さて、中学三年生で受験勉強が面白くて勉強ずけの
毎日に入って、先生からはあまり勉強するなと
おやじみたいなことをいわれるようになったが、
面白くてやめられなかった。
受験当日、僕はすべてが終了してがっかりしていた。
僕は何のためにこんなに勉強してきたのだろう。
どの問題も初歩的な問題でやさしすぎてがっかりなのである。
5大科目はわからない問題はゼロであった。
おそらく、満点の人が続出すると思われた。
でも隣近所の受験生はむずかしかったねえ。
と言っている。
僕もしょうがないので、そうだねえといった。
そんな不遜な考えから、僕は合格発表を見に行くのがいや
であった。
全員満点ではくじ引きで合格でも決めるんだろうと思った。
そうして高校へはトップとも、2番とも言われてはいったが、
勉強についてはその後転落人生が待っていた。
この続きは最初のころ書いた
二代目家具屋のおやじ青春期を見ていただければと思う。
少年期を駆け足で書いてしまったが
これは人生の師について少年期まで戻って書いたものである。
今後は折に触れて大人になってからの
人生の師を書いてみたいと思う。