インキュベーター社長日記 | インターウォーズ株式会社 吉井信隆のブログ -62ページ目

「ほおづき市」

東京には、四季がないという人がいるが、そんなことはない! 我が家の周りには四季おりおり様々な季節を感じる祭りが年中展開されている。
 7月7日、浅草寺エリアに、数え切れないほどの「赤い袋の育ったほおづき」「風鈴」「金魚」を売る店が連なり、夜中まで「ほおづき市」が賑わい夏の風物詩となっている。
 過日、会社のQキックオフの帰りに、浅草の観音様の参拝し、社の4万6千日の利益があることを願った!


吉井信隆のブログ-ほおづき市


第115回 「MONET」

話題になっている六本木新国立美術館に出かけた。


クロード・モネの作品が、世界から一堂に集まっており、昨年も倉敷の大原美術館で出遭った「摘みわら」を始め、「睡蓮」「日傘の女性」「雪の朝」「サン・ラザール」「ポプラ並木」「ルーアン大聖堂」といった、生涯の代表的な名作が揃い、モネ好きな私には、濃厚な時空を過ごすことができた。


モネの絵は人の心を、穏やかな気持ちにさせてくれる。モネは、「光の画家」といわれている。


時間や季節と共に移りゆく光と色彩の変化と、一瞬の水・空気・煙・霧を描く画家は、他に見当たらない。


独自の唯一無二の画家である。


デジタル社会では、すべてがスピードアップし、しかもグローバル化、IT化が正しいといった価値観が、脅迫観念のように浸透している。


美術館で観る絵は、長い時間をかけて、描いた作品ばかりである。


一枚一枚の絵には、時計では計ることのできない作者の時間(思索)があり、完成してからは、多くの人々に見つめられて時間(歴史)が、重なってくる。


そのせいか、見終えた後は、密度の濃い時空を旅したような、得した気分で、いささかの疲労感と、心地よさを感じる。


 先月、書籍を出版させていただいた。自らの内面にある想いを、200ページの中に打ち込み言語を通じて表現してゆくことは、その言葉に様々な思索を巡らすことになる。


これまで歩んできた経験から気づいた価値感の表現であり、自己の人生観との対面でもあり、社会との呼吸を感じる時間でもあった。


自己の表現は、企業経営においては、構想や決断の基準に現れてくる。


時空を超えても、色あせないアートなビジネスモデルの表現が、人の心に届き輝きつづけるのだと思う。





吉井信隆のブログ-サイン

谷中朝倉彫塑館

時々、谷中の朝倉彫塑館に出かける。小さな数寄屋造りの朝倉文雄の美術館だが、館全体が、芸術の空間となって、なんともいえない安らぎを感じる好きな場所だ。
 朝倉文雄自ら設計し、七年の歳月をかけ、こだわった建物は、小さな宇宙感があり、皆さんも一度訪ねてみたら、きっといろんな発見が!


吉井信隆のブログ-朝倉彫塑館

反響

昨日、大手企業の新規事業を考えているメンバー達から、「(私の)書籍を読み、その中で記載したインキュベーション応募フォーマットに事業内容をまとめてみましたので、相談にのって下さい」と、連絡があった。
 書籍を発売して、まだ一週間だがこのスピード感で動く人達であれば、「お会いしましょう」と返答したら、「できれば今日にでも」とのことで来社いただいた。 彼等の目に、不退転の意志を感じ、余韻が残った。


 本を読んでいただいた企業人から、こんなにも早く、そして、何件かの企業内起業に関する反響があった。
 企業内での起業が、甘えのない第三のキャリアパスとなり、人と企業のインキュベーションが起こってくることに期待したい。


吉井信隆のブログ-書籍

世阿弥

六百年たった今も、一人の男が創った作品がそのままで演じられている。信じられない現実である。
 人間の持つ様々な煩悩を、描いた情念はいまだ光を放し続けている。日本人の心が、能楽の中に精緻に描かれているからと思える。
 過日、観た能面にかがり火の炎が揺れる薪能の舞台は、幻想的な世界を創り出し、理屈なく体が震えた。
 世界にない日本独自の古典芸能文化を創造した求道一筋の思惟深い「世阿弥」は、日本が世界に誇れる偉大な人物だ。
 世阿弥の表現する薪能の舞台の季節になったが、現在の数値絶対主義を求める経営者達に、世阿弥の世界に一度触れてみて欲しい!


吉井信隆のブログ-世阿弥