第157回 「現場は、宝の山」
話題になっている大手外食企業の社長との会食の際、世界に対してのマーケティング戦略の話を伺う機会がありました。
この会社は、100年の歴史を持つ企業です。
日本を始め、世界に4000店近く展開し、最近では中国で知名度を高め、事業拡大し収益を上げています。
「中国で、利益を出して凄いですね?」と尋ねると、「泥臭いマーケティング」と、「創業期からの味を守り、何処でも変わらない味とサービスの平準化をしている」との答えが返ってきました。
「泥臭いマーケティング」とは、現場に徹底したマーケティングとの意味でした。
『中国の顧客には、地域の調味を使うこと』との話を聞いても、そのまま信じることなく、日本のサービスと味で展開して通じるかどうか、必ず現場で試してみるとのこと。
店に入り、直接お客様と中国の社員と共に接客してゆくと、その場で答えが視えてくるのだそうです。
「現地での顧客接点から、いろいろな課題が視えてくると、自分の体が熱くなります。
様々な工夫を重ねると、その土地のニーズと伝統文化の交差した独自のビジネスモデルが出来上がってくるんですよ!」と、目を輝かせながら語ってくれました。
現場でメンバーと会話を交わしていくと、意欲が湧き上がり、現場に居てこそ智慧が出て、現場に居てこそ人との絆が出来上がり、変革のパワーに変身してくるシーンが視えるような気がしました。
よく雑誌やマスコミでコメントしている評論家は、間違ったことを言っていません。
何故か表面的な内容で、心に届いてこないのは「現場での顧客との戦いからの汗の匂い」が感じられない「空論」だからなのだと思います。
現場に行かなくても、様々な戦略は立てられます。
現場の空気によって、心や体で感じる感情・気付きで、智慧が生まれ行動が変わり、変化に機敏に対応するイノベーションパワーに繋がります。
閉塞感を打破するには、どんな国でも、どんな企業においても、「現場には、宝の山」があることを信じて、顧客の求める要望に、現場のメンバーと共に熱く愚直に闘うことだと思いました。
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「[いくらあれば豊かな人生を送れるのか」
過日、ある方の偲ぶ会で「それぞれいくらあれば豊かな人生を送れるのか」という話になった。
私は、「ぞれぞれの子供の年齢と家のローンが大きな要素ですよね。何故なら、41歳の人で、3人の子供がいてローンが20年残っているとしたら、これからいくらのお金があれば人生85年を豊かに過ごせるか目安が立ちます。細かいことにこだわると大局が見えなってしまう。生活してゆくには、大きなものは住居費、子供の教育費、生活費(食費や友好費や遊び費、医療費)といった三つの要素がと大まかなBS・PL」の話をしたら、その場にいた30代後半の方が、メモを取っていいですかと言われ驚いた。
こういった話は、学校でも会社でも教えてはくれない。
ライフデザインのためのお金は、夢や願望だけではなく、人生を豊かに過ごしてゆくには、経営と同じようにシンプルでいいから損益計算書(P/L)の知識と貸借対照表/バランスシート(B/S)の知識が必要だ。宵越しの金は、持たないで、過ごせる社会環境ではないのだから。
そして、共に人生を歩んでゆく大切な人達とないなりに、バランスシートの資産には、目に見えない無形の資産(絆からの心の豊かさや笑いや信頼の安堵)を、たっぷりストックしてゆきたいものだ!
「円山応挙」
文化の日、江戸時代中期の日本を代表する絵師といわれた円山応挙の大作を、三井美術館で観てきました。
国宝「雪松図屏風」始めとする作品は、絵画の平面とは思えない程の立体感溢れる奥行きを感じる表現に圧倒されました。
時代を超えた想像力溢れる円山応挙の世界の凄さを体で感じ、今も尚余韻が、残っています。
モノトーンの水墨画でありながら、色彩があり、そこに描かれた雪は、肌寒い世界を創造する作品に感動します。皆さんも是非!
「ラジオは、イマジネーションが拡がる世界」
土曜日の午後、麻布のAM1422kHラジオ日本のスタジオに、12月12日(日)8:10~8:30 ON AIR 予定の「マット安川の価値組ビジネス」という番組のゲストで伺いました。
テーマは「転職や起業を考えるビジネスパーソン」をリスナーとして、マット安川さんとぶっつけ本番でのフリートークをする内容でした。
初めてお会いした安川さんとのトークは、シナリオのない会話なので、日頃の思いが表現でき、リラックスした心地よい時間でした。
ラジオは目で見るテレビと違い、耳で聞くメディアなので、イマジネーションが拡がる世界を改めて感じました。
今後、ラジオの進化の延長に、新たなメディアとして様々な可能性を感じるいい機会でした。
安川さんをはじめ、関係者の皆さんとの出逢いに感謝!!
「リクルートの新規事業創造」
去る10月27日、グランドプリンスホテル赤坂でNBCの新規事業委員会の22年度講演会にて、リクルートの執行役員池内さんに、「リクルートの新規事業創造」というテーマで講演頂いた。
リクルート社の新規事業創造への取り組みの考え方や仕組み、ケーススタディから、失敗の要因、成功のノウハウ、社内起業人とアイディアを吸い上げてインキュベーションして行く同社の手法は、会場に集った多くの企業の皆さんから大きな反響があった。
閉塞感漂う昨今の企業の皆さんにとって、これからの成長エンジンの事業創生のきっかけになれば、主催者として願った。