元犬嫁日記 -3ページ目

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03Mar
- 追究不足
  何か物事を進めていてちょっと躓いたりすると「ああ、もうダメだ。」とか「向いてないから止めよう」とか思ってしまうのですがそこで止まらずもっと追究していくことでなにかしらの解答を得たり真理の一部が見えたりするのだなと強く感じる出来事がありました。勝負事なんかも一度負けると大体へこんで二度とその分野には挑戦することはなくそっちを見ないように見ないようにしたりすることが多いのですが勝つということはそこで踏みとどまって努力を重ねている人が到達する領域なのでしょうね。スポーツ選手なんか見てるとその大変さが良く分かります。当たり前のことなのかもしれないし今までも散々そういう世界にいたはずなんですけどそれを強く体感することで初めて分かることってあるなと。そしてそれを体験できたことで世の中の厳しさと自分の好奇心や探究心の不足に気づくのです。まだ自分が見ていない壁の向こう側に何があるのかそれを見ることができるのかどうかこれからの自分の探究心に懸けてみたいと思います。↓◎出演情報です◎TBS「LADY 最後の犯罪プロファイル」第9話2011年3月4日(金) 22:00～http://www.tbs.co.jp/LADY_cps/BeeTV　CF「駅篇」田中役で出演中http://pre.beetv.jp/タカラトミー「まねっこピーちゃん」商品動画お父さん役で出演中http://www.takaratomy.co.jp/products/p-chan/AKB48　20thシングル「桜の木になろう」発売中PVに先生役で出演http://www.akb48.co.jp/ WOWOW連続ドラマW「CO移植コーディネーター」レギュラー出演2011年3月20日(日) 22:00放送開始　全5話（第1話無料）http://www.wowow.co.jp/dramaw/co/
23Feb
- 線を足される
  最近『老け役』をやる機会が何度かありました。その度にメイクさんと話をしたのが線を足すか足さないか。どういうことかというとそのままだと若く見えるので、メイクで皺を足すという作業なんですがこれをやるとみるみる自分の顔が老け顔になっていくというわけです。ただ、やり過ぎるとリアル感が損なわれるのでどの程度皺を足すか、そんな話をしていたわけです。自分の顔がどんどん年を取るのを鏡を見ながら面白がっていたのですが考えてみれば、普段の生活で年を取って嬉しい状況ってあんまりありません。自分で言うのはいいとしても人から『おじさん』扱いされるとカチンとくることもあるし特に女性なんかはもっと敏感で皺を少しでもなくそうと努力しているのではないでしょうか？ヨーロッパの女優さんなどを見ると、皺を隠すという気持ちはあまりないように感じます。そしてその皺が、人間としての魅力を引き出していてとても素敵に見えたりします。これはどういうことなんでしょうか？日本人が特に『若さ』に拘りを持つ民族だということなんでしょうか？年を取るということを否定的に感じるだけというのはあまり豊かな人生ではないのかもしれません。だってみんな年を取るんですからね。そんなことを考えながら次は白髪を足すか足さないか聞かれているメイク室での僕なのでした。↓◎出演情報です◎タカラトミー「まねっこピーちゃん」商品動画お父さん役で出演http://www.takaratomy.co.jp/products/p-chan/AKB48　20thシングル「桜の木になろう」2011年2月16日発売PVに先生役で出演http://www.akb48.co.jp/ WOWOW連続ドラマW「CO移植コーディネーター」レギュラー出演2011年3月20日(日) 22:00放送開始　全5話（第1話無料）http://www.wowow.co.jp/dramaw/co/
12Feb
- 籠り続ける日々
  ある案件のことで、ここ数日ずっとバタバタしていました。バタバタというのはちょっと違いますね。アイデアを出す作業なので、家で悶々としていたという感じでしょうか？でもなかなか良いアイデアが浮かばないので本屋さんに行って何冊かその手の本を購入して読んでみました。目から鱗とはこのことで「なるほどそうだったのか！」と感心することしきり。でも、感心したのはいいのですがそれでなんか出来た気になってしまいまして安心して寝ちゃったりして、全然進んでいなくて今愕然としています。なので頭を切り替えて知り合いに電話して関係のない他愛もない話をしていたら気分が落ち着いてきましてでも落ち着いたらダメなんだと思い直して「これこれこういうことで行き詰っているんだけど。」と言うと、それなら外で会って相談に乗ってくれるというのでこんなにありがたいことはないと思いこの後出かけることにしました。もうお気付きかとは思いますがこの後僕はその人に相談することによって目から鱗が落ち感心して出来た気になり気分が落ち着いてお酒とか飲んで浮かれちゃうんです、きっと。今から、それではダメだと自分を戒めておこうと思います。↓◎出演情報です◎タカラトミー「まねっこピーちゃん」商品動画お父さん役で出演http://www.takaratomy.co.jp/products/p-chan/AKB48　20thシングル「桜の木になろう」2011年2月16日発売PVに先生役で出演http://www.akb48.co.jp/ WOWOW連続ドラマW「CO移植コーディネーター」レギュラー出演2011年3月20日(日) 22:00放送開始　全5話（第1話無料）http://www.wowow.co.jp/dramaw/co/
05Feb
- 絶対領域
  電車が苦手です。なぜなら、僕には絶対許せないことが一つあるから。それは電車の座席の1人当たりの面積。少ないと思いませんか？まあ、効率を考えてギリギリで計算してああなってるのは分るんですが両隣に座った人によってはかなり熾烈な戦いが繰り広げられます。僕がどんなに気を使っても、隣の人の肘が当たる時はそれはその人がこちらにはみ出してることになるわけでそうすると僕は、なんではみ出すことになんの躊躇もしないのだろう？と疑問に思うわけです。その人がどんなに頭脳明晰であってもその人がどんなにスポーツ万能であっても僕から言わせれば、人間失格です。電車内に限定されるので電車人失格でもいいです。太ってるから許して欲しい？痩せればいいじゃないですか。今日から電車人合格を目指してダイエットをしましょう。新聞を大きく開いて読んでいるサラリーマンの方、今すぐi‐Padを購入しましょう。足を大きく開いて座っているやんちゃな若者、そんなことをしても女性にはモテません。先日などは、僕の腕の上に腕を乗せてくる左隣の乗客と駅に到着するまでギリギリの攻防戦を続け、左腕が攣りそうになりました。隣のシートにはみ出したら、微弱電流が流れる仕組みにすればいいのにとさえ思うことがあります。このように、電車内に限っては座席同様僕の心は非常に狭くなるのです。↓◎出演情報です◎タカラトミー「まねっこピーちゃん」商品動画お父さん役で出演http://www.takaratomy.co.jp/products/p-chan/AKB48　20thシングル「桜の木になろう」2011年2月16日発売PVに先生役で出演http://www.akb48.co.jp/ WOWOW連続ドラマW「CO移植コーディネーター」レギュラー出演2011年3月20日(日) 22:00放送開始　全5話（第1話無料）http://www.wowow.co.jp/dramaw/co/
18Jan
- 下ネタが似合わない
  「下ネタを言うイメージが全くないですね。」と人によく言われる。そう言えばそうだなと思ってたまに言ってみるのだけれど、その度に相手が目を丸くするので「ああ、やっぱり似合わないんだ。」と自覚する。別に下ネタで笑いを取ろうと思っているわけではないのだが普段はどうでもいいと思っていることでも例えば誰かが将棋が上手かったら羨ましいと思ったりしてちょっと自分もむきになってやってみたりしてやっぱり勝てなくてまたすぐ興味を失ったりする。あんな感じによく似ている。「真面目な人ですね。」と言われるのがあまり好きではないのでそれも理由のひとつになっているのかもしれない。真面目な人と思われていると大体損をする。普段は結構ちゃらんぽらんな人が一心腐乱に何かやり始めるとみんなが感心したりするが真面目な人が一心腐乱に何か始めても誰もそれとは気づいてくれない。いつもと同じ顔をしているからだ。ただ、ひとつだけ得をしているなと思うのは人から根拠なく信頼されるということだ。誰かと一緒に悪戯をしても先生に見つかって怒られるのはいつも友達の方だったし宿題をやらずに学校へ行っても体調不良か？と心配されて怒られない。大人になってからも、大体そんな感じできている。そんな訳で、僕は下ネタが似合わない。そしてそんなことを真剣に考えている僕はやっぱり真面目な人なのかもしれない。タカラトミー　『まねっこピーちゃん』　お父さん役で出演しています。http://www.takaratomy.co.jp/products/p-chan/index.html
09Jan
- やらないと気が済まない
  先日電車に乗っていたら、向かい側の席に座っていた男性が熱心に新聞を読んでいました。彼が隅から隅まで新聞に目を通しているので「ああ、新聞読むのが好きな人っているよね。」と思っていたらひと通り読んでしまった新聞を丁寧に折りたたみ紙袋にしまった彼が次に取りだしたのは違う日の新聞だったのです。ちょっと驚いてその紙袋を見ると中にはおびただしい量の新聞が！しばらく呆然と紙袋を見つめてしまいました。その男性は電車にいる間、当然という顔で新聞を次から次へ取り出しずっと読み耽っていたのです。他人から見たら奇異に感じますがおそらく本人には何かしらの理由があるのでしょうしそれは聞いてみなければ分りません。とにかくそうしなければ気が済まないのかもしれません。僕にしたって、何かを一心不乱にやっていることはあるでしょうし、それは他人から見たら、理解できない奇怪な行動だったりするのかもしれないのです。みんなが少しづつおかしなことをやっていると思ったらこの世界が混沌としていて理解し合うことがとても困難なのも当然のように思えてきます。やわらかく壊れた世界で、今日もコンコンと誰かの扉をノックします。そして恐る恐る扉を開けるのです。タカラトミー　『まねっこピーちゃん』　お父さん役で出演しています。http://www.takaratomy.co.jp/products/p-chan/index.html
05Jan
- 謹賀新年
  正月らしいことは今年はしないでおこうと決めて2011年を迎えたのですがいろんな方から「明けましておめでとうございます」とか「昨年は大変お世話になりました」などと言われると、こちらも同じように挨拶を返してしまいますし、年賀状が来れば、読んで目を細めたりもしてしまいますね。所謂正月気分という奴が僕を包み込んでいっておめでたいからお酒でも飲もうかな？とか思ったりしてしまう訳です。行事というものを疑ってみようかと思ったんです。みんながやるから年賀状を書くとか、みんながやるから実家へ帰るとか、そういう“なんとなく”をやめてみようと。ただ、どうしても大掃除と神社への参拝だけはしました。これだけはやらないと気持ち悪かったのです。だから僕にとっての正月は、掃除とお参り。最小限度やるべきことはこれで良いと分りました。という訳で、明けましておめでとうございます。本年も『犬嫁日記』をよろしくお願い致します。
24Dec
- 犬嫁日記＃36：『サードオピニヨン』の巻
  うちの嫁さんの警戒心は半端じゃありません。夜別々に帰宅してきた時、偶然駅で見かけたので後ろから声をかけたら全速力で逃げられたことが2回あります。しかも逃げ足の速さも半端じゃありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　犬嫁日記＃36：『サードオピニヨン』の巻嫁さん：「ねえ、私もうダメかも。」僕：「え？何がダメなの。」嫁さん：「口の中にプツっとしたしこりみたいなものができてる。」僕：「口内炎じゃないの？」嫁さん：「ううん、そんなんじゃないねん。」僕：「じゃ何なの？」嫁さん：「分らないから聞いてるんでしょ？」僕：「だから口内炎でしょ？胃腸が弱ってるんじゃないの？」嫁さん：「そんな簡単なことじゃないねん。」僕：「口内炎じゃなかったら何だっていうの？」嫁さん：「もっと違う何かに決まってるわ。」僕：「ああ、そう。」嫁さん：「なんで人が真剣に聞いてるのに適当な返事すんのよ。」僕：「医者でもないのに分るわけないよ。」嫁さん：「なんで分らないのよ！」僕：「そんなに気になるなら医者に行けばいいじゃん。」嫁さん：「もう行ってきたよ。」僕：「行ったんだ。なんて言われたの？」嫁さん：「たいしたことないから帰ったらうがいしときなさいって言われた。」僕：「ははは、やっぱりたいしたことないじゃない。」嫁さん：「いや、あの医者は信じられへん。」僕：「何を根拠に。」嫁さん：「だってなんか違和感があるんだよ、口の中が。あのお医者さんが見落としてる何かがきっとあるはずよ。癌とかだったらどうしよう…」僕：「それで思い出したけど、京都に住んでる時俺が急性腸炎て診断された時も胃癌かもしれないからもういっぺんその医者に聞いてこいってきかなかったよね。」嫁さん：「そんなの当たり前でしょ！セカンドオピニヨンなんて普通にやってるよ私。」僕：「病院行って、『もう一度診察し直してください。』って言った時、看護師さん全員が振り返ったんだぞ。大変だったんだからあの時は。」嫁さん：「自分の命を守るためだったら、遠慮なんてしてられないでしょ。」僕：「しかも、あの時は同じ先生に聞きに行ったからセカンドオピニヨンじゃないよ。ただの言いがかりだよ。」嫁さん：「念には念を入れないと、気付いた時には手遅れになってるのよ。きっと何か悪いものが出来てるのよ。こうしちゃいられない、明日違う病院に行ってくる。」次の日嫁さんのメール：「今日2件目の医者に行ったら、『しこりなんてない』って言われた。」僕の返信メール：「良かったじゃん、何でもなくて。」嫁さんの返信メール：「さあね。」数時間後嫁さんのメール：「今3件目の医者に『気のせいです。』って言われた。めっちゃ腹立つ！」また別の日嫁さん：「今日はお腹の調子が悪かったから病院に行って来た。」僕：「で、2件目はどちらの病院に行くおつもりで？」嫁さん：「ううん、もう行かないよ。」僕：「え、なんで？どうせたいしたことありませんって言われたんでしょ？」嫁さん：「うん。でもその病院の先生がめっちゃ親身に話を聞いてくれてん。」僕：「は？」嫁さん：「あんな聞き上手な先生初めて。私の質問にすごく丁寧に答えてくれたし。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苦難は次回へ続きます。犬
29Nov
- 筧監督の脳内＝前編＝
  『ロス：タイム：ライフ　第12節親子篇』のDVDが発売されました。せっかくなので、『ロス：タイム：ライフ』の生みの親、筧昌也監督に単独インタビューしてみることにしました。犬飼：一般の人からすると映画監督ってどうやったら成れるのかな？と思っている人もいると思うのですが、筧さんはどんな過程を経て監督になったんですか？筧監督：その答えの前に自己紹介を（笑）。はじめまして、筧昌也です。監督とかやってます。詳細は、（ http://www.iksite.jp/ ）。犬飼さんとはフジテレビの「ロス：タイム：ライフ」でご一緒して以来、たまに飲んだり仕事したり、してます。まだ台詞のある役をオファー出来ていないことに一抹の申し訳なさを感じつつも、あの審判役というサイレント芝居の面白さ、難しさも今後も追求してゆきたいと思っている次第です。そんな、僕ですが、いわゆる「自主映画出身」です。２４歳の時に作った『美女缶』という自主映画が色々なインディペンデントの映画祭で受賞し、その後、フジテレビ「世にも奇妙な物語」でセルフリメイク。後に「ロス：タイム：ライフ」へと繋がる感じです。劇場映画の方も準備した後、映画「死神の精度」（08年）の監督をやることになりました。ただ、映画監督のなり方の「王道」って、現代では皆無だと思います。みなさん、色々なかたちで監督デビューしてます。ドラマ出身、助監督出身、CM出身など、非常に色々なパターンがあって、一概に説明できないですね。この観点から言っても、まだ、日本映画界は一つの「産業」としてはまだ120％完成してないんだと思います。それだけに、色々な人に門戸が開かれていて、面白い時代だとは思うのですが。犬飼：監督になって良かったなと思う時、あるいは、しまったと思う時はなんですか？筧監督：いきなり難しい質問スね。「なって良かった」のは、そーですねー。監督やることで、社会勉強出来てるかも（笑）意外な答えかもしれないですけど、俯瞰で見るとこれって結構大事かも、です。監督になったことで、自分を大人にしてくれてるかも、ですかね。会社員として映像制作会社に在籍していたこともありますが、それよりも僕の場合、監督として、原作者（小説家、漫画家）、様々な業界の取材相手、スタッフ、俳優さん等々、色々な人種に会えます。しかも、「映画監督」たる人間は、決して多くない職業なので、相手が割と覚えてくれます。そのへんとかラッキーだなーと思います。とにかく、一年間にものすごい数の人たちと出会えます。ちなみに、「作品を楽しんでくれた時」なんかは、あまりにも当たり前すぎる答えなので割愛です（笑）「しまった！」はあまり言うと、カドが立つので書きづらいですが（笑）映画は億単位のプロジェクトなので、なかなか仕事として「劇場映画は」成立しづらく、小説家、漫画家、ミュージシャンなどに比べると、作品本数が、極端に少ないことでしょうか。劇団を持っている舞台演出家などは、作品数が多く出来ていいなと仲間がいるのを羨ましく思う事がよくあります。犬飼：TVドラマの時から人気だった監督の代表作のひとつ『ロスタイムライフ』ですが、とても斬新な切り口のお話ですよね。原案を考える際、着想はどんなところにあったんでしょうか？筧監督：コレ、書くとすごい長くなります（笑）詳細は、東京セレソンデラックスの宅間さんのラジオで、過去、語ったのでそれを聞いてください（笑）禁断のMP3へのリンク！お許しを。http://podcast.tbsradio.jp/takuma/files/20081013.mp3 でも、簡単に書くと…。『単なる趣味として、サッカー好き』と『もし、死んでも、やり残した事ができたら？』という発想が、「ロスタイム」というサッカーのルールとパッと繋がった瞬間があって、そこから一気に出来上がってゆきました。他の作品もそうですが、こういうオリジナル作品のアイデアって、常に色々と頭の中でグルグルと考えていて、最後はふとした瞬間に二つのアイデアがくっついて一本になるパターンが多いです。後編へ続く…
- 筧監督の脳内＝後編＝
  …前編からの続きです犬飼：今回の『ロスタイムライフ親子篇』ですが、今までのパターンとは違いますよね。見どころをズバリお願いします。筧監督：過去のパターンは、すべて、まず『主人公が死ぬ』のが絶対条件でした。でも、実は今回、主演である加藤清史郎くん（こども店長でお馴染み）は死にません。その代わりに、本来、死んだ人しか見えないはずの、審判団（犬飼さんたち）が『見えてしまう』という不思議な能力を備えた少年です。そんな少年が、死の淵に立つお父さんを助けるという、親子愛に溢れたシリーズ異色作にして最高の感動作です。しかも、今年２０１０年以内に見るべき、ある秘密な要素が物語の核心です！！！！！！というわけで、いつのまにか宣伝モードですが、お許しを。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊「ロス：タイム：ライフ　第12節親子篇」11月26日 DVD発売＆レンタル監督・原案：筧昌也　脚本：橋本博行　出演／加藤清史郎、池田鉄洋、はしのえみ　ほかhttp://www.iksite.jp/＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊犬飼：前回僕もお邪魔させて頂いた『ロスタイムラジオ』の第二弾があるそうですが、こちらはどんなテーマで進行するんですか？ゲストはまだ秘密ですか？筧監督：１２月４日（土曜日）２３ or ０時から、ユーストリームで配信します！！！http://www.ustream.tv/user/masayakakehiテーマは、「親子篇DVD」発売記念、「ロス：タイム：ライフ」生オーディオコメンタリー第２弾。と、あとは、１２～１月はサッカーシーズンなので、ロスタイム繋がりで南アフリカ大会の活躍も記憶に新しい日本代表のサッカーについて、語ります。ゲストは、サッカー通の役者を数名、予定してます。サッカーに疎いけど、知ってみたい、なんていう「にわかファン」の方にこそ聞いて欲しいです。ぜひ、お聴きください！犬飼：最後に監督の趣味を教えてください。筧監督：なんか、段々、お見合いの質問みたくなってきたぞ。えっと、最近流行系の自転車とか、あとやっぱサッカー観戦とか、っすかね。あと、カレー作ったり。すんません、つまんなくて。犬飼：いえいえ、興味深いお話をどうもありがとうございました。僕の似顔絵を描いてくださいました。監督は漫画やイラストも上手なのです。
15Nov
- 犬嫁日記＃35：『ゴッホの気持ちが良く分る』の巻
  うちの嫁さんはある特定の人物に異常に感情移入するらしくその人物がなにかで取り上げられている時にする会話はいつも大体決まっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　犬嫁日記＃35：『ゴッホの気持ちが良く分る』の巻嫁さん：「ねえ、ゴッホ展に行きたい。」僕：「ああ、今やってるよね。」嫁さん：「ゴッホっていいよね。すごい良い絵を描いたと思うわ。」僕：「でも非業の死を遂げてるけどね。」嫁さん：「そこがいいんじゃない。私はゴッホの気持ちが良く分るわ。」僕：「どう分るっていうの？」嫁さん：「え、分らないの？」僕：「世の中に認められない辛さみたいなこと？」嫁さん：「そうじゃないよ、分ってないな～」僕：「なんだよ、えらそうに。」嫁さん：「彼がそういう風にしか生きられないところに共感するんでしょ？」僕：「ああ、そう。」嫁さん：「全然分ってないわ。私はゴッホと似たところがあるからね、ゴッホの悲しみが分るんよ。」僕：「なんだか俺が全然人の気持ちが分からん人間みたいに言いやがって…」嫁さん：「まあ、ゴッホの気持ちは普通の人には理解できないと思うよ。」僕：「お前は一体何様のつもりだ！」嫁さん：「仕方ないよね？分るんだから。」僕：「耳を削ぎ落とす人の心境が本当に理解できてるとは思えないけどね。」嫁さん：「それは無理。でも彼の良い友達にはなれたと思う。」僕：「弟のテオみたいな存在になれたと？」嫁さん：「テオ？誰それ。」僕：「ゴッホを資金面で支えた弟がいたんだよ。」嫁さん：「まあ、そんな感じかな。」僕：「ゴッホが金貸してくれって言ってきたら、『私もない、どうしよう？』っていうタイプのくせに。」嫁さん：「うるさいな～そんなことじゃないねん。ゴッホの精神的な理解者なの私は！ほっといてよ！！そのタオとかいう人とは違うの私は。」僕：「テオだよ！」別の日嫁：「今日、『寅さん』借りてみたんだけどさ、めっちゃ良かってん。」僕：「また借りたの？」嫁さん：「ねえ、『寅さん』のDVDボックスが欲しい。」僕：「そんなに感動したのか？」嫁さん：「なんでよ、『寅さん』すごい良い話いっぱいあるよ。」僕：「例えば？」嫁さん：「例えば…ほら、あのなんとかっていう有名な俳優が出てくるやつ。画家の役で。それで寅さんに絵を描いてくれてさ。あのなんとかって有名な女優も良かったわ。」僕：「全然伝わりません。」嫁さん：「とにかくいいからDVDボックス買ってよ。」僕：「俺が？自分で買えよ！」嫁さん：「でも一つ疑問なのはさ…」僕：「なんだよ？」嫁さん：「あの面白さが、私以外の人にはほんとに分ってるのかな？」僕：「というと？」嫁さん：「寅さんはいつもマドンナにフラれて最後旅に出るとみんな思ってるじゃない？」僕：「そうじゃないの？」嫁：「違うよ！あれは、寅さんがそういう生き方しかできないからだよ。」僕：「ん？どういうこと？」嫁：「だから、寅さんは愛する人たちと一緒にいたいけど、自分がそこにいたらどうしても窮屈になってしまうんよ。すごいまわりに気を使う人だしね。だから旅に出るしかないわけ。その孤独な気持ちや辛さを、みんな理解できてないような気がするの。」僕：「…」嫁：「分る？」」僕：「…」嫁：「分らないの？」僕：「いや、なんとなく分るけど、…考え過ぎの部分もあるんじゃない？」嫁：「あ～あ、これだから分ってない人は困るわ。」僕：「なんだよ、人の気持ちが分からん人間みたいに言いやがって。」嫁：「とにかく、私は誰よりも寅さんの気持ちが良く分るの！寅さんの良い友達になれたと思うわ。」僕：「リリーみたいな存在ってこと？」嫁：「リリー？」僕：「お前はほんとに『寅さん』観てんのかよ！」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苦難は次回へ続きます。犬
12Nov
- おばちゃんの流儀
  先日街中を歩いていたら自転車屋さんの看板に目が止まりまして、なぜかと言うと看板に「修理を嫌がらない自転車屋」と書いてあったからで、「へえー、自転車屋さんて修理を嫌がるものなのか。」とか、「あ、新しいのを買わそうとしないってこと？」とか勝手に想像していたら1人のおばちゃんが自転車に乗ったまま店の看板を見上げているのに気付きました。おばちゃんは店に近づくと、店主らしき人物に話しかけ自分の自転車のどこがおかしいのかということを事細かに説明しています。僕は好奇心からその場を離れることができず、2人のやりとりを見ていました。店主はおもむろに修理道具を広げると、おばちゃんの自転車を修理し始めました。「おお！修理を嫌がらない。謳い文句どおりだ！」などと感激していると、おばちゃんは店主が修理している横でいろいろ注文を出しています。「ブレーキがキーキー言うのよ。キーキー言わないようにしてね。」とか、「ベルの音が最近小さいんだけど、これどういうこと？」とか。それでも店主はそのおばちゃんのオーダーに嫌な顔一つ見せず黙々と作業をこなします。まさに自転車屋の鏡です。感心して見ていると、修理が完了したらしく店主が道具を片づけ始めました。するとおばちゃんがこう言いました。「あ、最後タイヤに空気も入れといて。」もちろん店主は笑顔で頷きます。オーダーが全て受け入れられた喜びからか、おばちゃんはその後に続けてこう言いました。「多めに入れといてね。」この時だけ店主の顔色が変わったのを、僕は見逃しませんでした。
25Oct
- 終演
  『ボーリングマンPROJECT　YKSK』にご来場くださったみなさん、どうもありがとうございました。そして遠くにお住まいの方々、応援ありがとうございました。とても短い公演期間でしたが、無事終了致しました。今回はTVドラマ『ロス：タイム：ライフ』の関係者による公演となったわけですがチームワークもすばらしく、僕たちもとても楽しんでライブをやることができました。その感じがお客さんにも伝わっていたらいいなと思っています。新しいことに取りかかるのは、少し勇気が要りますし、リスクもあります。ですが、そういうことで迷った時は前に進むことにしています。そうすることでしか結果は得られませんし、ワクワクもないと思ってます。またそのうちお目にかかれればと思いますので、その時はまたよろしくお願い致します。ありがとうございました！↓受付に置いてあったフィギュア覚えてますか？これ、実は僕の顔なんですよ。…気付きましたか？作成してくださった方のHPはこちら　http://zyounetubaka.blog107.fc2.com/↓下記のTVドラマに出演します。テレビ朝日「検事・鬼島平八郎」第2話2010年10月29日(金) 21:00～http://onijima.asahi.co.jp/
21Oct
- 池袋の西と東
  公演の準備に追われ、すっかりブログの更新も怠っていました。今度の公演の会場は池袋にあります。池袋というとサンシャインとか東側のイメージを持ってらっしゃる方もいるかと思いますが今回の劇場は駅から見て西側に位置しています。「東が西武で西東武♪」と歌にもあるように東西が判りづらい場所ではありますが僕は、東よりは西の方が好きです。東は高層ビルがひしめいているのに対して西側は昔ながらの商店街があったり、公園があったりするのでのんびりしているからかもしれません。公演を観に来てくださった折には、そんな池袋の街並みを楽しんでみるのもいいのではないでしょうか？さて、その公演ですが、この土日の２日間のみとなっております。昨日の稽古でほぼ全貌が見えてきたこの公演、たくさん笑えて、ちょっと○○な感じに仕上がっていますので是非劇場に足をお運びください。お待ちしていますね。公式HPはこちら　http://boringman.net/
09Oct
- 『ボーリングマンPROJECT説明会』
  『ボーリングマンPROJECT説明会』10月9日（土）20時より、ボーリングマンPROJECTの公演説明会を行います。渋谷の無銘食堂にて、お酒とおつまみをご用意してお待ちしております。バースタイルとなっておりますので有料となります。公演に関して質問のある方はバーテンに何でもお聞きください。可能な限りお答え致します。未成年者の方は保護者同伴でお越しください。聞かれて困ることに関しては、戸惑いを見せる可能性もございます。営業時間：10月9日（土）20時～翌朝5時店長：四井博善犬飼若博ゲスト有り場所：無銘食堂　http://mumei.co.jp/shokudo 　渋谷区宇田川町41-26 パピエビル2F
17Sep
- 今日から渋谷
  稽古に明けくれる毎日を送っていて、ふと気付くとすっかり秋の気配が。今日から劇場入りです。今回は演出のみなので、役者として舞台に立つ緊張感はないであろうと予想していたらそんなことは全くなくて、役者12人のそれぞれ感じているであろう気持ちやら、舞台に向けての緊張感やらが全部自分に襲いかかってくるという、それなら一緒に出演してる方が、出ないでハラハラするよりよっぽどマシなんじゃないかとさえ思えてくるのでした。まあ、明日から本番なわけですし、僕が何かをしてあげられるのは本番直前までであって、幕が開けばあとは全て彼ら、彼女らに任せるしかないのです。そこは信頼して送りだしてあげるのが、僕の仕事だと思っています。というわけで、明日から渋谷でお芝居やってます。アイドルたちによる公演で、ファン以外の人にとっては入りにくい空気を感じるかもしれません。でもそんなことは全くなくて、誰が見ても楽しめるように作ったつもりです。そして、その舞台は、小劇場とも商業演劇とも違う、なにか不思議な魅力を持ったものだと感じています。↓下記のドラマに出演しますNHK 土曜ドラマ「チャンス」第４回[BSハイビジョン] 2010年9月17日18時50分～　 [総合テレビ] 2010年9月18日21時～http://www.nhk.or.jp/dodra/chance/index.htmlNHK　私が初めて創ったドラマ「奉納イデア毛抜き祭」（犬飼若博出演）<BS-hi> 2010年10月15日(金) 21:30～21:55<BS-hi> 2010年10月19日(火) 7:00～7:25<BS-2> 2010年10月21日(木) 23:45～0:10<BS-hi> 2010年10月22日(金) 12:00～12:25↓前売発売中です
23Aug
- 『初恋のカケラ2010』
  ナイスガールプロジェクト！お試し企画第二弾『初恋のカケラ2010』出演: おっきゃん(キャナァーリ倶楽部) ／ちーちゃん(キャナァーリ倶楽部) ／ピーチNICE GIRLプロジェクト！研修生[あいぽん、カッキー、グッチー、しおりん、マリーナ、みーちゃん、ゆい姉ぇ] ／玉串翔／渡辺健　原案・プロデュース：つんく♂脚本：アラケン演出：犬飼若博演出助手：奥原健太郎　日程：2010年 9月18日（土）～20日（月祝）、9月23日（木祝）～26日（日）※タイムテーブルはこちらを参照願いますhttp://www.nicegirlproject.jp/event_Info.php?id=377 料金：全席指定\3500　※消費税込　★3歳以下入場不可（4歳以上チケット必要）＊当日券の発売は未定です。　チケット一般発売日：2010年8月28日（土）■Lコード：70965■9/18(土)～9/20(月)＠渋谷T’s Gallery・Pコード：407-143■9/23(木)～9/26(日)＠中野スタジオあくとれ・Pコード：407-147 　会場：2010年 9月18日（土）～20日（月祝）T's Gallaxy渋谷 2010年 9月23日（木祝）～26日（日）スタジオあくとれ中野　http://actre.hp.infoseek.co.jp/actre3.html 主催:NICE GIRL プロジェクト！企画・製作：NICE GIRL プロジェクト！協力：TNX、Queen-B、オデッセー、渋谷T's Galaxy、中野スタジオあくとれ総合問い合わせ：オデッセー 03-5444-6966（平日11時～18時） 2007年春に『つんく♂シアター第三弾 THE　ポッシボー初主演公演』として上演された、女の子の"甘酸っぱい"初恋を描いた青春グラフィティ【初恋のカケラ】を3年ぶりに再演決定！。今回はキャナァーリ倶楽部のおっきゃん、ちーちゃん、そしてNICE GIRL プロジェクト！研修生を中心とする、初々しさ溢れる舞台です。※犬飼は演出のみで、出演は致しません。
21Aug
- 『第5回オールナイト神保町エチュ１グランプリ』
  昨日、神保町で開催された、神保町花月×Confetti企画『第5回オールナイトエチュ1グランプリ』に出演してきました。開演24時、終演5時の5時間オールナイトライブです。ルールとしては、役者15人、芸人14人をミックスさせたチームを5チーム作り、エチュード(即興劇)を2回行い、合計得点で優勝チームを決め、さらに全員の中から芸人、役者のMVPを一人ずつ決めるというもの。このグランプリでなんと、役者部門のMVPを頂きました。僕に投票してくださったお客様、どうもありがとうございました。賞などというものを貰うのは、いったい何時ぶりなんだろう？しかも役者という立場で…考えてみれば、役者という職業をやる上で、役を勝ち取る努力はし続けてきたけれども賞を狙ったことは今までありませんでした。まあ、今回もたまたま頂けたからこんなことを考えているだけで狙って取ったのでもなんでもないんですけどね。長く一つの事を続けてきたことに対するご褒美と考えてまた明日から仕事に励んでいこうと思います。同じチームで共演した方々、今回このグランプリに呼んでくださった主催者の方々に感謝します。ありがとうございました。↓下記のドラマに出演します読売テレビ・日本テレビ系「日本人の知らない日本語」第7話2010年8月26日(木) 23:58～http://www.ytv.co.jp/nihongo/ ↓チケット発売中です　詳細はこちら　http://boringman.net/
19Aug
- 緊張の夏
  ドラマ撮影の仕事に行ってきました。予定では10時からだったのですが、前のシーンが順調に進んで30分早くなりました。自分の番が来て1回でOKとなったので、僕はメイクを落として着替えを済ませ、外に出ました。するとそこには汗だくのマネージャーTが。そういえば、僕のシーンに合わせてスタジオ入りすると言ってたなと思い出して僕：「おはよう。撮影見れたの？」マネージャーT：「いえ、見てないです。」僕：「見てない？え、もしかして今来たとこ？」マネージャーT：「はい。え？もしかして終わっちゃいました？」僕：「うん、今終わって出てきたとこ。」マネージャーT：「私は今到着したとこです。」僕：「そう。」マネージャーT：「はい。」僕：「…」マネージャーT：「…」僕：「…何しに来たの？」マネージャー：「何しに来たって話ですよ。」僕：「終わってから来てもねえ。」マネージャーT：「終わってから来てもって話ですよ。」僕：「なんで余裕持って来ないの？」マネージャーT：「だって10時からだって言うから。10時じゃなかったでしたっけ？」僕：「巻いたから早くなったんだよ。」マネージャーT：「そうでしたか…あの、見たってことにしませんか？」僕：「なにそれ？」マネージャーT：「私は撮影を見たということに。気持ちの問題ですよ。見たってことにしないと悔しくて仕方ないじゃありませんか。」僕：「実際見てないじゃん。」マネージャーT：「うーん、納得できない…あ、ちょっとここで待っててください！」どこかへ立ち去るマネージャーT。しばらくして戻りマネージャーT：「ここで撮影してる他のドラマの関係者に挨拶してきました。これで元は取ってやったって感じです。」僕：「元って…」マネージャーT：「はい、一仕事して挽回です。ああ、スッキリした。じゃ帰りますか。」スッキリして前を歩きだすマネージャーTマネージャーT：「あ、こっちが近道ですよ。たぶん。たぶんていうか気のせいかも。」マネージャーT：「あ、ここ右です。」と言いながら真っすぐ歩いて行くマネージャーT僕：「人に右行かせて自分だけ真っすぐ行くなよ。」マネージャーT：「あ、そう思った次の瞬間に真っすぐで良かったことに気付いたんで。あ、ほら駅です。私の言ったとおりでしょ？」こんな感じで仕事やってます。↓下記のドラマに出演します読売テレビ・日本テレビ系「日本人の知らない日本語」第7話2010年8月26日(木) 23:58～http://www.ytv.co.jp/nihongo/ ↓チケット発売中です　詳細はこちら　http://boringman.net/
13Aug
- ボーリングマンPROJECT　#001「YKSK」
  ボーリングマンPROJECT　#001「YKSK」『ボーリングマンPROJECT』「boring」【形】退屈な。うんざりするような。　　　　　　【名】地下資源の採取などの為に、地中深く穴を掘ること。ドラマ「ロス：タイム：ライフ」での無言の共演から全てが始まった。わざわざオーディションを受けて入ったナレーション事務所で、頑なに声無き役ばかりを演じ続けてきた反骨の技巧派俳優、四井博善。一方、舞台、ドラマにコントと、八面六臂の活躍を続ける、妖しく軽妙な実力派俳優、「真顔で異空間を醸しだす男」犬飼若博。涙目でスコップを差し出す四井の誘いに、「捨ておけぬ」と手を差し伸べた犬飼。四井はしめしめとばかりに、その手をがっちりと掴んだ。「ボーリングマンPROJECT」の誕生の瞬間である。一見人畜無害なこの二人の男が誘いこむ、軽やかに、したたかに掘り進められた深い深い穴。日常を掘り下げ、退屈を掘り下げたその穴の先にあるものは…？「YKSK」なんとなく出逢って、なんとなく笑い合って、なんとなく言い争って、なんとなくジョニー・デップになって、なんとなくYKSKを交わして。なんとなくの三人は、なんとなく、そして、はっきりと中年になった。彼らの日常は少し懐かしくて、少し切なくて、かなり見当違い。愚かで優しい三人の男の腐れ縁をゆるゆると描く、ボーリングマンPROJECT渾身のロングコント集。作：橋本博行　鈴木智尋演出：橋本博行キャスト：四井博善　犬飼若博　高橋沙悟之丞音響：大石和洋照明：佐瀬三恵子（猫ノ手）制作：潮田塁（猫ノ手）企画：四井博善協力：Queen-B 日時：2010年10月23日（土）14:00/19:00、24日（日）18:00上記は開演時刻です。開場は開演の30分前となります。料金　前売り3000円　当日3500円会場：池袋GEKIBA：http://www.gekiba.com/mt/index.html アクセス：〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-31-15ロイヤルプラザII 3F JR 池袋駅西口徒歩8分東京メトロ副都心線池袋駅「c3」出口徒歩1分会場TEL：080-3176-3716 チケット取り扱い：Confetti（カンフェティ）http://confetti-web.com/ticket/ticket.asp?tid=105853チケット発売日：2010年8月16日（月）【携帯版予約フォームのアドレス】　http://cnfti.com/met2406/ 問合せ：mailto:boringmanproject@gmail.com公式ホームページ：http://boringman.net