない生徒たちは、敷地内に死体を埋め、事実を隠して学校生活を続けることにする。

 

 

本当に、冒頭、少女たちにとってあまり愉快でない、日曜日の夕食中に、高齢のおばあちゃん校長先生とその放蕩弟が突如苦しみだして、死んじゃうお話。

 

 

7人の少女は、それぞれコンプレックスだったり、あまりほめられたことではないクセを持っていたり。

それでも、お互いの良い所、特技を活かし合って、なんとか学校生活を続けていきたいと奮闘する。

 

まぁ、ツッコみ所は満載だったかな。

 

というか、死体を埋めたところに桜の木を植えるのは万国共通?w

 

 

あまりいい策とは言えない行動を少女たちはとりながら。

(いや、勝手に遺体を埋めちゃだめでしょ、って最初からあららな行動が多いwww)

 

それぞれに違う相手との小さなロマンスを育みながら。

(相手がかぶらない、のは少女たちの友情の面でもいいことww)

 

 

まぁ、要は、周りの大人の中に、碌でもない人達やら、高齢の女性に化けた少女の変装すら見抜けないおとぼけな人達やらが多すぎた感じでw

 

それでも、こういうお話特有のすべての出来事が、納まるところに納まる大円団と、幸せなちょっとした後日談。

 

 

 

少女たちの十代前半らしい、可愛らしくてわちゃわちゃした会話とか、揺れ動く心情とかが、爽やかで。

 

読後感はよかったかな。

 

 

まだ秋じゃないけど、いつにもまして読書欲がちょっと湧いてくるこの頃。

 

電子書籍で読んでいるのは、銭形平次捕物控だったりするこの頃ww

 

『紳士と猟犬』M・J・カーター、高山真由美訳(ハヤカワ文庫)

 

帯には、「読書好きの軍人&猟犬の異名を持つ”探偵” 異色コンビが消えた詩人の謎を追う」

って書いてあるけど、こんな軽いコンビ話じゃなかった…。

 

 

舞台は、イギリスが誇った東インド会社の支配下にあるインド。

首都カルカッタ、から始まって。

 

読書好きのウィリアム・エイヴリーは、インドにあまり馴染めてない借金まみれの高身長、ちょっと男前な東インド会社所属の軍人さん。

 

探偵、と自称するジェレマイア・ブレイクは、インド現地の言葉や風習に精通している、過去に色々あってやさぐれちゃった元軍人(凄腕諜報員?)。

 

 

1837年、インドの英国人社交界を賑わす、スキャンダラスな内容の物語を出版した詩人が行方をくらまし。

その詩人ゼイヴィア・マウントスチュアートを探し出すよう、会社から二人に命令が下る。

ところから話は始まるんだけど…

 

この二人、この命令によって強制的に一緒にインド横断の旅に出されるから、最初は意思疎通を図る仲になかなかならない。

 

他に、お供として随行してるミル・アジズというイスラム教徒の人とか、現地人の人とは交流するのに、ブレイクはエイヴリーを全く無視。

 

 

コンビ話じゃないよね?ww

と思った。

 

 

一応この話。

実際の、1800年代の東インド会社の統治について書かれた文献を元にかかれてるのかな?

作者は、歴史に関するノンフィクションも書いているらしく。

 

だから、インドの村々の様子とか、市場、気候とかの描写が、本物の土を触って匂いをかぐように感じられる。

 

でも、コンビ話じゃないよね?

と思いながら読み進めてたw

 

当時の東インド会社の統治方針がどのように変貌していき、悪癖も含めどんな影響をインドに及ぼしたか。

が、とてもよく分かる。

 

「サグ」というインド特有の信仰を持つとされた暗殺集団。

その取り締りを目的として、東インド会社の中で力をつけてきているサグ対策部。

会社の統治に従わない藩王国。

イギリスから派遣される会社上層部と、統治初期からインドを知る会社の人間との軋轢。

 

あまりよく知らなかった歴史でもあるので、面白く読めた。

すごく人が死にましたが。

 

 

で、最後らへんはね。

裏切りに裏切りが重なり。

誰が真の敵なのか。もしくは味方なのか。

ドキドキ、ハラハラの展開で。

 

そうこうしてやっと。

後半も後半になってから。

自称探偵と軍人の二人の意思疎通が図られて、絆が生まれてた感じ。

 

 

そして結局、あまり誰も救われていないような…

と思わなくもなく。

納まるところに納まるようなハッピーな結末部分も、一応あるにはある…かな。

 

 

 

エイヴリーみたいな人、好きだな。

それなりに能力も高いのに、物を知らず、失敗をやらかしてしまったり、余計な意地をはってしまう。

でも最後には、自分で間違いだと思ったことを自分で正せる人。

 

頭が固いようで、柔軟性があるというか。

プライドは高いけれど、正しいと思うことのために腰を折ることができるというか。

それでいて、あくまで普通の一般人、みたいな雰囲気ww

 

ブレイクは、超人。天才。

だけど、人間味がある。

 

最初は、どこに注目しながら読めばいいのか分からなかったけど、謎が解明されていくと、どんどんおもしろくなったかな。

 

 

 

解説・あとがきを見て、どうやらシリーズ物で、第二作があるらしいと知る。

あ、そこでは最初からコンビなのか、と納得。

 

 

第二作は、果たして翻訳・出版されるのか。

が気になる…。

 

シリーズ物と大きく出ていない時点で、今のところ未定なのかも。

もし出たら読みたいなぁ。

『花咲小路四丁目の聖人』小路幸也(ポプラ文庫)

 

舞台は花咲小路商店街。

英語塾を営む亜弥の父は日本に帰化したイギリス人で、既に隠居の身だが、その実、若いころは美術品を中心とする泥棒として名を馳せていた人物。

商店街で起こる事件をその手腕で解決していく。

 

 

っていう感じのお話。

小さい事件がちょっとずつ起こって、それがいつしか大きな陰謀絡みの商店街存亡にかかわる大事件に繋がっていく、流れ。

 

好きな雰囲気だった。

 

種明かしというか、事件の裏側を紐解いてみれば、

え、そんなこと可能なの?とか、

ご都合主義な気も…とか、

ツッコみ所は満載だけど、勧善懲悪な感じで。

 

いや、世紀の大泥棒がやってることなので、悪を持って悪を征す、みたいなのか。

 

読み終わって、すっきり。

スカっとする、っていう程、ストーリーテーラーの亜弥が事件について実行犯として絡んでないから、

ほんと、傍観者として事件のあらましが判明してすっきり。

 

 

こういう読後感の話好きだなぁ。

第二弾、主人公を変えて出てるみたいだから、読んでみよう。

 

 

それにしても、亜弥のパパの聖人さんは、すごいな。

 

周りにいる協力者とどうやって連絡取ってるのかが気になる…。

亜弥がパパと連絡取る時に、電話でホテルに問い合わせる、っていうのは使ってたけど。

 

協力者もどういった人たちが、どんな風にやってるのか。

そこらへんは、結局かなり謎のまま。

 

めっちゃ『ジョーカー・ゲーム』を思い出した!w

 

三好とかが協力者にいたら、心強いことこの上なし。

最後のパフォーマンスを展開するための下準備に、D機関が暗躍する姿がちらついちゃったから。

 

というか、この亜弥パパの見た目が、私の中でかなりマイルドになった「結城中佐」だったという、ねw

 

魔王、こんなところで隠居してたんですか、みたいなww

 

映画の『銀魂』観た~~。

 

おもしろかった。

笑い過ぎてお腹痛かった。

 

はっきり言って、ストーリーとか画面の構図とか、アニメの映画版とほとんど変わらないんだけども!w

 

他作品に比べても、アニメ自体が原作にかなり忠実なことを考えると、原作と変わらない、とも言うw

 

もちろん真面目なシーンで空知先生が登場人物に吐かせる台詞も変わらないから、既視感半端ないw

(あ、でも似蔵の台詞とかはちょっと違ったのかな。)

 

ずっと先が読める展開で、何も目新しいものがない。

実写の映画、っていうことに何の意味があるのかもよく分からない!

 

なのに!!笑える。すごい。

 

 

天人なんか、リアルさを全く追求していないクオリティww

ぬいぐるみか!っていうレベルw

監督諦めてる!w

 

なのになのに。

おもしろかった。笑えた。なんでだw

 

 

一応、紅桜篇の冒頭に、真選組が登場するカブトムシ回を持ってきたのかな。

そのまま真選組が紅桜篇だけど参加してる。

桂さんの攘夷志士仲間を出さずに、その代わりに出してた感じ。

 

こういうのってネタバレとかになるはずだけど、既視感あるストーリー展開過ぎて、ネタバレなのかどうか不明になる感じw

 

あ、でも一応、ネタバレ注意。ってしとこうww

 

 

 

 

ギャグパートはね。

実写版の監督が遊んでるのがよく分かるww

 

原作ともアニメとも違う、ツッコミがいっぱいww

 

いや、アウトだよね?そのガ○ダムとかシ○アとか、ナ○シカとかもうアウトだよね?っていうのがいっぱい。

 

大丈夫なんだろうか、ワーナーブラザーズww

 

 

銀さんの、エリザベスの着ぐるみ感が半端ない、っていうツッコミにはめっちゃ同意した!w

予告篇からずっと気になってたんだ、エリザベスのビジュアル。

中身がまさかの山田孝之www

 

ちなみに、定春だけ豪華に(?)CGだった。

鳴き声はアニメの中の人と同じで。

松陽先生も、アニメと同じ山寺さん。

こういうの大事にしてくれてるとこ、好きだなぁ。

 

 

小栗旬くんがすごく銀さんのツッコミをうまいことやってくれてて嬉しい。

 

菅田くんの新八さんもね、めっちゃがんばってツッコんでたw

 

でも、原作でもアニメでも、新八は結構闘えるのに、映画では全然剣がダメな感じに描かれてたのがちょっとだけ残念…

 

 

神楽ちゃんは可愛かった。

もうそれだけで許される。

1000年に一度の神楽ちゃんだから!ww

そこも使うのね、っていうwww

夜兎の設定がビジュアル的にあんなにはまるってすごい。

 

 

あと、お妙さんを長澤まさみがものすごく忠実に演じててw

あのキレ芸と普段のおしとやか装ってる感じのギャップを、めっちゃ上手く出してて、すごいわこの女優さん、って思った!

よく分かってはる!振り切ってた!

 

 

来島また子に関しては…

まず、ビジュアルは完璧。

九頭身の脚長美人が、また子の格好するだけで、なんだかゾックゾクするやろ、って感じだった。←興奮しすぎて意味不明w

 

加えて、菜々緒さんの演技がすごくはまってた。

「っす。」っていう語尾が不自然じゃなかったし。

武市変態!ってもっと言ってほしかった…、もっとなじってほしかった…って、あれ?え?←

 

また子と神楽の戦いは、見目麗しくて。眼福ものだと思いました。

(作文!?←)

 

桂さんもね、岡田将生くんのキリっとしたイケメンっぷりが妙にはまってた。

もっと違和感感じるかと思ったら、めっちゃ合ってた、と思う。

真面目だけど、完全にボケ役な桂さん。うん、似合ってた。

岡田くんも眼福ものだったな。

 

 

真選組に関しては、もうまず一言だよね。

六代目中村勘九郎さんは、それでいいんですか。

 

だってあれだよ?

ふんどし姿で身体中にはちみつ塗って森の中に立ってたり、まっ裸で素振りしたり。

勘九郎さんは、銀魂っていう作品をちゃんと分かって出演OKされたんだろうか、と心配してしまったから…ww

 

でもおもしろかった。

 

 

奇兵隊の河上万斉だけ、謎にキャラが削ってあったけど。

武市変平太とかの役者さんがキャラ濃すぎて、十分だと思わされたような…

 

どう考えても、新八役の菅田くんと武市先輩のアドリブっぽやりとりに、菜々緒さんが思わずにやっとして後ろ向いちゃったNGシーンみたいなのが、そのまま使われてた!

と思うw

 

 

そんな遊びまくったキャラの中で、高杉役の堂本剛くんが、いい感じで画面を引き締めてたかな。

 

映画はこれで完結だから、原作にもアニメにもない、紅桜篇での銀さんと高杉との直接対決があったけど。

 

倒れ込んだ高杉の着物の裾から見える剛くんの脚とか素肌が、妙に色っぽいと思ったのは私だけ??

 

剛くん、早く身体がよくなるといいなぁ。

 

 

 

と、とにかく楽しんできちゃった感じで。

もう一回観に行ってもいいなぁ。

 

実写化って賛否両論あって、この作品も色々言われるんだろうけど、少なくとも私は物凄く楽しめた。

 

アニメの映画版では泣かなかった、鉄子兄妹のラストシーンは、実写版だけに泣かされた気がするし。

 

改めて、『銀魂』っていう作品の持つおもしろさに気づけた感じ。

 

 

最初で最後の実写化、って言ってたけど。

他のお話も映画化してくれないかな~~。

ほんと、映像のクオリティとかそんなに求めてないから、絶対観に行くから。

してくれないかな~~~。

 

(dTVで限定配信されてるミツバ篇観た!おもしろかった~~。)

 

『天久鷹央の推理カルテⅡ ファントムの病棟』

知念実希人(新潮文庫)

 

 

毒入り飲料殺人?

病棟に吸血鬼?

事件の犯人は、思いもよらぬ病。

新感覚メディカル・ミステリー第2弾。

 

って、帯に書いてあるw

 

うん、でもほんとに新感覚。メディカルな推理物。

 

チームバチスタの栄光、とかもメディカルなミステリーだけど、それよりは一つ一つの謎が短いので、軽く読める感じで。

 

おもしろい。

ちょっとした症状、しぐさとかに、病気の端緒があるというね。

Ⅰを買ってすぐに、Ⅱを買ってしまった。

 

 

まぁ、ちょっと。

男主人公のハーレムっぷりにイラっとはするw

 

冴えなくて愚鈍だけど、たまに役に立ちつつ、色んな種類の美女やら美少女に囲まれた日常を過ごしてる感じ。←

 

天久鷹央先生が見た目美少女の、人の心の機微に疎いツンなキャラにしてあるのがまた…

 

鷹央先生がカワイイのはいいけど。

若干情緒不安定過ぎるのがなぁ…。

そこを男主人公がフォローって、どこぞの深夜アニメでよくある感じの…。

 

お話自体はおもしろいけど、登場人物のいちいち反応やら設定やらが鼻につくという、自分的には残念な作品。

 

 

う~ん、別に作品をディスりたいんじゃないなぁ。

こういうキャラ設定にイラっとしてしまう自分が残念。。

 

 

ⅢとかⅣも出てるっぽい。

読もうかどうしようか。イラっとしつつも楽しんでいるのは事実。

中島敦『李陵・山月記 弟子・名人伝』

 

角川文庫の、文豪ストレイドッグズVer.

 

ちなみに、太宰治の『人間失格』もこのバージョン持ってる。

 

文豪ストレイドッグズは、第一期のアニメがあんまりはまらなくて。

二期はおもしろいらしい、っていう噂は聞いたけど観てない。

 

でも、表紙になると惹かれたww

 

 

「李陵」って、こんな話だったかな。

と、色々新発見。

人の一生、何が大事なんだろう、何を大事に生きたらいいんだろう、とか複雑なことを考えさせられる。

 

「山月記」はほんと短いお話なんだね。

 

 

「弟子」、っていう孔子とその弟子子路のお話には、最後泣いた。

弟子の訃報を聞いて、その屍が「ししびしお」にされたと知るや、孔子は亡くなるまで塩漬け類などの一切の塩を口にしなかった、っていうくだりの話には胸が痛くなった。

 

いや、たぶん、よく読解すべきはそこじゃない気はするけどw

 

 

「悟浄出世・悟浄歎異」、はすごい。なんかよく分からないけどすごい。←

哲学的に、というか社会哲学的に?

ほんとよく分からないけど、また繰り返して読もうと思う感じ。

 

西遊記に出てくる沙悟浄のお話なんだよね。それが、こういう裏話というか、エピソードになるとは。

 

 

中国古典が元になったお話ばかりだから、なじみがあるものが多くて。難しい言葉がたくさんあっても、なんとか読み続けられる。

 

 

中島敦を読むと、自分の頭の悪さを再認識できるのかも。←え

 

あの林修先生も中島敦は読むべきって言ってたし!

 

 

これの前に、夏目漱石の『三四郎』を読んだ。

このくらいの時代の人達の文章は時々読んで頭を動かすのにちょうどよさそう。

というか、ちょうどよくはなくて、私の手には余るけど、楽しい。

 

久し振りに、アニメのジョーカーゲームネタ。

 

 

ドラマCD
「ジョーカー・ゲーム」〝もしも″だらけのパロディBOX

 

が、発売されます。7月26日に。

 

その前にこっち。

 

ドラマCD
「ジョーカー・ゲーム」帰ってきた! 二年D組佐久間先生

が、明後日発売なんだけども。

 

楽しみすぎる。

 

どっちも視聴してみた。

そしたら、もしもだらけの方の、実井さんの台詞が…ね…

 

実井「(魔王の手下・波多野を)縄でしばりあげましょう♪」

佐久間「どっから出した!?」

っていうやりとりがあって。

 

なわで…しばり…あげ…

 

なぜそんな台詞を、どう聴いても素敵な笑顔で言ってる姿しか思い浮かばない声で言うの…

 

うぅ。ごめんなさい。ごめんなさい。M心がくすぐられすぎて、鳥肌立った。(←たぶん、私が鳥肌もので気持ち悪いwww)

 

でも、もしもだらけのパロディBOXはまだ発売が1か月先!

じらされてる……←違う

 

どっちも予約はしてあるので、家でいい子にして待ってよう。

 

 

原作小説はおろか、アニメ本編からもすっかり脱線してるドラマCDだけど、不思議と元々のスパイドラマに関してはイメージが崩れないというね。

たぶん違い過ぎて、聴き手の都合の良い妄想世界だと思えるからなんだろうなw

カラフルなスーツを着せた女性大臣を、まるでお飾りのように自分を囲ませて立たせて、第一次だか第二次だかの内閣をつくった総理大臣なんて、信じられない。

 

と、昔、思った気がする。

 

 

女性大臣はスキャンダルが出た瞬間に罷免されるのに、男性大臣は、総理と近しい人はなんだかんだと残留することが多い。

 

 

男性閣僚が辞めさせられるとしても、辞める間際にいきなり、その人の功績を惜しむような明らかにとってつけた内容の報道が流されて。

いや、何を大げさに、って馬鹿な私でも思うことを大真面目に報道番組で言ってた。

これも総理のご意向?ってやつ?

 

 

国会で色々追及された女性で残ってるのは、総理が口にしたらやばいよね、っていう極右?的な発言をする元弁護士のおばさんくらい。

きっとあの人は、そういう役割を担うためにとってあるんだ、と思ってる。

 

 

今の総理大臣は、女性を道具のようにしか使わない人なんだと、なぜか昔から思ってる。

 

奥さんのことも、結局、何をやらかそうと女のしたことに国政が影響されるなんてありえない、っていう意思が隠れてそうで。

 

敵か味方か。

 

私は敵かなぁ。と思ってる。

 

 

 

って、朝から何書いてるんだろう…

『乱歩の猟奇 江戸川乱歩セレクション』(光文社)

 

とうとう光文社の江戸川乱歩作品にも手を出してしまった…

 

最近、江戸川乱歩の新装版とかセレクション的なものとかが多く出されている気がするんだけど。

 

最近というかちょっと前あたりなのかな。

 

今回は、短編七篇。

「百面相役者」「サーカスの怪人」「指」「踊る一寸法師」「地獄風景」

プラス随筆の「浅草趣味」「旅順開戦館」

 

どれかな~。印象的なのは。

 

とりあえず、怪人二十面相がとうとう正体暴かれて逮捕される「サーカスの怪人」は、もう一回読むかな。

どうせまた、捕まえきれずに逃げられるんでしょ?と思っていたら、熱心な逃走劇の果てに明智小五郎の投げ縄にやられてしまうという。

 

捕まっちゃった。という驚きが。

少年探偵シリーズ?二十面相シリーズ?は、色んな出版社から出てるものの中から、時系列やら制作順やらをバラバラに読んでしまっていて、この作品で完結してるのかが分からないけど。。

 

中学校の図書室に江戸川乱歩全集みたいなのがあって、それなら、シリーズまとめて読めるんだろうなぁ。

 

 

あとは、「踊る一寸法師」が絵面ら的にというか、文章から見える色味が印象的。

 

「百面相役者」は、あれだな。

あ、ここで終わるんだ…!

という重み。そう、読者の皆様はお分かりでしょう?みたいな余韻。

まさに猟奇的な読後感。

 

 

江戸川乱歩って、お決まりの展開とかがあって、どうせこうなんでしょ?と思いながらも読んでしまう部分もあれば。

展開が分からないです、怖い…っていう部分もあって。

そのどちらも、先が気になって読んでしまう、文章自体がクセになって読んでしまう、そんな魅力があるなぁと思う。

 

 

たぶん、少し飽きたとしても、時間を空けると、あーちょっと読みたいかも、ってなる。

 

 

次、乱歩作品読むならどんなのがいいかなぁ。

 

今期観てるドラマだと、『女囚セブン』が見続けられそうな感じかな。

 

というか今見てるw

 

深夜に近いから、はっちゃけコメディ要素の部分をのびのびやってる感じが好きww

全体はコメディじゃないんだけど。

シリアスの中に笑いとってくる間合いが好きかな。

 

剛力彩芽の無表情もいい。大人になったなぁ。←何様w

豹変するのがおもしろい。好き。

 

 

同じ笑いとってくるにしても、桐谷美鈴がやってる理系女子がどうのっていうのは、ちょっとおもしろくなかったかも。観ていられなくなる感じ。

 

他に観てるのは、天海祐希さんの『緊急取調室』かな。

安定の見やすさとおもしろさ。みたいな。

 

嵐の相葉ちゃんが出てる『貴族探偵』はとりあえず、観てる。

うん、なんか色々豪華だしw

 

相葉ちゃんのちょっとつたない貴族っぷりが、可愛すぎる件www

 

 

あとは…。

今期はあんまりドラマ、チェックしてない…。

他にどんなのがあるかも知らないかも。