二代目家具屋のおやじ少年期その13(中学3年生) | 吹けば飛ぶよな家具屋のおやじ

吹けば飛ぶよな家具屋のおやじ

ブログの説明を入力します。

さて、中学三年生になった。

僕はテニス部で活躍していた。


どちらかというと、うまいほうであった。

郡大会で優勝し、2チームが県大会へ行った。


おしくも、県大会では初戦敗退で、上には上がいるものだと

想ったものだ。


そこまでは良かった。

そのころ、皇太子殿下、今の天皇陛下がご結婚の運びとなった。

美智子妃殿下との馴れ初めが、軽井沢でのテニスがきっかけであった。


そこで空前のテニスブームがおこって、吉井中学のテニス部に

女性はゼロであったが、続々と女子生徒が入部したいと言ってきた。

今まで男子生徒だけでのびのびやってきたのが、

誰が指導するのか困ってしまったものだ。


僕も数名指導してみた。

しかし、テニスをしようとする子はみな可愛い子であった。

女性に免疫がなかったので、僕は手とり、足とりして

楽しみながら教えるなどできないのであった。


また、そのころ毎日小学生新聞に投稿して、作文が

掲載されたところ、全国から女子中学生のフアンレターが

吉井中学に殺到し(3通)、先生から

白井、もてるのうと渡されたものだ。


そもそも、文章を書くようになったきっかけが、神宮先生と言って

先生との日記のやり取りであった。

白井君の文章は真実味があって、赤裸々で面白い

素晴らしいとおだてられて、はまってしまった。


やがて受験戦争の真っただ中へ突入していくときに、

私の文章は毎日毎日勉強の進め方など、受験一本になっていき

先生をしてあわてさせて、勉強以外も目を向けるよう

毎度書かれたが、面白いのは受験勉強であり

自己管理をして一日5時間以上寝るものは受験に破れたり

と大書して、12時に寝て4時に起きて勉強した。

(ただし、昼寝はした)


そんな勉強ずけの毎日がつずってある、当時の日記を

見れば今でもあきれてしまう。